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管理人の日記
日経平均が上がっても豊かさを感じないとか言っている皆さん、株を買いましょう
米株だけでなく、新たに日本株にも手を出し始めました |
3月の投資まとめ記事である(過去記事は【投資】タグからどうぞ)。今月は、11日(月)からの第3週における悪夢の下落によって、私の持ち株が激しいダメージを受け、一時期は本当に空港送りになるかと思ったが、そこからの第4週・第5週で持ち直し、何とか成長基調を取り戻すことができた。
さて。今月の私が、これまでと方針を変えたのは、借金を使って投資を始めたことである。と言っても、もちろん年率15〜18%という高額な通常ローンを使うのではなく、各種キャンペーンを適用し、年利1%や利息無料などと、格安サービスを使ってのものである。
…具体的に説明してみよう。例えば、「50万円を年率1%で2ヶ月借りられる」というキャンペーンがあったとする。その場合、2ヶ月後に返すべき金額は、1%プラスの50万5000円ではない。あくまで、1年=12ヶ月で追加される利息が1%のため、2ヶ月であれば、利息はその約1/6、つまり900円弱で済む。それくらいであれば、下手すれば1日の株価上昇で取り返せる可能性すら存在するだろう。
――というわけで。当初、私が借金で購入したのは、利益と安定性のバランス等も考え、「楽天
S&P500 インデックス・ファンド」(全米株式)であった。約定日は1月31日であり、翌日の2月1日でいきなり1万円以上下がってしまって驚いたが、2月も基本的には、うなぎのぼりの
しかしそこから。私は、更なる利益を得ようと、S&P500を売却しつつ、日本の半導体株を買い始めた。私がメインとしている「楽天・プラス」シリーズには、日本版SOX(米半導体株)のようなファンドは無いが、ETF(上場投資信託。投資信託のような株のセット商品だが、個別株のようにリアルタイムで価格が動き、即座に売買が可能)まで目を広げると、「GX
半導体日株」という、日本半導体株の詰め合わせが存在することを発見した。過去のパフォーマンスを見てみると、驚くべきことに、日本半導体は、米半導体すら凌駕している。私は、これを買うことにより、更に荒稼ぎをしてやろうと思ったのだ。
…そうして私は、別の優遇サービスによる80万円の追加借金と、銀行口座に預金として残していた50万円のうち40万円、さらに前述した借金50万円で購入したS&P500の売却代を使い、3月頭に、一気に170万円を「GX半導体日株」に投資した。今から振り返ってみると、おぞましすぎる一点集中である。
――が。その直後の3月11日(月)からの週で、一気に日本株は下落した。半導体株もその煽りを受け、1割近く下落し、私の購入分も、一時期はマイナス15万円という恐ろしい含み損を計上していた。もちろん、「GX半導体日株」は、個別株ではなく、約30社の株が入ったセット商品であるため、そのうちに価格は戻って来るだろう。だが、私は借金を使っての投資という危険な火遊びに手を出しており、その借金のうち1つは、3月末に年率1%の期限が来て、それまでに返済できないと、18%という莫大な利息を背負わされる。しかも、同時に投資家にとっては悪夢となる円高も進んでおり、日銀のマイナス金利解除=更なる円高&株安という悪材料も潜んでいた。この事実に、私は激しく狼狽し(【日記:2024/3/15】など)、失敗を認め、含み損を確定させてでも借金を返済するか、または無傷で長期保有したかったNISA枠にさえ手を付けようかと考えていた。
しかしながら。その後、3月19日(火)に行われた日銀のマイナス金利解除宣言では、円高&株安どころか、むしろその逆の現象が起きた(【日記:2024/3/19】)。そして、懸念材料が出尽くしたと判断されたのか、20日(水)の春分の日を挟んで、一気に株価が回復をした。
――というわけで。真っ赤っ赤だった日本半導体株も、価格が戻ってきて、3月末が期限だった借金については、大きなマイナスなく返済できた(前段のS&P500の分も含めると、大幅な黒字)。そして、今年度最後の取引である本日では、無事にプラスを計上してくれるまでに力を取り戻したのである。良かった、狼狽売りなんかをしないで、本当に良かった…!
「楽天・プラス」シリーズに入れてくれるなら買うよ |
というわけで。まずは、貯金箱であるNISA枠について、まとめていこう!
というわけで。苦しかった3月であるが、結果から振り返ってみると、どの株も4%程度の成長と、1月&2月と何ら変わらない、ボーナスステージとなった。そして、2月の記事を「22日」と少し早めに書いたこともあって、前月比の評価損益額は、+14万3981円というメチャクチャな値となった。私の、実生活の業務における、税引き後月収の7割にも相当する、極めて大きな額である。しかも、ここに、特定口座(NISA枠と異なり、利益に対して2割の課税が為される。ただし、NISA枠と異なり、年間購入額に上限が無いため、頻繁な売買をする場合に向いている)での利益も加わるのだ。
…やれ、時間的にも精神的にも大きな拘束を受ける実業務に対して、株については、ただ金を貸して待っていただけである。それだけで、こんなにお金を貰えてしまうのだ。株って、何なんだ??
