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【祝】失敗作「ピクセルリマスター」、ようやく終了へ / やり込みinFF

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管理人の日記
オレな、覚悟してたんだよ。けど、なんかこうして、ピ6の出来を見たらさ…

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2022年3月1日(火)
【祝】失敗作「ピクセルリマスター」、ようやく終了へ


 
レオ「あれは『墓』なんだよね。自分の墓」


 先月24日に、
ピクセルリマスター(笑)版のFF6が配信開始され、ようやくクソ移植のシリーズが終わってくれた。
 …さて、
については、今さら特に述べるまでもなかろう。FFシリーズ初期作の『FF1』〜『6』を、6作まるごと劣化移植したものである。特に、原作がSFCとなった『FF4』〜『6』の劣化具合は凄まじく、もはやゲームとして成り立っているかどうかも怪しい。存在意義があると言えるのは、せいぜい初の2D移植となった『ピ3』くらいのもので、他はことごとく既存バージョンの激しい劣化品である。だが、私にも、こんなものに熱くなっていた時期があった。詳しく知りたい方は、【タグ:コレジャナイ感】から過去記事を読んでいただけると良いだろう。
 ――ということで。私が、前向きな理由で、これら
「ピ1」「ピ6」の購入を勧めることは無い。単純に出来が悪いのはもちろんだが、商法としても、こんなクオリティでも売れると分かれば、次はもっと酷い物を出してくる可能性がある。“良いゲームを、買って応援する”のと同じで、常軌を逸した粗悪品には、「買わない」という意思表示をしっかりやらなければならない。

 さて。私の要望は、前々から述べている通りだ。ピのバグ修正などをしたところで、
ゴミが洗ったゴミになるだけで、無意味である。よって、ピは失敗作と割り切って、これで終了とする。当然、PS4やスイッチといった専用機への移植も、しなくて良い。いや、“するべきではない”。
 …よって、これからやるべきなのは、まず、ピのせいで配信終了となった旧スマホ版を復活させる。次に、FC/SFC/PS/GBA/DS/PSPといった過去ハードで発売されたバージョンを、それぞれ現行機で遊べるようにアーカイブス配信する。それらが終わったら、「PSP版のリマスター」「HD-2Dリメイク」「GBA版の追加要素を持ったSFC版」などと、ファンが
「そうそう、これこれ!」と言ってくれるような、“本当の決定版”の制作をスタートする。
 ――そして、これらの処置が遅ければ遅いほど、ピが6作ものFFを占め続けることになり、シリーズへのダメージは加速していく。ピの出来が悪いだけなのに、「昔の人はこんなゲームで喜んでいたのか」と思われるのは、私にとっては非常に悔しいことである。

 ちなみに。先月24日に発売されたピ6は、クオリティアップのために約2ヶ月の延期が為されたが、
まあピということで、お察しの結果であった。「魔法エフェクトが、やっと原作を元とした独自のものになった」など、ごく僅かに評価できる点が無いわけではないのだが、その他の部分は、雰囲気ぶち壊しBGM・SFCにすら劣るドット・追加要素の削除などなど、いつものピである。
 …また、前作のピ5からクローズアップされた
バグについても凄まじい。本日冒頭に載せた、「レオ将軍が自分の墓を発見してしまう」という笑えるものから、「コロシアムでレアドロップ判定になるとアイテムが入れ替わる」といったまともにテストプレイをすればすぐ気付くであろうもの、「ガウの飛び込むでマイナス個数のアイテムが発生する」という昭和にタイムスリップしたかのような現象、開幕のユミール戦から発生しうる大小様々なフリーズに、「マジックマスターのMPを0にしても死に際のアルテマを使ってくる」といった名バトルにおける変更なども存在する。恐らく、2ヶ月前は、イベントフラグが壊滅しているとか、仲間にしたキャラクターが消えるとか、そういう感じで、本当にお金を取れないレベルだったのであろう。
 ――ちなみに、低レベルクリアー的にも、「使い魔を無視してボスだけを倒しても、使い魔の経験値が入ってしまう」「会食終了時のレベル補正が起こらない」「逃走不能だった敵から逃げられることがある」などと、様々な影響が発生してくるようだ。でもまあ、これが初めてならともかく、既にピ5の後なので、私としては驚きは無い。
こんなゲームにマジになっちゃってどうするの。

カイエン「うわぁ頑張ろう」


 さて。もう、ピも最後まで出し尽くしたということで、今後は私から話題に出ることは無くなるだろう。“つれぇわ15”と同じく、名前を出してはいけないゲーム、無かったことにする作品と化すはずだ。
 …では、最後に、
実に「ピ」らしいエピソードを紹介してみよう。上の画像で示した、「魔列車撃破後に、カイエンが家族を見送るシーン」は、原作のSFC版では効果音のみの演出なのであるが、ピでは魔列車マップのBGMが流れる【SFC:YouTube】【ピ:YouTube】。魔列車BGMは、最初はしんみりと入るが、その後におどろおどろしい雰囲気へと変わっていく。
 ――そして、前述のシーンは、
「魔列車を倒したとしても、決して死人が蘇るわけではない」という物悲しい場面であり。カイエンの心情を察すれば、「バー バーババー バーバ」という壮大なBGMは明らかにミスマッチである。ギャグかホラーならそれで正解なのだが…。

 しかしながら、このミスが発生しているのは、
実はGBA版からである【GBA:YouTube】。イベントの内容を考えると、音楽なしが正解で、BGMを使うとしても、序盤の静かな部分だけで止めておくのが関の山であろう。つまり、何が言いたいのかというと、ピ6では、GBA版で発生していたミスを、特に修正せず、そのまま繰り返してしまったのだ。
 …その一方で、ご存じの通り、GBA版での追加要素は削除されているし、カイエンの走りドットは、わざわざ匠(笑)に新しく描かせて、静止画としては立体感が無く不出来なうえ、アニメーションもガクガクと痙攣しているような不自然なものにしてしまった。
やるべき修正は加えず、やらなくて良い追加要素削除・劣化要素追加はしっかりと行った。これが「ピ」の全てだ。もう、「ピ」はこの記事で終わりということにして、二度と掘り返さないで欲しい。

(2022年3月1日)

登録タグ/ コレジャナイ感
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