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◇トップページ > 管理人の日記 > 2025年8月3日の記事
管理人の日記
最近、3食のうち1食を、フルグラでごまかすことが増えました

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手のあたりが激しくバグっているが、かわいいから許そう |
ちょうど昨日、「部屋のコンセントから、USB端子-TypeC機器が充電できない」という件について書き、本日昼に業者が来たが、まあ、最低最悪であった。問題は解決しなかったのはもちろんだが、業者の対応が極めて不愉快であり、あんな汚物を家にあげてしまったことを非常に後悔している。やはり、安い賃貸は、職員の質が低いということだ。
…では、問題点を述べていこう。まず、私はあらかじめ、文字の形式で、「USB-TypeC機器が充電できない」「変圧器・USBケーブル・携帯電話の正常動作は確認済みで、コンセントの向こう側の問題」と伝達していた。それにも関わらず、業者は、電圧テスタを持ってこなかった。おいおい、これでいったい何を調べるつもりだったんだ!?
――さらに、業者は、前述の事項を伝達済みだったにも関わらず、「変圧器が壊れているのでは?」と疑いを掛けてきた。内容もさることながら、口調もタメ口で小馬鹿にしているような雰囲気で、不快感を覚えた。それにも関わらず、「正しい動作を確認済みのUSB変圧器」等は持参してきていない。もう一度言うぞ、これでいったい何を調べるつもりだったんだ?
加えて。職員の雰囲気・外見についても、不快感を覚えた。「マスクを付けていない」なんて、そんなのはもはや些細なことである。1m程度の距離があったにも関わらず、タバコの悪臭が漂ってきた。有り得ないだろ。
――その他の外見的特徴についても、典型的なハゲ・デブ・チビという感じであった。こんなこと、普段の私なら全く気にしないのであるが、上記の「稚拙な技術的対応」と、そして「不快なタバコ臭」も相まって、負の納得感を私に与えるものだった。特にタバコ臭は100%有り得ない!
もう一度いうが、こんな汚い人間を、10分程度とはいえ、部屋に招いてしまったことを、私は途方もなく後悔している…。
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今日も暑いですね |
さて。今回の件については、ここで愚痴るだけでなく、もちろん大家にも苦情を伝えている。
…ところで、私個人についても、似たようなトラブル対応を、普段の業務で行っている。電気関連は少しだけ専門外であり、かつ、客ではなく会社内の職員が相手という相違点はある。だが、“問題が起きた現場に呼ばれ、初対面の相手に対応をしていく”という点は同じだ。そして、その場では問題を解決できないということも、頻繁に起こる。そういう時に、相手を不快にさせないために、どうすれば良いのか。今回の問題点を、整理してみることにした。
●技術的な問題点
@その場ですぐに、充電不良を解決できなかった
これについては問題ない。無論、即座に解決できるのが望ましいが、点検や工事が必要となることは理解している。よって、「物理的問題が解決しなかった」ということ自体が、強い不快感をもたらしたわけではない。
A解決に必要な機材を持ってきていない
今回の問題について、“電気系統のトラブル”ということは伝達済である。よって、電圧測定が可能な「テスタ」や、実際の充電可否を調べるための「USBケーブル」「テスト用携帯電話」などを、調査のために持ってくるべきであった。それらを怠り、何の進捗も無く終わったということで、「いったい何を調べにきたのか」という不信感が生まれた。
B既に調査済みの件を蒸し返す
「変圧器・USBケーブル・携帯電話については、異常なしを確認済」を事前に相手へと伝えていたにも関わらず、「変圧器が壊れているのでは?」と疑われた。だが、この手のトラブル対応で、「相手方が、問題を正しく認識・伝達できていない」ということは頻出である。つまり問題は、「疑ったこと」自体ではなく、「わざわざ相手を不快にする方式を取ったこと」にあると言える。
●接客としての問題点
@タメ口
キーとなる、携帯電話が充電できないという問題について、私が口頭で説明をしたところ、「それ(変圧器)が壊れとるんとちゃうか?w」と小馬鹿にするような口調で指摘され、カチンと来た。そんな可能性、とっくに調べているに決まってるだろう。舐めるな!
