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管理人の日記
料理を作りすぎて、逆に、冷蔵庫の中がスカスカになってきてしまった…
1個の効率が半分以下になりそう |
私が最後に歯医者に行ってから、概ね1年ほどが過ぎた。が、今回はいろいろと方法を変えたのが功を奏したのか、未だに歯は白いままである。
…まず、私は、歯があまり健康ではなく、例えば2022年の再就職前後の時期は、歯の痛みに悩まされていた(【日記:2022/2/16】)。「歯の痛み」なんて生ぬるいものではなく、歯ぐきから顎へ、そして頭全体へと重い激痛が走り、のたうち回りながら、生きていることを謝罪したくなるような、耐え難い苦痛であった。これが、発作のように、10〜15分ほどの間、1日平均して1回くらいの頻度で起こっていたのだ。プライベートも仕事も関係なく、そのような痛みが走っていたので、当時は笑い事ではなく、「くそっ、静まれ、私の歯…!」という感じであった。その後、2023年の春から夏に掛けて、右奥の歯に根本的な治療をしてもらい、それ移行、酷い痛みを感じることは無くなった。
――そして。それと同時に、私は、「歯石」と呼ばれる汚れを除去してもらった。歯石とは、歯の歯茎側にびっしりと張り付く黒い汚れであり、通常の歯ブラシでゴシゴシしても、決して落とすことはできない。そして、汚れの集合体であるため、口内の健康に良くないのはもちろんであるが、何より白い歯に†漆黒の汚れ†が張り付いているため、見た目が大変に不愉快である。そういうわけで、私については、概ね2年に1回ほどのペースで、歯医者に通って、この「歯石」を除去してもらう…というのが、恒例行事になっていた(ついでに、その際に虫歯等があれば、治療もしていただく)。
さて。歯石というのは、時間と共に、少しずつ増えていくものである。しかしながら、今回は、最後の歯医者の通院から1年が経って、未だに歯は白いままなのである。もちろん、凝視すれば、ほんのりと歯石が付いているのを発見できる。だが、それは非常に薄く、恐らく、従来のように2年が経ったとしても、まだまだ綺麗な歯のままで居られると思われる。
――そして。その理由は、前回の通院から、私は様々に、歯磨きの方法を変更したからであると思われる。具体的に、その手法を、述べてみよう。
◆糸ようじを、毎日使う
この道具は、「歯間ブラシ」と言われることもある。私は、歯間ブラシが最も細い物でも通らない(歯茎がミチミチで良いこと…なのか?)ので、代わりに糸ようじ(「フロス」とも)を使っている。これを毎晩使用して、歯と歯の間の汚れを除去している。
…やれ、本当の初期は、通すだけで血がダラダラと垂れてきて、実に痛々しかった。だが、歯医者で教えてもらったのだが、血が出てくるというのは、つまるところ汚れが溜まっているということだそうだ。そういうわけで、少し日を重ねると、出血は無くなっていった。今では、奥の方に入れたときに出血すると、汚れが除去できたということであるため、むしろ「ラッキー!」と感じるくらいである。
――ちなみに。糸ようじについては、使い捨てであるものの、100円ショップで60本入りなどを買えるため、値段面での問題は全く無いと言って良い。このような糸ようじを、毎晩の歯磨き前に行うようにしているのだ(夜勤がある際は、昼の歯磨き時)。
◆舌ブラシを使う
以前の職場に勤めている際、歯磨き時に、ベロを歯ブラシでワッシャワッシャと洗っている人が居た。当時は、我が生家では全く存在しない習慣だったということで、何だこりゃと思ったものであった。ただ、舌というのは、口の中に存在するだけあって、汚れが付きやすく、病気や口臭の原因になるということであり、それを清掃するというのは、合理的な行動だ。ただし、歯ブラシで磨くのも、舌を痛める危険性があって、あまり良くないという。
…そういうわけで。私は、専用の「舌ブラシ」を、毎晩の歯磨き時に使用している。ただし、あんまり奥まで綺麗にやろうとしても、オエッと吐きそうになってしまうため、あくまでおまけ程度である。べったりと黄白色の汚れが落ち、達成感が得られるものの、毎晩毎晩のことである。単に、歯磨き後にうがいをしていない(後述)ので、その痕跡が出てきているだけなのかも…。
◆歯を縦に磨く
私は、寝る前の歯磨きを3工程と捉えていて、その最後が、この「歯を縦に磨く」である。
…さて、私は、以前から歯磨きに力を入れていて、その時間は、だいたい5分くらいというものであった。だが、時間を掛ければ良いというものではなく、携帯電話やパソコンで遊び半分に、同じところばかりを磨いていては意味がない。その証拠に、“毎日5分の歯磨き”をしていたところで、私は、再就職直後の酷い虫歯症状を、全く防げなかったのだ。
