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【呪】「マスターデュエル」 スイッチより2017年スマホのほうが滑らか… / やり込みinFF

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管理人の日記
寝落ち後に再開すると勝利してもサーバーエラーになることがあるのが難点(寝るな)

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2022年1月30日(日)
【呪】「マスターデュエル」 スイッチより2017年スマホのほうが滑らか…


 
スマホよりも遅く!(光よりも速く!的な感じで)


 絶望的な事実が発覚した。
「遊戯王マスターデュエル」は、ニンテンドースイッチよりも、スマホ版のほうが軽快に動作するのである。
 …まあ、最近のスマホは、
電話の分際で、とてつもない性能を誇っており、ニンテンドースイッチどころか、パソコン顔負けの処理能力を持つ物も存在する。その分、価格もとんでもなく、10万円を超えるくらいはザラであり、20万・30万とするような物まで存在する。そういった超高級モデルに対して、一般向けであるニンテンドースイッチが劣るというのは、やむを得ないことだ。
 ――しかしながら。今回の比較対象は、
スイッチと同じく2017年に発売したスマートフォンである。具体的な機種名を述べると、ソニーの「Xperia XZ1 compact(SO-02K)であり、発売当時としても、極端な高価格モデルというわけではなく、むしろ中価格寄りであった。そして、私が持っているそれは、去年8月に中古9000円で買ったものである【日記:2021/8/11】。それと比べても、圧倒的にスイッチ版のパフォーマンスが劣るのだ。

 さて。スイッチ版の「マスターデュエル」は、全般的に
動作が明らかにガクガクしており、もはやわざわざ比較する必要すら無いのであるが、ここはあえて、「カードパック購入画面」について述べてみよう。他ゲーの「ガチャ」に相当し、テンションの上がる場面である。
 …まず、スイッチ版については、ニコニコ動画なら
「東 宝」とでもコメントしたくなるような放射状の青い光の画面で、約3秒間フリーズする。上の画像では、似たような画面が並んでいるが、これは「読み込み中に、光がギラギラする演出が入る」といったものではなく、本当に止まっているのだ。その後、中央部からパックが広がって、10個が画面上に整列する。これについて、私は、まあこういうものか…と納得していた。
 ――しかしながら。本日、スマホ版でやってみると、
読み込みが一瞬で終わったのである。それにより、私はやっと、中央部が光った後にカードパックが飛び出てくるという演出と理解できたのだ。ちなみに、スマホ版には、「標準」「推奨」「高品質」の3つのグラフィックオプションがあったのだが、何ということは無い。「高品質」にしても余裕でスイッチ版より軽快に動く。もちろん、2017年発売の標準的なスマホでの話だ。

 ちなみに。ここまでの話は、全て
スイッチを携帯モードとして用いた場合である。据え置き機として使用すれば、パフォーマンスはかなり改善される。
 …しかしながら、当然のごとく、
据え置きモードとして使うとなると、PS4がライバルとして出てきてしまう。私は、PS4proを使っているが、全機種マルチのオンラインゲームだからということか、完全にサクサクとは行かない。しかし、スイッチとの差は歴然であり、環境にこだわりたいのなら、据え置きスイッチを使う理由は無い。恐らく、ノーマルPS4でも結果は同じであり、PS5とは比べるべくもないだろう。
 ――ちなみに、「マスターデュエル」は、複数の機器でプレイをする場合、「データー移行をすると、前の機種では遊べなくなる」という形式ではなく、
連携をするたびに遊べる機種が増えていくという仕様になっている。よって、携帯機・据え置き機を手軽に使い分けたいという場合も、スイッチ1機種にこだわる必要は無く、“寝っ転がって”はスマホで、“据え置き機”としてはPS4かPCで…というプレイが可能になっている。

スイッチ版のみの無慈悲なエラー落ちも…(既に修正告知はされているが)


