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ポテサラ vs やり込みinFF / やり込みinFF

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2025年10月16日(木)
ポテサラ vs やり込みinFF


 
酷暑の時期は避けたけど、1ヶ月くらいで使い切らなきゃ…


 ふるさと納税で届いたじゃがいも
20kg【日記:2025/9/15】を前に、ポテト祭りが始まっている。ジャガイモは、主食として用いられることもあるくらいの、基本的な食材であるため、使い方は様々であるが、最も芋が輝くのは、やはり「ポテトサラダ」であろう。その調理を繰り返すうちに、芋を煮る時間は、13分が最も良いという見識を得た。10分でも、15分でも無い。13分である。

 まず、料理をする人は知っていると思うが、ポテトサラダというのは、
作るのに手間が掛かり、かつ、お得感の少ない料理である。まず、皮を剥くのが面倒だ。ジャガイモの芽には毒があり、かつ、“土が付いていたほうが保存に良い”という理由から、皮は必ず綺麗に剥く必要がある。その際は、ピーラーを使うのだが、素手ならば、手が汚れるうえに、勢い余って手まで切ってしまうことが少なくない。だが手袋は手袋で、滑って落としやすくなるうえに、結局のところ、手袋を切ってしまって手が粉っぽくなる。使い捨て手袋は、どちらかと言うと、手の怪我を避けるための使用なのだ。そして、皮が、大量の生ゴミとして発生する。
 …かくして、皮を剥くだけでも厄介なのだが、
まだまだポテトサラダは遠いのだ。芋を潰せるように、電子レンジで温めるか、または、熱湯で湯煎をする必要がある。これがまためんどくさく、どちらの場合も10分程度と、かなりの時間を掛ける必要がある。そして、温め加減は、長すぎても短すぎても駄目であり、短すぎると潰せないし、長すぎるとドロドロになって、芋的な何かと化してしまう。味付けも面倒であり、マヨネーズベースが妥当なのだが、経験上、かなり強めに味付けをしないと、ポテトサラダっぽくならない。だが、味付けのやり直しは効かないため、何度も味見をしながら調整する必要がある。そして、ここまで苦労して出来上がる量が、非常に少ない。皮を剥いて潰すので、見た目上の体積が、かなり減ってしまうのだ。1個や2個ではオモチャみたいな量にしかならず、思ったよりも多めの個数を投じなければ、まともな分量になってくれない。
 ――やれ、少し前に、「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」というセリフが流行った
【日記:2024/5/30】。まあ所詮はネット上で発祥した言葉であり、真偽は不明であるが、それは置いておくとして、もしこんなことを発言したら、一発で料理エアプがバレてしまう。もちろん、私のレギュラー料理としても定着しておらず、作るのは、よほど芋を早く使い切りたい時だけだ…。

 というわけで。今は、そのズバリ、「芋を早く使い切りたい時」であるため、私は、2日に一度というハイペースで、ポテトサラダを作っている。麦やパスタの代わり・
主食枠としての採用であり、8〜10個を一気に使っている。だが、これですら、3食分にしかならず、一度に2日分の作り置きは出来ていない。増やそうとしても、調理器具の都合もあるし、皮を剥くだけで10分は掛かっており、これ以上の大量調理は負担が大きいというものだ。
 …そして。私は、芋を柔らかくするために、湯煎を使っているのだが、これまた難易度が高く、電子レンジと違ってやり直しが効かない
(短め湯煎+電子レンジ、という手はあるが…)。しかも、茹ですぎると、お湯と合体して、ポテトサラダの食感がなくなり、スープ的な何かと化してしまう。よって、ギリギリ形が残るくらいが最適だ。あれだ、少年漫画でよくある、「敵に勝利する必要はあるが、殺してはいけない」という、マッスルスパーク的な境地を目指さなければならないのだ。
 ――かくして、私が辿り着いたのだが、13分という領域だ。沸騰してからの計測であり、実際に試してみると、10分だと短いのだが、15分だと長すぎだったのだ。なので、13分が、私にとって丁度よいのである。あと、当サイト的には、
15は縁起の悪い数字ということもあるな…。

食器洗い機って、あまり良い印象が無いんだけど、1回くらい試してみたいな


 という感じなのだが。この記事の取り留めのなさからも分かるように、今日も仕事で忙しい中、ポテトサラダで失敗をしてしまった。
しかも2つも。
 …まず、第1の失敗は、
茹ですぎたことである。13分という時間は良かったと思うのだが、蓋をしてしまった。そのため、火が通り過ぎて、芋が存在を失い、液状化現象を起こしてしまったのだ。しかも、鍋の様子を見ていなかったため、吹きこぼれを起こし、調理器具を汚してしまうというおまけつきである。“茹ですぎた芋”…早すぎた埋葬にちょっと似ているので、こちらも禁止にすべきである。
 ――更に、第2の失敗として、大量に余ったパスタソースを使うために
【日記:2025/8/10】、マヨネーズと方向性が似ているであろうカルボナーラソースで味付けしてみたのだが、それでますます状態変化が進行し、個体と液体の狭間に在る、謎料理が完成してしまった。もちろん、腐っていない食材に、塩ベースの味付けをして、火を通すという最低限の要素は守っているため、食べられないほど酷いということはないのだが、食感がまるで無く、満足度はかなり低い。これを、明日の朝と、そしておべんとうとしても食べなければならないというのは、頭が痛くなる。

 そして、そんな夕食を食べたあとは、
大量の洗い物が残されてしまった。鍋と、付け合わせを炒めたフライパン、そしてお弁当箱や水筒も含めて、40分近くが掛かり、平日の作業としてはかなりの手間である。しかも、大量の作り置きが出来ていないため、明日の夕には、また料理をしなければならない。生ゴミの山も、ウンザリするというものだ…。
 ――やれ。最近では、ただでさえ残業が増えて、時間的にも精神的にも疲弊している。そんな中、
ポテトサラダは、更に私の生活を圧迫するに至っている。やはり、レギュラー料理として定着しなかったものには、それだけの理由があったのだ。かと言って、ポテサラをやめれば、明らかにジャガイモを使い切ることはできない。残念ながら、戦う前から負けている。今年は、ふるさと納税で頼んでしまったから仕方ないとして、来年は、さすがに一気に20kgというのはやめておくことにしよう…。

(2025年10月16日)

登録タグ/ 食べ物
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