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「FF10 インターナショナル(PS2)」が売っていた!! / やり込みinFF

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管理人の日記
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2022年3月15日(火)
「FF10 インターナショナル(PS2)」が売っていた!!


 
軽さ・サイズ・値段など、部分的にはVitaより優れている。俺はこれくらいの大きさが好きだよ


 本日は、元々は午後だった予定が午前に前倒しとなったので、その時間を使って、
隣町のブックオフへと行ってきた。引っ越しの準備が進んできて、お金にも荷物にも若干の余裕が見えてきたことと、あるPSPソフト(DL版なしなので中古ディスクでしか遊べない)が売っていないかを確かめることが目的である。そして、恐らくこれが、現住所からブックオフに行く最後の機会になるということもあった。
 …そういうわけで、
【日記:2022/1/31】【2021/12/28】の続編として、今回も買った物の紹介をしてみることにしよう!


PSP用 コンパクト AC充電器
 私は、家にあった
PSP-3000を使っている。ご存じの通り、PSPが持つ機能の大部分はVitaへと移行したのであるが、当時はDL版の配信がまだ定着しておらず、UMD(PSPディスク)でしか遊べないソフトもあるため、完全にPSPの存在意義が失われたわけではない。
 しかしながら、
私のPSPの充電ケーブルは、どうにも接触が悪いようで、安定して充電するのが難しい。そのため、充電器以外の部品は元気であることも考慮し、充電ケーブルだけを新しく購入してきた。非純正であるものの、パッケージングのしてある新品のため、これで当分は大丈夫であろう。
 ちなみに、その隣には、PSP-3000用の替えバッテリー
(Vitaと違って簡単に交換可能)も新品で売っており、まだまだPSP愛好家は生存しているようだ。言われてみれば、PSvitaと比べても、「Vitaソフトが遊べる」という1点だけを除けば、同等かむしろ勝っているくらいの能力を誇っている。PSPは、現在でも画質の粗さを我慢すれば十二分に使っていけるだろう。GBASPと同じく、バランス感覚にとても優れた、“携帯ゲーム機”の一つの到達点だと思う。「出荷完了」ということだが、名作アニメの再放送みたいな感覚で、いつでも再出荷していいぞ。

ゲーム攻略本
・ファイナルファンタジー4 徹底攻略編
・ファイナルファンタジー4 戦闘解析編
・ファイナルファンタジー6 基礎知識編
・ファイナルファンタジー6 冒険ガイドブック
 どれもお馴染み、「NTT出版」の薄い本である。FF4だけで、こんな感じの名前の本が
4冊もあるようだ。残りは「温泉旅行編」とかだろうか…。
 これらの本は、攻略目的ではなく、どちらかと言うと
同人誌的な気持ちで購入をした。まあ、PSP版をやる際は、2Dマップが役立つこともあるだろう。

・ファイナルファンタジー10-2 EASY TO FIND
・ファイナルファンタジー10-2 最速攻略本
・ファイナルファンタジー12 公式ガイドブック
・ファイナルファンタジー12 ファーストフライトガイド
・ファイナルファンタジー13-2 ファーストマスターガイド
 全て、いわゆる
「最速攻略本」である。FF10-2も12も13-2も、アルティマニアを既に持っているため、攻略面での必要性は無い。
 ただ、公式サイドからこういう本が出版されているというのは、
ゲームの解釈として、重要なことである。私は、ただ遊ぶだけではなく、やり込みプレイをクリアーするだけでもなく、FFの魅力を伝えていきたいと思っているので、こういう書籍も参考にしたうえで、プレイ日誌を書いていきたい。

・ファイナルファンタジー4(DS) ワールドマスターガイド
 これも最速攻略本…
なのか? 一応、攻略としては、ラスダン以外は全てが載せられている。
 DS版FF4については、既に12月28日の時点で「公式コンプリートガイド」という
厚い本を買っているのだが、せっかくゲームに関連する書籍が発売されているのだからということで、こちらも買ってみた。FF4は、2DベースのPSP版と、3DベースのPC版でプレイをする予定であり、後者の日誌を連載する際に、この攻略本が役立ってくれるだろう。

ソフト:「ファイナルファンタジー10 インターナショナル」!!!




お前のことが好きだったんだよ!


 というわけで、今回の一番の当たりは、PS2版の
「ファイナルファンタジー10 インターナショナル」である。
 この作品は、オリジナル版から1年半後の2002年1月に登場した、
FF10の海外版である。いわゆる“完全版”とも言えるが、FF10は初めてキャラクターボイスを採用したFFシリーズであり、そのストーリー演出が大きな評価点とされているため、英語音声はあまり人気が無いようだ。
 …また、この作品の日本語字幕は、「音声だけを英語にして、日本語版の字幕をそのまま貼り付ける」という形式ではなく、
「あえて英語から再翻訳をする」という形式を取っており、ひと味ちがったFF10を楽しめる。他の翻訳版FFは、続編の『10-2』ですら日本語字幕そのままであるため、FF10INTの立派な強みであると言える。しかし、これについても、ワッカが北海道弁を喋るなどと珍妙な訳になっており、好評とは言えないらしい。
 ――なお、後のHDリマスター版では、日本語音声&日本語字幕となり、「英語音声」「英語字幕」「再翻訳された日本語訳」も、全て未収録である。容量的には、PS3なら50GBが入るため、同時発売のVita版が問題だったか、
最初から入れる気が無かったかのどちらかであろうと思われる。

