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[サンブレイク] またお前らか! / やり込みinFF

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管理人の日記
8月も中盤戦ですね。株のダメージを回復しつつ、既存の課題を頑張っていこう

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2024年8月11日(日)
[サンブレイク] またお前らか!


 
でもカイザー装備はすごく役立つんだよなあ


 いよいよストーリーも大詰めという段階で、クエストリストに、驚くべきメンツが登場した。それは、
「テオ・テスカトル」「クシャルダオラ」「オオナズチ」の3体である。またお前らか…。
 さて、「ライズ&サンブレイク」のストーリー進行は、他のモンハンと少し違っており、「固定の数ミッションの中から、幾つかを選んでクリア」「緊急クエストを達成」を繰り返すことで、ゲームが先へと進んでいく。例えば、上の図の段階だと、「シャガルマガラの緊急クエスト
【日記:2024/8/9】「『テオ・テスカトル』『クシャルダオラ』『オオナズチ』の討伐クエストから、2つを選んでクリア」「次の緊急クエスト」となる。
 ――やれ、これは、PSP時代のような
「キークエスト」(当該ランクの中から、「キークエスト」に指定された物を全てクリアすると、次のランクへの緊急クエストが解禁される。ただし、キークエストがどれかという情報は、作中では確認できない)と、ワールド&アイスボーンの「任務クエスト」(クリアでストーリーが進むクエスト。同時に出現するのは、基本的に1つで、せいぜい2つ)の、良いとこ取りをしたという感じで、なかなか良い調整になっていると思う。

 しかし。この私のプレイ段階で登場した
「テオ・テスカトル」「クシャルダオラ」「オオナズチ」の3体には、深い因縁がある。通称、ドス古龍と呼ばれ、シリーズ初期と言える「モンスターハンター2ドス(PS2/2006年)で初登場した古龍たちだからだ。なお、「古龍」という分類も、『2』で初登場をしたということで、『1』でのラオシャンロン、キリン、ミラボレアスといった面々は、後付けでの指定となったようだ。
 …さて、こいつらは、シリーズが長らく続いた現在では、ごく自然な存在として受け入れられているが、初登場した頃は、魔法のような力を使うことで、
世界観的に不評であったらしい。私は未プレイなのだが、そもそも『2』自体が、評判の良くない作品であったらしく、この“ドス古龍”たちは、あまり好かれていなかったようだ。

 さて。私が、この3体と初めて相まみえたのは、
「モンスターハンターポータブル2nd」「2ndG」(PSP/2007、2008年)でのことであった。どちらも、通常クエストにおいては、「撃退」という特殊なシステム(制限時間50分のうち、開始25分以降に、「@相手を倒せておらず」、かつ「A開始から一定HPを減らした状態」だと、相手が撤退してクエスト終了になる。与えたダメージは、次回に引き継がれる)を持っており、耐久力のある強敵だと感じたが、あくまで同ランクの敵から大きく隔絶したものではなかった。『2nd』は、上位の最後までクリアして、それで終わりにしてしまったため、特にまあ、強い印象に残ることは無かった。
 …が、『2ndG』になると、難易度が跳ね上がり、火力と耐久力を持つドス古龍たちは、かなりの強敵になった。とりわけ、印象に残っているのが、
イベントクエスト(今でいう無料DLC)における「JUMP 爆炎の帝」のテオ・テスカトルと、「ファミ通 吹雪を討つもの」のクシャルダオラである。ジャンプやファミ通というリアル雑誌の名称が付いているが、コラボにありがちの軟派な難易度ではなく、歴戦王的な強化クエストであり、最高難易度のG級クエストから見ても規格外の高火力を持っている。しかも、「撃退」なしの一発討伐限定であるため、制限時間まで敵として立ち塞がる。
 ――恐らく、火力と体力は、協力プレイを前提としているのだろう
(当時は、1人プレイと、2〜4人プレイで、敵パラメーターが変わらない仕様だった)。しかしまあ、当時も友達が居なかった私は、これらの強化テオと強化クシャルに対して、無謀にも片手剣ソロで挑み、四苦八苦をしながら撃破していった。最強の武器と防具を揃え、即死の危険性も有る中、めいいっぱいのアイテムを持ち込み(当時はキャンプでアイテムボックスからの補充ができなかった)、失敗しながら、制限時間の50分をギリギリまで使っての撃破である。さすがに、1回倒して終わりにしたのだろうが、あのギリギリ感は、今でもうっすらと記憶に残っている…。

