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ノーバグ低レベルクリアー(GBA)プレイ日誌
WiiUバーチャルコンソールのGBA版を、基本的にノーバグ方針でプレイしていきます |
まさかの新企画である。今回は、「FF6:ノーバグ低レベルクリアー(GBA)」と題し、FF6の低レベルクリアーを行っていくことにしよう。条件は、題名に書いている通り、基本的に低レベル以外は無制限かつ各種のバグは無し、バージョンはゲームボーイアドバンス版の「ファイナルファンタジー6
アドバンス」を、WiiUバーチャルコンソールを使ってプレイするものとする。
さて。今回まずFF6をプレイしようと思ったきっかけであるが、この2019年3月に長い長いFF13企画が終わり、次は何をやり込もうかという話になった。そして、FF6自体は前々から候補に挙がっていたものの、所有しているのがGBA版という今からすると非常に切ないクオリティの作品なうえに、WiiUのゲームパッドが指に馴染まず、なかなかプレイに踏み切ることができなかった。
…しかしながら、以前から言っているように、2019年現在におけるFFシリーズの未来は非常に苦しい。だからこそ、これからもFFを楽しみ続けるために、いつかは過去作に触れていくことも必要となってくる。そして、私が所有するFFの中で、FF6(と『5』)のGBA版が、環境的な意味では最も品質が劣る作品である(『1』〜『4』はPSP版があり、『7』以降はオリジナル版のほかにもアーカイブス・リマスター版などが存在する)。だから、これらのGBA版の作品をプレイできるのなら、他のどのFFシリーズも遊ぶことができるだろう。
――ということで、今回は「過去のFFシリーズを遊ぶ足がかり」として、思い入れのあるFF6をプレイしようと思ったのだ。そして、その条件は、「特にバグ技を使用しない、無制限の低レベルクリアー」というものである。これもまた、初回のやり込みプレイとしては、相応しいというものであろう。
PSP版FF4より。せめて、PSP世代に追加要素ありのFF5とFF6が移植されていればなあ… |
それでは、細かい条件について述べていこう。
…まず、使用するソフトについては、「ファイナルファンタジー6
アドバンス」(“GBA版”)とする。これは、FF6のゲームボーイアドバンスへの移植作として2006年に発売されたものであり、本体性能に合わせた調整のほか、細かいバグの修正と、裏ダンジョンや新たな魔石といった追加要素が存在する。現在、カートリッジ版は既に入手困難であるが、WiiUならば702円(税込み)でダウンロード購入が可能である。何故かWiiや3DSには配信されていない。
――さて。このGBA版については、以前にも日記のほうで触れた通り、画質や音質に看過できない劣化点が存在する(【2017/3/19】と【2017/3/20】)。特に、音に関しては、FF6は音による演出にも大変こだわった作品であるため、これだけを理由にPS移植版にしようかとも考えたが、やはり追加要素の魅力は捨てがたく、回避率バグ(物理回避率の数字に意味が無く、魔法回避率の数字が物理・魔法の両判定に使われてしまう。SFC・PS版のみに存在)の修正などで攻略法が変わってきている点もあるため、今回はGBA版を使ってプレイをしようと考えたのだ。
ちなみに。FF6は、シリーズの中でも『5』と同じくらい、移植・リメイクに恵まれていない作品でもある。
具体的には、共にSFCでの初リリースの後に、「@初代プレイステーションへの移植」が為されたのであるが、『5』『6』ともにロード時間が長くなるなど劣化気味であり、これといったゲーム内での追加要素も無い。『6』では、一部のバグが修正されているものの、全てのプレイに影響を与える回避率バグは治されていない。『6』のOP/EDムービーは、作品の世界観を反映した非常に良い出来であるが、積極的な評価点はそれくらいだろうか。一応、環境的な意味では、PSアーカイブス版を使うことで、今でもプレイをしやすいというメリットを挙げることができる(どちらも1234円とやや高め)。
…また、「Aゲームボーイアドバンスへの移植」では、『5』『6』ともに多くの追加要素が用意されたものの、画質・音質が原作と比べて劣化している。まあ当時は、据え置きから携帯機への移植で品質が下がることは別に珍しいことではなかったが、それでも『6』の高品質な映像と音が劣化してしまっているのは極めて残念である。ちなみに、『5』『6』のGBA版は、『4』のように酷いバグゲーではなくなっている。最初からやれや。
