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クリスタリウムなしクリアー.プレイ日誌
【第8話 雷(死将これくしょん)】 |
今回はこの人! |
久々の更新である。やれ、前回日誌のタイラント戦&前々回のシュファクス戦で話が入り乱れてしまったが、今回プレイの大きなテーマとして挙げているのが、「11章で改造を“一部”解禁したミッションモードの攻略」である。というわけで、この8話からは、本格的にそのプレイを進めていこうではないか。
…では、その大まかなルールであるが、それはもう書いて字の如くであり、「無改造ではクリア不可能だったミッションについて、改造武器を用いて攻略を行っていく」のだ。ただし、その改造武器の解禁は段階的なものとする。いきなり限界まで改造をしてしまっては面白くないし、廃都ハリへの門番であるM30/「シュファクス」戦が改造禁止ではクリアできなかったため、その後のミッションは、どこまで改造を解禁すれば倒せるのか、はたまた無改造で倒せてしまうのか、俺としても興味があるというものなのだ。
――そんなわけで、具体的なルールとしては、全てのミッションについて「@無改造」「Aランク1武器+プラチナバングルorダイヤバングルLv.★」「Bランク2武器+アダマンバングルLv.★」の3段階に分けて攻略を進めていくことにする。そうすれば、弱い敵に対してもゴリ押しになることは無く、敵の強さに応じた戦い方を楽しんでいくことができることだろう。なお、トラペゾヘドロンやダークマターという高価な素材を使い、更に上の「Cランク3武器+ウルツァイトバングルLv.★」という組み合わせを使うことも可能だが、それをすると召喚獣の強さ以外はクリア後と変わらなくなってしまうため、今回プレイでは採用を見送っていった。俺は、要は【クリスタリウムなしクリアー・おまけ9】のような、11章レベルでのミッション攻略を楽しみたいのである。うん、あの「ランク2武器」というジャンルは、もう少し流行っても良いと思うよ。
そんなこんなで。今回プレイのスタート地点は、【おまけ8】のラストに乗せられたクリア状況からである。ただし、M53/「ジルニトラ+アルラウネ*4」については、門番であるタイラントを含め無成長&無改造で撃破済みであるため、最終達成度は54%へと上昇をしている。また、M30/「シュファクス」戦については、妥協を重ねた無念の結果ではあるが、Bの「ランク2武器+アダマンバングル」で既に撃破済みである。そして、この時点で残っているのは、大きく分けて「淘汰の断層」と「それ以外のミッション」の2つであるが、ヒーローは遅れてやってくるということで、今回はグラン=パルス外縁部のミッションを取り扱っていくことにしよう。
――ちなみに、廃都ハリですぐさま受注できるミッションは3つである。そのうち、M31/「アタナトイ+ラルヴァ*3」戦については、適当に奇襲してガイアサルヴォーを撃ち込むだけで終わるため、特記しないが倒したという認識で居ていただきたい。いやあ、このパートだとゼノビア(笑)さんばかりが話題となるけれども、このアタナトイさんも相当…。
その@:亀ってる… 〜VS アダマンケリス〜 |
まずはセラの分!
次もセラの分だ!! |
◆M33/「アダマンケリス」:装備&オプティマ編成 | |||
戦闘メンバー | オプティマ | ||
◇スノウ HP2260
/ 物理575 / 魔法162 突撃スピリッツLv.★ / アダマンバングルLv.★ |
1 | DEF+JAM+ENH | |
2 | BLA+DEF+HLR | ||
◇ファング HP2250
/ 物理312 / 魔法373 カラミティシャフトLv.★ / アダマンバングルLv.★ 「妨害系成功率UP改」 |
3 | ATK+DEF+HLR | |
4 | DEF+DEF+ENH | ||
◇ホープ HP1770
/ 物理147 / 魔法541 イーグルクローLv.★ / アダマンバングルLv.★ |
5 | DEF+DEF+HLR | |
6 | BLA+ATK+BLA | ||
●バトルスピード:「ゆっくり」使用 ★ランク2武器+アダマンバングル使用 |
では。今回最初の本格的な戦いとして、廃都ハリで受注できるM33/「アダマンケリス」戦を扱っていくことにしよう。
…やれ。実は、このプレイ日誌の収録内容をプレイする前後に、当サイトの投稿システムを用いて、しんら氏により【クリスタリウム封印・亀攻略】というプレイ日誌が投稿された。それは、なんとクリスタリウム完全封印の条件下においてアダマントータス&タイマイをエリクサーなしで倒すという超々々々驚愕のものであり、内容としては、常軌を逸した精密なコマンド入力によって足踏み攻撃を回避したうえで超高威力の「クエイク」に耐え、戦闘中のTP回復を含めた4回の召喚で敵を倒しきるというものであった。
