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管理人の日記
一晩で20万円以上が燃やされ、そして引き続き価格が下がる…。でも、生きていかなくちゃ
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……??? |
FF7リバースに残された高難易度の戦闘要素は、あと3個ミッションとなった。そのうちの1つである「異界の統率者」に挑んでみたのだが、ちょっとブッ飛んだ難易度であり、これは専用に練習しなければならないな…と思ったのである。
さて。皆さまは、「タイムアウト」という言葉をご存じだろうか。これは、コンピューター用語であり、意味は「時間切れ」である。具体的な使用場面として、例えば60秒以内に操作をしなければならないところを、何もしないでいると、60秒後に「タイムアウト」というエラーメッセージを吐いて、プログラムが終了する。また、ログインが必要な操作について、一定時間、触らずに置いておくと、自動的にログアウトしたり、次のページに移動できなくなったりすることがあるが、あれも「タイムアウト」と呼ぶことがあるようだ。
…しかしながら、私の職場でも、コンピューターと関係の無い場面で、「タイムアウト」という言葉を使っている。その意味は、どうやら、「重要な作業を行う前に、全員でいちど手を止めて、各種の事項を確認する」という行動のようだ。恐らく、ギョーカイ用語的なアレなのだろう。確かに、我が業界では、事故を起こしやすい要素が複合的に存在し、かつ、取り返しの付かない事態が普通に発生しうる。だから、あえて準備を一時停止して、全員がいきなり落ち着き、しっかり重要事項を共通認識にしておくのは、事故を防ぐために、重要なのだと思われる。
そういうわけで。私のFF7リバースの、「異界の統率者」についても、ちょっと桁外れに難易度が高いので、残り3ミッションというところであるが、一度「タイムアウト」をして、しっかり練習をしていこうと思ったのである。
…さて、この「異界の統率者」は、まず召喚獣とのダブルバトルを3戦連続で行い、その後、「ギルガメッシュ」「セフィロスVR」と戦う、5連戦のコースである。10連戦と比べれば楽ですね…と言いたいところであるが、召喚獣とのダブルバトルは、元々はゲーム終盤の13章で初解禁され、6つのオープンワールド風マップの「エンシェントマター」の全収集+召喚獣の祠を全て訪問する、という条件で挑戦可能になる。解禁条件もさることながら、1体でも強い召喚獣が2体同時に攻撃してくるということで、なかなかキている内容だ(【日記:2024/5/10】)。明らかに難関と分かる戦闘系のミッションを除き、クエスト系の要素の中では、最高難易度と言って良いだろう。いや、「究極の遊び人」のほうがキツいかな…(【日記:2024/5/18】)。
――さらに、「ギルガメッシュ」は、その召喚獣たちとのダブルバトルを終えたあとに登場する、正真正銘の裏ボスであるが、「異界の統率者」では、連戦であるくせに強化版が登場するという、意味不明な調整になっている。もちろん、闘技場ルールのため、アイテムは使えず、難易度もHARDで固定だ。
そして、それを倒すと、最終ステージには、「セフィロスVR」という新モンスターが登場する。見た目はいつもの人間形態のセフィロス様だが、「ヴォイドグラブ」なる声に出して読みたくない日本語によって、パーティメンバーを1人ずつ拘束し、「八刀一閃」によって一発全滅級のダメージを与えてくるという、脅威の相手になっているようだ。ちなみに、順当に「みやぶる」を使っていった場合、このセフィロスVRが、最後の230体目にライブラ情報が解禁されるモンスターとなるだろう。うん…こういうのは、連戦じゃなくて、単品で出さない?
