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管理人の日記
メタルギアソリッドΔとかも、そろそろ続報が出そう…
所詮はミニイベントと侮っていたが… |
5月の投資記事と重なって、1日遅れとなってしまったが、先日朝7時に放送された「State of
Play」についての記事を書いてみよう。このイベントは、PSハードの新作発表会であり、概ね3〜6ヶ月に1回という間隔で開催され、30〜40分の長さで放送がされている。
…ところが。「State of Play」は、どうやら小粒な告知という設定のようであり、ビックタイトルの発表などは、他イベントに譲ることが多い。具体例を挙げてみると、「ファイナルファンタジー16」の初登場は、「PS
Showcase」という、やや規模が大きめとなる発表会だった (2020年9月17日。【当時の日記/FF16】)。同様に、“7リメイク第2弾”の題名が「FF7リバース」であると正式発表されたのは、スクエニ独自のイベントであった(2022年6月17日。【当時の日記/FF7R2】)。そして、今回トレイラーが追加された「モンスターハンター:ワイルズ」も、その初登場は、昨年末の「The
Game Awards 2023」というイベントにおいて、であった(2023年12月8日)。
――ただし。「State of Play」枠でも、「バイオハザード
RE:4」の初公開(2022年6月3日)など、誰もが名前を知っているようなビッグタイトルが出てくることもあるため、必ずしもサプライズが無いというわけではない。最近の傾向として、PS以外でも発売されるマルチプラットフォーム作品が発表されることも増えているため、PSファン以外でも、お時間が合えば、軽く流しておいて損は無い…くらいの内容にはなっていると言えよう。
ちなみに、私については、State of Playが告知されるたびに、「今回のイベントでFF13のリマスターが発表される!」と宣言し、その後に発表されず、ズコー!というのが、Twitter(現:X)における鉄板ネタになっている。まあ、そんなお約束を繰り返すのも乙なものであるが…でもまあ、そろそろ本当に、FF13シリーズのリマスタープラス的な作品は、現行機に出してほしい…。
このロゴが『6』に見えるとか、そういうアレなのでしょうか |
というわけで。この5月31日の「State of
Play」において、個人的に気になったタイトルを挙げてみよう。
…まずは、お馴染み、「モンスターハンター:ワイルズ」である(【日本語トレイラー】)。“モンスターハンター”シリーズは、もはや説明不要であろう。老若男女に大人気の、環境トップ共闘アクションである。現在では、「ワールド&アイスボーン」(PS4等)のような据え置き作と、「ライズ&サンブレイク」(ニンテンドースイッチ等)のような携帯機作の、二刀流で展開が行われており、その両方が、多くの人に受け入れられているようだ。
――そして、「ワイルズ」は、据え置き側の最新作であり、PS5世代のハードにて、2025年に発売されるという。初公開の2023年12月から見ると、カプコンとしては珍しい、1年以内に発売されないタイトルのプロモーションであったが、それだけ、モンハンシリーズが、業界すら左右するほどの、超大型タイトルに成長したということであろう。
やれ、こういうことを考えると、私は、「ファイナルファンタジー」が環境トップタイトルだった25年ほど前を思い返して、少し複雑な気持ちになる。まあでも、実際、「ワールド&アイスボーン」は、私が初めてオンライン協力プレイを本格的に楽しんだタイトルで、合計で約1000時間も遊ばせていただいた(【日記:2020/10/22】)。今のモンハンは、あの伝説のPSP時代すら、遥かに凌駕している。面白いんだから、仕方ないよね!