――というわけで。当然、その亀の子分とも言える「アダマンケリス」戦についても、それと同等の攻略、つまるところは無改造での撃破を期待される皆さまも多かろう。だが、無理だったのである。それどころか今回プレイの限界であるランク2武器をいきなり使用してしまっている。いやはや、実はこのプレイを行った時点では、しんら氏の亀攻略の記事は投稿されていなかったから、ひょっとすると今の段階からプレイすればまた新しい戦略が生まれてくるのかもしれない。いや、でもまあ、今回は…うん。
そんなこんなの、アダマンケリスのスペックについて述べていこう。HPは956250、チェーン耐性25&ブレイク値450.0%、氷弱点&物理・魔法半減、デシェル・スロウともに有効である。数値的には見るべき点もなく、素早くチェーンボーナスを伸ばしてブレイクできる相手であると言えよう。
…しかし、問題はここからだ。まず、亀の代名詞とも言える足踏み攻撃であるが、その素ダメージは約1200となっている。これならば、プロテス+エリアバリアで500程度にまで軽減できるうえに、例によって空中に居れば回避もできる。また、高威力で有名な「クエイク」も、その威力は1800ダメージ程度であるため、エリアバリア+DEFのロールボーナス+「ライズガード」辺りを組み合わせることで耐え切れてしまう。
――のだが。問題は、アダマンケリスに関してはこれらの使用ペースが異様に速いことなのだ。酷い時には、片足の攻撃が終わった瞬間にもう片方が飛んでくるようなこともあり、とてもじゃないが無成長レベルのHPでは耐えられない。やれ、タイマイやロングイだと、バトルスピード:「ゆっくり」を用いれば1回の攻撃が30秒、更にロングイなら「スロウ」を決めれば1分に1回というレベルにまで行動ペースを抑えることができた。だが、アダマンケリスにはそういった戦法が全く通用しない。「クエイク耐えた! → 足踏み
→ \(^o^)/」などというのが、もはや日常茶飯事なのだ。
正攻法で耐えるにはこれくらいのHPが要るのですよ… |
そんなわけで。今回は、特殊な戦法による攻略を諦め、ランク2武器を装備した正攻法を用いていくことにする。
…さて。そのやり方は次の通りである。まずメンバーとしては、最重要魔法である「スロウ」を使えるファング、そして次に重要な「プロテス」を使えるホープは欠かせない。残ったリーダーであるが、ここは最大HPが高く、かつアダマンケリスの氷弱点を突けるスノウで決まりであろう。
――また、オプティマとしては、最も有用な「エリアバリア」を使えるファングをDEFとして据え置き、「BLA+DEF+HLR」「ATK+DEF+HLR」「DEF+DEF+HLR」などを用いて戦っていく。いや、(;・∀・)「亀最弱の相手ごときにランク2武器がいきなり必要なの?」と思われる方も多いかも知れないが、正面からこの亀を相手にするには、これくらい防御の態勢を整えていかなければならないのだ。
そんなこんなで。これだけ準備を行えば、あとは「スロウ」「プロテス」の2つのステータス効果を用いたうえで、高威力の「クエイク」は「DEF+DEF+HLR」で受け止め、適時リーダーによる「ポーション」も使用していくことで、何とか戦線を維持していくことができるのだ。
…そして攻撃面は。敵は氷属性を弱点としているため、スノウの「フロストブロウ」を主力として用いていく。皆さまご存じの通り、敵本体に物理攻撃を行うために空中に居る間は足踏み攻撃によるダメージを無効化することができる。今回、無理して狙っていくほどでもないが、それでも可能ならば積極的に用いていきたいテクニックなのだ。
――そんな感じで。最後に良い感じでシヴァの召喚獣を使ってみるも、約13000だけ敵のHPが残ってしまうといういつものアレが発生してしまったが、めげずに戦っていき、無事にアダマンケリスの撃破に成功した。タイムは14分33秒、スコアは0である。うーん、あの素晴らしい亀攻略の記事があるだけに、頑張ればもう少し上手く行きそうな気がするけど、まあとりあえず現段階ではこんなもんが限界ということで…。
そのA:腐ってやがる
早すぎたんだ 〜VS トンベリ〜 |
おい誤植してんぞトンベリじゃなくてゼノビアだろ |
◆M34/「トンベリ」:装備&オプティマ編成 | |||
戦闘メンバー | オプティマ | ||
◇ヴァニラ HP350
/ 物理28 / 魔法46 ヘヴンズアクシスLv.1 / エナジーサッシュLv.1 「ブレイク不可能」「倒すとTP回復」「ラッキーブレイカー」 |
1 | JAM+DEF+JAM | |
2 | HLR+DEF+JAM | ||
◇スノウ HP760
/ 物理80 / 魔法140 沈まぬ太陽Lv.1 / ソーサラーサインLv.1 「ブレイク不可能」 |
3 | HLR+DEF+ATK | |
4 | HLR+DEF+ATK | ||
◇ファング HP750
/ 物理113 / 魔法178 ニムロッドピアスLv.1 / ソーサラーサインLv.1 「ブレイク不可能」 |
5 | BLA+ATK+ATK | |
6 | BLA+ATK+ATK | ||
●バトルスピード:「ゆっくり」使用 ★無改造 |
