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【悲報】弊社、どのPCを2画面化するか、分からない / やり込みinFF

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管理人の日記
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2025年8月25日(月)
【悲報】弊社、どのPCを2画面化するか、分からない


 
2画面の悪夢が蘇る…


 少し前から、我が社では、「余っているディスプレイを使い、現場で使っているPCを2画面化しよう!」というプロジェクトが進んでいた。本日、その資料が私の手に届いたのだが、なんと、端末番号=
端末の名前書いておらず、具体的にどのパソコンにディスプレイを増設するのか、全く分からない。有り得ない。これ作った人、あんまパソコン好きじゃないやろ。

 まず、「PCの2画面化」というのは、
作業効率を大きく上げてくれる。ゲームの2画面とは異なり、仕事においては、「A資料を見ながら、B資料を編集する」「マニュアルを表示しながら、作業を行う」といったパターンが多い。こういう際に、ディスプレイが一つだと、“毎回ウィンドウを切り替えつつ非効率的な作業をする”か、または、“狭苦しいのを承知でウィンドウを2つ並べる”という展開になりやすい。とりわけ、職場では、必ずしも16:9のディスプレイが支給されず、4:3に留まっていたりするので、狭苦しさは更に上がる。
 …いっぽうで、2画面化
(デュアルディスプレイ)をすると、「片方の画面に資料を表示し、もう片方の画面で編集を行う」という使い方が可能になる。これにより、いちいち表示するウィンドウを切り替えたり、または狭い画面で作業をする必要が無くなり、広々とした気持ちで仕事を進められる。もちろん、ディスプレイの購入代や、その維持費に、電気代なども掛かるだろう。だが、画面を2つにすることで、間違いなく時間に対する作業効率は上昇する。そういった、労働の価値を高める行為には、会社は積極的に投資をするべきだ。デュアルディスプレイ化は、買ってでもやるべきと断言できる。
 ――やれ、私は、
某ゲーム機が原因で、「2画面の機械」というものにあまり良い印象を持っていなかった。だが、実際に仕事でちょっとだけ使ってみて、分かった。ゲームと作業は別である。次にPCを買い替える時には、20年近く続いたノートパソコンを卒業し、デスクトップに戻そうと思っているが、その際に、デュアルディスプレイに挑戦してみようと思っているものだ。

機械さんも、人間の役に立てたほうが嬉しいだろう


 というわけで。私は、「職場の2画面化プロジェクト」について、
是非やるべきと思っていた。なにせ、倉庫には、約80台の未開封ディスプレイが積まれているのだ。これをそのまま積んでいても、何の役にも立たないが、現場に出て使われれば、若くてかわいい女性職員さんや、賢くて信頼できるが機械はちょっと苦手なエリート社員さんたちを助けられるし、それに、機械さんも使われたほうが嬉しいだろう。私はパソコンオタクだから、皆にPCを気持ちよく使ってほしいのだ。
 …そのため。私は、最初に「余っているディスプレイの台数を調べてほしい」と依頼されたとき、台数はもちろんとし、「寸法」「付属品」「消費電力」といったデーターまで、徹底的に調べ上げた。「寸法」が分からなければ、実際に2つ目の画面を配置できるかわからないし、「付属品」次第で、何を新たに購入し、逆に何は不要かが分かる。「消費電力」を把握しておけば、PC背面のコンセント端子
(サービスコンセント)から、2画面の両方を給電可能かどうか判別できる。ついでに、「値段」なんてものも調査したが、これは個人的な興味がすぎるので、データーとして提出しなかった。これだけ詳しく調べた理由は、当然、デュアルディスプレイを正しく使用してほしいからである。配ることが目的ではなく、ちゃんと使って、そのうえで2画面を役立ててもらいたいという思いがあるのだ。だってパソコンオタクだし。
 ――そんなわけで、それらのデーターを提出し、しばらく待っていると、上司から、「実際の配置希望リスト」が帰ってきた。しかしそこに、
端末番号=端末の名前が書かれていなかった。我が社は、1人1台というレベルでPCが用意されているため、部屋の名前まで書かれていても、端末番号が分からなければ、2画面化は不可能だ。どうしてこれで2画面化ができると思ったのだ?

