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新ジャンル:「企業型DC」登場! / やり込みinFF

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管理人の日記
「ウィッチウォッチ」アニメ化、本当にありがとうございます。来年春まで、生きます…!!

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2024年8月19日(月)
新ジャンル:「企業型DC」登場!


 
何だかよく分からないが、とにかく凄いオトク!!


 本日、会社で、
「企業型DC」なるものを紹介するという、謎の投資セミナーが始まったので、参加をしてみた。なお、参加者は、見た目での判断だが、恐ろしいことに私ですら若造で、大半は40〜50歳という程度の世代であった。若者よ、投資をしろ!

 さて、企業型DCとは、iDeCoと同じく、
「給料から投資資金を出すことで、税金が減額されるサービス」だ。意味が分からないと思うので、具体例を出したほうが早い。例えば、給料の総支給額に「27万0000円」と書かれていたとする。もちろん、社会人諸兄の皆さま方はご存じの通り、この額がそのまま銀行に振り込まれるのではなく、各種の税金が勝手に没収され、だいたい2割ほどが減少する。ここから更に、職場で任意加入の“ナンタラ学会”みたいな輩がみかじめ料を取っていき、最後に、手元に来たお金からも、消費税10%が奪われる。結局、給料は、2/3くらいに減ってしまうわけだ。
 ――さて、話が脱線してしまったが、つまり、最初の27万0000円のうち、まず2割が引かれるということで、-5万4000円
謎空間へと消えていく。ところが、iDeCoや企業型DCでお金を払った分は、給料が減った扱いとなる。例えば、私はiDeCo2.3万円組であるため、税金の取り立て上、税制上の給料は24万7000円となる。そこから×0.2を掛けると、支払うべき税金は4.94万円差し引き4600円の税金を得できるということになる。

 そして。その2万3000円については、
「たわらノーロード 先進国株式」など、金融商品の購入に使うことができる。
 …さらに、iDeCoについては、NISAと同じく、利益が出ても、
そこから2割の税金を納めなくて良い(例:1万0000円で買った株が1万1000円になった時に売ると、通常口座では、+1000円から2割の税金が取られ、売却額は1万0800円になる。NISA / iDeCo / 企業型DCでは、この枠の税率が0%になる)。割安で金融商品が買えるだけで嬉しいのに、売る時にも合法脱税が可能ということで、とてもホクホクするものである。といっても、投資未経験の人、またはNISAでも積み立てているだけの人には、あまりピンと来ないと思うので、「とりあえず得をする」というくらいに覚えておいていただければ構わない。
 ――ただし、ここまで優遇がされる理由は、「年金としての利用を考えられているから」である。そのため、iDeCo / 企業型DCには、
60歳になるまで売却できないという、とてつもなく重い制限が加えられている。例外は、本人が死ぬか、重度障害を負った際だけだ。人生で、急にお金が必要になった場合にも、全額売却が可能なNISAと異なり、iDeCo / 企業型DCは「毎月の掛け金を下げる」という後ろ向きの(時期的には前向きの)対策しか行えない。そのため、自分の人生計画を考えたうえで、どれくらいの額を拠出していくか、考える必要があると言えるだろう。まあ…私は全ツッパなんだけどね…。

