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管理人の日記
夜勤明けからのお出かけで体力の限界に達しました。寝ます。
マヨ×パスタという組み合わせ |
初登場から2ヶ月ほどで、完全に私の生活に定着した感のあるパスタであるが、これまで、その味付けは、ケチャップベースの赤い物しか存在しなかった。そこで今回は、新しく、マヨネーズベースの白いパスタを試してみたのである。
…まず、パスタソースというと、定番なのが「ミートソース」「ナポリタン」と言ったトマトベースの味付けであるが、それに次いで、「カルボナーラ」などといった白いものも存在する。だが、奴のレシピを調べてみると、「ベーコン」や「牛乳」などという文字が並んでいた。これはなかなか難題である。確かに、ベーコンは、ペラペラにも関わらず、味が凝縮されており、料理においては非常に重要な位置を占めている。しかし、質量に対する値段が高く、私はもう、1年以上は自分では買っていない。一瞬だけ復活した宴会(この夏はまた休止中)で、ベーコン料理などが出てくると、「世の中の人はこんなおいしいものを食べているのか!」と感激するものであった。
――また、牛乳についても、冷蔵庫での保存が必須という問題から、私はもうしばらく買っていないが、最近では1リットルから900mlへのすり替えが目立っているらしく、純粋な値段としてはかなり上がっているのだろう。代替品として採用していた「豆乳」ですら、最近では金銭的負担と開封後の冷蔵庫の圧迫を嫌って、全て「お茶」に統一しつつある。牛乳は、もう私にとって、高級品という趣だ。
最後に。カルボナーラの材料には、「バター」や「オリーブオイル」などもあるが、これらもまた、インフレバトルに両足を突っ込んでいる方々である。何から何まで、食材は値上げしすぎなのだ。やっとこさ給料が上昇したと思っても、値上げや増税によって、すぐさま吸いつくされてしまう。唯一の希望だった株についても、そこまで順風満帆とは行きそうにないことが分かってしまったし、どうしろと…。
そういうわけで。困りきった私は、マヨネーズを使ってみることにした。マヨネーズというと、「マヨラー」などと称される強火ファンも存在する調味料であるが、私の生活だと、従来「シーチキンごはんの味付け」にしか使わず(「ポテトサラダ」や「芋/玉ねぎ/豚肉のマヨネーズ炒め」がルーチン料理から外れたため)、猛烈な余り調味料となっていた。しかしながら、最近になって、「パスタサラダ」の味付けに使ってみると、なかなか悪くない風味を出してくれるということが分かった。ならばと、サラダでは無いパスタ料理にも使えないかと考えてみたのだ。
…そんな感じで、レシピとしては、以下の通りである。まず、「キノコ/なす/冷凍海鮮/冷凍ひき肉」を、フライパンで炒める。そして、パスタが茹で上がったら、炒めた物を掛け、「マヨネーズ/顆粒だし/チーズ/タバスコ」で味付けする。つまり、これまでのパスタでケチャップを使っていたところを、単純にマヨネーズに置き換えただけである。
――しかしながら、これがやってみると、良い感じに、ケチャップのパスタとは異なる風味を出してくれている。麺との調和も、炒め物たちとの相性も、共にバッチリだ。そして、味だけでなく、色も赤から白へと大きく変わり、食感に変化を与えてくれる。なんなら、別にケチャップだけ、またはマヨネーズだけということにこだわらず、赤と白を半分ずつ使って、ポーランドパスタにしても良いかもしれないと思った。ちなみに、赤と白の2色だけの国旗というのはそれなりにあるようで、例えばインドネシアやバーレーン、そして日本国も赤と白だけで書くことができる。日の丸の赤はケチャップの赤…。
麺までピンクになってるけど、どういう作り方なんだ… |
というわけで。またしてもパスタが、私の生活の中で、余った調味料を救済してくれた。
…そう言えば、赤飯のために大量購入した「ごま塩」(赤飯の素が値上がりしたうえに、赤飯自体がキノコ炊き込みごはんに完全に役割を奪われた)も、パスタを茹でる時の「塩」の代わりとして使っている。また、自家製ポテナゲのための「ウスターソース」(肉類をほとんど食べなくなったため、ポテナゲも自然とフェードアウトしていった)も、パスタの隠し味として活躍してくれている。
――と、そんな感じで、パスタには何を入れてもよく合うのだ。あんこ入りパスタライスなんて料理もある(※無い)。まこと、「パスタは自由」としか言いようがない。イチゴパスタとかいうゲテモノ料理も、意外と、実際に作ってみればイケるのかもしれない。
ところで。ここまでケチャップベースの「赤パスタ」、マヨネーズを使う「白パスタ」をレギュラー入りさせてきた私だが、次はどうしようか。ミラボレアス理論で行くと、次に目指すべきは「黒パスタ」である。また、個人的には、ペペロンチーノ的な、あっさりパスタにも興味がある。
――というわけで。私の創作パスタでは、まず、“既存の美味しそうなパスタソース”を目標とするものの、必ずしもそこを目指すではなく、自分なりに安い調味料で再現できないか試してみる。そうすると、何故かだいたい上手く出来るのだから、パスタというのは面白い。ありがとうイタリア人兄貴…。
(2024年8月10日)
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