※開始2秒です |
やれ。私は、ここまで、“高難易度”のソロ戦闘ミッションを全員分クリアーしており、少しは自分の腕に自身を持っていた。しかし、甘かった。「異界の統率者」は難しすぎる。これに比べれば、ソロ戦闘なんて、ただのお遊びだ。もちろん、本編シナリオのHARDとも、比べ物にならない。
…さて、具体的な内容としては、「1戦目/フェニックス+クジャタ」は、まあ、炎吸収を付けていればボーナスゲームであり、クジャタ→フェニックス→クジャタ(蘇生後)という順番で倒さなければならないことを除けば、さして気にする必要は無い。しかし、「2戦目/バハムート改+タイタン」からは、普通に死ねる。強いだけでなく、敵の攻撃が早いうえに多すぎであり、こちらの行動がやたらと潰され、あまり気持ちの良いものではない。さらに、そこを何とかして、「3戦目/オーディン+アレクサンダー」へ足を進めても、またまた2体で激しい攻撃をしてきて、しかも固定のアレクサンダーと動き回るオーディンの相性はゲーム的には最悪であり、画面外からの攻撃によってこちらの行動が潰される事態が頻発する。オーディンは、ダラダラと戦っていると、「斬鉄剣」で一発全滅をさせてくる相手であり、プレイヤーをイラつかせるバトルとしては最高峰だ。さらに、斬鉄剣だけでなく、「聖なる審判Lv3」も全員に9999ダメージということで、即死技が2つも存在するという、異次元の戦いになっている。
――そして、何とか1回だけ、そのオーディン+アレクサンダーを撃破して、「4戦目/ギルガメッシュ」まで進めたのだが、ほぼ何もできずに殺された。ただでさえ、今作における裏ボスの一角と言える相手であったのに、それが強化されて登場するのだ。本編シナリオのように、アイテム使用やEASYモードといった救済も使えない。さすがに、これはやる気が無くなる。しかもこの後に、「セフィロスVR」なる、全く未知の強敵が控えているのだ…。
ちなみに。7リメイク第1弾の最難関を振り返ってみると、「トップシークレッツ」というミッションであり、同じように召喚獣を含む強敵との5連戦が行われる(【日記:2020/5/24】)。ただまあ、当時はヤケクソ気味だと思った4戦目の「バハムート+イフリート」という戦いは、「●ぞくせい=●ほのお」を付ければ、むしろイフリートは回復役となってくれ、素だと9999確定の「メガフレア」も、範囲化ウォールで容易に耐えられた。また、5戦目の「プラウド・クラッド零号機」という敵は、完全新規のモンスターであるが、実力は大したことなく、むしろ、召喚獣メドレーを突破したプレイヤーへの、最後のプレゼントという感じになっていった。
――それに比べて、今回の「異界の統率者」の、なんとまあ、えげつないことか…。FF7リバースは、リメイク第1弾と比べ、大幅にパワーアップした作品だが、そのノリで、難易度も桁外れとなってしまっている。いやまあ、ミニゲームのキツさに比べれば、バトル要素は楽なのではないかと思っていたが、甘かった。普通にコレ、3Dバトラーよりもキツくないか?
外れる危険性もあるが、バーストゲージの上昇値がガ系魔法で最大という性能を活かしたい |
そういうわけで。さすがに、この「異界の統率者」は、ゴリ押しできなさそうであった。また、馬鹿正直に1戦目から挑戦したところで、終盤に行くにつれ、練習不足になっていくのは明らかである。そういうわけで、私は、個別の要素を取り出して、集中的に練習してみることにしたのだ。
…さて、“召喚獣とのダブルバトル”については、ギルガメッシュのクエストをやり直せば、3コ戦闘それぞれを、個別に練習できる。だが、この後、「友情の証」「英雄の条件」という、それぞれクラウドと、ザックス・セフィロスとの共闘となる特殊なミッションでは、全ての単体版召喚獣と戦うことになる。そういうわけで、私は、1体で登場する召喚獣のほうから挑んでみたのである。
――そして、その第1の相手は、オープンワールド要素だと最後に登場する「オーディン」とした。こいつは、「高揚値」なる、画面には非表示の要素を持っているらしく、主に、敵の攻撃をガードすると上昇していき、ボルテージが最高になると自分をヒートさせる。逆に、ダラダラ時間を掛けたり相手の攻撃を丸腰で喰らったりすると、高揚値が減少していき、0になると「斬鉄剣」で9999ダメージを与えてくる(バリア&マバリアで軽減不能。ジャンプでは回避不能。リミット技の演出中でもダメージは0にならない。リレイズは効果が発動する)。
