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管理人の日記
ゾウさんも泡も、使いやすくて良い |
「スーパーマリオブラザーズ
ワンダー」の2話目として、本日は、W2の攻略である。ステージを進めていくと、アワマリオという、本作での新しい能力が解禁された。この能力は、泡を出して敵を攻撃できるというものであり、その部分は、歴史あるファイアーマリオに似ている。
…が、この能力の本質は、その泡を踏むことで、高く・遠くにジャンプができるという点だ。泡は、2連射でき、一定時間ごとに次弾が装填される方式のようで、持続時間の関係上、画面には6個まで存在できる。その全てを足場として使うのは無理そうだが、1つか2つくらいなら容易であり、そのままジャンプをするよりも、大幅に飛距離や高度を伸ばせる。
――それどころか、バッジを組み合わせれば更に自由度の高いプレイが可能であり、何やら無限ジャンプなる方式すら考案されているらしい。まあ、SFCの「ワールド」の時点で、マントなんていう、少し操作に慣れれば高速かつ無限飛行が可能な装備があったので、今さらという感じもする。
というわけで。そのアワマリオを使って、W2にあった「みんなの広場:謎だらけの広場の秘密」というステージを、強引に攻略していった。どうも、シリーズステージのようであり、広場に隠された5つのフラワーコインを入手すればクリアとなる。ただし、「みんなの広場」というだけあって、パーティプレイが前提とされており、「特定のキャラでしか見えない隠しブロック」を叩いて、謎を解いていくようだ(見えないだけで、叩くことは他キャラでも可能)。
…そういうわけで、友達の居ない私は、果たして、悲惨なソロ攻略を強いられることになった。ただ、高いところに浮かんでいたフラワーコインについては、近くの足場から泡を飛ばし、それを2連続で足場にして大ジャンプ、最後に帽子バッジで滑空をすることにより、無理やり取得ができた。一人でも、頑張ればなんとか生きていけるということである(?)。ちなみに、本来の入手方法は、コインの真下にルイージしか見えないブロックがあるので、それを起動してツタを生やす、というものらしい。
ヨッシータワー始まった! |
その他、今回のW2では、過去のゲーム作品を彷彿とさせるようなステージも出てきたので、ここで紹介をしておこう。
●天空のリズムブロック
W2から進んだ先にあるスペシャルステージであり、リズムに合わせてブロックが出現し、そして消えていく。音ゲーのようなプレイ感覚が得られるが、SP面ということで、最後のほうはかなり急がなければ時間が足りなくなる。こういう系統のステージは、仕様上、どうしても高難易度かつ練習不足な終盤に失敗が集中し、序盤が茶番となってしまう。何か、この現象に上手い解決策を見つけてくれるゲーム制作者は現れないものか…。
さて、ただでさえ時間制限が厳しいうえに、少し離れた場所に置かれている紫10コインの回収も含めると、全収集は至難だ。しかし、今作では、ミスをしても10コインの取得歴はそのままという救済があるため、「紫10コインの回収」と「メインルートの走破」を分ければ、難易度の調整が可能だ。
それはそうと。時間が経つとブロックは消えてしまうため、それだけでも制限時間が成立しているのだが、加えて何故か、下から溶岩が上がってくる。あの、伝説のステージである「ヨッシータワーへようこそ」と同じ仕様だ(【日記:2021/5/16】)。どれだけ私はヨッシータワーが印象に残っているんだ。
お か ん |
●ドルフィンキックLv2
続いては、バッチを使ったチャレンジステージである。ここでは、バッジが強制的に「ドルフィンキック」となる。内容は、水中を「素早く・まっすぐ」泳げるようになるというものだ。泳ぎを強化する系統は、懐かしの「ブラザーズ3」のカエルスーツを筆頭に、微妙な扱いとなることが多い。何故なら、基本的に、水中ステージであっても、通常マリオを前提に作られているため、強みの泳ぎを活かせる場面がさほど多くないからだ。しかも、ブラザーズ3の場合、例えば水中ステージの多いワールド3で、通常強化感覚でポロポロ手に入るかというと、そういうわけでもなく、1ミスで剥がれてしまうレアアイテムのため、もはやどうしようもない。【縛りプレイ】でもしろと?
ただし。「ドルフィンキック」はバッジであり、ミスしても無くなることはない。また、Wii版のペンギンマリオ(U版にも少しだけ登場)のように、水中をまっすぐ泳げるため、操作がしやすい。そして、最重要なこととして、バッジのチャレンジステージのように、明確な出番が存在するため、通常操作の心地良さに追いやられて空気化することがない。ブラザーズ3でも、水中面でどんどん支給すれば良かったんや…。
さて、マリオワンダーに話を戻すと、前回の「ドルフィンキックLv1」は、レース形式のステージであったが、今回のLv2については、水中を移動し労災を引き起こそうとする巨大ブロックたちを、素早い泳力で回避していくという内容だ。だが、ここでトラウマが蘇ってしまったのが、中盤の、画面の半分ほどの大きさを占める巨大ブロックが、2つ、対角の位置をキープしながら、反時計回りにスライドしている場所である。
これは、悪夢の「ナイトメアマザー」と同じ動きだ。「ロックマンX6」で登場した敵であり、8ボス撃破後のゲイト研究所の、第1ボスとして登場する。敵の見た目としては、「正方形の分子模型のような雲の中に金属の目玉が浮かんでおり、それが2つ存在する」という感じだ。そして、行動パターンとしては、対角の位置をキープしながら時計回りまたは反時計回りで体当たりを繰り返した後、本体の目玉が外に出てきて、4種類の攻撃のうち2つを選んで使用する。どの攻撃も回避しづらいうえ、そもそもの攻撃チャンスも限られるため、かなりの持久戦になる。おまけとして、難易度を「むずかしい」にすると、体当たり攻撃中の一時停止がなくなるうえ、巧妙なタイミングで自機狙い弾を撃ってくるようになり、本当に難しい。ニコニコ動画に投稿されている、ノーマルエックスを使った敵Lv4のノーダメージプレイ動画は、本当に神の上と言えるプレイなのだ(【ニコニコ】)。私は、ロックマンX4とX5については、ライフアップやサブタンクなしでの、無強化クリアーを成功させているが、X6は桁外れの難しさであり、(そもそも「強化パーツなしではクリアできない面がある」という点を除外しても、)挑戦しようとすら思えていない。
そういうわけで、この「ナイトメアマザー」については、その名称から「おかん」などと呼ばれて恐れられており、24秒でループする楽曲も「こんにゃくみたいな曲」として中毒性が高い(※【ニコニコ】)。何もかも、「悪夢」の名を冠するに相応しい敵なのだ。その証拠に、マリオワンダーで、ぐるぐる回る巨大ブロックを見るだけで、ナイトメアマザーを思い出してしまうイレギュラーがここにも…。
(2025年1月7日)
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