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管理人の日記
実際アンデット族デッキにDDRを投入するのは悪くない
先日の「Tohoku EVOLVED」(【2013/2/7】)に引き続き、本日はDP-CHALLENGE/「PARANOiA
HADES」をクリアすることができた。この曲は、DP足18でも最強の一角とされており、BPMは“300”と他のボス曲よりもやや遅めなものの、凄まじい左右振りや長い連打によって強烈なまでの身体能力が必要となり、難易度としては最高級のものを誇っている。なお、2011年に“フルコンボ者が出た”として一般ニュースサイトなどでも話題となったのも、このハデス様である。ちなみに、俺は76回もコンボを切ってしまっている(29Good + 47Miss)ため、そのような神の領域には程遠いというものだ・・・。
――ところで、この「PARANOiA HADES」と言えば、初出は2007年の『SuperNOVA2』であり、EXステージでのDIFFICULT&EXPERT、全解禁後のCHALLENGEなど、当時の俺に幾度となく巨大な敵として立ち塞がってきた曲である。もっとも、当時の俺はSP専門であり、DP譜面に触れることは無かった。そんな俺の前に、6年振りに壁として現れたのが、DP-CHALLENGEの「PARANOiA HADES」だったのである。またこの曲と戦える日が来るとは・・・ここまでDDRをやってきて良かったというものだ。
では例によって、まずは「PARANOiA HADES」の譜面動画をご覧いただこう(【ニコニコ】/【Youtube】)。DPでは、ラスト129連打が手加減なしで収録されていると同時に、SPでは楽だった中盤の低速が大きく強化されている。が、俺に言わせれば、この曲は最後以外全て回復なのである。よくハデス様は「体力譜面」と言われるが、個人的には「体力」も必要ない。だって最後以外は全部休憩だもん。
――さて、この曲はかなり明確に曲調が変化していき、それに合わせて譜面も特徴的となっている。よって、今回は文章で順番に書いていくよりも、表を使って解説してみることにしよう。なお、参考動画が2つに分かれているので時間表記を使っての説明はできないのだが、曲と譜面がかなり特徴的なので、わざわざ明記しなくても十分に分かることと思う。では、早速行ってみよう!
■DP-CHALLENGE/「PARANOiA HADES」ってこんな感じ | |||
名前 | BPM | 内容 | コメント |
@開幕 | 300 | 中央パネルから端っこまで吹き飛ばす*4 | 無理ゲー 左端と右端を捨てる |
A休憩 | 300 | しばらく休憩が続く 非常に楽なので満タンまでゲージ回復可能 |
普通に踏めば問題なし ここができないなら他の曲から |
B低速前のぶん回し | 300 | 中央で捻って反対側に吹き飛ばす*4 | マジキチ 中央を介した反対側を捨てろ |
C密集 | 75 | 史上最悪クラスの超密集 32分矢印なので、踏む速さはBPM300の8分と同じ 一応、上下左右のみを入れ替えた似たような譜面*4 ただし、配置が非常に厳しく踏みこなすのは至難の業 |
まずは暗譜必須、暗譜なしで乗ろうなどと考えるな 似たような配置が4回なので覚えるのは割と楽 だがガタガタと重心を揺さぶられてぎっくり腰になる それぞれ3歩目を捨てると重心移動が少なくなって楽 4回目は1P↑まで回してから次の3連符に続く できれば半分程度はゲージを残したい |
D3連符地帯 | 150 | SPでもあった3連符、DPでは左右振りが追加 SPと同じくラストには3連打*8回が存在する |
全力で足を伸ばして回復しろ ラスト3連は最初2つだけでも足を入れ替えるとかなり楽 |
Eレムニスケート | 150 | 「∞」の形の規則正しい振り回しが2回 | 足の長さと筋肉で跳べ ここを回復にできるか否かが大きなポイント |
F最後前の休憩 | 150 | 同時と簡単な左右移動*4 | 簡単だが短いため大きなゲージ回復は望めない 2Pから1Pに移動する時は左足スタートで ここまででゲージを満タンまで回復したいところ |
Gラスト129連打 | 300 | BPM300での凄まじい左右振り回し 基本的には似たような配置*4回 |
気合 |
・・・と、まあこんな感じで。全般として、中盤の「C密集」以降に難しい配置が多いのであるが、しかしそれらが準備体操に思えてくるくらいに「Gラスト129連打」がキツい。BPM300の8分連打はぴったり10.0ステップ/秒の速さで、そのスピードで13秒も左右に走らされるのだから堪ったものではない。ゲージ満タンでも余裕で刈り取られる。よって、俺にとっては「最後以外は全て休憩」となっているのだ。
やれ、「D3連符地帯」では、曲の中に「ハァ・・・ハァ・・・」という効果音が入っているのであるが、そこは休憩&回復地帯であり、そんなところでハァハァ言っているようでは絶対にクリアは不可能である。また、「Eレムニスケート」は、年明けの記事(【2013/1/6】)では「足が全く動かない」と書いたが、「Tohoku
EVOLVED」などとの戦いを通して気が付いたらできるようになっていたため、恐らくは「足の長さ」や「筋肉」などの物理スペックが重要となるのだろう。逆にそれさえ有れば、ぐりぐり腰を動かしながら左右に足を伸ばすだけの、完全なる回復地帯に変えることができる。今日、俺は初めて自分が高身長であることを嬉しいと思った。
――ところが、そんな感じで進めたとしても、やはり「Gラスト129連打」で落とされてしまう。もう体力以前に譜面が難しすぎて全く足が追いつかないため、体力・ゲージ共に万全であっても、ここだけで落ちてしまうのだ。踏みこなすには、もう「気合」としか言いようが無い。実際俺は、最後前でゲージを満タンにして20回近く挑戦し、何とかギリギリで突破できたくらいである。何故クリアできたのだろうか・・・。
そんなこんなで、DPへの挑戦もついに残り4曲となった。とりわけ、去年9月から挑んできた“足18”のランクでは、あと「Pluto Relinquish」の1曲のみである。あの、果てなく長い道のりに思えた足18も、いよいよ完全制覇まであと一歩にまで追い詰めた。これを倒せば、史上最強の超々高難易度譜面たちが集まる「足19」に挑むことができる。いよいよ、俺も人間卒業クラスへと上り詰めていくのだ。
――しっかしまあ、今回の「PARANOiA HADES」は、変化に富んだ曲調に、それに合わせた譜面構成が強く印象に残る、名曲と言える作品だ。さらに、BASIC/DIFFICULT/EXPERT/CHALLENGEの全ての譜面がそれぞれに高難易度を追及した構成となっており、多くのユーザーが“目標”として捉えていくことができる。まさに、ボス曲の中のボス曲と言うべき存在である。今回、6年振りにこのような曲と本気で戦うことができたのは、俺にとって最高の喜びであった。これぞ音ゲーである。これぞゲームである。
(2013年2月17日)
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