――というわけで。歯医者さんで教えてもらったこととして、私は歯を縦に磨くこととした。歯ブラシを立ててワシャワシャすることで、「歯と歯の間」や「歯茎と歯の境界」といった、汚れの溜まりやすい部分を綺麗にしやすくなる。これを、ダラダラとするのではなく、歯を1本ずつ磨く気持ちで、集中して行う。私は、時間を掛けて歯を磨いたことにしていた自分を反省し、夜の歯磨きは、必ず鏡の前で行っているものだ。なお、縦に磨くという仕様上、口から飛び散った汁で鏡がベッチョベチョに汚れてなかなか不愉快なのであるが、まあ、鏡については、ガラスクリーナーで定期的に拭き掃除をしているので、許してほしい。鏡が汚れることを恐れて、もっと大事な口の中が汚れるようであれば、本末転倒なのだ…。
◆毎食ごとに歯を磨く(以前から)
私は、朝食・昼食・夕食、そして寝る前で、合計4回の歯磨きを行っているという、かなりの歯磨き過激派である。勤務の都合上、日勤時は昼食を、夜勤時は夕食&朝食を、それぞれ職場で取ることになるが、もちろんその際も、職場に歯ブラシを持ち込んでおり、毎食ごとの歯磨きは欠かせない。もっと酷い場合は、外食時にも洗面所で磨いているなんてことも…。
――ちなみに。都合、毎日4回の歯磨きをするということであるが、主力である「寝る前の歯磨き」以外は、割とライトな感じである。各食事の後は、手間や時間を気にして、ささっと、歯の上の部分(「側面の上の部分」を含む)だけを撫でて、磨いたことにするような場合が多い。まあ、ガチめに汚れを落とすのは、1日1回というペースで、大丈夫な気がする。
◆磨いた後のうがいをしない(以前から)
私は、歯磨き後に、うがいをしない派閥である。その心は、歯磨き粉(練り歯磨き)には、フッ素など、歯の健康にとって良い成分が含まれており、何回もうがいをすると、それまで洗い流してしまう恐れがあるということだ。歯磨き粉を使うのは、歯に薬を塗っているのと同じであり、せっかく使っておいて、それを自ら除去してしまうというのは、勿体ないというものだ。
…そして。その理屈から、逆に私は、歯磨き前のうがいについては、念入りに行う。通常、食品のカスが出てこなくなるまで、何度もグチュグチュと行うし、カロリーメイト風食品など、歯にくっつきやすい食品の場合は、歯ブラシへ歯磨き粉を付けずに、下洗いならぬ“下磨き”を行っていくくらいだ。まず、うがいや下磨きで汚れを除去する。そして、「歯磨き粉」という薬を塗る。この順番だ。ちなみに、糸ようじ(フロス)と歯磨きの順番についても、「汚れを落としてから、薬を塗る」という理屈で、糸ようじを先に行うことが推奨されているらしい。
わ、わきの下でおにぎりを!! |
というわけで。これらの作戦により、私は、歯医者に行く間隔を、以前までの「2年」から、大幅に伸ばせそうな感じになった。
…のだが、実はこれは、あまり良くない傾向である。というのも、日本よりも遥かに歯の健康に気を遣っているヨーロッパでは、「歯科定期検診」という言葉があり、特に異常を感じなくとも、半年〜1年という頻度で、歯医者さんの診察を受けているという。最近では、日本でも、厚生労働省とかいう聖府機関が、なんとか歯科定期検診を流行らせようとしているようだが、恐らく、成果はあまり芳しくないというものであろう。私の印象としては、歯医者というのは、「虫歯を治すところ」であり、特に異常がなければ、あまり通いたくないというものだ。
――ちなみに。西洋と東洋で、健康に関する考え方が全く違うかというと、そういうわけでもない。東洋にも、中国の「未病」という言葉があり、つまるとところ、病気が現れる前に治してしまうのが一番という思想だ。ただまあ、原典でも「聖人は」と書かれているように、“未病”を見付けて治す医者&“未病”の時点で相談しにいく患者というのは、どちらも極めて得難く、なかなか実現するのは難しいというものなのだ。
やれ。この「定期歯科検診」の話は、他の、予防医療的な全てに繋がるものではないだろうか。
…例えば、私は、親世代の人たちに、聖府の定めるがん検診は受けておいたほうが良いと主張している。が、そんな私が、歯科定期検診を受けていないのだから、残念ながら説得力は皆無と言わざるを得ない。また、私は、病気になってから医者にかかるより、あらかじめワクチン等で予防した良いということは、理屈では理解している。ただ、某クソウイルスのワクチンが、この4月から有料化され、だいたい7000円が掛かるという衝撃的な事実に、私は尻込みを隠せずにいる。おい、補助金が打ち切られて減給になるし、マジで、5類移行って私にとってクソみたいな結果しかもたらさねぇな…。
――というわけで。私は、歯磨きはしっかり行っているが、歯科定期検診については、まるでやろうという気持ちがない。片手落ちである。もちろん、歯磨きというソロ攻略だけでなく、歯科検診という課金オンラインプレイもしっかり行って、初めて「歯の健康」というソシャゲが成り立つのは分かっているが…まあ〜〜でも、やっぱり、お金と時間がな〜〜。まあ、歯がサ終しないよう、何とか大事にしていこう!
(2024年8月14日)
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