続いての敵は、M34/「神将ゼノビア」…ではなく、おまけで登場する「トンベリ」である。まあ、ゼノビア様は初代13では出番に恵まれなかったものの、13-2では作品屈指の強敵として登場するので、特に問題なしである。グランドクロス編の攻略で、必殺技である「攻性変異」を、DEF+DEF+DEF&リレイズ&エリクサー乱射で耐える戦法を編み出したところは本当に熱かったな…(錯乱)。
…それはそうと。FF13シリーズのトンベリと言えば、「包丁」で攻撃をしながら、条件を満たすと大技の「うらみ骨髄」シリーズでこちらにダメージ&自身を強化するという特性を持った敵である。そして初代13のトンベリもその例に漏れず、時間経過やこちらの攻撃回数などの条件によって「うらみ骨髄」系統の技を使用し、大ダメージと共に自身のHPを全回復(←!?)し、強化されたステータスで猛攻を仕掛けてくる。ちなみに、最終段階まで強化された場合の「究極うらみ骨髄」は全体に23800〜26154というウェルキンゲトリクスの「魔旋風」並みの威力となり、「ほうちょう」も12770〜14033ダメージとロングイの足踏み並みの威力となる。しかも土属性以外の全属性を無効or吸収し、物理・魔法は共に「耐久」という手の付けられなさだ。これだけ強ければあのゼノビアがやられるのも仕方ないな…。
――もっとも。現実にはそこまでいくことはまず有り得ない。何故なら、敵のHPは742500と低いため、しっかり育成をしているパーティならば容易に削りきることができるし、ブレイクすれば打ち上げも有効だからだ。また、ブレイク値が666.6%と高いが奇襲攻撃が可能であるため、淘汰の断層での3体セット戦などは、スニークスモークを使えば楽に倒すことができる。また、敵はHPが10%未満になるといきなり「うらみ骨髄」を使ってHPを全回復しようとするが、ならばとこちらは相手の行動を封じる召喚獣で押し切ってしまえば良い。ダラダラ戦うとどんどん不利になっていくが、ちゃんと対策を練れば何と言うことはない敵なのである。
さて。今回のクリスタリウム封印プレイの戦力では、「うらみ骨髄」でまあ一発全滅となってしまうため、長期戦は不可能である。そして、貧弱な火力ではとてもではないが敵のHPを削りきれない…のだが。このトンベリには、「ラッキーブレイカー」を無効化できないという致命的すぎる弱点があるため、それを用いることで、完全なる無成長+無改造の状態で勝利を掴むことができるのだ。
…やり方はこうだ。まず、リーダーとして用いるのは、最大火力のヘカトンケイルを使えるヴァニラである。また、敵の攻撃を防ぐDEFとしてスノウ、最後の1人は最大火力&「スロウ」を兼ね備えたファングで決まりだろう。そして、ヴァニラには「ラッキーブレイカー」の装備、他の2人については「うらみ骨髄」が来るまで粘ることを目的とし、「ブレイク不可能」武器に魔力を上げる「ソーサラーサイン」を組み合わせていった。
そして、バトルが始まったら、まずは「JAM+DEF+JAM」を用いて敵にステータスを掛けつつ、「ラッキーブレイカー」の発動を狙っていく。
…この際、(;・∀・)「スロウが掛かったらファングが行動しなくなってしまうから無駄なんじゃ?」とか(・∀・;)「チェーンボーナスを伸ばすのならヴァニラのBLAも使ったほうが良いんじゃ?」などという疑問があるかもしれないが、前者に関しては「うらみ骨髄」の発動条件に「こちらの攻撃回数」というものがあるため沈黙してもらったほうが都合が良く、後者はどうせ「ラッキーブレイカー」狙いなのでチェーンの増加量は関係ないのである。
――そんなこんなで、実戦では目安として“200.0%までにラッキーブレイカーが発動しなければやり直し”という指標も用いつつ、運良くチェーンボーナスを666.0%まで伸ばせたら、あとは「HLR+DEF+ATK」を用いてファングの単体攻撃で削っていく。ここでも、敵への攻撃回数が「うらみ骨髄」の発動に関係している都合、最も火力の高いファングの単体攻撃のみで削っていくのだ。なお、敵の「ほうちょう」のダメージは、スノウのガード状態ならば500未満にまで抑えることができ、その間隔も長いため、HLRで回復するだけで簡単に耐えていくことができるのだ。そうして、最後に「うらみ爆発寸前」まで削ったら、ヘカトンケイルを召喚してブレイク、「バスターフォース」連打からの「ガイアサルヴォー」で締めである。
ヘカトンケイルを呼べば何とかなるという世界観 |
というわけで。実戦では、「BLA+ATK+ATK」で攻撃するなど欲張りすぎて、最後の瞬間に「うらみ骨髄」を発動されてしまったりもしたが、ギリギリでドライビングモードへの変形が間に合ってくれた。そのまま、いつも通り「バスターフォース*8」→「ガイアサルヴォーLv.2」でトドメである。召喚カウントはMAXの30なのに大技はLv.2止まりだが、変形に焦るとこういうことが起こりうるのである。
――そんなM34/「トンベリ」戦のクリアタイムは4分22秒、装備に関しては上記の通り全てLv.1である。まあ、今回はスペックを見た時点で何とかなると思っていたものだ。ちなみに、このゼノ…トンベリは、淘汰の断層・内部へと進むための門番の役割も果たしている。だからこそ、何とかしてシュファクスを無改造で倒せれば、改造禁止プレイでのミッション達成度を大幅に上げられたはずだ。でもまあ、さすがにアイツは苦しすぎるよなあ…。
