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管理人の日記
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なるほど〜…この3倍は量が欲しいな |
スパゲッティの有効活用が止まらない。今度の私は、「パスタサラダ」に挑戦をしてみたのだ。
…まず、きっかけは、次の通りである。ある日の職場での夜勤の際に、他の社員が、売店に行って、夕食を買ってきていた(私はおべんとう)。最近の私は、「普通の人」というものに興味があるため、その金銭感覚を知りたいと思い、ちらっと袋の中の商品を覗き込んでみた。すると、平たい容器に、“パスタサラダ”的な食品が入っていたのだが、その値段の上1桁には、「5」と書かれていた。私は戦慄した。そして、次の数字は、どうも「3」であるようだ。ぐふっ!! まさか、53円というわけはないだろうから、サラダ1個で530円である。
――しかも、その人は、パスタサラダだけでなく、主食となるようなお弁当系食品と、1リットル程度が入った長いペットボトル飲料に加え、さらにお菓子を、合わせて購入していた。恐らく、たった1回の夜勤で、その夕食代は、1000円を軽く超えているだろう。ゲボガァ〜!!(カンカンカンカーン!!!!)
そういうわけで。自分から他人の金銭感覚に手を出しておいて、勝手にノックアウトをされてしまった。
…が、まあ、気持ちは分からないでもない。私の今のイカれた金銭感覚が形成されたのは、株式投資を始めたからではなく、前職を途中退職し、“20代の終わりから30代の始め”という時期で、ひたすら預金が減っていくだけの苦しい時間を過ごしたからである。あれから私は、今の自分の環境が、未来永劫続くなんてことは決して思わないようになり、とにもかくにも、お金を確保するようになった。投資は、あくまで、その延長に過ぎないのだ。
――しかしまあ、実際に、自分が前職を辞めるまでの時を振り返ってみると、今の水準からすれば、激しい無駄遣いをしていた。休日、出張先の寮から駅まで、歩くのは無理でも、バスさえ待てば安く済むのに、友達感覚でタクシーを呼んで、1000円単位の金を散らしていく。もちろん帰りも駅からタクシーだ。立ち寄ったコンビニでは、気になった瞬間に、あれやこれやと手に取って、欲望のままに買って食ってを行う。腕時計やイヤホンといった、そういう消耗品についても、1万円以上するような高価な物を、「類似商品と比較する」「本当に自分に必要なのかと検討する」といった手順を経ずに、衝動買いをしてしまう。だが、それでも、月給を使い切れず、貯金が増えていく状況であったため、私は、そのような生活ができることに、愉悦を感じていた。信じられないものだ。今だったら、そのお金を投資にぶつけ、2000万円くらいを作って仕事を辞め、自由人になろうと思っていたところだ…。
DP-EXPERTはぐわんぐわん振り回されて楽しかった!! |
さて。話が料理記事から、大幅に逸れてしまった。我が社の売店で売っていたパスタサラダは、530円である。が、私が自作すれば、それより遥かに安く作れる。そして、「パスタサラダ」なる料理があるのなら、それに挑戦してみるのも、また新たな発見に繋がるのではないかと思ったのだ。
…そういうわけで。私は早速、1kg200円で買ったパスタをベースに、「パスタサラダ」に挑んでみることにした。といっても、特別なことはせず、いつも通り、レタスを素手でちぎり、そこにキャベツ/きゅうり/大根などといった、調達しやすく食感の良い野菜たちを加えていく。さらにそこに、茹でたパスタを投入するのだ。それだけである。ただし、ドレッシングについては、甘めの物は合わないだろうなと思ったので、シーザーサラダドレッシングは使わず、@チョレギサラダドレッシングと、A味付けポン酢(冬からずっと冷蔵庫を圧迫している)の、ハーフ&ハーフをトッピングしてみた。
――とまあ、私のパスタサラダは、要は、“サラダの具としてスパゲッティを入れただけ”という、クソ単純な料理であったわけだが、これですら割とイケる。パスタの、米とも肉とも野菜とも違う食感が、風味を変えるのに、大きく役立ってくれている。また、私にとって、サラダは低カロリーなくせに満腹感だけは得られるので、体重減少の原因となってきた(?)。が、穀物由来のパスタを加えることで、その辺りの補正も可能となってくるだろう(??)。
ところで。世間では、パスタサラダというと、「既存の野菜サラダにパスタを加えたもの」ではなく、「パスタ自身をサラダ風味にあっさり味付けした料理」を指すことが多いようだ。その調味料としては、マヨネーズを主体として使うことが多いらしい。
…さて。私の冷蔵庫では、マヨネーズも持て余し気味という事情もある。そういうわけで、というわけで、実際に野菜を少量加えて、マヨネーズで味付けしたパスタサラダを作ってみたところ、これもイケている。
――さて。この料理が、味付けや見た目の方向性として、よく似ているのは、ポテトサラダであろう。ただ、あちらが鬼クソめんどくさかったことに対し(【日記:2024/5/30】)、パスタサラダは、要は茹でるだけである。茹で時間こそ長いものの、その間は待っているだけなので、他の作業をするか、または携帯電話などの暇つぶし手段で、いつものように待っていれば良いのだ。
そういうわけで。私の生活において、キノコ/茄子/海鮮/ひき肉など、お好みの食材をフライパンで炒め、それをパスタの上に乗せ、トマトケチャップ/チーズ/顆粒だし/タバスコで味付けする…というスタンダードなスパゲッティは、既に主力の一つとして定着している。それに加えて、今回の「パスタサラダ」も、サラダ料理の新しい形態として、バリエーションに加わってくれそうだ。
――やれ、前のパスタ記事(【日記:2024/6/29】)では、何気なく題名に書いていたのだが、それは今になって、まさに本質を突いた言葉であったと感じる。パスタは、自由だ。もっといろいろ、各人の創意工夫で楽しんでいくべきものである。とりあえず、来週からは、また私も普通に仕事なので、次は「おべんとうパスタ」を試してみたいな…!
(2024年7月13日)
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