. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2024年8月13日の記事
管理人の日記
え、サラダって、安くて簡単に量を用意できる料理の代表格じゃないか?
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない。何かを得るためには、同等の代価が必要になる。 |
アイドル(略)シンデレラガールズに出演する「五十嵐響子」というキャラは、料理を得意としており、ソロ歌唱曲も、そういった内容になっている。しかし、その歌詞の中に、「忙しい男性は、野菜が不足している」という内容があり、私は困惑しているのだ。むしろ、不足するのは肉では?
…では、具体的に引用してみよう。どちらも、音ゲー:「スターライトステージ」には未収録の範囲なのだが、ソロ1曲目の「恋のhamburg♪」の2番の最後は、「(これまでハンバーグの話をしておいて、)野菜も食べてね❤」で終わる。また、ソロ2曲目の「アツアツ♪マカロニグラタン」では、1番の歌詞で、「毎日忙しくて
野菜も摂れてないんでしょ (だから、グラタンの材料の)ブロッコリーも買っておくからね」と歌われている。
――さて。メタ的に言うと、このゲームの主要なユーザー層と思われる、20〜30代くらいの成人男性は、野菜が不足しているということである。五十嵐響子ちゃんは“お嫁さんアイドル”ということで、かいらしい年下の女の子に世話をしてもらう…というところを売りにしているのだ。ちなみに、あくまでゲームの話なので、これに対してマジギレする意見を送ってこられたところで、私は何も言えません。
が、私は、「忙しくなると、野菜が不足する」とは思わないのだ。むしろ、私の環境だと真逆である。肉は加熱必須 or
ナマ食は保存期間が最悪ということで、調達や調理の手間が掛かり、忙しくなればなるほど減少していく。逆に、野菜については、極端なことを言うと、「レタスを素手でちぎり、ドレッシングを掛けるだけ」で、余裕でおいしいサラダとして成立する。なんなら、夕食ではなく、酒のつまみとして、酔っ払いながらでも用意できるくらいだ。
…しかし。そういうことではなく、恐らく、響子ちゃんの例で言われている「忙しい男性」は、恐らく、毎日の食事を、コンビニで買って帰るような人を想定しているのだと思われる。コンビニ弁当というのも、最近は多彩なラインナップで、選ぶ楽しみもあるし、味もしっかり美味しいものだ。ただし、高い。欲望のままに買うと、夕食だけで1000円を余裕で超えるし、更に晩酌セットなんて買ってしまえば、+1000円、一晩で2000円が溶けていく。
――やれ。私にとって、サラダという料理は、「安価で大量に用意できる」という魅力もある。しかし、コンビニサラダは、しっかり料理1品ぶんの料金を要求してくる。具体例として、いつも“ファミペイルート”(※投資用語)でお世話になっているファミリーマートの【サラダのラインナップ】を見てみると、野菜だけの簡易的な商品でも250円程度、肉・卵・スパゲッティなどを入れて手間を掛けた物は500円近い。まあ、レストランの料理として考えれば、これくらいでもおかしくないだろうが…。
というわけで。もちろん値段のこともあるし、それに、弁当を2パックも3パックも買うとなると、食事や片付けにも手間が掛かってしまう。そういった問題により、コンビニで弁当を1パックだけ買うとなった時、私ではない普通の人は、間違いなく米+肉の料理を選ぶだろう。かくして、響子ちゃんが、若い男性ファンたちに対し、「野菜も食べてね❤」と歌う事態になっているということである。
くまです
よろろすおねがいするます |
さて、コンビニ弁当が板に付いているような人は、わざわざサラダを買わないかもしれない。
…まあ、気持ちは分かるというものだ。私も、今の一人暮らしでこそ、料理をアホみたいにやっているものの、以前の別環境の際は、スーパーやコンビニで弁当を買うのが日常で、自炊は「全く」と言って良いくらいに行わなかった。
――そんな中でも、私については、サラダを買う習慣があった。だが、時間的に忙しかったり、または金銭的にギリギリだったりしたら、恐らく、米や肉ではなく、野菜のほうから省略をしていただろう。かくして、「忙しい男性は、野菜が不足する」が成り立ってしまうのである。ちなみに、ここまでの流れに、別に性別を区切った話は無いため、「忙しい女性は、野菜が不足する」も、また真である。つまり、「野菜も食べろよ❤」なんて諭してくる男性アイドルが出てくる可能性も…。
ただまあ、コンビニから離れて、自炊という前提にすれば、やはり、肉よりも野菜のほうが圧倒的に楽と断言できる。特に、生野菜のサラダなんて、もはや料理と呼んで良いのかというくらいの楽勝さなのだ。
…例えば、今日の朝食と夕飯のために用意したサラダは、まずレタス(98円/中の下くらいの大きさ)を素手で千切って、適量(※たぶん普通の人の3倍くらい)を皿に乗せる。その後、きゅうり(3本で98円)は斜め切りとする。あとは、練りしょうがとかつおぶしを掛け、キユーピーのドレッシングで味付けし、最後に業務スーパーで買っておいたクルトンをたんまり掛け、一味唐辛子/こしょう/白すりごまで香味付けする。こう書くと、割と面倒くさそうだが、いやいや、買い物に行くほうが遥かに手間が掛かるから…。職場が目の前すぎて帰り道にコンビニが無いから…。
――ちなみに。上では、あえて「キユーピーのドレッシング」と、固有名詞を出した。珍しく、ここだけは、私はこだわっている。というのも、サラダのドレッシングにも、安価な製品は多く存在し、節約を心がけている私は、そういうものにも手を出したことがある。だが、いまいちピンと来なかったのだ。
ちなみに、最も推しているのは、「チョレギサラダ
ドレッシング」である。韓国風ということらしいが、辛すぎでもなく、甘すぎでもなく、遠すぎでもなく、近すぎでもない。そんな感じの、ちょうど良い異国情緒が味わえる。私は、基本的に、サラダを大皿に盛ったとき、飽きないようにドレッシングは2種類使っているのだが、そのうち半分は、基本的にチョレギサラダドレッシングとしている。残り半分は、日本風だったり、中華風だったり、欧風だったりと、いろいろだ。
さて。私は、@暇人かつA料理を趣味としており、自分で野菜料理を調達することに、特に苦は感じていない。ただまあ、世の中の、コンビニ食を使わざるを得ないような本当に忙しい人達は、やっぱり、“副菜”のサラダなんかは、省略してしまうことが多いのだろうな…とも思う。
――でも、まあ、これだけ物の値段が高くなっている時代だ。いくら一人暮らしでも、冷蔵庫を持っていない人は、そうそう居ないであろう。だから、サラダだけでも、手作りする習慣があっても良いと思うのだ。例えば、今の季節なら、レタスが98円の時に買って、それを素手で千切り、キユーピーのチョレギサラダドレッシングを掛けて、サラダ枠とする。それだけで、野菜の量に対して、お金は大幅に節約できるのだ。これくらいは、もう、現代人の必須知識に片足が入り始めている気がする。そして、それが行き過ぎると、私のように、野菜と穀物ばかりを食する日々が続き、響子ちゃんから「お肉も食べてね❤」と叱られる人間へとなっていく…。
(2024年8月13日)
2024年8月13日の記事を表示しています。