そのB:超ジャ級 〜VS ジャガーノート〜 |
劇場版みたいな構図だな |
◆M29&M61/「ジャガーノート」:装備&オプティマ編成 | |||
戦闘メンバー | オプティマ | ||
◇ファング HP2250
/ 物理312 / 魔法373 カラミティシャフトLv.★ / アダマンバングルLv.★ 「妨害系成功率UP改」 |
1 | JAM+BLA+BLA | |
2 | ATK+BLA+BLA | ||
◇ヴァニラ HP1850
/ 物理190 / 魔法370 モルボルワンドLv.★ / アダマンバングルLv.★ 「弱体系成功率UP改」 |
3 | ATK+BLA+BLA | |
4 | DEF+JAM+HLR | ||
◇ホープ HP1770
/ 物理147 / 魔法541 イーグルクローLv.★ / アダマンバングルLv.★ |
5 | DEF+HLR+ENH | |
6 | DEF+HLR+HLR | ||
●バトルスピード:「ゆっくり」使用 ★ランク2武器+アダマンバングル使用 |
今回3体目の相手は、12章などで登場する機械兵器:「ジャガーノート」である。コイツの特徴は、なんと言ってもストロングスタイルな防御力と攻撃力の高さであり、特に大技である「粉砕鉄球」は最大で5538という特大ダメージを叩き出す。11章のマハーバラ坑道などでも雑魚敵として登場するのだが、その強さ(+倒す際のめんどくささと見返りの少なさ)から、腕試し以外ではスルーされることの多い敵である。
…さて。クリスタリウム封印プレイにおけるコイツ戦の最大の難点は、やはりというか何と言うか、最大威力の「粉砕鉄球」を如何にして耐え抜くかという点である。プロテス+ファングのDEFを用いても、その最大ダメージは2266と微妙に最大HPを超えてしまうため、確実に耐えるためには「リジェネガード」まで決めておかなければならない。しかし、「粉砕鉄球」が宣言されてからダメージが発生するまでの時間は2秒ほどしか無いため、動作を確認してからではとてもじゃないが防御が間に合わない。よって、敵の行動パターンを読み、安全第一でバトルを進めていくことが必要となるのだ。
――ちなみに。「粉砕鉄球」は、“宣言時点でのターゲットの場所”を参照する完全固定型の範囲攻撃であるし、「焼却処分」(炎をまとった2連なぎ払い)も足下に入り込んでしまえば回避可能なため、その気になれば完全無改造でも勝利を掴むことができるかもしれない。が、これらの位置取りを使った回避は例によって全く安定性が無いため、HP158万全てを削りきるのは不可能と言って良いだろう。まあ、ジルニトラみたいな例もあるから、一応試すだけは、ね。
ということで、具体的な要素について考えていく。まず敵のスペックであるが、HPは1584000と多く、チェーン耐性95&ブレイク値200.0%とブレイク関連も固めである。属性は全て「標準」であるが、物理&魔法タイプは共に「半減」、ステータス異常に関しては非常に脆く、デシェル・スロウともに耐性は「0」である。ただし、初代FF13のステータス魔法は確率制であるため、耐性「0」は100%命中するという意味ではないことは抑えておきたい。極限にどうでも良いが、ジャガーノートのHP1584000に対してウェルキンゲトリクスのHPは15840000である。両者には何か関連があるのだろう(ない)。
…続いて、敵の行動パターンであるが、まず敵は通常攻撃扱いの「焼却処分」を主力としつつ、ときたま高威力の「粉砕鉄球」も使用する。また、ステータス異常が掛かっている状態だと、左手のパンチ(「通常攻撃」)と両手プレス(「粉砕アーム」)を0〜2回程度使用したのちに、「蒸気洗浄」を宣言して約13秒後に全ステータスを回復する。敵の全ての行動はキープ値が「95」であるため妨害は不可能だが、ブレイクキャンセルは有効であり、特に「蒸気洗浄」のモーション中にブレイクを決めるとその後の展開を極めて有利に進めることができるだろう。
――さて。今回バトルのポイントは、これまで何度も触れているように、特大火力の「粉砕鉄球」を確実に耐えきることである。基本戦術は、敵にステータス異常を掛けて「蒸気洗浄」を用いさせることであり、そうすると攻撃ペースを下げられるうえにデシェル・スロウの効果自体も有用と一石二鳥である。ところがどっこい、行動パターン上は、敵はステータス異常が掛かっていると「粉砕鉄球」を使わないことになっているのだが、「蒸気洗浄」でステータスを解除した直後にカウンター的に用いられる場合があり、これが極めて厄介である。また、JAMのステータス魔法の命中率も100%ではないため、決めるのに時間が掛かかりすぎると、無防備な状態で「粉砕鉄球」を受けてしまうことがある。そしてもちろん、プロテス切れや操作ミスなど、通常のバトルと同じ危険性も存在する。やれ、今回バトルは約30分となかなかの長期戦になるため、いかにこれらの不確定要素を乗り越えていくかが重要となるのだ。