確かに「コンビニに寄らない」は、節約の基本である


 というわけで。ここまで、基本事項を復習してきたが、では、「60歳まで引き出せない」という、似たような性質を持つ「iDeCo」「企業型DC」は、どちらが良いのか。結論を言うと、
企業型DCのほうが、圧倒的に優れている。
 …まず、私は、iDeCo2万3000円組なのであるが、企業型DCだと、@最大5万5000円を拠出できる。よって、+3万2000円を、新たに節税枠に投資できることになる。税金を2割とすると、つまり、
2割引で買える株が3万2000円ぶんも増えるということだ。「たわらノーロード 先進国株式」は、定価+特定口座(利益から2割が没収される)で買っても損をしないような商品なのに、それが節税口座で買えるというのは、嬉しすぎなのだ。
 ――また、企業型DCでは、どうやら「住民税」「所得税」に加え、
A「社会保険料」という枠への減税対象にもなるらしい。「社会保険料」は、「健康保険料 + 厚生年金保険料 + 雇用保険料」の3つで構成されるそうだが、とにかく鬼のように高額であり、私の場合でも、ここだけで約14%という強烈な税率が掛けられている。よって、2万3000円のiDeCoを、同額の企業型DCに切り替えるだけで、計算上、3220円の減税が新規に実現できるということになるのだ。ちなみに、「厚生年金保険料」の支払いが減ることで、将来に受け取れる直接の年金が、若干ながら減るようだが、それについては、減税効果でカバーできるということである。
 最後に、企業型DCでは、BiDeCoで必要だった手数料を、企業が負担してくれる
(※加入や口座自体に対する手数料であり、投資信託の「信託報酬」は減らない)。iDeCoでは、加入時に2829円、そして月額171円の手数料が、必ず掛かっていた。やれ、たかが171円…と言いたいところだが、年間で2052円であり、平均100万円を運用しているとすると、0.2%に相当する。主要な投資信託の信託報酬が0.1%前後となっており、この小数点以下の手数料で各社がシノギを削っているのだ。それを省けるのは、無視できないメリットと言えるだろう。

 さて。本日の会社での説明会に、
一般人に擬態して参加していた厄介ファンである私は、以下のような細かい質問もしてみた。さすが、主催者側もプロということで、それぞれ納得のいく説明が返ってきたので、ここに記載してみたいと思う。


Q:iDeCoと企業型DCを併用した場合、2.3万+5.5万で、拠出額を7.8万円にできるか?
Aできない。両方の合計で、5.5万円が上限になる。
→ 社会保険料も減額される企業型DCに全ツッパをしたほうがお得!

Q:ふるさと納税と喧嘩をすると思うが、2025年2月から拠出開始をする場合、いつの寄付から減らせば良いか?
A2025年に企業型DCへ拠出開始する場合、2025年の寄付から減らせば良い。
→ 今年のふるさと納税については、そのままでOK!

Q:購入可能な銘柄を教えてほしい。
A:12月〜1月の勉強会で公開する。
ゴミ商品ばかりだった場合、たわら先進国のiDeCoと併用する可能性も…。



 とまあ、こんな感じだ。
 …やれ、特に気になるのが、
最後の「銘柄」である。投資勢の皆さま方はご存じの通り、“投資信託”という金融商品は、99%が買う価値の無いゴミである。私が名前を出す「たわらノーロード 先進国株式」「楽天 SOX インデックス・ファンド」などは、1%の上澄みなのだ。
 ――というわけで。もし、我が社の担当者が、チンポコを舐められて
クソ商品ばかりを集めてしまった場合には、かなり苦しくなる。と言っても、節税効果が大きいことは事実なので、その場合は、たわら先進国で運用しているiDeCoの2万3000円はそのままに、追加の3万2000円を、やむを得ずチンポコ商品で運用していく…ということになるかもしれない。いや、投資先の例として、「eMAXIS 新興国債券」「eMAXIS 新興国株式」なんてマイナー商品まで挙がっているくらいだから、さすがに「eMAXIS Slim 全世界株式」はあるよね…?

棟方愛海…チャン…??


 というわけで。来年からは、iDeCo改め、私は
「企業型DC」に挑戦をしていくことに決めた。
 …やれ、私は、
限界投資オタクの名に恥じず、“投資”自体については、あれやこれやと手を出しまくっており、もう何が何だか分からないという状況だ。しかし、NISA枠とiDeCoについては、基本的に売却をしない、「貯金箱」として捉えている(というか、iDeCoは売却できない)。その貯金箱に、私はここまで、月額17.3万円を投入してきた。だが、来年2月からは、iDeCoが企業型DCに代わり、その枠の拠出額が2.3万円→5.5万になるということで、合計の月投資額は、20.5万円ということになる。生活費を入れると完全に真っ赤っ赤であり、我ながら、本当によくやっていると思う。
 ――ちなみに、本日の勉強会で配られた資料には、ライフプランの例として、「23歳:就職」「30歳:結婚・出産」「35歳:マイホーム」などと書かれていた。
あのー…すみません、無理ですので…。なんかもう、難しいこととかよく分からないけど、とりあえず、お金をいっぱい増やしたい!

(2024年8月19日)

登録タグ/ 投資
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