. . |
◇トップページ > 管理人の日記 > 2022年3月22日の記事
管理人の日記
まず1回しか行かなかった場所の路線検索の画像を削除します
最近の携帯電話、性能が良いのは結構なんだが…問題はそこでなく、値段と本体の大きさ! |
スマートフォン型の携帯電話も、本格的な普及から10年以上が経ち、今や1人に1台という時代になった。しかし、1台の機種を長く使っていると、悩まされるのが、ストレージ容量(データー記録容量)である。画像や音楽でパンパンになって、何も保存ができなくなってしまうのだ。
…もちろん、携帯電話の機器側も、時代とともに進化しており、容量は増えつづけている。例えば、iPhoneだけで比較すると、2010年のiPhone4は8GB、2013年のiPhone5から16GB、2016年iPhone7で32GB、2017年iPhone8で64GB、2021年のiPhone13で128GB、という感じである(全て最小の容量)。まあ、定価も、昔の5万円くらいから10万円近くにまで上がっているのだが、それにしたって、FF13並みの倍々ゲームである。
――ちなみに。私の携帯電話は、今まで何度か触れている通り、2017年モデルの中古Xperiaであり、本体ストレージは32GBである。そこに、32GBのSDカードを追加しており、合計は64GBとなる。まずまずといった容量だが、SDカードのほうは使い回しをしており、既にパンパンという状況である。
そういうわけで。ストレージが満タンになってきたら、携帯電話を買い替えてリフレッシュするか、または容量を追加するという方法が楽であり、ストレスも感じなくて済むだろう。ただ、私は、当初は貯金を進めたいため、今の携帯電話を使い続ける必要がある。
――そんなわけで。本日は、私が行っているor新たに行った“ストレージ節約術”を紹介してみよう!
重い
弾けた(ストレージが) |
●携帯電話ゲームを入れない
私の行っている…というか、行っていないことを行っている(?)策である。最近の携帯電話ゲームは、据え置き機並みの尋常ではない容量を要求するため、それを削除するか、または普段遣いの携帯電話と分けることで、容量を確保するのだ。
具体的には、私は、iPadPro(2016)で、「アイドルマスター
シンデレラガールズ:スターライトステージ」(デレステ)をプレイしている。そのiPadのストレージ容量は32GBであり、ユーザーが利用可能なのは25GB程度である。しかし、6年半に渡る楽曲・衣装の追加によって、もはや私のiPadの全てを使っても、ゲームの全データーを入れておくことはできない。実際に、「ダウンロード管理」から、未入手アイドルの3Dモデルやボイスまで、全データーをダウンロードしようとすると、分かるところだけを足し合わせても、65GB以上という地獄のような容量を要求される。
というわけで。所詮は携帯電話向けのゲームと侮るなかれ、今となってはPS4などの据え置きゲームと同等の容量を要求するのだ。こんなものを何個もインストールしていては、すぐにストレージがパンパンになってしまう。よって、容量が少なめの機種を使う場合、「常にプレイする1個のみとする」、または「ゲーム用とその他用で分ける」などと言った工夫が必要となるだろう。私は、携帯電話を、ゲーム機としては使っていません。
そして、全てが猫になる |
●メモ目的の写真を削除する
携帯電話にカメラ機能が搭載されたことにより、人々とカメラとの付き合い方も大きく変化した。写真を撮影する機会も大幅に増えたため、特に意味も無く、過去の写真を振り返ってみるというのも、楽しいものである。
しかし。その中でも、全く振り返る意味のない写真は削除すべきだ。やれ、「紙と鉛筆でメモを取る代わりに、携帯電話で写真を撮影する」という方式は、15年ほど前に私が高校生だった頃から存在しており、今となっては更に多くの人に浸透しているだろう。
しかし、携帯電話の写真というのは無駄に高画質であり、ストレージ容量を圧迫する。例えば、私の使っている2017年製のXperiaは、画面の画素数が1280×720である。数字としては少なめであるが、決して荒いとは思わず、俺はこれくらいのサイズが好きだよという感じである。が、そのカメラ機能で撮影した画像は、5504×3096という4K以上の異様な高画質となってしまうのだ。