 そして、FF10のINT版における、音声・字幕以外での変更点として、バランス調整や遊び要素の追加が行われている。
 …具体的には、一部モンスターの強化や「クイックトリック」の弱体化といったバランス変更、
最強育成だとマイナスになる新スフィア版、「じんそく(待機時間倍率1でアイテムを使う)」「リボン(全ステータス無効の防具アビリティ)などアビリティの増加、ダーク召喚獣&デア・リヒターといった強敵の追加などが為されている。やれ、FF12においては、オリジナルとINTで全くバランス調整の方向性が異なっているが、FF10はそこまで大きな変更点は無く、概ね順当なパワーアップと言える。そのためか、後のリマスター版では、こちらの要素については、INT版のほうが採用されている。「ヘレティック召喚獣に道を塞がれて全滅」みたいなものについても、そのまま移植されていたりする。
 ――ただ、“順当に進歩した”ということは、
特別に遊び分けをする必要が無いという意味でもある。例えば、「ゾディアックエイジ」でFF12に滅茶苦茶ハマった人が居たら、別バージョンとしてPS2オリジナル版のFF12をやってみると、違ったプレイ感覚を味わえるだろう。だが、FF10の場合、変更点が少ないので、わざわざHDリマスター版(INT版)からオリジナル版に戻ってみても、あまり感覚は変わらないであろう。スフィア盤封印と言ったやり込みプレイのレベルであっても、瀕死条件の変更(オリジナル:25%→INT:50%)が効いてくるくらいで、そこまで抜本的な変更はしなくて良いと思われる。

 そんなわけで。FF10のインターナショナル版は、現時点においては、あまり存在意義があるとは言えない。通常は、現環境でのプレイが容易かつ、
顔面以外のクオリティが高く、追加要素も入っているHDリマスター版が順当である。また、「PS2版のグラフィックで楽しみたい」「あえてオリジナル版のバランスを味わいたい」「入手容易な手段で、極めて安価に遊びたい」などという場合にも、PS2オリジナル版にお呼びが掛かり、やはりINTの出番は無い。INT版は、出荷本数がオリジナル版より少ないため、見つけること自体が難しく、有ったとしても値段が高くなっていることが多いのだ。

一字一句まったく変わらないのは草の練習ですわよ


 しかしながら、私はあえて、
「英語音声と、再翻訳された日本語字幕」に注目をして、このINT版を探し求めていたのである。この要素だけは、後のHDリマスター版には収録されておらず、INT版の差別化できる要素である。まあ、単品では珍訳であるものの、オリジナル版と比較をする前提であれば、立派な評価点となりうる。両者を比べてみることで、ストーリーの解釈や、日本語・英語のニュアンスの違いといった部分について、理解が深まるはずだ。

 さて。恐らく、このサイトを主体として「やり込みinFF」を楽しんでくださっている方はご存じないと思うのだが、
【「やり込みinFF」のYouTubeチャンネル】における人気動画の1位・2位はFF10である(1位が【スフィア盤なしのユウナレスカ戦】、2位が【ラスボス戦】。しかし、当時は、現在のように“全ボス戦を投稿する”という習慣が無かったため、歯抜け収録なうえ、動画自体にも解説等が無く、淡白な印象となっている。
 …よって、FF10については、いつか再プレイをして、全ボス戦の動画を投稿しようと思っていた。
その際のソフトとして、PS2版の「FF10 インターナショナル」を使おうと思っていたのだ。録画環境については、初期型PS3(20GB・60GBモデル)を使えば、HDMI出力ができ、画質についても一定の補正が掛かるため、WEB配信なら十分な質を出せるであろう。また、HDリマスター版のFF10と比べた場合についても、そちらでオートセーブ・倍速・イベントスキップなどと言った便利機能は特に追加されていないため、この点についても、PS2INT版がマイナスになるということは無い。

 ちなみに。そのFF10のプレイは、バトル面については、既存の
【かんたんスフィア盤なしクリアー】を踏襲したものとなる。ただ、それだけだと、単なる動画の再投稿となってしまうため、実際のプレイ時には、別の切り口からやり込みプレイ日誌を書いてみたいと思っている。
 ――まあ、いま連載しているPSP版FF1の後は、既にGBA版FF5の低レベルクリアーが内定となっており、FF13の
亀様も生き残っている。よって、FF10/INT版のスフィア盤なしプレイに再挑戦をするのは、かなり後のことになるであろう。でもまあ、うん、予定が多く存在するというのは良いことだ。オリジナル版は通す。HDリマスター版も通す。INT版も通す!!

(2022年3月15日)

登録タグ/ ゲーム一般 FFシリーズ
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