――最後に、最近になって「BiOS/Androidへの移植」が為された。これは、GBA版の追加要素を持ち、音楽はSFC基準、映像は書き直されてグレードアップ…という決定版と思いきや、タッチパネル端末なので操作性で劣るうえに、新たに用意されたキャラクターのドット絵が気味の悪いデザインであり、人によっては一番のグラフィック劣化版とも捉えかねない。また、専用機でなく汎用機でのプレイであるため、環境によっては強制終了やフリーズといったバグを起こしやすいという問題もあるようだ。
というわけで、FF5とFF6に関しては、「@PS版」も「AGBA版」も「B携帯電話版」も、決定版と呼ぶには程遠いと言わざるを得ない。
…いっぽうで、同じくSFC三部作に属するFF4は、@とAにも含まれているうえに、PSPの「FF4:コンプリートコレクション」という作品では、シリーズ内続編の「ジ・アフター」とのカップリング移植が為され、決定版と呼ぶに相応しい出来となっている。そのうえ、DSのほうでは完全なる3Dリメイクの「FF4(DS版)」(これは難易度が激増している点に賛否あり)も存在し、ついでにBiOS/Androidにも、DS版をベースとした移植が為されている。だから、今FF4をやるのなら、原作の雰囲気を保ちつつパワーアップしたPSP版か、フルリメイクのDS版かという選択ができるのだ。
――それに対して、『5』と『6』は、遥か昔のGBA版…これはさすがに、少し悲しいというものである。せめて、VitaやSwitchとは言わないから、PSPの時に『5』『6』が追加要素ありで移植されていれば、今よりはかなり遊びやすい状況となっていたはずだ。やれ、FF5とFF6は、SFC三部作としてはもちろん、FFシリーズの中でもかなりの人気を誇る作品のはずなんだがなあ…。
WiiUの復元機能については、基本的に「バトル中以外では積極的に使用」とする |
さて、話をプレイ条件に戻そう。続けて、使用するハードウェアは、WiiUとする。WiiUは、2012年に発売された任天堂据え置き機で、画面のついたコントローラーである「ゲームパッド」を本体標準機能として持つことが最大の特徴である。このWiiUのバーチャルコンソール(PSでいうゲームアーカイブス)を使用し、GBA版のFF6をプレイしていくのだ。
…やれ。このWiiUは、はっきり言ってしまうと出来の悪いハードである。携帯機としても使えるタブレット型のコントローラーと表現すると聞こえは良いが、大きい上に重く、とても持ちづらいうえに、画質や音質に優れているわけでもない。しかも、形状に問題があるのか、長く持っていると指が痛くなってきてしまう。WiiUゲームパッドでしばらく遊んだ後に、ふと思い返してVitaを手に取ると、まるでマッサージ機を触っているかのようなフィット感を覚えるくらいだ。また、任天堂ハード恒例の事態として、WiiUで購入したダウンロード版のタイトルを、3DSなどの他ハードに引き継ぐことはできない(まあ、GBA版のFF4〜6は、WiiUでしか配信されていないが…)。その他、WiiUは既に出荷が終了して久しく、状態の良い本体を入手するのが難しいという点もある。
――それでもまあ、一応は良い点もあって、やはり今ごろGBA版の0.24Kとでも表現すべき画素数を4Kテレビに写してプレイをするのは苦しいため、携帯機モードがあるというのはありがたく、本プレイでもゲームパッドを使って遊ぶことが基本となる。そしてやり込みプレイ的には、バーチャルコンソールは、どのコントローラーで操作をしていてもゲームパッドとテレビの両方に映像出力が為されるため、ゲームパッドでプレイをしながら、WiiU本体はHDMIケーブルでPCへと繋いで録画をする…という流れを自然に行うことができる。
その他、WiiUには、ゲームプレイに直接の影響を与える要素として、「まるごと保存・まるごと復元」というものが存在する。