そういうわけで、オーディンは、強い相手と戦えることを喜びとする戦闘民族がごとく、高貴な振る舞いを見せる…と思いきや、「クロノスジェイル」という、必中かつ防具の耐性でも無効化できないストップ(演出中はバーストゲージを満タンにしても敵がバーストしない。リミット発動時の無敵ならば回避可能)で相手を拘束し、一方的な連続攻撃を加えたうえで、勝手に萎えて「斬鉄剣」を使うなどという、大人げない行動をしたりもする。
さて。私は、このオーディンに対して、あえてクラウド1人で挑戦をしてみた。7リメイクシリーズでは、あの7リメイク第1弾での名バトル、「8章/クラウドvsレノ(1回目)」のように、1対1の戦いが一番面白い。それに、ザックスとの「友情の証」、セフィロスとの「英雄の条件」の両方で、クラウドが参戦し、オーディンと戦うことになる。クラウド1人で勝てれば、ソルジャーたちとの共闘ならば、絶対に何とかなるでしょ。
…そういうわけで。ちょうど1日前の日記として書いた、東方シリーズのLUNATICのように、あらかじめ規定回数を決めて練習しようとしてみると…これが、思ったよりも遥かに面白い戦闘であったのだ。7リメイクシリーズでは、第1弾のユフィDLCの時から、「ジャストガード」というシステムが登場している。これは、ジャストタイミングでガードボタンを押すことにより、ダメージを完全に0にできることを始めとし、通常ガードよりも多くのメリットを得られるという内容である。ただ、私は、アクションゲームがあまり得意ではないので、この「ジャストガード」というシステムも、そんなに気に入っていなかった。7リメイクシリーズは、あくまでコマンドRPGの系譜なのだから、極端にアクション性を高める要素を投入するのは、得策とは言えないだろう。
――しかしながら。実際に、細かく練習をして、ジャストガードを決められるようになると、これがなかなか楽しいのである。そもそも、オーディンの高揚値の上下に、「ジャストガード」という条件は含まれていない(含まれます。通常ガードでもオーディンの高揚値を上昇させられるのは、ブレイブモードの反撃で「カット値50以上の攻撃」という条件を満たすからです。詳しくは、少し後の日記をご覧ください)ので、クラウドならば、R1押しっぱなしの通常ガードをしつつ、ブレイブモードのカウンターで反撃するだけでも十分である。だが、ジャストガードの気持ちよさは、群を抜いている。特に、「突進」などはカモであり、馬の膝が当たる少し前にR1ボタンでジャストガードを決め、その後に一定間隔でR1を押すだけで、計4回の打撃を全てジャストガードし、0ダメージで敵の高揚値を大幅に上昇させ(=ヒートに近づけ)、さらに、莫大な量のATBゲージを稼ぐことができる。確かに、これは、ガード失敗のリスクを負ってでも、ジャストガードを狙っていきたい気持ちが分かる…。
そういうわけで。オーディンについては、当初、「10回の撃破をする」という目標を用意していたが、実際には、戦っていことで、私のほうの高揚値も上がっていき、途中で回数を数えるのをやめるくらいに、ハマり込んでしまった。クエスト達成という作業のためではなく、狩りゲーのように、戦うこと自体を楽しんでいく領域に達したのである。
…さて。最初は、勝つだけでも四苦八苦だったが、練習をしていくうちに、さすがにノーダメージとはいかないものの、大半の行動をガードしてカウンターを決められるようになった。また、部分的にではあるものの、「『突進』の4発目をガードしたあとは、しばらく大きな隙を作るので、自己強化をしっかり行える」「『戦場のいななき』を宣言した直後には、確実に『バーストスラッシュ』が入るし、『ブリザガ』ならば、一気にバースト直前にまで持っていける」などという、技単位でのピンポイントな攻略も作っていけた。最終的には、最強状態のオーディン(召喚塚を1個も訪問していない状態)を前提とし、クラウド1人で、1分30秒ほどで、ほぼ安定して勝利を掴めるまでに、練度が上がってくれた。やはり、回復ゴリ押しではなく、しっかり練習をしたうえで、作戦を立てていくことが重要だったのだ。
――というわけで、オーディン以外の、残り5体の召喚についても、しっかり練習をしていきたいし、何なら、ダブルバトルの「異界の統率者」ではなく、ザックスorセフィロスとの共闘ミッションのほうから進めるのもアリだな。クラウド1人で勝てるなら、ザックスかセフィロスも加われば余裕でしょ。
(2024年7月18日)
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