 さて。それでも、「スマホは高価格なのだから、スイッチが負けるのは仕方がない!」と思う人も居るだろう
 …だが、
スイッチはゲーム専用機なのだから、本来なら圧倒的に優れていなければならない。例えば、PS4は定価32978円であり、発売から8年以上が経過したが、今でも同価格で購入できるデスクトップPCで“PS4と同レベルのゲーム”が動くかと言うと、明らかに無理である。ゲームだけの用途に限るなら、専用機のほうがコストパフォーマンスで優れている。ごく自然な話である。
 ――しかし。ニンテンドースイッチは、ノーマル版で定価32978円、有機ELモデルを前提とすると37980円とかなり高価であるが、
中古9000円のスマホに負けてしまったのだ。あまりにも情けない…。まあ、携帯電話は、値段が下がりやすい商品ではある。しかしながら、2021年発売の3万円程度のスマホと比べても、恐らく結果は同じであろう。もちろん、読者の皆さまが今この文章を読んでいるスマホで「マスターデュエル」を遊んでも、ほとんどの場合はスイッチよりも軽快に動作するはずだ。スイッチは、価格に対して性能が低すぎる。一体、どこに金が掛かっているんだ!?

 そして。ここまで辛辣な意見を言うと、
「なら、お前はスマホでやればいい」と言う人も居るだろう。しかしながら、私はスイッチ版に独自の魅力を感じており、今後とも「マスターデュエル」はスイッチでプレイをしていこうと思っている。だからこそ、この驚異的な性能不足が残念なのである。
 …ちなみに、私が、スイッチ版のどういうところに魅力を感じているかと言うと、まずは私の中では
「遊戯王は寝落ちしながら楽しむもの」というリスペクトしてるんだかしてないんだかよく分からない考え方があるため、“コントローラーを分離して自由な態勢でプレイできるスイッチ”は、たいへん重宝している。また、私は、マウス・キーボード・タッチパネルといった作業用入力装置ではなく、コントローラーでゲームを遊びたい派閥であるため、その面でもスイッチ版が唯一無二の価値を持つ。だから、スマホ版の動作がスイッチより軽快だからと言って、それだけでスマホに移ることは無いのである。
 ――やれ、スマホ版には、3つのグラフィックオプションがあって、様々な性能の端末に対応している。だが、本当にグラフィックオプションが必要なのは、スイッチ版のほうだと思うのだ。
スイッチ版は、確かに静止画としては美麗であるが、動作がガックガクであり、パフォーマンスは低い。私は、「ゲームは静止画ではなく動画」だと思っているので、動画としてのクオリティを重視してほしいのだ。少なくとも、明らかにフレーム数が落ちていたり、秒単位で画面がフリーズするようなことはやめてほしい。読み込みが必要でも、そこは何とか演出でごまかすとかさ。

 さて。以前にも述べた通り、
今のゲーム業界の中心は「オンラインサービス」であり、オンゲの月額料金や、基本無料ゲームのアイテム課金などがビジネスの主体となっている【日記:2022/1/4】。そういった中、「遊戯王マスターデュエル」のような、PC・スイッチ・携帯電話を含む全機種マルチのタイトルで、「プレイするプラットフォームに選ばれるか」ということは、極めて重要であると思われる。
 …そして、私について言うと、遊戯王カードのゲームには、
狂信的なまでのこだわりがあり、あえてスイッチ版を選択している。しかし、そういう人は、恐らく少数派であろう。一般的には、1人に1台というレベルまで普及した「スマホ」か、またはパフォーマンスの高い「プレイステーション・PC」が選ばれるはずだ。それらの中間にスイッチがスイッチするなら分かる。が、悲しいことに、スイッチはスマホにすら品質で劣っているのだ。
 ――まあ、任天堂株式会社様の商法について、私なんぞが口出しすることは無いであろう。しかし、ソニーが携帯機から撤退した今、
もうレトロスタイルなコントローラー付きの携帯ゲーム機を販売しているのは任天堂だけなので、そこに期待するしか無いのである。本当に、「景気の良い話ばかりで、めちゃくちゃ儲かっている」というのなら、そのお金を、もう少しハードの性能UPに使ってほしい。正直、「新型スイッチの発売」という絶好の機会があったのにも関わらず、あろうことか、それを有機EL&LANポート搭載で値上げという誰得仕様にしてしまった。やはり、この界隈は、私には理解できない…。

(2022年1月30日)

登録タグ/ ゲーム一般 遊戯王カード これはひどい
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