…これは、エミュレーター?でいうリアルタイムセーブ?(どちらもよく知らない)と同じであり、「その時点でのゲームの状況を」「セーブデーターも含めて」「まるごと保存する」ことができる。このセーブデーターは、「何度でも自由に読み戻すことができ」、本体機能であるため、「いかなる状況であってもセーブ・ロードが行える」。このまるごと保存&復元機能を使うと、長いイベントを何度も繰り返すといった縛りプレイで恒例の苦行を避けられるのはもちろん、更に積極活用をすると、戦闘中にランダムで攻撃が来る前にセーブして、全滅確定の攻撃を避けるまでロードを繰り返すということもできる。便利な半面、使い方を誤れば、やり込みプレイとしての面白さまで失われてしまうことだろう。
――というわけで。このまるごと保存・復元機能に関しては、「バトル以外では積極的に活用する」という基本ルールを定めていく。フィールドやダンジョンでは、どこでもセーブができるのと同じものとしてプレイをしていく。しかしながら、戦闘中は、基本的には使用をしないものとする。なお、フィールドやダンジョンのほうでも「連戦の途中でのセーブを許可するか否か」、バトル中でも「調査プレイのために使うか」「長期の削り作業後の使用を認めるか」などと例外が生まれてくる可能性があるが、それらはその時々に応じて判断し、必要なら日誌のほうにも記載をしていきたい。今風にプレイを快適にしつつも、「35ターンで倒せるのです」のような黒歴史にならないように気を付けたいものである。
もはやこれくらいは序の口、今はあちこちモーグリまみれ糸糸糸糸糸糸 |
ちなみに。プレイ条件の「ノーバグ」というものについてであるが、FF6は遊べるバグが極めて多いことでも有名である。
…例えば、古くから知られている「バニシュ・デス」や「機械装備」「ネズミで崩壊前にワープ」の他に、GBA版の発売前後に有名となった「モグタン将軍」、最近でも「飛空艇バグ」「52回全滅」「シド(橋・シャドウ)タイマー」「テントバグ」などなど、ストーリー進行をまるごと壊してしまうような大胆なバグが数多く発見されている。といっても、もちろんFF6がバグゲーというわけではなく、通常のプレイで問題となるのは、せいぜい回避率バグくらいのものだろうか。その、今なお様々な研究が為されている点は、FF6の大きな魅力の一つであり、まさしく「遊べるバグ」と表現するに相応しいだろう。
――しかしながら、私の今回のプレイでは、それらを封印し、バグなしでプレイする方針としていく。その理由として、私のFF6に対する知識は、せいぜい通常プレイを何回か行ったという程度であり、バグを使ってまで楽しむという領域にはとても達していない。なお、バグかテクニックか曖昧な方式も存在し、例えば比較的最近になってから、「『混乱+召喚ケーツハリー』で敵をジャンプ状態にし、空中に居る間に毒か死の宣告で倒すと、入手経験値をゼロにできる」という方式が発見され、低レベルクリアーの記録も更新できることが知られた。しかしながら、これらもまた、バグと同じく運用が極めて難しいものであり、少なくとも私のように初めて低レベルクリアーをする人間が使いこなせる技ではない。そういうわけで、今回は内容にこだわりすぎず、あくまで通常プレイの範囲内での低レベルクリアーを楽しんでいこう考えたのである。
ちなみに、バグ以外の事項についても、「FF6の低レベルクリアー」というジャンル自体が、既にかなりのところまで煮詰められており、初回で更なる縛りに挑もうというのはあまりに無謀が過ぎるため、今回の私のプレイでは、これと言って大きな制限は加えないこととする。
…というのも、FF6は、FF5と同じくらい低レベル攻略が盛んなゲームであり、既に90年代の時点で「崩壊後Lv.6×3人クリアー」が達成されていたそうだ。そこから、2000ゼロゼロ年代初頭のテキストサイト全盛期でも、更に様々な制限付き低レベルクリアーが行われ、そのレポートは莫大な量に達している。もちろんGBA版についても、既に追加要素を含めた低レベル攻略が行われている。よって、下手な制限を加えたところで、中途半端な存在にしかならないことは明白であるため、今回はあくまで通常プレイの延長としての低レベルプレイを行っていくことにしたのだ。
