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恋愛を知らない子供たち / やり込みinFF

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管理人の日記
ちょ、ちょっと待って! 恋愛ができないってどういうこと??

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 先日、女性の初産年齢の平均が初めて30歳を超えたという報道が為された。これはいわゆる晩婚化・非婚化の影響であり、俺は(;^o^)「このまま行くと『結婚』という文化自体が消え去ってしまうのでは?」と思っているのであるが・・・そもそも、今の若者は結婚どころか恋愛すらしないのがザラなのである。恐らく、我々の世代の人間のうち2〜3割程度は全く恋愛を知らずにこの世界を去っていくであろうし、恋愛が「幸せな結婚」という形に成就せずに終わってしまった人も含めれば、「恋愛ができない」という人の率は更に上がるはずである。
 ・・・というのも、例えば数年前の成人式(20歳/大学2年生)のアンケートでは、「現在恋人が居ない人」8割で、「これまでに一度も恋愛をしたことが無いという人」4割であったという。俺は、ここまで生きてきた若者として、この割合を正しいと思っている。だいたい俺の回りも、これくらいの割合であった。それには後述する色々な理由があるのだが、とにかく「恋愛をしない」「恋愛ができない」というものは、今の若者の間には有り触れたことであり、むしろ多数派であると言える。ちなみに、我々の世代の生涯未婚率は3割とも4割とも言われており、恋愛非経験率も相応に上がっているだろうが、果たしてどうなることやらだ・・・。

 さて、「恋愛」をするためには、まずは「告白」が必要だと言うところであるが、この告白というものが非常に大きなクセ者なのである。というのも、「告白」というものは、好き同士が形式として行うような場合を除き、大抵は失敗してしまう。そうやってフラれた時点で、普通の人は人間性を否定されたかのような苦しみを受けるのであるが、まだ悪夢は終わらない。というのも、世間で言う「堂々告白してフラれればスッキリする」というのは大嘘であり、大体は諦めきれずに引きずってしまい、最終的に周囲の人間関係をズタズタに引き裂くような形になって終わってしまう。俺はこれをジャンプ漫画の法則と呼んでいる(長期連載漫画に関して、「綺麗に終わってほしい」というのがファンの心情であるが、綺麗ならば商売的な問題で連載が終わらず、大体はグダグダになって人気が無くなってから連載が切られるため)「告白」は、失敗すると極めて辛いものであるが、失敗する可能性は非常に高く、また後々まで辛い思いを背負っていかなければならない。そういう現実のうえで、1年に何度も告白できるという人のほうが、人間として信頼できないというものであろう。
 また、「告白」で始まる以外の恋愛の形として、「何となく仲良くなった二人が恋愛関係へと変わっていく」というパターンも存在するのであるが、こういう「雰囲気」というものは、人によって得手不得手が著しく出てきてしまう。そして、それが不得意な人間は、永遠に恋愛をすることができないのである。就活と同じで、こういうものは全て「リア充」が奪っていってしまうのだ。まあ「リア充」とは“行動力があって魅力的”ということであるため、恋愛面でちやほやされるのも当然であるが・・・逆に「リア充」でない人は、恋愛をしようとすると、少しも良い思いをすることができず、逆に人間性を否定され続けるような悲劇を味わうことになってしまうのである。

 俺は、「恋愛」と「就職」はよく似ていると思う。だが、一つ大きな違いは、就職はしなければ生きていけないが、恋愛はしなくとも生きていけるということである。反面、「成功すると嬉しいが、失敗すれば人生を否定されたかのようなショックを受け、そして不得意な人は一向に成功できない」というところは同じだ。それならば、わざわざ苦しい思いをしてまで「恋愛」なんてしないという人は、実に多いはずだ。
 ・・・まったく、世の中でよく言う「最初から恋愛がしたくない人」など居るはずがない。誰だって恋愛で良い思いがしたいのは当たり前である。だが世の中には、そもそも告白する勇気が出ない人、告白に失敗して人間関係をズタズタにしてしまった人、そして行動力と魅力が“多少”足りずに女性と付き合えないという人が確かに存在する。そういう人たちが、今や「恋愛ができない人」として過ごしているのである。「だったら成功するまで告白すべき」というのは他人事だよ。何度苦しめばいい、何度見送ればいい・・・。
 ――なにはともあれ、就職はしないと生きていけないが、恋愛・結婚はしなくても生きていける。そして、「誰でもいいから結婚させてほしい」などと考えていると、ブラック企業ならぬブラック嫁を引き当ててしまう可能性が高い。だが、恋愛結婚に必要な「恋愛」には非常に高いハードルを乗り越える必要があり、できる人とできない人の間に圧倒的なまでの壁が存在する。そして昨今では様々な理由により、「恋愛をしない」「結婚をしない」ということが人生の選択肢として認められるようになった。そりゃ恋愛率・結婚率は下がるわけだよ。むしろ、どうして昔はあんなに高かったのか・・・?

 と、いうわけで。いま恋愛をしていない皆さん、また産まれてこのかた恋愛をしたことが無いという皆さまも、まったくもって安心して良い。あなたの思う、「異性に告白するのが怖い」「告白して失敗し、人間関係をズタズタにしてしまうような経験をしたくない」「何となく異性と仲良くなることができず、恋愛に発展するような雰囲気にすることができない」という感情は、他の多くの人も持っている。もちろんその場合も、何らかの契約によって恋愛や結婚が成立すれば良し。しかし、そうでなくとも全く恐れる必要は無いのである。「恋愛をしなければ人間では無い」という価値観は、もはや過去のものとなっているのだ。
 ――そんなわけで、本日は「恋愛をしたくなくなる画像」というテーマで、(;^o^)「うわああああああああああああああああああああ」と叫びたくなるような画像を集めてみた。やれ、部外者からはバラ色に思える恋愛の世界も、決して美しい話ばかりというわけではない。さあ、皆さまも一緒に、これらの画像を見て絶叫してみようではないか・・・!!



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(2012年6月9日) 90 PV

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