「焼却処分中にデシェル→耐えたあとすぐスロウ」が理想 |
では、実際の戦い方について考えていこう。まず、攻略本には、敵は必ず「焼却処分*2→粉砕鉄球」の順で使用すると書いてあるが、実際にはこれから外れる場合もあるし、そもそも敵味方の行動が入り交じったバトルでは、正確な回数を数え続けることは困難である。そのため、目安として「粉砕鉄球は連続では来ない」程度のものとして覚えておくと良いだろう。
…さて。基本的な戦い方としては、やはりというか何と言うか、敵にステータス異常を掛けて「蒸気洗浄」を使わせ、その隙にチェーンを伸ばしていく戦法である。ただし、この際に幾つか心に留めておかなければならないことがあるため、それについて中心的に触れていくことにしよう。これを破ると、不意の「粉砕鉄球」のよって一瞬で轟沈する。
まず。敵の行動パターンについてであるが、これに関しては「『蒸気洗浄』が終了した直後に攻撃を行うか否か」というのが大きな分水嶺になる。この瞬間に「粉砕鉄球」を使われると極めて危険であるため、仮に敵がブレイク中であろうと、必ずファングをDEFにして「リジェネガード」の準備をしておかなければならない。また、そのために耐える姿勢としては、ヴァニラをJAMとした「DEF+JAM+HLR」が最良である。この態勢だと、「蒸気洗浄」が終了した直後に「デシェル」を使えるため、すぐさま敵を次の「蒸気洗浄」へ向けたパターンへと移行させることができるのだ。
…また。「@蒸気洗浄が終わった直後の攻撃を耐えた場合」か、または「@'蒸気洗浄の直後に攻撃をしなかった場合」で、「Aかつ敵にデシェル状態が入っている」と、敵の行動パターンは“ステータス異常が入っている状態”のものとなり、もう「粉砕鉄球」を使われることは無いため、ここからは積極的に攻めていって良い。特に、「蒸気洗浄の直後に焼却処分を使われる→耐えてすぐにスロウを決める」という状況を成立させると、ほぼ確実に次の行動は「蒸気洗浄」となるため、その間は好き勝手に攻撃ができるようになる。仮に、敵に何らかの行動をされたところで、刹那に「DEF+HLR+HLR」などに変えれば全滅をすることは無い。この隙に、「ATK+BLA+BLA」などでガンガン攻撃をしていくと良い。
――最後に。敵から攻撃を受けて戦闘不能者が出てしまった場合であるが、この際は蘇生を行いつつ、防御中心で事を進めていく。ただし、勿論というか「粉砕鉄球」への警戒を解いてはならず、「DEF+JAM+HLR」などでステータス異常も掛けながら、一刻も早く「蒸気洗浄」を使わせるようにしたい。場合によってはチェーンボーナスが流れるようなこともあるだろうが、今回は長期戦になるため、安全第一の着意が必要なのである。
そんなこんなで。ランク2武器を使っていることもあり、ダメージ効率自体はそこまで悪く無い。何度か「プロテス」が切れてしまうような危険な状況も経験しながらも、無事に35分39秒で勝利を掴むことができた。
…ちなみに。この「ジャガーノート」に関しては、M29とM61で2回登場するうえに、M29を受注するための冥碑はマハーバラ坑道の入り口すぐ近くにある分かれ道の先に存在する。つまるところ、ジャガーノートを倒すためにジャガーノートを撃破するという滅茶苦茶な状況になっており、ミッションモード全体で戦わされる回数は計3回にも達している。うん。64ミッションという数を用意するために、何と言うか、いろいろと苦労したんだね…。
――なお。合計3回戦うということで、今回は途中で様々な改善を試みた。例えば、「妨害系成功率UP改」を持つカラミティシャフトではなく魔力の高いロンパイア(373→522)を使ってみたり、召喚獣を使ってみたり(召喚後・蒸気洗浄の後に2回連続で攻撃されることが問題)、という感じである。しかしながら、実際にはそこまで大きくタイムを縮めることはできなかった。まあ、この辺りは好みの問題というものであろう。倒せれば、あまり重要なことではないのだ。
そのC:プリン地獄
第1話 〜VS ギガゼラチン*3〜 |
水 の 祭 典 |
◆M60/「ギガゼラチン*3」:装備&オプティマ編成 | |||
戦闘メンバー | オプティマ | ||
◇ライトニング HP1800
/ 物理220 / 魔法478 スラッシュカービンLv.★ / アダマンバングルLv.★ |
1 | ATK+DEF+BLA | |
2 | ATK+DEF+HLR | ||
◇ファング HP2250
/ 物理312 / 魔法373 カラミティシャフトLv.★ / アダマンバングルLv.★ 「妨害系成功率UP改」 |
3 | ATK+DEF+HLR | |
4 | BLA+DEF+HLR | ||
◇ホープ HP1770
/ 物理147 / 魔法541 イーグルクローLv.★ / アダマンバングルLv.★ |
5 | BLA+DEF+HLR | |
6 | ATK+DEF+ENH | ||
●バトルスピード:「ゆっくり」使用 ★ランク2武器+アダマンバングル使用 |
