. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2025年9月27日の記事
管理人の日記
仕事の都合上、今日は早めに更新させてください(前からこうするべきだった!)
![]() |
---|
もちろん、0個からだったら、2つくちコンロを買うよ |
先日、我が家に、「2つ目の」「1つ口」コンロが届いた。実に意味不明な行動に思えるだろうが、むしろ逆であり、いま使っている機械をそのまま活用する前提だと、非常に合理的と言える。
…まず、ご存じの通り、私の趣味の一つは「料理」である。と言っても、美味しかったり、キレイなものを他人に振る舞いたい…✨ なんてリア充(死語)な理由があるのではなく、「買い物に行く回数を減らしたい」「お金を節約したい」というのが目的である。その辺りと結びついたからこそ、「料理」が私の生活に定着するに至ったのだ。
――そして、その調理環境については、当初は、「ガスボンベ装着タイプのカセットコンロ」を使用していた(【日記:2023/2/14】)。しかし、その後の生活で、少しずつ自炊の重要性が増していき、まずは「1つくちの家庭用プロパン対応ガスコンロ」を購入した。カセットコンロは、ちょっとしか使わない場合や、持ち出し・災害時などに有利であるものの、常用するなら家の備え付けで問題ない。そして、ガスボンベが値上がり傾向な一方で、契約の都合か、家庭用プロパンは全く値上がりしておらず、そちらを使うほうが効率的と考えたからだ。ガスの基本料金だけで月1500円も取られる(※これはシャワー使用のために必須)ので、それをもっと前向きに活用したいという気持ちもあった。
というわけで。私は、「1つくちのコンロ」を導入することになったが、しばらく使用していくと、それでは不足する場面が増えてきた。例えば、私の主食の一つとして定着しているパスタでは、野菜炒め風の付け合せを用意するのだが、「@麺を茹でる鍋」と「A野菜を炒めるフライパン」を使うため、通常、2つクチが必要だ。従来、麺の入った鍋をコンロからよけ、麺は熱湯に浸け置きする形で野菜を炒めていたのだが、麺が固まりやすく、できれば最後まで火を通し続けたいと思っていた。また、もう一つ、主食として利用しているお好み焼き風料理では、翌日朝やおべんとう用途を考えて、大量に焼く場合がある。だが、フライパン1枚だと面積に制限があり、2枚焼く場合は、ぴったり2倍の時間が掛かる。とりわけ、大豆粉を使ったお好み焼きの場合、弱火でじっくりとなるため(【日記:2025/8/23】)、前に調理したときには、合計1時間近く掛かってしまった。そういうわけで、調理の利便性を上げ、時間も削減するために、私は前々から、2つくちのコンロを買いたいと思っていた(【日記:2024/9/20】)。
…ところがどっこい、その際に問題となるのが、「2つくちコンロの値段」と「いま使っている1つくちコンロの行方」である。まず、2つくちコンロ機器の値段は、約20000円というところだ。1つくちコンロについては、5000円台で買えるのに、何故か2つ集まると、2倍ではなく4倍となる。理不尽オーラ増し増しである。なお、魚焼き器など、他の機能が付いているものもあるが、いらない(即答)。
――さらに、新しいコンロを買ったとして、「いま使っているコンロ」の行く先も気になる。壊れていないので、まだ使えるが、調理で汚れてしまっており、ガス漏れなどの中古デメリットも考えると、売却しても値段は付かないだろう。そもそも、予備としても、引っ越し当初に使っていたカセットコンロが生きている。そのため、緊急避難用としての需要も低いものだ。
![]() |
---|
何でも2つあったほうが都合が良い(?) |
かくして。私は、家のコンロを2つくちにするために、「2つくちコンロを買う」ではなく、「1つくちコンロを追加する」という方法を選んだのだ。我が家には、ガスの元栓が2つあり、それに追加することで、1つくちコンロを同時に2つ使用できる。価格の問題を解決でき、かつ、いま使っているコンロ機器も無駄にならない。
…さて、これで掛かる費用は、コンロ代として、+5000円…ではなかったりする。というのも、ガスというのは関連商品商法であり、ガスホースというオレンジ色のアレ(都市ガスだと白なんだっけ?)に加えて、「ゴム管用ソケット」という、誰も名前を聞いたことのないであろう変換コネクタが必要となる。この2つで、恐ろしいことに3000円も掛かってしまった。残念ながら、安全に関わるものなので、中古商品や、自作でなんとかしようという発想には至れなかった。ガスホースなんて、「+300円でホース付属!」(※通常1000円程度なので、300円は割安)という商品に飛びついたら、0.5mしかなく、配管できなかった。確かに、極小の灰色文字で1か所にだけ書いてあったが…。まあ、“自分に有利な情報は大きく、不利な情報は小さく”なんてのは商売の基本であり、気付かなかった私に責任がある。日本企業は何も悪くないよ!!!
――そして、いざホースを接続し、ガスの元栓を開けようとすると…回らない。部品が壊れているのか、単純に固くなっているだけなのか。ペンチで思い切り力を掛けても、むしろ部品が壊れそうな感じであった。そうなると、修復できないのはもちろんだが、最悪、ガス漏れによってリアル炎上を引き起こすため、諦めてガス屋を呼んだ。曰く、「2つ目の元栓は、もう何十年も使われておらず、グリスがカチカチになっていた」ということらしい。そりゃあそうだ。普通の人は、1つくち・2つくち、どちらを使うにせよ、1つの元栓に繋ぐものだ。「1つくちコンロを2つ並べよう」なんて思ったのは、恐らくこの部屋の歴代住民で、私だけということなのだろう。むしろ、遠いほうの元栓は、何のために付いているのだろうか。私のためとしか言いようがない状況である。
そういうわけで。やや苦労したが、無事に、コンロのクチを、2つ使えるようになった。これまで、1つクチで順番に行っていた調理が、同時に行えるようになり、まずは予定通り、パスタの調理が効率的になった。今後、さらなる活用法も考えていきたいものである。アレだな、PCの2画面と同じで、一つより二つあったほうが良いということだな!
(2025年9月27日)
2025年9月27日の記事を表示しています。