なんで竜巻の中で寝ているんですか?(現場猫)


 そして。そんなドス古龍たちと再会したのは、
「モンスターハンターワールド」(PS4等/2018年)でのことだった。が、ここでは、ネタ的な意味が強い。
 …さて。そのストーリーの終盤では、「古龍3体の痕跡を集めよう!」という目的が設定された。それを聞き、私は
「おっ、新モンスターかな!」と思った。だが、出てきたのは、クシャルダオラ「やあ」であった…。
 ――やれ、ここで登場するのは、「テオ・テスカトル」「クシャルダオラ」「ヴァルハザク
(新規モンスター)の3体であり、2/3が既存モンスターの復活である。しかも、テオ・テスカトルはともかくとし、クシャルダオラのほうは、『2』シリーズで不評であった“竜巻による行動妨害”が、更に激化しており【こんなプレイ日誌】もあります…)なんでこんな奴を新大陸に復活させたの? という感じであった。

 ただし。バトル面ではともかくとし、
装備品では非常にお世話になった。テオ・テスカトルの防具である「カイザー」シリーズは、3つ装備することで「達人芸」が発動し、会心時の斬れ味消費を0にできる(「ワールド&アイスボーン」での仕様)。私は、ベヒーモス装備である「ドラケン」ではなく、カイザーシリーズのほうを愛用しており、アイスボーンでマスターランクに進んでからも変更せず(被ダメージが高くてキツかった…)、テオ・テスカトルが登場したら、真っ先にマスター級のカイザー装備を作ったくらいだ。
 ――ちなみに、これら古龍たちは、ご存じ、ワールド&アイスボーンにおいて、
「歴戦王」という強化クエストで、大いにゲームを盛り上げてくれた。ただ、「歴戦王」というクエスト形式も、ワールド&アイスボーンがアップデートする中で、ユーザーと共に成長をしてきた。綺麗な書き方をしたが、それはつまり、初期のメンツはクソばかりということである。ただ固くて痛いだけの「歴戦王キリン」なんかは、その象徴だった…。

さすがに少し強いけど、でも、今となってはただそれだけ


 というわけで。そんな面々+オオナズチが、3体セットでいきなり「サンブレイク」の画面に現れたということで、私の心は穏やかではなかった。
 …が、こいつらは、
今では全く強くない。全般的に、ハンターの性能の大幅上昇に対して、敵の強化が追いついておらず、また、理不尽な点についても、ほとんどが削除されている。テオ・テスカトルは、今や、ちょっと硬くて専用BGMを持っているだけの、普通の炎モンスターである。また、クシャルダオラについては、風圧による行動妨害が「ありました?」というレベルで貧弱になっている。普通に戦えるのは良いことのはずだが、これはこれで本末転倒感がある…。最後に、オオナズチについては、消える頻度が減ったことに対し、脱力ブレスや尻尾ポンポン、飛び立って足元毒爆風などの厄介な攻撃が消えてしまったため、こちらもただ単に現在では、「なんか消えて、なんか猛毒を使うだけの、普通のモンスター」になってしまっている。
 ――というわけで。シリーズが進むごとに、
世界観のインフレが進み、20年近く前は物議を醸し出した“ドス古龍”たちも、ごく普通の存在になってしまった。ハンターさんたちは、トンデモ世界に慣れすぎたのだ。さすがにもう、機械モンスターとかが出てこないと、驚かせるのは難しそうだが、「ワイルズ」という名称からして期待薄だなあ…(当たり前)

(2024年8月11日) 1153 PV

登録タグ/ ゲーム一般 モンハン
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