そして。今回の「ワイルズ」新映像で驚いたのは、そのグラフィックの凄さである。
…やれ、据え置き版の前作である「ワールド&アイスボーン」は、2018年1月という、PS4時代の後期で発売されたタイトルに関わらず、映像美としては、あまり優れた作品ではなかった。理由として、PS3世代にて、カプコンが据え置きモンハンを出しておらず(当初、「モンハン3」がPS3に出ることが発表されていたが、例のアレでWiiへと完全移行し、更に本編ナンバリングが3DSで展開されるという、トチ狂った例のアレになっていた)、PS4の「ワールド」が久々の据え置き作品となったことなどが考えられる。それでも、度重なるアップデートや、追加パック版の「アイスボーン」などにより、少しずつグラフィックが向上していき、スタッフが製作に手慣れていくのは、目に見えて分かった。
――そういう流れもあって、ワイルズでは、堂々とPS5世代のグラフィックになった。キャラクターの造形は、「バイオハザード」シリーズのような、本格的なものとなっている。また、初報トレイラー(【YouTube/2023年12月8日】)では、“明らかに製作初期”という感じで、引いたカメラ視点が多かったが、今回は、迫力のあるダイナミックな構図が大幅に増え、実際の戦闘シーンも多く含まれている。
やれ、これらのグラフィック向上については、ハード性能やスタッフの技量が上がったということの他、「ワールド」により、文字通り、モンハンが世界で受け入れられるタイトルとなって、これまでとは段違いの気合が掛けられているという点もあるだろう。やれ、グラフィックというのは、そのゲームが何を表現したいかが、最も明確に現れている。それが前作よりもパワーアップしているという時点で、「ワイルズ」には、大きく期待ができるというものだ。これが、次世代機でなくPS5で遊べるなんて、凄い時代になったものである。
なお、余談として、シリーズのマスコットである猫キャラ:「アイルー」が、今回のトレイラーにて、初めて日本語を喋っている。これまでも、文字としては、「旦那さん、僕もう駄目ニャ…(死ぬとは言っていない)」などと、人間の言葉を話していたが、音声では、実在猫の声を合成したようなボイスに留まっていた。それが、ついに、20年以上の時が経って、日本語を語りだしたのである。キッッッッッッッッショ!!!!!!!
なんで喋るんだよ!!
――やれ。果たして、このアイルーの声の違和感は、発売後も残るのか、それとも自然に定着するのか。モンハンワイルズに、「アクション部分の出来上がり」という以外で、妙に気になる点が発生してしまった。まさか、カプコンの奴、そこまで考えて…??
たまにはこういうゲームも遊ぶのも良いものです |
その他。モンハンワイルズ以外で、地味に私の興味を惹いたのが、「アストロボット」の新作アクションである。
…やれ、「アストロボット」、もといアストロ君は、PSスタジオの“顔”として、VRゲームや、本体付属デモなど、試験的な作品を担当することが多かった。それが今回は、初めて、正真正銘、非VRのパッケージ版フルゲームとして登場するのである。発売日は、この9月6日と既に発表されている。恐らくだが、値段についても、少し引いた価格になってくれるのではないだろうか。
さて、なぜ、私がここまで、「アストロボット」に注目しているかというと、それはもちろん、PS5本体に付属している「アストロ
プレイルーム」が最高だったからである(【日記:2022/7/10】)
…やれ、それはあくまで、“プレイステーションの歴史を振り返りつつ、PS5の新機能を紹介するデモゲーム”という扱いであるものの、単純なジャンピングアクションとしても優れている。また、PS5のコントローラーは、振動機能が大変に優秀であり、それがフル活用されているタイトルは、遊んでいるだけで気持ち良い。アストロ
プレイルームは、そんな文字通りの手触りの良さを持つ作品であり、私のPS5のゲーム生活において、最初の良作となった。
――だからこそ、「アストロボット」の非VRフルゲームの登場は、私にとって、願ったり叶ったりという感じなのだ。あの、懐かしくも新しい感覚が、5時間で終わってしまうミニ作品ではなく、本編として楽しめる。今後の情報次第だが、これは期待の大きいゲームなのだ。
というわけで。今回の「State of Play」は、ド定番メインディッシュの「モンハンワイルズ」に加えて、「アストロボット」という豪華なデザートも加わり、かなり満足度の高い内容であった。もちろん、いま抱えている「FF7リバース」や「FF5アドバンス」も、それぞれに創作しがいのあるタイトルだ。そこへ、この日記の毎日更新も加わってくる。つまり、アレだ。やることが…やることが多い…!!(嬉)
(2024年6月1日)
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