――ちなみに、FF6は低レベルの維持のために様々なテクニックを用いなければならないゲームでもある。代表的なものが、「キャラクターがパーティに加入する際には、平均レベルを基準としてレベル上昇が行われるが、ガウを獣ヶ原に飛び込ませていると、平均レベルの計算から除外することができる」という法則を用いて、ガウに経験値を集中させ、パーティの平均レベルを下げるという手法である。そういったものを始めとし、低レベル維持のためのテクニックは、先人の皆さまの攻略を積極的に使用させていただくことにしたい。ただし、もちろん最初から誰かの攻略を猿真似していくというわけではなく、あくまでゲームプレイを楽しみつつ、要所要所で先人の知恵を使っていくという感じである。たぶん、そういうプレイ方針のほうが面白くなるし、ひょっとしたら奇跡が起きて新しい事項が発見できるかもしれない。それら参考サイト様たちは、例によって、最後にまとめて紹介させていただくことにしよう。
いちいちセリフがキザでカッコいいんだよなあ |
というわけで。少し話が逸れた感もあったが、現時点でFF6をプレイするには、様々な制約が存在することが分かった。では、それらの難点は、FF6の価値を覆い隠してしまうほどなのだろうか。その答えは、私も実際にプレイしてみて分かった。FF6には、今なお色褪せない魅力が存在するのである。
…というのも。私がFF6を最初にプレイしたのは小学生の頃であり、PS移植版で再プレイを行ったのも、既に15年も昔となってしまった。その当時と比べて気付いたのが、FF6の言葉遣いのカッコよさである。とにかく、セリフの一つひとつの言い回しが絶妙であり、キャラクターの個性に引き出してくれている。この皮肉というか、斜に構えたセリフの良さは、最近のFFシリーズ作品にも全く劣っていないものだろう。
――その他にも、作り込まれたグラフィック・サウンドも健在である。確かに、現在の水準としては、レトロゲーと勘案してもギリギリであり、さらにGBA版は画質・音質の両方が劣化してしまっている。しかしながら、SFCとしては入魂のクオリティは、発売から25年が経った現在でも通用するものがある。当時の技術で全力を尽くしたからこそ、今なおFF6は名作として語り継がれているのだ。恐らく、これから更に25年が経って、発売50周年になったとしても、FF6はこの時代を代表する傑作として愛され続けていることだろう。
そんなわけで、いつもながら前置きが非常に長くなったが、いよいよ「FF6:ノーバグ低レベルクリアー(GBA)」の攻略を始めていくことにしよう。
…やれ、今回のプレイは、私にとっては15年ぶりのFF6であり、同作で初めての低レベルクリアーであり、そしてFFシリーズの過去作をプレイするための足がかり的な位置付けでもある。そんな様々な意味を持つプレイ、今回はたぶん更新が早めにできると思うので、どうぞよろしくお願いします\(^o^)/
まあ、さすがに最初のボスで負けることはないか |
というわけで、いよいよゲームプレイを始めていく。
…まず、開幕は、ティナ(Lv3、この時点では糸糸糸糸糸糸??????表記)がビックスとウェッジを連れ、魔導アーマーを使ってナルシェを進んでいく。途中、何度かザコ敵との戦いがあるものの、人間タイプのガードだけを残せばLR逃亡で逃げることができる。また、1戦目の後は、十字路の中央を避けると、戦闘の発生自体を回避することができる。昔、他者様のプレイ日誌で読んだことがあったけど、やっと自分でも実践することができました。
――その後は、セーブポイントを挟んで、ボスの「ユミール」と戦うことになる。こいつは、一定時間ごとに頭を出したり隠したりし、殻を攻撃すると「一万ボルト」で反撃するという特性を持ったモンスターであるが、何ということはなく、通常プレイと同じ感じで、落ち着いてティナの「魔導ミサイル」などを打ち込んで撃破をしていった。さすがに、最初のボスで苦戦するということは無いだろう。
その後、ティナが魔導アーマーから降りて、恒例の時計からエリクサー回収を行い、ナルシェ炭鉱のほうへと逃げ込んでいく。ここでは、少し進むと、ロック(Lv5)が仲間になり、モーグリたちを加えてタクティカルバトルが始まる。このゲストモーグリたちは、レベルアップをしても今後のキャラクターたちのレベルには無関係とのことであるが、せっかくだからゲストキャラクターも初期レベルを維持して進めていきたい。
…というわけで。敵を全て避けつつ進み、ボスだけを倒してタクティカルバトルを終わらせたいところであるが、相手の動きがなかなか巧妙で、初見で簡単に回避するとはいかない。ここで役立つのが、WiiUの復元機能である。本来ならば、失敗するとセーブポイントでティナ1人のところからやり直しとなり、「ティナの回想シーン」→「どろぼう!?
