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殺戮兵器:きのこ炊き込みごはん / やり込みinFF

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管理人の日記
キャンペーンがあったので、「貸株サービス」なんてものに申し込んでみました。また勉強、勉強!

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2024年6月4日(火)
殺戮兵器:きのこ炊き込みごはん


 
状況ぴったりのFF7リバースの画像がまた出てきた…(【前回】


 とんでもない料理を開発してしまった。品目は、
「きのこ炊き込みごはん」である。
 …まず、ここに至るまでの状況として、「今の季節はキノコが安い」ということがある。詳しくは、少し前の日記で説明した
【日記:2024/5/28】が、おさらいすると、「キノコは工場で栽培しているため、年中出荷ができる。そして、春から夏の季節に掛けては、需要が減るため、価格が下がる」という理由だ。また、米についても、「ふるさと納税」で注文したぶんが一斉に届いてしまい、未開封だけで35kg / 350食ぶんが余っているという危機的状態だ【日記:2024/5/19】。米は、年単位で保存の効く商品とされているものの、それは精米前の物を適切な環境で保存した場合に限ってであり、それ以外ではどんどん劣化が進んでしまう。
 ――というわけで。そんなキノコと米をまとめて消費できる「きのこ炊き込みごはん」は、私にとって、かなり都合が良さそうな品目であった。ただ、実際に作ってみると、
えげつない都合の良さを発揮してしまい、むしろ、他の料理をまるごと駆逐しうる、危険な鬼畜兵器が誕生してしまったのだ。

 では、「きのこ炊き込みごはん」の何がそんなに良いのかというと、
作るのが楽なくせに、満足度が高すぎるという点だ。
 …まず、作り方としては、いつものように米を研いだうえで、だしやしょうゆ等を加えて、煮汁を作る。その後、上から好きなキノコを
素手で散らし、あとはスイッチを押して、炊けるまで待つ。以上である。手間としては、普段の炊飯に、“プラスアルファ”という程度で済むのだ。
 ――が、
完成品のジューシーさは、ただの白米とは桁外れである。炊いた米の単品での食べ方として、ふりかけ・卵かけご飯・納豆・キムチ・かつおぶしご飯・日の丸ごはん・シーチキンなどが存在するが、これらを“料理”と呼べるかは微妙なところであり、個人的には、トッピングの範囲内という感じである。それに比べて、「炊き込みごはん」明確に料理のレベルに達しており、満足感が段違いだ。

 というわけで。「きのこ炊き込みごはん」は、調理が簡単で、まな板&包丁や、鍋といった調理器具も使わなくて良く、味としての満足感も高い。強いて言うなら、
炊飯器の釜を毎回洗う必要が出てくるくらいだが、私は以前から原則として炊くたびに洗っていたので、新たに追加の手間が生じるということは無い。繰り返すが、凄まじい料理を発掘してしまったのだ。

え、そんな定義だったのか


 では、そんな、やり込みinFF式
「キノコ炊き込みごはん」のレシピを、いつもの形式で紹介してみよう。


きのこ炊き込みごはん(1.5合/2食分相当)

材料
・米 1.5合
(+ 雑穀ごはんの素 少量)
・キノコ 適量
(例:ぶなしめじ 1/3株 + えのきだけ 1/3株)
・だし 適量
・しょうゆ 大さじ1.5
・調理酒 大さじ1.5
・みりん 大さじ1.0
・つゆ 大さじ1.0

調理手順
1. いつものように米を洗います
2. 炊飯器に米を入れ、
各種調味料を入れたあと、水を、いつもの水加減になるように追加します(逆だと水かさが増えるので駄目です)
3. キノコを上から散らして、炊きます。

メモ
・通常、1食ぶんの米の量は、0.4〜0.6合程度であり、0.75合は多めです。個人の体格や、おかず等との組み合わせにより、ご調整ください。
・雑穀ごはんの素は、好みです。栄養バランス的には、完全食に近づくかと思います。
・バリエーションとして、玉ねぎを加えるパターンを試しましたが、ベチョベチョになって駄目でした。
・完成品に、バターを乗せることも考えてみました。風味が上がり、動物性タンパク質も追加できますが、バターの値段が高すぎて断念しました。



