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お前も自炊にならないか? / やり込みinFF

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管理人の日記
味噌が足りなかったので、みそ汁を土壇場でカレースープに変えてみた。うまい!!

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2024年10月9日(水)
お前も自炊にならないか?


 
ならない(即答)


 いま、
玉ねぎが鬼のように安い。私の近所のスーパーだと、現在、3個で98円という感じである。夏場の半分ほどの値段であり、季節の移り変わりを感じるものだ。そういうわけで、セールで並んでいるたびに、6個と9個とか、ある程度のまとまった量を買い込んでおく。冷蔵庫に入らない分は、この季節なら、常温に吊っておいても日持ちするのが嬉しい。玉ねぎは、節約野菜の王道として、もはや、もやしすら凌駕する存在だと思っている。
 …いっぽうで、玉ねぎというのは、
癖のある食材だ。まず、皮の部分は食べられないため、まな板と包丁を使って、切らなければならない。手間が掛かるし、生ゴミも出てくる。また、酸味があるため、そのまま食べるというのは難しく、濃いめの味付けで煮たり炒めたりするか、はたまた薄く切って水にさらす、などといった手順を踏む必要がある。つまるところ、玉ねぎは、調理をしなければ、食べられないのだ。
 ――しかしながら。逆に言うと、
調理の手間暇さえ惜しまなければ、玉ねぎを、食材として使用可能なのである。その入り口さえ乗り越えれば、玉ねぎの可能性は、星の数ほど存在する。正直、こんなにも質の良い野菜を、3個98円で買えるなんていうのは、まだまだ日本も捨てたものではないと思うくらいだ。もう、私にとって、「料理」は欠かせない文化として定着したのである。

 というわけで。私は、
より多くの方々に、自炊の世界へと入ってほしいと思っている。
 …いっぽうで、調理をせずに、「包丁とまな板を使わずに食べられる野菜」を考えてみると、私にも覚えがある、せいぜい、
レタス・キャベツ・もやしくらいのものであろう。肉類だって、フライパンで炒めるだけで完成するような、既製品を作るのが精一杯だ。そういうものは、手軽だが、概してコストパフォーマンスに劣るし、自分好みの細かい味付けもできないというものだ。正直、夏場のレタスくらいは、買って冷蔵庫に入れていてほしいが…。
 ――いっぽうで、自炊ならば、安い食材を厳選することで、
半額惣菜すらブチ抜けるくらいの低価格を実現できる。自分好みの味付けや、特定食材を使わないといったこだわりも可能だ。もちろん、高級食材を使い、あえて手間暇を掛け、至高の味を目指すのも面白いだろう。料理は、自由なのである。

 さて。玉ねぎが安い現環境で、私がオススメする料理は、
親子丼である。材料のうち、「玉ねぎ」は、現環境で安く大量調達が可能である。また、「鶏肉」は、こちらも比較的安価であり、むね肉なら、100gあたり60円程度で購入できるため、それを切って冷凍しておけば、極端に風味を落とすことなく、長らく保存ができる。最後に、「卵」についても、ご存じの通り、“表示されている2週間程度の賞味期限”は、ナマ食を前提とした場合であり、加熱すれば、もう少し長く、安全に食べられることが知られている。つまるところ、親子丼の調理に必要な主要食材は、全て、安価で大量調達可能、かつ、中期的な保管も容易である。そのうえ、飽きが来づらい風味ときた。常食料理として、これ以上の物は、そう簡単には見付けられないだろう。
 …さらに、料理は自由ということで、私はキノコ
異物混入させ、更にめんつゆを加えたうえで、液体成分を多めにし、「つゆだく親子丼」として賞味をしている【日記:2024/7/16】。固体成分をお弁当用に持っていき、最後に残った煮汁でひたひたにして食べるのが、ま〜た美味しいのだ。
 ――ただし。ご存じの通り、現環境では、
コメが激しく値上がりをしており、従来の「米を炊くと安い」が、「米を炊くと高い」に、180° 変わってしまった。よって、“米を要求する親子丼”も、パスタベースにするか、はたまたスープ料理に変えるなど、変革の時期を迎えている。とはいえ、こういう改変を自分の手で行えるのも、自炊の良いところだ。

かわいい(即答)


 というわけで。料理には、メリットがたっぷり存在する。そのため、私は皆さまにも、自炊という
修羅の道を歩んでほしいと思うのである。
 …やれ、私が、ここまで料理にハマったのは、まずは、
「限界投資オタク=限界節約ヲタであるため、お金を確保するためなら何でもやろうと決めたこと」が最大の理由なのだが、その他にも、「家と職場が極端に近く、間にコンビニ等が存在しないこと」「再就職前の実家時代から、部分的に親の調理を手伝っていたこと」「毎日更新のネタとして、何とか料理記事で繋ぎたいこと」など、様々な理由がある。
 ――ちなみに、料理には
デメリットも存在し、私が最大にして唯一だと思っているのが、調理や皿洗いの手間が掛かるということだ。もっとも、私にとっては、家から出て買い物に行くということのほうが、ハードルが高い。とりわけ、自分の金銭感覚に合わない物を、無理して購入しなければならない時など、「グボフゥ〜〜!!」と、キン肉マンの超人たちが必殺技を喰らった際のような悲鳴を、心の中で上げているものだ。

 そして。ここまで書いて来なかったが、やはり、
料理は楽しい。調理した物は自分の作品であり、それが美味しかったり、はたまた節約に役立ったりというメリットがあるならば、苦労した価値がある。自分で考えて行動し、それが良い結果に繋がれば、人は嬉しくなれるものなのだ。
 ――やれ。調理器具が無かったり、生活が忙しかったりと、色々と自炊ができない理由がある人も居るだろう。だが、料理には、そういった問題点を乗り越えられる自由度が存在する。とりわけ、
「節約ができる」という点は、もはや、現代人にとって、必須の知識であるように思える…。そういうわけで、素晴らしい提案をしよう。お前も自炊にならないか? そうすれば、100円でも200円でも料理ができる、生きていける!

(2024年10月9日)

登録タグ/ 食べ物
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