もちろん、拡大して細かい所まで見たり、PC画面やテレビといった別媒体で表示する、はたまたパソに取り込んで加工をする…という楽しみ方もあるため、高画質が全くの無駄とは言わない。ただ、一時的に見られれば良いメモまで、そんな画質で保存しておくのは、無駄の極みである。
さて、私の携帯電話の場合、だいたい1枚の写真の容量は、3〜5MBという程度のようだ。だが、この手の画面メモは、場合によっては1日で数十枚という単位で撮影することもあるので、積み重なるとギガバイト単位にも成りうる。
というわけで、今回の私は、明らかに使わないであろうメモ画像を、まとめて削除していった。その結果、私のストレージから、PowerPointやPC画面を撮影した画像たちが消えていき、最終的に猫の写真ばかりが残ることになった…。
おじさんの若い頃は、こういうのに自分で勉強用の音声を録音して、聞いてたりした |
●音楽ファイルをMP3/128kbpsとする
携帯電話は、音楽を再生できる機能を持っており、楽曲を何百曲と入れることが可能である。私の若い頃には、64MBとかに必死に厳選した楽曲を詰め込んでいたのだが、今となっては、ミュージックだけであっても、軽く100倍は容量を使えるだろう。更に言うなら、私は使っていないのだが、定額制(サブスク)の音楽配信サービスで、曲を聞く度にダウンロードするような設定にして、それを携帯音楽プレイヤーとして使うというブルジョアな生き方をしている場合、もはや楽曲数は無限と言って良いかもしれない。サブスクは本筋からズレるので外すとして、これらの音楽ファイルを、調子に乗って携帯電話にバンバン入れていると、やはりストレージ容量を圧迫していく。
しかし、音質を下げることで、楽曲に使う容量を減らすことができる。例えば、MP3ファイルなら、昔は128kbpsというのが標準であり、ざっくり1MB/分という程度になる。これを、192kbps、320kbpsというように、数字を増やせば増やすほど、音質は上がるものの、多くの容量を要求するようになる。最近では、FLACという形式が登場し、可逆圧縮なので、元の音質を完全に再現できるものの、当然のごとく容量が大きいという弱点がある。いわゆるハイレゾ楽曲は、5分で200MBという尋常ではない容量を要求するようだ。えげつないな。FF6(3MB)のオペラをハイレゾにしたら4.5秒しか歌えないぞ。
そういうわけで。ストレージ容量に悩む私は、自分の携帯電話に入っている音楽ファイルの一部を、【fre:ac】というソフトを使い、まとめてMP3/128kbps(実際には150kbps程度になるようだ)に変換をしてみた。すると、ファイルサイズが、半分〜1/5程度にまで低下したのである。
もちろん、音質という面では、確かに劣化をしている。ただ、私は、古くはGBAから録音したMD、最近ではYouTubeの録音などを取り込んで聞いている人間であり、音楽を楽しむのも電車での移動やランニングと言った機会であるため、そこまで音質にはこだわっていない。よって、比べれば分かるという程度の音質劣化よりも、携帯電話の容量を節約できる、または2倍〜5倍の楽曲数を入れられるというメリットのほうが、遥かに大きいと感じた。
というわけで。私の携帯電話に、これらの策を行ってみたところ、空き容量が僅かだったところから、一気に10GBほどのストレージ容量を確保できた。もちろん、必要な写真を削除したり、楽曲数自体を減少させたり、といった大きな変更点は無しで、である。
…ちなみに、最も良い解決策として、新しい大容量の本体を買うか、SDカードを増設するなどすれば、どんどんデーターを詰め込めるため、ストレージ容量にストレスを感じなくて済む。それが恐らく、大容量の一番の魅力になるかと思う。
――まあ、正直、容量は大きいに越したことは無い。ただ、お金が無い場合には、やっぱり古いデバイスを工夫して使っていくことが重要になると思う。やれ、携帯電話って、もう生活必需品なので、感覚が麻痺しているが、新品だと5万〜10万円という、PS5本体すら上回るような超高額機器なんだぜ…?
(2022年3月22日)
2022年3月22日の記事を表示しています。