さて、この部分の本質は、問題発生に対する「客側の困惑」や「解決への努力」をないがしろにしていることもあるが、それ以上に、「表現手法が極めて不適切であった」ということだ。私が、(一般人レベルとしては)機械に強いなんてことは、業者は知るよしは無いから、疑って掛かるのは当然だ。だが、例えば、「どうでしょう、その変圧器が壊れているという可能性はありますか?」などと、丁寧な口調で、かつ対話を促すような形式であれば、怒りを覚えるどころか、むしろ誠実な対応と感じたことであろう。“言い方が10割”なんて言葉もあるが、まさにそれである。ここは私も、気を付けなければならない。
Aタバコ臭
アパートの部屋とは、プライベートな空間であり、自分と、自分が認めた特に親しい人しか入ってはいけない。ましてや、1部屋のアパートは、飲食や睡眠をする空間が入っているということで、職場よりも1段階上の衛生感覚が求められる。
しかし、私は「実際に綺麗かどうか」よりも、むしろ「不衛生な行動を取った精神性」に不快感を覚えているように思う。例えば、今は酷く暑い時期だから、汗を多少かいているぐらいでは、何も感じなかったであろう。だがタバコは、自分から吸わなければ、絶対に臭いがすることはない。「実際のタバコ臭」以上に、「他人の部屋に入るのに、タバコを吸っていく」という無神経な対応が、怒りを加速させたのだ。
Bハゲ・デブ・チビ・おっさん
こんなものは、普段ならば気にするべきでもない。デブはともかく、他は遺伝や年齢で決まるものであり、そう簡単には変えられない。むしろ、指摘した側の品性が疑われる事項だ。だがまあ今回は、他の要素が不快すぎて、腑に落ちてしまうという感じであった。やれ、「人は、20を過ぎると、外見に人格がにじみでる」という言葉を聞いたことがあるが、確かにその通りだと思った。私も、「生理的に無理」と納得されないよう、気を付けなければならない。
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大丈夫、こういうのは、100%機械が悪い |
というわけで。これらについては、ふだん機械についてのトラブル対応をやっている私も、反面教師とすべき要素が多分に存在する。
…やれ、「問題を解決・調査するための機器を持っていき、迅速に対応する」という技術面が重要なことは、誰だって分かる。しかしながら、修理対応は接客であり、ただ技術的に正しいだけでは信頼は得られない。「丁寧な口調」や「相手への同情」、そして「衛生感覚」が、満足感を得ることに繋がるのだ。私だって、相手がガッカリしたり不愉快な気分になるより、満足の行く修理によって、楽しく働いてもらえたほうが、嬉しいに決まっているのだ。
具体的に、私の金曜日の業務に当てはめてみよう。「パソコンの電源が何度も落ちます!」と電話が掛かってきて、いつものように“電源ケーブルの接触を確認してくれ”と伝えたが、そこは問題ないという返答であった。だが、現場へ向かうと、予想通りディスプレイの電源コードが抜けかけており、それを挿し直すことで、技術的なトラブルは解決した。
…さて、この先の対応であるが、私もオタクなので、「やっぱり電源ケーブルが抜けかけてましたよ。ちゃんと調べましたか?」と、問題の本質を指摘したくなる。が、それを言うと、明らかに相手に恥をかかせるため、グッとこらえて、「この電源ケーブル、ちゃんと入っているかどうか分かりづらいんですよね〜。まあ、また何かあったら、連絡してください」と笑顔で伝えた。「ちゃんと入っているかどうか分かりづらい」で、問題は相手の無能さではなく機械の設計とし、かつ、「また連絡してください」で、“このような問題で呼ばれたが、自分は何も迷惑に感じていない”とフォローしている。割とかなり、良い対応をしているのではないだろうか。逆に、わざわざ言わなくて良いことを喋り、相手を無能判定して、不愉快な気分にする。そんなものは、「正論」でも何でもないのだ。
――続いて、衛生面のほうについては、まあ、他者目線での評価となるため、私自身からは何とも言えない。ただまあ、「髪ボサボサでヒゲも剃っておらず、何日も水浴をしていないような悪臭を漂わせている」みたいなことは、当然ない。タバコなんて、そんな金の掛かるもの、買えるわけがない…。
というわけで。今回の、日曜昼の修理業者の不手際は、私自身の仕事に大きな学びを与えてくれて、総合的には良かったと思う。まあ、あのタバコ臭いオッサンは二度と家にあげねぇけどな。
(2025年8月3日)

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