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ボス戦タイムアタック
【悲報】ライトニングさん、壊れる |
4章の続きからである。ドレッドノート撃破後には、「改造」(&「解体」)が解禁されることにより、大幅な戦力の増強が可能となった。しかし、今回戦うオーディンは召喚獣であるため、残念ながら火力を活かせる場面ではない。
…また、シナリオ的には、ここまで物語を主導してきたライトニングさんが壊れ、以降はしばらくライトニング&ホープと、サッズ&ヴァニラの2手に分かれて物語を進めていくことになる。というわけで、しばらく窮屈な冒険が続くが、これもFF13の特色ということで、どうかご容赦いただきたい。
それでは、まず「改造」のほうを軽く紹介してみることにしよう。これは、素材を使うことで武器・アクセサリに経験値を与えて、その能力を強化できるというものであり、例えば「物理攻撃力+20」の効果を持つ「パワーリストLv.1」を最大レベルのLv.★まで育てると、効果は「物理攻撃力+60」になる。また、この時点から、クリスタリウム成長によってアクセサリを2つ装備できるようになるため、2個のパワーリストLv.★で能力値は+120、アクセサリ未装備の時の約2倍となるのだ。また、武器の改造でも、その種類によって差はあるものの、+100〜200の程度の能力値強化を得ることができる。
…また、「解体」のほうも、この時点でいきなり重要となってくる。というのも、今回初めて知ったのだが、ホープの初期装備である「エアウィング」をLv.★に改造してから解体すると、アイテムチェンジの触媒である「輝コバルト鉱」が手に入り、これによりパワーリストLv.★をファイターリストにランクアップさせることができる。これを更に最高レベルにすることにより、「ファイターリストLv.★」で上昇値は+120となるのだ。ただし、「エアウィング」が再購入できるのは7章の飛空戦車グライフ撃破後であり、他の早期入手手段はヴァニラの「ベラドンナワンド」(弱体系成功率UP)の解体で、こちらも再入手可能なのは同タイミングである。それまで、誰のどの装備に使うかということは、よく考えていきたい。
――ちなみに、本プレイは通しを意識していないので、仮に戦闘Aで「パワーリスト」のランクアップに個数限定の素材を使ったとしても、リセットをしてストーリーを進め、その後の戦闘Bでは魔法系統の「シャーマンサイン」を作る…ということは、許可している。
以上の手順により、改造&解体をすることで、大幅に戦力を増強することができる。
…具体的に、ライトニングの物理攻撃で考えてみよう。クリスタリウムを全て埋め、かつ「グラディウスLv.1
/ パワーリストLv.1 / パワーリストLv.1」を装備した場合、その物理攻撃力は161である。しかしながら、改造と解体をフル活用し、装備を「グラディウスLv.★
/ ファイターリストLv.★ / パワーリストLv.★」とした場合、その物理攻撃力は基礎値96・武器175・アクセサリ180で、451にも達する。こうなると、単純な「たたかう」でも1000を超えるダメージを叩き出せるようになり、もはやブレイクを狙う必要すら無くなってしまう。やっぱり改造ってゲームをぶち壊す手段じゃないか!
