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「遊戯王」作者:高橋和希氏は、人命救助の末の事故死だった / やり込みinFF

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2022年10月14日(金)
「遊戯王」作者:高橋和希氏は、人命救助の末の事故死だった


 
決して忘れない、君を…!


 今年7月に、漫画
「遊☆戯☆王」の作者である高橋和希氏が、海難事故で亡くなった【日記:2022/7/7】。今なお、カードやアニメ作品などで現行コンテンツである「遊戯王」を支えて続けてくれた人物であり、60歳という早すぎる死には、残念という他に無いものであった。
 …しかしながら、それから3ヶ月が経った本日になって、実は高橋和希氏は、
人命救助の末の事故によって亡くなったということが、海上保安庁の発表によって明らかになった【ニュースサイト】。実は、数日前から、米軍兵士のスピーチによって、そのようなことが示唆されていたのだが、これまで公表されていなかった理由は、事故に遭遇して生還した1人である少女の心情を考慮して…ということだそうだ。
 ――まあ、気持ちは分からないでもない。もし、私がその助かった一人であったら、
「なぜ、自分なんかのために、そんな有名人が死ななければならなかったのか」と、自責の念に駆られるであろう。また、本人が特定されれば、まず間違いなく、一生のバッシングを受けるはずだ。その他、漫画以上に英雄的すぎる行動に対して、不謹慎にも、懐疑論などが挙げられていたかもしれない。

 さて。前の日記でも述べた通り、「遊戯王」は、
私にとって、人生レベルでの付き合いとなっているコンテンツだ。
 …やれ、オンラインゲームの「マスターデュエル」こそ、諸事情により、プレイをやめてしまった。しかしながら、今なお「dアニメストア」をわざわざ有料契約し、アニメ第1弾と言える
「遊戯王デュエルモンスターズ」を、順番に視聴している。今は、乃亜編に辿り着いたところだ。また、カード作品についても、PSPの「タッグフォース」を、わざわざPSP実機を用意してまで『1』から順番に遊んでいる状態である。もし、オフラインの最新作が出るならば、真っ先に発売日購入をしたいと思っているくらいだ。

初代だけでなく、シリーズ全体を支え続けてくれていた


 さて。「遊戯王」作者の、あまりにも出来すぎた最期については、正直言って、感情の整理ができないものだ。
 …やれ、人を助けようとした英雄的な死とも言えるし、結果だけを見れば、氏が飛び込まなくとも全員が救助されていたであろうため、無意味な死に他ならないとも考えられる。そして、事故に巻き込まれた10代少女に対し、「お前さえ居なければ」という気持ちもあるし、代わりに私が死ねていればなんて思うところもある。私が死を遂げるなら、そういう意味のある最期を迎えたいなと考えつつも、そんなことは絶対に無理だろうなとも感じる。数々の作品を出し続けてくれたことへの感謝も存在する。
どれも真実であって嘘であり、そもそも“人の死”というものは、簡単に割り切れることではないのだ。
 ――ただ。
私は、彼のことを、一生忘れないだろうなと思う。「遊戯王」は、これからも、10年・20年と、私にとって相棒で有り続けるコンテンツとなるだろう。その作者である高橋和希氏は、私にとって、恩人の一人である。忘れられるわけがない…。

 「遊戯」! ファラオだろうがアテムだろうが、お前は遊戯だ!
 千年経とうが、俺たちはずっと仲間だ!

(2022年10月14日)

登録タグ/ 遊戯王カード 遊戯王アニメ
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