続いての敵は、テージンタワー最上層で出現する「ギガゼラチン*3」である。ギガゼラチンと言えば、テージンタワー内部でも登場し、その当時としてはそこそこの強敵として君臨していたが、今度はそれが3体セットで出現するのである。クリスタリウム封印プレイでは、当然のごとく以前と戦力は変わらないため、まあおよそ普通に戦って勝利を掴むことは不可能であろう。そのため、今回も改造武器の力を借りるしかない。
…さて。今回の戦闘で最も重要となるのは、とにもかくにも3体居るギガゼラチンのうち1体を片付けてしまうことである。それを可能にするには、スニークスモークで奇襲攻撃を仕掛けたうえで、ランク2武器で粘り、最後に召喚獣を呼べばOKである。そして今回、敵は雷属性を弱点としているため、リーダーとして採用するのはライトニングである。また、DEF要員としては、敵の攻撃は全て範囲攻撃であるため、「エリアバリア」を覚えたファング、最後にHLR要員として「プロテス」も使えるホープを採用していけば良いだろう。
――そんなこんなの、戦闘の基本方針としては。まず、「ATK+DEF+HLR」で粘り、1体がブレイク寸前になったらオーディンを召喚し、「斬鉄剣Lv.3」でトドメを刺す。続けて、残った2体と戦うパートになるが、敵はチェーン耐性が固いため、250%くらいを目安としてこれまたATKの単体攻撃で粘る方針を取っていく。敵は、ダメージ攻撃のほかステータス魔法も仕掛けてくるが、そのうち「ウィーク」は「ウォタガ」のダメージを2倍にしてしまい危険であるため、毎回必ず解除をしていくようにしよう。そうして残り1体になれば、後は特に苦労もすることなく、3人で焼きプリンを作るだけである。
そんなわけで。このギガゼラチンに関しては、通常のクリスタリウム封印プレイで既に戦い慣れた相手であるため、特に新しく書くべきことは少ない。
…まあ。今回はランク2武器を使ったのだが、火力・体力ともにかなりの余裕があったため、恐らくはランク1武器に変えても比較的楽に勝利を掴むことができるだろう。しかしながら、ランク2武器の火力を用いても30分近くが必要となるバトルであり、ライトニングのHPが1300に下げると「ウォタガ」のラッシュで一発全滅の可能性が出てきてしまう。この敵相手にそこまでする必要があるのか?
と言われると、これは極めて微妙なところなのだ。
――まあ、確かに今回はランク2武器を使った力押し感が満載の作戦ではあるものの、かといってランク1武器だと面白い戦術が生まれるのかと言うと、決してそんなことは無いのである。うん、「ランク1武器」って、立ち位置が相当微妙なところがあるんだよねえ…。
そのD:音楽性の違いから 〜VS ミトリダテス〜 |
●〜 |
◆M27/「ミトリダテス」:装備&オプティマ編成 | |||
戦闘メンバー | オプティマ | ||
◇ファング HP2250
/ 物理220 / 魔法522 ロンパイアLv.★ / アダマンバングルLv.★ |
1 | DEF+DEF+HLR | |
2 | ATK+DEF+HLR | ||
◇スノウ HP2260
/ 物理275 / 魔法250 仁義エンブレムLv.★ / アダマンバングルLv.★ 「ガード系効果UP改」 |
3 | ATK+DEF+HLR | |
4 | ATK+DEF+BLA | ||
◇ホープ HP1770
/ 物理147 / 魔法541 イーグルクローLv.★ / アダマンバングルLv.★ |
5 | ATK+BLA+BLA | |
6 | ATK+BLA+BLA | ||
●バトルスピード:「ゆっくり」使用 ★ランク2武器+アダマンバングル使用 |
さあ、いよいよクライマックスである。今回5体目の敵として、テージンタワーで出現する六死将の1体、「ミトリダテス」の攻略をしていこう。
…なお、このミトリダテスは人間だった頃に音楽が好きだったと言われており、M27を受注したのちにテージンタワーの屋上から1階まで一気にエレベーターで駆け下りることによって出現するどう考えても雑音にしか聞こえない。やれ、世間には「音楽を愛する者に悪い奴は居ない」という言葉がある(ない)が、コイツは相当の邪神であるため、多分これが音楽性の違いというやつなのだろう…。
――さて。ミトリダテスで最も厄介なのは、やはり全体乱れ撃ち攻撃の「いかずち」である。その内容は、約700ダメージの雷が合計10発降り注ぐというものである。しかも今回は、乱れ撃ちとするも実際には順番系の攻撃であった「デストルドー」(メンバーA,B,CがA→B→C→A→B→C→…の順で攻撃される)とは異なり、「いかずち」は真の意味での“乱れ撃ち”であるため、DEFのガードや「エリアバリア」などが有用な防御手段となりづらく、リーダーに攻撃が集中するといかなる策を弄していても一瞬に崩されてしまう。そのような雷撃の隙を縫って、敵を攻めていかなければならないのだ。
では、そんなミトリダテスの基本スペックについて触れていこう。HPは1587600、チェーン耐性55&ブレイク値500.0%、属性は火・氷・水・風は「弱点」だが雷・土は「無効」である。じめん・ひこうタイプかな?