 では、具体例を挙げてみよう。偶然であるが、その資料の
1行目には、私の古巣である技術部門の、とある作業室が書いてあった。仮に「C装置」としよう。資料には、2画面化の要望があったPC(※「部屋」ではない)として、「C装置作業室」の名前が書かれていた。しかし、私は、その部門に3年ほど務めていたから知っているのだが、その部屋にC装置は2台ある。よって、どちらの装置のPCを2画面化すれば良いのか、分からない。さらに、図面で調べていると、対象となりうるPCは4台存在する。それらのどれを2画面化するのか、単一なのか複数台なのかすら書いていないので不明である。もし、端末番号が分かっていれば、少なくとも、こんな馬鹿馬鹿しいレベルでの疑問をいだく必要はなかった。
 …さらに。そこまで分からないとなると、もはや現地に電話で確認でもするしかない。だが、そうしたところで、
電話に出た人物が答えを知っている確証は無い。それに、私は、そのC装置の作業にも就いたことがあるから知っているのだが、12時ごろと、16時くらいは暇になりやすいが、それ以外には客が殺到し、もはや電話を掛けるだけで失礼になるレベルだ。
 ――ちなみに。“PCの2画面化”というと、「左と右のどちらにディスプレイを増やすか」「どちらをメイン画面にするか」「ディスプレイは計3種類あるが希望はどれか」などと言った情報も必要になる。もちろん、そういったものは、“実際に作業を進めようとしたうえで、初めて分かってくる”ということもあるだろう。だが、
端末番号=どのPCを2画面化するかなんてのは、大前提であり、それが分からなければ、作業が何も進まないレベルだ。お話にならない…。1行目からこのレベルであり、この困惑が残り79行ぶん続くと考えると、背筋が寒くなってくる。

 ところで。我が社は、4つの建物に分かれており、そのうち1つの建屋では、「2画面化してほしい端末に青シールが貼られている」という処置になっているらしい。
意味が分からない。そもそも、ただ1つの棟だけでそんなことをやる理由も不明だが、そもそも、青シールを貼るのでなく、その端末番号をメモして、こちらに伝えてくれれば済む話である。やれ、この青シール作戦を考えた人は、「ディスプレイを抱えつつ、計何枚あるか分からない青シールを探して、オリエンテーリングをさせる」というつもりだったようだ。そんな不毛なプレイは、マリオサンシャインだけで十分だっ!

【AIおっさん事件】といい、なぜ我が社はここまでズレているのか


 というわけで。今回の
「PCを2画面化する資料に、具体的な端末番号が書かれていない」は、もう論外中の論外、問題外というレベルの大々大失敗である。あえて例えるなら、「宅急便で、届け先が分からない」という感じだ。根本的に、作業が成り立たないのである。
 …もし私が上司で、部下がこんな物を出してきたら、
「何だこれは。話にならない、やり直し」と言いたいのをグッと我慢して、「端末番号が分からないと作業できないね。すまないが、もういちど聞いてきてくれる?」と伝えているところである。実際には、私が一番下だからというだけで、クソ資料・クソ上司の尻拭いをしなければならないのだ。
 ――やれ、私が、2画面化のプロジェクトを聞いた際には、「余りディスプレイの台数を調べて」と言われただけなのに、台数に加えて、「寸法」「付属品」「消費電力」まで調べ上げた。一方で、実際に2画面化の希望を募ってきたはずの上司は、「端末番号」「どのPCを2画面化するか」という最低限の情報すら私に伝えてこなかった。こんなものは、能力の差ではない。
完全に、意欲の違いである。私は、“適正な環境で2画面を役立ててほしい”と思って、追加の情報まで調べた。だが、意欲ゼロどころかマイナスの上司は、「実際どこにディスプレイを置くのか」という情報すらメモすることはなかった。パソコン全然好きじゃないやろ。もっと言うと、仕事も全く好きじゃないし、従業員や客に何の愛着も無いやろ。

 ちなみに。“日本人の労働性”については、
「日本人は勤勉である」という説と、「日本人は生産性が低い」という説が存在するが、私は後者が真実だと思っている。作業が必要なパソコンの端末番号を書いてこない奴の、一体どこが勤勉なんだ。タラッタラ表を作ったり、目的のハッキリしないスクショをペタペタ貼り付けたりして、印刷をすれば、それで仕事をした気になっている。生産性の低さがにじみ出ている…。Excelで表を作って、それだけで評価されるのは、小学生の自由研究までだ!
 …やれ、私は、前々から述べている通り、協力企業の
F通をとんでもない無能だと思っている。先日も、マニュアルと称して、「20ページ程度の冊子」「2ページの紙」「1ページの紙」の3種類を題名も付けずに配布し、しかもホッチキスで閉じていなかったため、まず資料を分ける段階で苦労した。そして、ページ数が多いとはいえ、よくある“PC画面のスクショを貼り付けてページ数を稼いだ”ものであり、小さすぎて何が書いてあるのか分からない。貼り付けた意図が不明な画像も多く、とにかくもう、ため息の出る内容だった。なお、向こうは社員4人で来たのだが、そのうち2人は一言も喋らなかった。すごいよな、こんだけ時間と金の無駄遣いをしておいて、「経費が足りません!」で値上げできるんだから、ホント大企業って上級だよな〜。
 ――しかしまあ、今回の
「PCを2画面化したいが、その作業をする端末番号は書かない」というとんでもない愚策により、我が社もいい勝負をしていることが分かった。日本の職場には、こんな無能がはびこって、高い給料をせしめているのだろう。やれ、「倉庫に積まれているディスプレイを、現場で活用してもらうことで、職員の方々に楽しく働いてもらう」という、かつて私が目をキラキラさせていたプロジェクトは、瞬く間に、クソ上司の尻拭い、日本の醜悪さの象徴へと変わってしまった。この国の未来は、真っ暗だ。

(2025年8月25日)

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