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管理人の日記
楽天証券の信用取引可能額がいきなり100万円を超えたんだが、なんかバグってる?
具材ゼロ、おつゆのみ、勝者あり |
9月もそろそろ中盤戦から終盤戦へと移り変わる時期だが、どこぞの美少女姉妹みたいに、「秋ですよー!」なんて言うとアホだと思われる。現在の状況は、残暑どころか真夏だ。ごく一部の涼しい日を除いて、原則として常時冷房は切れないし、私服も仕事服も、7月&8月と全く変わらない。むしろ、「集中管理」なんていう旧世代の遺物を使って、冷房を弱めているような場所では、更に暑く感じるくらいだ。
…そんな中で、ごく僅かばかりの小さな秋が、スーパーの野菜たちに近付いてきた。まず、高くなった物から述べると、ご存じの米は、月明けくらいの絶望的な状況から若干は改善されたものの、5kgで3000円程度と、まだまだ高い。また、キノコについては、真夏のセール時の「しめじ2株で98円!」みたいな殺戮価格から転じて、秋冬期に需要が増えることからか、最近ではセールでも138円と、値段が上がっている。また、これは季節的なものとは関係ないと思われるが、もやしの価格が上がり気味であり、私の中では、節約野菜の王者から脱落をしてしまった。
――いっぽうで、ここ1〜2週間程度で急激に安くなったのが、玉ねぎである。3個で98円などと、夏場の半値近くにまで下がっており、大量消費がたやすくなった。また、ジャガイモも同じような感じであり、これまた真夏の半額近くまで値下がりしている。また、卵についても、私の住んでいる場所ではそうでもないが、地域的には、ずいぶんと安くなっているようだ。もちろん、単純に需要と供給で値段が変化しただけであり、品質はそのままである。
そういうわけで。春〜夏はキノコを主力として戦ってきたが、一転して、ここからは玉ねぎを中心とした料理を組み立てていくことにした。
…まず、その中でも、環境トップ選手となるのが、「つゆだく親子丼」である(【日記:2024/7/16】)。液体成分を多めとした親子丼の特殊個体であり、私は、お弁当用に持っていく固体部分よりも、肉も玉ねぎもほとんどない汁かけ飯部分のほうが、むしろ好きなくらいだ。
――そして、つゆだく親子丼の魅力として、値段がとにかく安い。いま現在の市場価格を前提として、鶏肉150g:90円
+ 卵3個:60円 + 玉ねぎ1個:40円 + 調味料:10円?
として、合計200円、これが4食なので、1食50円である。無論、材料費のみであり、素材を買いに行く手間や、調理時間・洗い物などは考慮していない。それでも、参考価格としては、ここまで安く抑えられるということだ。
ちなみに、親子丼を掛けて食べる米を、100g(0.67合)とすると、5kg3000円換算で、米だけで60円となる。現環境において、「白米を炊く」ということが、いかに節約の敵であるかということが、お分かりいただけるであろう。なお、パスタならば、最安で100g20円程度となり、カロリー(熱量)もほぼ同じである。まあ、“パスタが親子丼に合うのか”と言うと、あまり合わないのだが、それでも、食べられないほど酷いわけではない。
続いて、この秋からの主力選手として期待したいのが、「各種のシチュー料理」である(【日記:2024/9/12】)。
…さて、私は、汁物として、ここまでずっと、みそ汁を調理してきた。しかし、安い味噌ばかりを使っているためか、率直に言って飽きており、しかも、開封後のみそが冷蔵庫を圧迫し続けるということもあって、何とかしたいと思ってきた。いっぽうで、固形型のカレールー、または関連するシチュータイプのルウについては、米価格の暴騰で余りまくっていた。そこで、それらを、スープ料理に使ってみると、いい感じになることが分かったのである。
――そして、こちらも、値段については凄まじい。カレールーは、イオンの最安値製品で、8食分で100円程度、つまり4食分で50円だ。ここに、例えば、玉ねぎ1個:40円
+ じゃがいも1個:40円+ ウインナー3本:30円を加えると、ルーの50円を入れて160円であり、それで4食分となるため、1食は40円だ。やれ、カレーというと、主食であり、いろいろとこだわってしまうが、副菜のスープとして捉えれば、余り食材を突っ込むくらいで丁度いいのだ。
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というわけで。9月が始まる頃の米の値上がりを見た時は、「もう生きていけるのかなって感じ」(【日記:2023/1/25】)であったが、上記の料理を使い、さらに、コメ部分をパスタに取り替えたおべんとうは、パスタ:20円
+ 親子丼:50円 + カレースープ:40円ということで、110円で制作可能である。我が社の社員食堂:260円に、負けないどころか、引き続き、大幅に勝てているのだ。
――さて、もちろん、これらは、買い物・調理・洗い物など、全ての手間を度外視した参考価格である。また、「キノコ」など、季節的な問題で値上がりし、残念ながら脱落していってしまった食材もある。コメ価格の高止まりも、頭の痛い問題だ。そういうわけで、いくら安いからといって、誰でもこれをワンパターンに物真似すれば幸せになれるというわけではない。それでも、スーパーの野菜売り場へ、ひと足お先に訪れた秋の味覚を使えば、私は何とか生きていけそうということが分かった。まだ翔べる…!!!!
まだ……。
(2024年9月18日)
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