その他、物理タイプは「耐久」、魔法タイプは「半減」であり、ステータス異常は全てが無効化される。これと言った大きな弱点は無いため、基本的にはBLAの属性魔法で攻めていくことになるだろう。
…続いて、敵の攻撃パターンである。使う行動は、攻撃ペースが速いうえに無視できない威力を誇る「通常攻撃」、全体乱れ撃ち攻撃の「いかずち」、そしてデシェル・ウィーク・スロウなどのステータス異常を発生させる「瘴気」の計3種類だ。まず開幕は、「瘴気」を1回だけ用いたあと、以降は「通常攻撃」「いかずち」をそれぞれランダムで用いてくる。その行動ペースには大きなばらつきがあり、酷い時には「いかずち」を2連続で使われるようなこともあるが、いわゆる一つの★運ゲー★なので心を乱されてはならない。そしてHPが30%(476280)を切ると、敵は再び「瘴気」を使用し、以降は「瘴気」と「通常攻撃」or「いかずち」を交互に繰り返すようになる。ここでは、リーダーにデシェル状態が発生してしまうと「いかずち」の耐久が極めて困難となるため、DEFと距離を取りつつ、手早くバトルを終わらせる着意が必要となってくる。その他、死将共通の特性として、喰らう奴は居ないだろうが、バトル開始から20分が経つとカウント3分の「死の宣告」を使用してくる。
――ちなみに。こいつに関しては、火力が高めに設定されているが、これはもちろん、「バサンダ」の使用を前提としたものなのだろう。「シェル」も含めてダメージを1/3まで軽減すれば、さすがに戦線を維持していくことは容易である。敵の攻撃には幾つかのデスペル効果があるが、その度に掛け直せば良い。このバトルではJAMが全くの役立たずとなるが、ならばとENHを中心に作戦を組み立てていけば良いのである。…というわけで、「バサンダ」も「シェル」も使えないクリスタリウム封印プレイでの戦闘が如何に悲惨な末路を辿るか、もう皆さまには分かっていただいたというものだろう。
さて。実際のバトルであるが、俺は当初の案として、スノウ・サッズ・ホープの3人での正攻法を試していた。スノウの「ライズガード」は、「いかずち」のダメージを2桁台にまで軽減できる強力な防御手段であるため、その隙にサッズ・ホープが弱点を突くBLAの魔法で攻めていくというスタイルである。この戦法の特徴として、ENHの「フェイス」が使えるため、戦闘不能者が出た際にも必要な火力を保っていけるという利点がある。
…のだが。実際には、この戦法で10時間ほど戦ってみたのだが、どうにも勝利を掴むことはできなかった。理由は、スモークが切れた後の防御が間に合わないからである。まず、スモークが切れると「シェル」が無くなるため、「いかずち」によって受けるダメージが単純に1.5倍になってしまう。DEFで大幅にダメージを軽減できるスノウはともかく、サッズ・ホープは完全な丸腰になるため、そこで回復の手間が大きく増えてしまう。更に、「ガッツ」が切れることにより魔法で敵をひるませられなくなるため、通常攻撃の連打ですら脅威になってしまう。そうこうしているうちに、非ガード状態で「いかずち」を使われてしまえば、それでもうアウトとなってしまうのだ。
――ちなみに。当時の俺はそこまで気付いていなかったが、このスノウ・サッズ・ホープを使う作戦は、「瘴気」への対抗手段が無いという壊滅的な弱点がある。それでもし、スノウにデシェルが発生してしまえば、もはや敵の猛攻に耐えきる手段は一切存在しない。最後発狂と言っても敵の残りHPは50万、召喚獣を用いたとしても一撃で削りきるには無理がある。このスノウリーダー作戦、一応は残り30万くらいまで削れたような惜しいこともあったのだが、それは多分惜しい気がするだけであり、実際にはいつまでやっても勝つことはできなかったであろう…。
レインズ聖権になってからこんなバトルばっかり |
というわけで。万策尽きた俺は、最後にファング・スノウ・ホープの3人組を試してみたのだ。
…やれ、俺がこのメンバーを用いた理由としては、冷やかし程度に「後ろに下がる作戦」を使ってみたかったという点が存在する。なあに、「いかずち」は完全乱れ撃ち攻撃だから、後ろに下がっても何の意味も無いよ…というところであるが、実際にやってみると、これが中々上手く行くのである。まず何が良いかと言うと、今回はスノウが引きつけつつ「DEF+DEF+HLR」を使って「いかずち」を耐えるのだが、この作戦で行うべきことは「オプティマチェンジ」であるため、敵の行動を確認してから反射的にコマンド入力をしても防御が間に合ってくれるのである!
