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管理人の日記
給料かえして
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私は、この国の選挙で、投票したいと思える人間が居ない。政治家など無駄なので、カカシでも立てておいていただきたい。
――さて、いま非常にホットな話題になっており、皆さまご存じだと思うが、増税自民が、この夏の選挙の公約として、「1人あたり2万円の現金給付」を宣言した。「お金を貰えるんだから別にいいじゃん」と思っているアホの子は居ないと思うが、これは最低の経済対策であり、まさに「増税自民」の象徴と言える。どうやら総理大臣の肝いりの政策ということらしいが、私は、この現金給付で呆れ返り、諸悪の根源:自民党には、やはり絶対に投票できないと確信した。コメ問題で、少しだけ評価を改めていたところで、このザマだ。無能な政治家の自爆合戦で、投票という行為に限界を感じるものである…。
やれ、現金給付が何故よくないのかというのは、皆さまご存じだろう。バラマキ自民の給付金は、必ず増税とセットだからである。
…そもそも、私たちの給料には、いろいろ合算して、約70%という莫大な税率が掛けられている(※労使折半前の企業負担人件費を、消費税分を差し引いた後の手取り額側から見た場合)。よって、「会社が職員に35万円払って、実際に届いて使えるのは20万円ちょっと」という悲惨な状況が生まれている。私の、最低賃金とさして変わらない月給からも、軽く10万円以上が没収されているのだ。給料が安いだとか、職員が無能だとか、会社がケチっているのだとか、そういうのではない。税金が高いのだ。我々が払っている税率は、消費税の「10%」ではない。70%なのである。
――そして、「この超高税率が、企業経営と国民生活を圧迫している」という事実を、我々は常識として知っておく必要がある。いくら企業が賃上げをしたいと思っても、上げた人件費のうち、4割が自民党に没収される。そうして思うように昇給もできない中、運営コストの増加によって経営が立ち行かなくなり、結局のところ、「手当」や「ボーナス」といった下げやすいところから減給が為されていく。ここ数年で、幾度となく見てきた構図だ。
というわけで。この“70%の税金”を、できるところから、少しずつ下げていきましょうよ…という議論が、ようやく最近は活発になってきた。だが、増税自民は、そのたびに「財源がない」と惨めな言い訳してきた。少なくとも、去年秋の選挙から今に至るまで、「ガソリン税」と「103万円の壁(所得税)」については、減税できるチャンスがあったのだが、増税自民の「財源が無い」という一点張りで、骨抜きに終わってしまった。しかしながら、そんな中、今回の「1人2万円」という下品な現金給付が発表されたのだ。おいおい、財源が無い設定はどこに行ったんだよ!?
――さて。現金給付というのは、そもそもが、例えば「1人2万円を配るために、手数料を含めて2万4000円が掛かる」という感じであり、税金の無駄遣いだ。そして、バラマキ自民は、消費税を皮切りに、その他の税率も絶対に下げないと力強く宣言し、それを実行に移している。この2万円を受け取ったが最後、今月も来月もそのまた次も、ずーーーーっと給料から10万円が抜かれ続けるのだ。これを喜んでいる人間は、自分が目先の金で釣られるアホだと自覚すべきである。または、働いている若い奴らなんてどうでもいい、自分さえ金を貰えればOK!
と思っているのかな。
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さて。少し前までの話題というと、農林水産大臣…もとい、国賊の江藤が退任し、その後任者によって、何とか5kg2000円の備蓄米が消費者の手に届くようになった。単独記事としては書かなかったものの、これを私は評価しており、ようやく国が必要な仕事をしたと感じた。
…やれ、これについては、“そもそも国民のために保持していた備蓄米を、高騰前の適正価格で売るなんて、やって当然”という評価もあるだろう。しかしながら、その当然をせず、むしろ転売屋と結託してボロ儲けをしていた害悪を、我々は知っている。“当たり前のことを当たり前にやれる政治家”というのは、非常に重要であり、それをやらない国民の敵が、いかに政府・自民党内に多いか思い知らされる。あいつ、まだ頭と胴体がくっついてるのかなあ。
――そして、その成果に焦り、少しでも話題になろうと、備蓄米を「動物の餌」呼ばわりした上級の存在なども、ニュースになった。それへの強い失望もあって、私は、少しは自民党に投票できるかな…と思っていた。だが、それが、今回の「1人2万円給付」で、再び不支持に反転した。まさしく、無能な政治家たちによる自爆合戦であり、選挙=人気投票というシステム自体に限界を感じる。不愉快で、誰にも投票をしたくないのだ。
というわけで。私が政治に対して言いたいことは、極めてシンプルだ。政治家なんて全員いらない、金返せ!!
(2025年6月15日)
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