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管理人の日記
塩酸 シメジ ヒラメ 出目金 塩酸 シメジ ヒラメ 出目金
理想は、低レベルクリアーをやりながら「で、第2弾は?」と言えるような作品です |
約束の地が見えてきた。明日、2020年4月10日は、いよいよPS4/「FF7リメイク(第1弾)」の発売日である。
…やれ、この『7リメイク第1弾』は、当初の発売日であった3月3日から延期が為されたうえに、現在では社会情勢が混乱しており、国・地域によってプレイ環境に差がある。しかしながら、とりあえず私のもとには明日届くようで、安心した次第である。
――というわけで。本日は、少し趣向を変えて、私の過去の日記の中から、「FF7」の文字が含まれる記事を振り返ってみることにしよう。まったく、世界中のFFファンを歓喜の渦に巻き込んだ2015年のリメイク発表から、本当に、本当に、いろいろなことがあったものだ…。
◆2015年6月17日:【[祝]「ファイナルファンタジー7」がPS4で完全リメイク決定!!】
忘れもしない、2015年アメリカE3でのFF7リメイク発表である。
当時、まだ“某15”が発売されていなかったこともあって、私のスクエニに対する期待感MAXの文体が、今から思うと複雑な思いである。内容は、「リメイクの発売時期は『7』が20周年の2017年1月か!?」「ハードはもちろんPS4」などと、ひとむかし前だなあという文だらけだ。結局、初公開から5年近くが掛かったし、プロローグ部分だけの分作だったし、ハードに関してもPS4が旧世代になるギリギリになってしまったよ…。
しかし、こういった紆余曲折も、7リメイク第1弾さえ面白ければ、全て良い思い出になるものである。だから…本当に頼むぜ、7リメイク第1弾よ!
◆2015年12月26日:【PSvitaゲーム感想そのA:「ゴッドイーター2
レイジバースト」】
なぜこれがFF7で引っかかるのか?
と思ったが、ある死亡キャラクターに関するエンディング間際の演出が、FF7に似ていると感じたらしい。言われてみればそうである(JPG略)。話をFF7に戻して、あの辺りのキャラの扱いは、リメイク全体を通しても気になるところだが…?
◆2016年12月30日:【「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」感想…懐かしいFFをあなたに】
次に「FF7」の言葉が登場したのは、FFスピンオフ作品の「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」の感想記事でである。
…実は、あまり知られていないが、2015年E3では、FF7リメイクの他にも、この「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」も同時発表されていた。しかし、7リメイクに話題を取られ、前座扱いの空気作品となってしまったことは否めない。
それでも、この「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」は、某15でズタズタに引き裂かれた私のFFへの愛着を、少しは修復するのに役立ってくれたように思える。一応、プレイ順は「ワールド・オブ・ファイナルファンタジー」→つれぇわ15だったが、逆のほうが良かったかもしれない。ちなみに、今から振り返ってみるとそこまでという作品ではないが、何故か中古屋で激安となっているので、機会があれば手にとってみるのも悪くないであろう。
◆2017年3月19日:【[!?]WiiU買いました】
今とは違って、当時お金に極めて余裕があり、「アドバンス版のFFをプレイ日誌で取り扱うためにWiiUを新品購入した」という記事である。FF7の文字は、「当サイトで取り扱っていないFF5〜FF7もやり込みたい」という文脈で登場した。ちなみに、現在では、FF6とFF7は日誌を書いたものの、FF5がまだなので、あと1回だけWiiUには活躍してもらうことになるだろう。FF5も、やはり追加要素のあるGBA版を、携帯電話でなくゲーム機でプレイしたいのだ。
…しっかし、まあ。私は、このWiiUのコントローラーはゲーム機史上最低最悪だと思う。重いうえに形が悪くて指が痛くなってくるうえに、携帯機として考えてもデカすぎる。WiiU本体も褒められた性能・機能を持ったものではないが、特にコントローラーは永久に語り継ぐべき失敗作であろう。
――とはいえ、「本体機能でのリモートプレイを前提とし、家庭内限定だが携帯機として使え、HDMI出力もできる過去作の再生機」という意味では、WiiUは利便性の高いハードである。現行機であるPS4もスイッチも、この辺りは中途半端な対応となっているからだ。PS5が、過去のPSハード(PSPとVita含む)を全て遊べるようなゲーム機で、かつ「WiiUのようなリモートプレイを前提とした携帯機型コントローラー(※WiiUのコントローラーの形を真似しろという意味ではない)」を周辺機器として発売してくれれば、私としては満点なのであるが…。なんかFF7関係ないところで一番盛り上がってるね。
◆2018年2月8日:【[呆]FF7リメイク「開発体制が整いました」←(笑)】
苦しい感じのタイトルになってきた。7リメイクスタッフの、「開発体制が整った、順調」という発言に対する、私の感想である。
当時、まだ某15がグダグダに次ぐグダグダのアップデートを続けており、7リメイクに関してはまともな続報が一切公開されていないという悲惨すぎる状況であった。ちなみに、文中では「3部作」と述べているが、特に根拠があったわけではない。この部分のみ、現在のほうが悪化している。
まあ、かなり辛辣なことを言ってはいるが、7リメイク第1弾さえ面白ければ、こんなものは全て笑い話にしてしまうことができる。だから、本当に頼むのだ。FF16が発表されていない現在、星の危機ならぬFFの危機を救えるのは、クラウドさんだけである。悪いけど興味が無いな、なんて言わせない。
◆2018年6月13日:【[呆]「バイオハザード2」完全リメイク版の発売日が決定!
