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管理人の日記
おはようございました
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パンはパンでも、食べられないパンは? |
私は、5月の早い夏休みで、「食パンを主食の一つとして捉えられないか」という実験をしていた(【日記:2025/5/17】)。結論から言うと、麦飯・パスタ・お好み焼きほどは定着しなかったのだが、それに準ずるくらいの存在にはなった。最大の利点は、冷凍できることである。
…さて、パンという食品は、主食の一つであるが、店で売っているものは、“既に水で練って焼いたあと”…つまり完成品であるため、賞味期限が短い。1週間も持たず、だいたい3〜5日というところだ。私は、酷い時は1週間に1回すら買い物に行かないので、その点で、パンとは非常に相性が悪い。
――その難点を改善するために、自炊勢の私は、家でパンを練れないかと考えた。しかしながら、パンをふんわり美味しく作るためには、「
しかしながら、パンは冷凍ができる。しかも、月単位で冷凍していても、大きくは味が落ちないのだ。
…さて、「パンは冷凍できる」という情報をコメ欄で聞いた私は、とりあえず余らせていたパンを、冷凍庫の奥底へと突っ込んだ。そのまま私は、お好み焼きとパスタの連打におぼれて、その1斤未満のパンすら消費できていなかった。だが、長い時間が経ち、ある朝、食事を用意するのが異様にめんどくさくなった朝に、存在を思い出し、1分ほど電子レンジで解凍したあと、オーブンで焼いて食べてみた。すると、予想よりも遥かに、パンの美味しさが保たれていたのだ。
――やれ、風味という点で言うと、水分が飛んでしまったのか、カチカチになってしまっている。これは、「焼き立てのサクサク」とは別概念であり、むしろ、フワフワが潰れて固まってしまったかのような、負のイメージである。だが、難点といえばそれくらいであり、焼き立て小麦の香ばしさは、1ヶ月冷凍されていても、そのままであった。さすがに“違いが分からない”というほどではないものの、引き続き、問題なく食べられるレベルと言える。
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なぜAI画像は作り直すと段々かわいくなくなっていくのか(これは1枚目の画像+背景合成) |
ところで。このパン冷凍作戦で、最も問題となるのは、冷蔵庫の容量だ。パンは、気体が入ってふんわりした完成品であるぶん、カロリーに対して、かなりの体積を要求する。一方で、冷凍室というのは、何でもかんでも長期滞在しやすい場所だ。そこに、ゆるふわボディの食パンが入り込むのだから、一気に圧迫感が増してしまう。パンの冷凍は、ひとり暮らしみたいな最近だらしない生活に合いそうで、実はひとり暮らしサイズの冷蔵庫に全く優しくないのだ。
…しかしながら、私に関して言うと、実は、最近の冷凍庫のスペースは、余りがちである。以前は、業務スーパーの様々な冷凍食品を、「あっ、これ面白そう!」と遊び半分で買っていたこともあったが、最近は、「常温保存が可能な穀物」と「野菜を主体とした生鮮食品」の組み合わせが、私の料理の基本となった。冷蔵スペースは常にパンパンであり、その食材を素早く消費できる料理を優先していった結果、いつしか、冷凍食品を使うという習慣自体が薄くなっていったのだ。今や、ルーチンで冷凍庫へ入っていく食品は、業務スーパーの格安ウインナーだけである(※元は非冷凍食品)。
――そういうわけで。最近では、皆さま悩まされている通り、一気に暑さが領域展開され、私は生活の中で氷をフル活用するようになった。だが、そのスペースを確保したうえで、まだ更に冷凍庫のスペースが余っているような状況だ。その空間に、パンを突っ込むのは、資源の有効活用である。
かくして。食パンは、私の生活に、冷凍食品として定着した。パンは、小麦粉食品だが、お好み焼きともパスタとも、味付けの方向性が全く被らないため、食事のバリエーションを広げるのに使える。単に、大量購入してしまったきな粉を消費したいだけとも言えるが、別にそういう理由でも構わない。
――というわけで。近所のスーパーで行われている、「5」が付く日のパン全品2割引セール、または業務スーパーの80円食パン等を用いて、パスタ・お好み焼き・麦飯の三大穀物ほどではないものの、それに次ぐ存在として、食パンを消費していきたい。もちろん、分類は冷凍食品だ。凍らせたおでん…ならぬ、凍らせたパン!
(2025年6月27日)
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