――とはいえ。私は、株の年間利益を4%と聞いており、月間4%というのは異常である。というわけで、この結果に慢心せず、基本通り、節制を心がけながら実業務を続け、まずは元資を増やしていくことを目指したい。最低でも、元資が4桁万円に達するくらいまではしないと、安心はできないな…。
チャレンジコースを選ぶ人が多いらしいが、ウイルス災害みたいな下落で0円になりかねんぞ |
なお、その他の小物類については、以下のような感じである。
まず、イオン銀行iDeCoについては、前月の宣言通り、初回の大きめ手数料を跳ね返して、無事に黒字化を達成した。
…そして、3月には、かなり頑張って、去年12月に中途半端に投資してしまったiDeCoの分の確定申告を終えた。それによると、どうやら私は、2万3000円の投資額に対して、6000円程度の税控除を得られるらしい。マジで!?
――やれ、私がiDeCoで選んでいる「たわらノーロード
先進国株式」も、
そして。新規に行ったこととして、楽天ポイント運用を崩し、新たにPayPayポイント運用を開始した。
…まず、「楽天ポイント運用」については、基本的には全世界株に連動をするものの、3割の比率で債券という紙束が含まれており、値上がり速度に劣る。いっぽう、メリットとしては、非課税であり、1800万円が上限のNISA枠を圧迫しない…ということだったのであるが、今の私は、NISA枠だけでなく、2割の課税が為される特定口座のほうも活用をしている。そして、2割の天引きが為されたとしても、楽天ポイント運用より、特定口座で流動的に取引を行っていったほうが利益を出せる。そう考えたうえで、資金不足を補うために、虎の子であった楽天通常ポイントを崩すことにしたのだ。
――そんなわけで。楽天ポイント運用については、3月26日にて、運用を終了した。最終結果は、元資3万5700ポイントに対し、評価額3万7563ポイントというものである。+1863ポイント、+5.22%の利益だ。無論、単体では十分すぎるくらいの好成績なのだが、残念ながら、今は株が強すぎるので…。
いっぽうで、この3月に新たに始めたPayPay(【日記:2024/3/14】)でも、ポイントを使って株取引の体験ができる「PayPayポイント運用」というサービスが存在する。こちらについては、「楽天ポイント運用」とは逆に、PayPayポイントでの活用を続けていくことに決めた。
…まず、PayPayポイント運用は、楽天ポイント運用とは異なり、債券とかいう混ぜ物が為されておらず、純粋に米株指標のS&P500やNASDAQ-100に連動をしている。また、1ポイント単位からリアルタイムで追加可能だ。そして、懸念していた1%の追加手数料も、99ポイント以下で細かく投入するという馬鹿馬鹿しい手段で、回避が可能となっている。しかも、PayPayポイントは、ただでさえ効率最強のTikTokLiteにて、実質+8%の補正を得て稼ぐことができるのだ。
――ちなみに、繰り返しとなりますが、もし私と一緒にポイ活を頑張ってくださるという人が居たら、【こちらのリンク】から登録をしていただけると、お互いに4000ポイント(=4320PayPayポイント)を受け取れるので、私は凄く助かります。どうかよろしくお願いします…。
さらに、PayPayポイント運用の、逆方向からの評価としては、PayPay保有の証券会社であるPayPay証券は、私がメインとしている楽天証券に比べ、商品ラインナップで圧倒的に劣る。まあ、「eMAXIS
Slim 全世界株式」「eMAXIS Slim 米国株式」と言った定番物は存在するので、基本的な資産形成をするだけならば、苦を感じることは無いだろう。ただ、私のような限界投資オタクにとっては、好きな商品を選ぶ楽しみが足りない。そのうえ、楽天証券と異なり、国内ETFの売買に手数料を取られる(楽天証券は無料)というのもマズい。これらの問題から、PayPayポイントを、無理にPayPay証券での投資に用いていく必要は無いように思われた。
…そういうわけで。PayPayポイントについては、ポイントのまま運用して、必要になった時に、現金扱いで使用していくということにしたい。私は、ここまでいろいろな金融サービスを使用してきたが、やはり主力は楽天証券である。そこに戦力を一点集中させられるよう、しっかり頑張っていきたい。
金を貸しているだけのニートな私が、ここまで利益を受け取って良いのだろうか |
そういうわけで。結果から振り返ってみると、3月の投資も大成功であった。今から考えてみるのなら、中旬の10%にも満たない下落で、愛する人が目の前で死んでいくかのように激しく狼狽していた私は、いったい何だったのだろうかと感じている。
――ただまあ、投資というのは、中〜長期で考えていくべきである。今回のように、借金をしてまで、「日本の」「半導体株」という
(2024年3月29日)
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