 とまあ、こんな感じである。これで、市販の炊き込みご飯の素に相当する味を出せるし、
生のキノコを使っているので、ジューシーさが非常にありがたい。今のように、キノコが安い時期に作れば、炊き込みご飯の素(3合用で150円程度)を、価格面で余裕をもって凌駕できるし、自作なので、「3合」の固定ではなく、量の調節が自由というのも嬉しいものだ。作り置きをしたい場合、または家族等にふるまう場合の大量調理も、容易であろう。
 …ちなみに。私の「1.5合」という量は、「@夕飯」と、「Aその次の日のお弁当」を意識している。この際、何故か、@の出来立て品ではなく、
Aの翌日お弁当で食べるぶんのほうが、美味しく感じる。まあ、私は朝からカップ麺で出勤し、昼にはかなりお腹を空かせているので、それで美味に思えるのかもしれないし、“一晩おくことで、味が染みる”的な理由かもしれない。
 ――だが、どちらにせよ言えるのは、
炊き込みごはんとお弁当は、相性バツグンということだ。極端な話、おかずが要らないレベルである。例えば私は、先日のお弁当箱の3つの容器を、「@炊き込みごはん」「A味噌汁」「Bサラダ」と使っているが、これを「@炊き込みごはん」「A炊き込みごはん」「B炊き込みごはん」としても、全く問題ない。やっぱり殺戮兵器じゃないか!

そして、電波漫画:「ほったらかし飯」の世界観へ…


 なお、「炊き込みごはん」の具として、もちろんキノコは最適な品の一つなのである。だが、キノコが高くなった場合や、風味の変化を楽しみたい場合などに備えて、他のバリエーションも考えてみることにした。
 …そういうわけで、さっそく私は、バリエーションを考えてみたのだが、とりあえず、
料理の基本:玉ねぎの投入は、ベチョベチョして、あまり相性が良くなさそうであった。次に、ニンジンを刻んで入れてみようと思ったが、もともと傷んでいた物を買ってしまったのか、真っ白にカビており、さすがに使用する気になれなかった。玉ねぎも、1個は駄目になっていたし、この時期は、冬みたいな感覚で常温保存はできないんだな…。
 ――また、完成品を食べて、すぐに「バターを乗せると、更に美味しくなりそう!」と思ったが、
お客さま感謝デーにてバターの値段を見てみたところ、1パック/200gで400円とかの危険な価格になっており、「ゲボガァ〜!!」と、必殺技を喰らったキン肉マンの超人みたいな気持ちになってしまった。いやもう、これは…代替食品として「マーガリン」という枠を作った、中世ヨーロッパ人兄貴の気持ちが分かるってもんだわ…。

 が、ここでめげる私ではない。ニンジンについては、また買って挑戦をしてみたいと思うし、キノコについても、生鮮食品としてのそれを使うから価格変動が大きくなるわけであって、
業務ス◯パーで売っている乾燥品&冷凍品で、供給を安定させられないか、試してみたい。
 …また、その他の「炊き込みごはん」具材として、ネットを調べてみると、どうも
鶏肉を使っている場合が多いようだ。サンプルレシピでは、米2合に対して150gなどと、私の感覚からすると、入れ過ぎである(参考:私の親子丼3食分が鶏肉150g程度)。ただ、肉が、少量で料理の風味を大幅に変えることは事実のため、ごく少量を刻んで入れる…といった使用法が良いかもしれない。調理の手間を考えると、これまた業務スーパ◯の、冷凍ひき肉なんかが良いのだろうか。冷凍スペースが足りねえ…。その他、何故かキノコの永遠のライバルとされることの多いタケノコなんかも、炊き込みご飯の具として、面白そうだ。
 ――そんな感じで。「炊き込みごはん」は、私の生活に、料理の1ジャンルとして定着してくれそうだ。だが、
性能が高すぎて、他料理を駆逐しすぎないように、気を付けなければならない。味噌汁&サラダは、組み合わせとして良さそうだ。例によって、肉が無いのだが、いつものことだし気にしない!

(2024年6月4日)

登録タグ/ 食べ物
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