これは、「ポーション」や他の行動を使っていたりするとガード技が間に合わなかったスノウリーダー作戦からは一線を画すメリットである。代わりに耐久力は少々落ちるのだが、元々スノウリーダー作戦の防御力は過剰だったこともあり、大きな問題とはならないだろう。
――更に、火力面に関しても、ファング・ホープの2人を中心として攻めていくことにより、スモークを用いた1ブレイクで約50万と、サッズ・ホープ作戦と遜色は無いダメージを与えることができる。召喚獣の火力もシヴァよりバハムートのほうが上であるし、最後発狂においてもメインDEFであるスノウから距離を取ることで、「瘴気」への対策も行うことができる。やれ、破れかぶれの「後ろに下がる作戦」であったが…意外と試してみるものなのだなあ。
では、具体的な戦い方を説明していこう。まず、今回は敵の攻撃力が高いため、やはりというか何と言うか、ランク2武器+アダマンバングルが必要になってくる。というか、後から振り返ってみると今回バトルはかなりギリギリであるため、装備品のランクを下げる余地はまず無いと言えるだろう。
…そして。基本的な戦法としては、まず開幕の「瘴気」を「ATK+BLA+BLA」の「たたかう」でカットし、その後は主に「ATK+DEF+BLA」と「ATK+DEF+HLR」を用いて攻撃していく。敵の「いかずち」に関しては、「DEF+DEF+HLR」を使って耐えれば良く、更に余裕があるのなら「リジェネガード」も入力しておくと良いだろう。なお、その「いかずち」は、技名が表示されてからオプティマチェンジをしても十分に間に合うのだが、「ガッツ付きの魔法攻撃でひるませられない」「敵が後ろへと距離を取る」などの前兆を掴めば、更に回避が容易になってくれることだろう。
――そんな感じで、スモークの効果が有る序盤は積極的に攻めていき、ブレイクを決めて50万程度のHPを削ることができる。そこから更に攻めていくわけであるが、恐らくは2回目のブレイクを目指す途中でスモークが切れ、戦闘効率が悪化してしまうので、そこからはチェーンボーナスを400.0%程度まで伸ばし、あとは「ATK+DEF+HLR」の単体攻撃でひたすら削っていくことにしよう。
そんなこんなで、HPを残り30%(476280)未満にまで持ち込むと、敵は再び「瘴気」を使い、以降は「通常攻撃」「いかずち」と「瘴気」を交互に使用してくるようになる。ここからが本番である。
…まず、「瘴気」の詳しい効果については、自分前方に対する範囲攻撃であり、追加効果として「ウィーク(70%/持続60秒)+デシェル(60%/持続60秒)+バイオ(60%/持続333秒)+スロウ(30%/持続10秒)+デプロテ(60%/持続60秒)」のステータス異常を発生させる。効果範囲は、ミトリダテス自身を基点とした扇形であるが、ゲーム内のスケールでターゲットから2mほど離れていれば回避が可能と言える。ちなみに、ダメージ自体も約1000と地味に痛い。
――さて、これらのステータス異常の中で最も危険なのは、言うまでも無く回復手段の無い「デシェル」である。特に、リーダーであるファングにデシェル状態が発生し、その直後に「いかずち」が飛んできてしまうような状況になると、高確率で全滅が決まってしまう。「ウィーク」も危険であるが、こちらはアイテムで回復できるため、そこまで大きな問題とはならないであろう。
そういうわけで。最後発狂からの戦い方としては、「後ろに下がる作戦」を用いてDEFのスノウから距離を取り、「瘴気」をリーダーが浴びないようにしていくことが一番である。ただし、今回バトルの舞台であるテージンタワー1階はそこまで広いわけでもないため、ただ後ろに下がっているだけではDEFから十分に離れきることができない。
…そこで用いるのが、いつも通り「たたかう*1」を敵に加え、横方向に大きく距離を取る作戦である。なんか今回プレイではやたらと用いている方法であるが、成功すればかなり長い期間、「瘴気」の恐怖からリーダーを遠ざけることができるのだ。
――ちなみに。もしファングが「瘴気」を喰らってデシェル状態になってしまった場合であるが、もうその際は運を天に任せて「いかずち」が来ないことを祈るしかない。また、1回だけなら召喚獣を使って回避もできるが、トドメを刺しきれないと、チェーンボーナスが100.0%に戻るうえにキャラクター同士の位置関係まで初期状態になってしまうため、絶対に全滅してしまうか敵の残りHPがワンショットになった場合以外は使用を控えていきたい。
「喰らう奴は居ないだろうが」(笑) |
そんなこんなで戦っていく。実戦時には、発狂モードに入ってしばらくした後にファングが「瘴気」を喰らってデプロテ・デシェル・毒状態が発生し、直後に「いかずち」が飛んできてしまった。やむを得ず召喚獣で回避したが、やはりというか何と言うか敵のHPが95000残ってしまった。こうなるともう切り札は無いため、あとはひたすら神へ祈りながら戦うしかない。
…そんな感じで、一瞬の隙を突いてチェーンボーナスを伸ばすことを考えながらも、綱渡りのようなバトルを進めていくと…なんと、敵に「死の宣告」を使われてしまったのである。まさか、この軽装甲・高火力を体現した駆逐艦のような相手に対して、20分もの長期戦を強いられるとは…。何はともあれ、既に敵のHPは残り僅かであったため、焦らず戦闘を進めていき、残りカウント1927で無事に勝利することに成功した。勝った…!!
――というわけで。今回は久々に苦戦した相手となったが、スノウリーダーからファングリーダーに変え、「後ろに下がる作戦」が意外と刺さることに気付いた後は、比較的楽に勝利を掴むことができた。バトル時間は21分52秒、合計の挑戦時間は恐らく15時間程度であろうか。まったく、5ヶ月ぶりのクリスタリウム封印プレイ、そのリハビリがこんな強敵だとは、冗談キツいぜまったく…。
SYABETTAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAARRRRRRRGGGHHHH!!!! |
そんなこんなで。改造解禁ミッションモードの前編・グラン=パルス外縁部の攻略はこれにて終わりである。
…そして次は、いよいよ「ファルシ=タイタンの試練」こと、淘汰の断層の攻略へと足を進めていく。対象は、M35〜51の計17ミッションだ。この中には、無改造でも容易に倒せてしまうような敵から、クリア後レベルでも手も足も出ないような敵まで、多種多様な強さのモンスターが出現する。
――やれ。これまでのミッション攻略では、全てクリア後レベルの戦力を使っていたため、上位層のごく僅かの戦いしか本気で楽しめなかった。しかし今回は、無改造〜ランク2武器までを用いて、敵に合わせた強さで真剣勝負を行えることだろう。さあ、ここからが今回プレイのメインディッシュだぞ!!
(2016年8月13日)
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