一方FFは…】
FF7リメイクが初公開されたのは2015年6月であるが、『バイオハザード2』のリメイクも、同じく2015年の夏に発表されていた。もっとも、2015年当時の私の印象としては、スクエニは期待の最新作(当時)である『FF15』に加えて『7リメイク』まで控えており国内のみならず世界最高クラスのメーカー、いっぽうのカプコンはしょぼいモンハンと微妙なバイオハザードを定期的に発売するだけの残りカスみたいな会社という印象であり、このバイオ2リメイクの話も、当時は「7リメイクの流れにタダ乗り」などと馬鹿にしていた。
…が、それから時が経ち、2018年になってみると、スクエニについては“某15”の惨状に加えて7リメイクの続報が全く発表されず、評価は地に落ちた。一方で、カプコンはヒット作をポンポン発表しており、完全に評価は逆転してしまった。当時、私は「モンスターハンターワールド」をまだプレイしていなかったのだが、それも入っていたら、さらにこれらの印象は強くなっていただろう。
――しかしながら。FFは、私にとって思い出の作品でもあり、創作活動の対象でもあったりして、単純に面白いゲームというだけでは割り切れない作品である。だから、いくらカプコンが良作を出すからといって、それでFFが要らなくなるということは無い。FFはFFで、必要なのだ。
◯2019年9月16日〜2020年2月8日:【FF7:おさらい低レベルクリアー
プレイ日誌】
こちらは、日記ではなく、やり込みプレイ日誌である。内容は、「特に制限を加えない、PS4リマスター版FF7の低レベルクリアー」というものであるが、この日誌の連載期間中は、日記的な内容もこちらに書いている。例えば、延期騒動とそれに関する感想は、【第12話】の冒頭に記している。
…やれ、読者の皆さまにとってはどうか分からないが、私にとっては、このプレイでFF7に関する興味が大きく深まった。何が良かったかって、ストーリーが良かった。一応、私はこれより前にもFF7をプレイしたことがあったのだが、今回遊んで初めて、クラウドさんやその他のキャラクターが何年何十年経ってもFFシリーズの顔として親しまれる理由が分かったのだ。逆に、やり込みプレイとしては、縛りを加えなかった&既存の攻略を最初から真似していったため、難易度は低くなってしまい、マテリアシステムを活かしたような戦いも、最後の最後になってからしか楽しめなかった。
――さて。7リメイク第1弾のやり込みはどうなるか。もう、最速で縛りを達成するようなことはできないだろうが、何もかも真似していくようなことはなく、じっくり時間を掛けて、自分なりに楽しんでいけるようにしたい。まあもちろん、そういう作品になっていてくれれば、の話ではあるのだが…。
◆2019年12月17日:【奇跡のゲーム:「ファイナルファンタジー13」/
10周年】
FF13の10周年記念日に書いた記事である。前半部は、私にとって最高のゲームとなった「FF13シリーズ」とそこでの思い出について語っているが、後半部は『13』の後のFFについて嘆いた内容となっている。
…が、この記事の状況からハッキリ現在は違っているのが、7リメイク第1弾の体験版が配信されており、そしてそれが良作だったということである。この記事を書いた当時、既に7リメイクに関しては色々な情報公開が為されており、過去数年間のFFシリーズが地を這うドラゴンとなっていた状況は脱していたものの、某15のつれぇ体験が完全に消えたとは言い切れず、7リメイクに関しても「分作であること」や「発売間隔」などで、まだまだ疑いの目を向けていた。しかし今では、体験版の影響により、期待のほうが高くなっている。このまま本編を遊び、そしてシリーズ第2作も楽しみにできるようにしたい。
◆2020年3月2日:【「FF7リメイク体験版」感想…遊べる出来になっている!】
そして、先月の体験版に関する記事である。この日は、既にFF13の「ボス戦タイムアタック」の記事を更新しており(【9話】)、それなりに疲労が溜まっていたのだが、夜になって唐突に体験版が配信されたと聞き、一気にプレイして日記を書き上げたものだった。
…さて、その感想としては、「遊べる出来になっている!」というかなり情けない持ち上げ方である。しかしながら、これは一応の前作である“某15”がアレだったからということで、許して欲しい。真のFFが突然に飛び出してきたことで、私も驚いてしまったのだ。
――もっとも、この体験版に不満点が無いわけではなく、大きなものとして「これがFF16でなく所詮は過去作のリメイクである」「分作であり、原作のプロローグ部分で1作が終わってしまう」という点がある。しかしながら、久しくFF新作を遊べていなかった私にとって、不安よりも期待のほうが圧倒的に大きい。そして、その期待は、体験版から1ヶ月が経ち、更に大きくなった。本当に、この作品があと1日で遊べるのか。なんだか、現実感の無い、液体の中でふわふわ浮かんでいるような気持ちである…。
そんなわけで。本日は、この5年間のFF7リメイクに関する流れについて、私の日記で振り返ってみた。
…さて、発売はいよいよ明日となるが、この日記を読んでいる皆さまの中にも、様々な方がいると思う。すぐ遊びたいという大ファンの人、これまで中古だったけど今回は新作として初めて買いますという人、半信半疑で買おうか迷って発売日は見送った人、まあ安くなったらやろうかなという程度の人、今のFFなんか興味ないねと思いつつ気になってしまう人…。しかしながら、ここを見ているということは、大なり小なりFFに関心があるということだろうと思う。私に関しては、今回のFFには再び賭けてみる価値があると感じた。また、皆さまと共に、FFを楽しみたい。いよいよその封切りが、明日なのである。
――さあ。ここにやり込みに必要な何かがある、私には分かるんだ。行くぜ!!
(2020年4月9日)
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