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管理人の日記
Windowsに新登場したCopilotなるAIに「看護師さんと付き合いたいので入院する」と書いたら、「それはやめとけ」と言われた。コイツ…賢いぞ!!
よくもまあ、こんなに色々と思い付くものだ |
本日の「アストロボット(PS5)」では、第3エリアを進めていた。天才は、発想が天才なんだなと思い知らされることになった。
…まず、私が気に入ったのは、冒頭の「カジノ・ピタット」である。ギミックアームは時間静止であり、R2ボタンを押し込むと、一定時間だけ、周囲の動きが極端に遅くなる。まあ、これだけなら、アクションゲームによくある仕掛けだが、使い方が天才的であり、まずはスロットの目押しがある。目を揃えると特典が貰えるのだが、なんど押してもハズレばかりが出てきてしまって、なんだこのクソゲー!
と思った。だが、時間静止を使えば、スロットの進みが極めてゆっくりとなるため、簡単にアタリを引くことができる。“使わされている感”が無い、ギミック利用が素晴らしい。
――また、ステージには、シーソーのような装置もあり、反対側に行こうとしても、すぐパタンと倒れてしまう。だが、ギミックで時間を遅くすれば、シーソーが動かなくなり、目的地へと手が届く。重力とは「重力加速度」であるため、物理的に正しい解釈だ。
その他にも、流れるコインやトランプの上を、時間を遅くして渡っていったり、スロットやダーツといった動きのある仕掛けを足場として使っていったりなどと、時間静止の有効活用に、いとまが無い。ジャンピングアクションの魅力が、これでもかと詰め込まれているのだ。
さらに。ご存じの通り、「アストロボット」では、過去のPSハードで登場した有名人を模したアストロたちが、収集要素として登場する(ソニー作品、およびプレイステーション完全独占作品だけに限らない)。そして、このカジノでは、やはり、あの人が出演してくれた。ここしばらくのプレイステーションで、カジノステージが印象に残ったゲームというと、やっぱ、あの怪盗だよね…。
アストロ君「俺自身が掃除道具となることだ」 |
続いて。その後に登場した「お風呂掃除大作戦」というステージでは、“秘境にある、和風の温泉街”といった趣の場所を攻略していく。ああ、サルゲッチュの「てくてくバンリ」ね…などと思ったが、ここでのギミックはスポンジである。これが、ちょっと正気を疑うレベルのアクションになっている。
…やれ、当初は、アストロ君が四角くなり、R2を押すと縮む?
という感じで、意味不明な動作をするだけのように思えた。が、その状態で水に入ると、自動的に水を吸って巨大化する。巨大化した状態では、周りの物を自動的に弾き飛ばし、パワフルな戦闘を行える。さらに、吸水状態でR2ボタンを押すと、自分で自分を絞って、周囲に水を撒き散らしつつ、小さい状態へと変化をしていく。
――というわけで。これらの2つの状態を切り替えながら、体を張ってお風呂掃除をしていくのが、このステージの目的なのだ。まったく、どういう人生を歩んだら、こんな発想に辿り着くの??
そういうわけで。アストロボットの第3エリアでは、天才とアレは紙一重という感じで、豊かすぎる発想が目立っていた。
…やれ、ここ最近のプレイステーション大作ゲームと言うと、まずはグラフィックの美しさが突出しており、次に全体的なボリューム感という感じで、アイデア面が注目されることは少なかった。そんな中で、「アストロボット(PS5)」は、制作スタッフのセンスがぶっ飛んでいる。PS5にプリインストールされている「アストロ
プレイルーム」でも、似たようなことを思った(【日記:2022/7/10】)が、まさに今作は、それをそのまま1本のパッケージゲームに昇華したという感じだ。今、我々は、新しい長寿シリーズの誕生に立ち会っているのかもしれない…。
(2024年10月10日)
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