トレジャーハンターと言ってくれ!」→「クポー…」という約5分の過程を毎回繰り返さなければならないところであるが、WiiUの本体機能を使ってタクティカルバトルが始まった直後にセーブをし、敵と接触してしまったらロードという方式を使えば、一瞬でやり直すことができる。まあ、長いイベントに苦しみつつ成功させた時の達成感を味わうのもやり込みだが、こういう簡略化は、今風のプレイとしては有っても良いものではないだろうか。
というわけで。まずは、第2パーティに居るモグ(Lv9)の装備を剥ぎ取っておく。なお、この第2パーティには、かつてモーグリの中で最も有名だったと思われるモルルと、今やバグ界のアイドルとなっているモグタンが存在するという、豪華絢爛なパーティとなっている。
――その後、最終メンバーとは無関係な第3パーティを使い、復元機能でやり直しをしつつ、「まず中央真ん中で待機→右から回り込んで、角のくぼみで最後の1体を回避」という方式で進み、ボスの「ガードリーダー+シルバリオ×2」に挑んでいく。こいつは、シルバリオを2体とも倒すと、強力な「突撃」を使ってくるという特性があるため、「1体目のシルバリオ」→「ガードリーダー」→「2体目のシルバリオ」の順で撃破をしていく。開幕でモグポンが2連続攻撃を受けて戦闘不能となってしまったが、その後は特に問題なく、普通に戦って勝利することに成功した。なお、ボス戦で経験値24が手に入るものの、誰もレベルアップをすることは無かった。
空気を読む「焼け死ね。」の魔導アーマーさんたち |
その後、ナルシェを脱出し、ティナとロックはフィガロ城へと向かっていく。
…なお、これまで何度も述べてきた通り、私はFF6の低レベルクリアーに関する知識は本当に少なく、例えばギルはどうやって稼ぐのか分からないレベルなのであるが、とりあえず序盤に関しては、雑魚敵に対して「盗む」を仕掛け、倒さずに逃げるという方式で、効率面はともかくとして、ギル・アイテム稼ぎ自体は自由に行えるようだ。なお、FF6の「盗む」は、相手とのレベル差が成功率の計算式に入っており、レベルが50以上低いと絶対に成功しないという、低レベルクリアー的には厄介な仕様となっているようである。
――そんなわけで、フィガロ城に入り、エドガー(Lv6)を仲間にする。通常プレイでは、オリジナルコマンドの「機械」がもはや必須に近いような扱いを受けるキャラクターであるが、その能力は果たして低レベルクリアーにはどう活きてくるのだろうか。
そして、イベントを進めると、フィガロ城から逃げる過程で、ボスの「魔導アーマー×2」と戦うことになる。
…やれ、このバトルでは、バックアタックから始まるのだが、それを忘れて全員後列にしていた私は見事に前列から始まり、開幕で大きなダメージを受けてしまったが、めげずに手動で後ろに下げ、「ケアル」で回復をして例の魔法イベントをみたりもしながら、戦っていく。途中、魔導レーザーでロックが爆殺されたりしてしまったものの、エドガーの「オートボウガン」を3回打ち込むことにより、2体同時に撃破をすることができた。
そんなわけで、一行はサウスフィガロの洞窟を抜け、さらにコルツ山へと進んでいくのであった…。
――とまあ、こんな感じで。今回の「FF6:ノーバグ低レベルクリアー(GBA)」は、やり込みとしての味付けはそこそこに、私にとって久々のFF6のプレイとして、存分に楽しんでいこうと思います。どうぞ、完結まで応援よろしくお願いしますm(^o^)m
(2019年3月15日)
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