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管理人の日記
地味に序盤のジェインもキーカード(他の使いやすい下級ライロはSRが多いので)
やっぱグラゴ様って神だわ |
本日から、遊戯王マスターデュエルにて、「N/Rレアリティフェス」が始まった。
…このイベントでは、その名の通り、レアリティが「N:ノーマル」と「R:レア」のカードのみを使用できる。このゲーム内では、リアルカードとは異なるレア設定が行われており、ほとんどのデッキのキーカードは、「SR:スーパーレア」と「UR:ウルトラレア」に分類されている。そのため、このイベントにおいては、調整どころでは対応できず、デッキを1から作り直すレベルの変更が求められるだろう。
――例えば。私が使用している普段のライトロードでは、切り札の《裁きの龍(UR)》はもちろんとし、展開の要となる《ライトロード・サモナー
ルミナス(SR)》、そこそこの火力に除去能力を持つ《ライトロード・マジシャン
ライラ(SR)》《ライトロード・モンク
エイリン(SR)》、墓地肥やしに使いやすい《ライトロード・アサシン
ライデン(SR)》、EXデッキから特殊召喚される《ライトロード・アーク
ミカエル(SR)》《ライトロード・セイント
ミネルバ(SR)》、強力なサポート魔法の《ソーラー・エクスチェンジ(SR)》《光の援軍(UR)》、ライトロード以外で相性の良い《オネスト(UR)》《超電磁タートル(SR)》《ペロペロケルペロス(SR)》など、キーカードがことごとくSR・URに分類されており、もはやデッキ構築が不可能なレベルである。
しかしながら。私はライトロードに愛着があるため、何とかこのN/Rフェスでも使ってやりたいと思い、違うデッキタイプを思いついた。それは、上級モンスターである《ライトロード・ドラゴン
グラゴニス》と《ライトロード・エンジェル
ケルビム》を切り札に据えたデッキである。
…まず、戦い方としては、ライトロードを中心とした様々なカードで墓地肥やしをするところは変わらないが、完成形を「裁きの龍で圧殺」ではなく、《閃光のイリュージョン》による墓地からの特殊召喚とする。閃光のイリュージョンは、墓地からライトロードモンスターを特殊召喚する永続罠であり、現環境では強いとは言えないカードである。しかし、《死者蘇生》や《リビングデッドの呼び声》といった使いやすい蘇生カードがSR・UR制限に引っかかって使用不可能な中、ライトロードを墓地から復活できるというシンプルな効果は強力である。
そして、蘇生させる対象としては、まずグラゴ様ことグラゴニスは、基本の攻撃力は2000であるが、墓地の「ライトロード」モンスターの種類×300ポイントだけ攻撃力がアップし、更に守備力を攻撃力が超えれば貫通ダメージを与えられる。現在では、ライトロードの種類も増加しているため、攻撃力3000〜4000くらいには余裕で到達し、大ダメージを与えられる。この攻撃力が急に飛び出してきた場合、さすがに相手は対応しきれないことが多い。
…続いて、ケルビムババアことケルビムは、その昔に《大寒波》とコンボしたことから忌み嫌われてババア呼ばわりされている(?)のだが、効果は、ライトロードモンスターをリリースしてアドバンス召喚した際に、フィールド上のカードを2枚選んで破壊し、更にデッキトップから墓地にカードを4枚送るというものである。N・Rフェスで、《裁きの龍》が無いライトロードにとっては、貴重な直接除去であり、リリース素材を《閃光のイリュージョン》で調達してアドバンス召喚をしても良いくらいの強さがある。
――更に、相手ターンを凌ぐ方法として、《バージェストマ・ディノミスクス》を採用する。ガチデッキでもまずまずの頻度で見る通常罠だが、何故かレアリティはRであり、このイベントでも使用可能だ。効果は「@手札を1枚捨てて表側表示カード1枚を除外」「A他の罠カードが発動した時にLv2・攻撃力1200のモンスターとして墓地から特殊召喚」の2つの効果を持つ。@については、破壊ではなく除外というのが使いやすく、モンスターだけでなく永続系の魔法・罠対策にもなり、手札コストも《ライトロード・ビースト
ウォルフ》や《ライトロード・アーチャー
フェリス》を墓地送りにするために使用可能である。
また、Aについても、エクシーズ召喚やリンク召喚の素材とするほか、《閃光のイリュージョン》で主力蘇生からのプラスアルファにできる。
その他、使用カードに制限が掛かる状況ということで、《奈落の落とし穴》や《ライトレイ・ダイダロス》《カードガンナー》など、もはやパワー不足で使われなくなって久しいカードたちに、再び脚光が当たっている。このゲームにおいては、カード生成機能があり、SR・URはあっという間に底をつくのだが、N・Rについては使い放題と言っても良いくらいであるため、久々に、自由なデッキ構築を楽しめている。
ランク戦は既にキツいと思うけど、こういうイベントなら存分に楽しめる |
そんな感じの、変形型のライトロードを使い、今のところの私は、N/Rフェスのイベント開始から11勝5敗と、大幅な勝ち越しをできている。
…そもそも、根本的な部分として、ここ数日は、遊戯王マスターデュエルのプレイ意欲が極端に下がっていた。しかしながら、本日からのイベントでは、記事を書くという目的があったにせよ、16戦もしてしまうという時点で凄いものだ。
――やはり、遊戯王カードには、根本的な部分での面白さがあると思う。多彩なカードを使ってデッキ構築を楽しめること、そして様々な相手デッキと戦えること、ターンがサクサク回ってくること(もちろん、N・Rだけでもソリティア気味の展開にはできるが…)は、かくも重要なのである。では、今回もとりあえず、報酬を全て貰うくらいまでは走り切りましょうかね…。おい、デュエルしろよ。
(2022年3月23日)
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