パワースモーク&スニークスモークを使うと楽になりすぎる |
それでは。今回のターゲットである「オーディン」と戦っていくことにしよう。
…さて、皆さまご存じの通り、こいつはFF13のバトルにおける最初の難関として恐れられている。これまでのバトルでは、とりあえずHLRを常駐させておけば死ぬことは有り得なかったのだが、本バトルでは敵が激しい連続攻撃を仕掛けてくるため行動が思うようにできず、もたもたしていると「死の宣告」の時間切れによって終わってしまう。メンバーがライトニングとホープの2名だけというのも厳しく、攻撃と防御を1つのオプティマで同時に成り立たせることができないため、状況に合わせたオプティマチェンジを行う必要がある。のちにライトニングさんの生涯の相棒となるオーディンであるが、その馴れ初めはこのような熱く激しいものだったということだ。
――ということなのだが、さすがに倒さなければ進めないシナリオ上の難関ということで、既に多くの対策が考え出されている。まず、本戦闘では攻撃能力が関係無く、序盤から速い展開となるため、「シルバーバングル」を装備してHPを上げておくことは極めて有用である。また、オプティマ面としては、「HLR+HLR」と「BLA+BLA」を用意し、敵が攻撃を仕掛けてきている時は回復に徹し、「ウルの盾」が宣言されたら「BLA+BLA」でドライブゲージを伸ばしていくというのが効果的だ。その他、もっと簡単な策として、パワースモーク&バリアスモークを使えば、7つの強化ステータスを発生させることができ、バトルは極めて楽な展開になってしまう。ライトニングが「医術の心得」(ポーション回復量2倍)を装備し、「ポーション」で回復を行っていくというのも良いだろう。これらの策を使えば、いくら強敵と言っても、決して恐れることは無いのだ。
そんなわけで。私も、いつもながら「普通」のタイムを出すために、2種類のスモークだけを使って挑んでみたのだが、各種の強化ステータス、特に「ヘイスト」と「ガッツ」が強力すぎたおかげで、僅か34秒で撃破ができてしまった。うーん、これは基準としてはどうだか…。
――さすがにこれは、ちょっと普通の感覚が壊れてきているので、他の基準を見てみることにしよう。まず、お馴染みRTA動画では、概ね1分10秒ほどのタイムで撃破をするというのが一般的のようだ。また、前述の「敵が攻めている時は『HLR+HLR』、敵が守っている時は『BLA+BLA』」という戦法を、自分なりにいろいろと付け加えながらやってみたところ、なかなか時間が掛かってしまい、こちらは2分14秒という記録となった。このあたりが、いわゆる“普通”というところかもしれない。
ガッツが発生していて、かつ魔法を唱えていれば、相手の攻撃でひるむことは無い |
続いては、いよいよ全ての手段をフル活用するタイムアタック攻略である。
…さて、今回のバトルで最も重要なのは、「敵の攻撃でひるまされないこと」である。特に、「天臨」と「裂破」は打ち上げ効果を持ち、1発喰らうだけで数秒単位での遅れが発生するため、それだけは絶対に避けなければならない。
――幸い、敵の攻撃によるカット値は「35」であり、こちらはバリアスモークでガッツ状態を発生させているため、魔法のモーション中であれば、相手のあらゆる攻撃によってひるまされることは無い。また、ドライブゲージを伸ばす手段には様々なものがあるが、要するに「最初にATKでチェーン時間を稼ぎ、その後にBLA×2名でチェーンを伸ばしていく」という手段が最速である。そして、今回は7つものステータスが発生しており、BLAの「直前と違う行動を入力した場合のボーナス」が大きい(+1.1)。そもそもとして、最速を求めるなら、ホープがひるまされないことはもちろんとし、ライトニングも相手の行動を見てコマンド即実行によりひるみを回避しているような暇は無い。よって、こちらは最短のペースで行動しつつ、相手の攻撃がうまくひるまされないようなタイミングで当たることを祈るという、いつものような★運ゲー★となるのである。
そんなわけで。本バトルは書けることが少なく、あとはいつものように細かい点について箇条書き形式にしていっても良いのだが、あえて詳細に記すとすると、それはバトル冒頭のコマンド入力である。
…まず、本バトルでは、開幕すぐにオプティマチェンジを行うと、長演出をキャンセルすることができる。しかしながら、今回はちょっと活用するのが難しそうだったので、実戦で採用することはなかった。これがもし召喚獣に共通の特性なら、今後は使うことも出てくるだろう。
――代わりに、開幕では「ATK+BLA」を使い、ATKの「チェーンスターター」を適用して、チェーン時間を稼いでいく。この際、タイミングが非常に難しいのであるが、上手く△ボタンを押すと、「死の宣告」でひるまされる前に「たたかう→ルイン」を入力することができる。なお、冒頭はこの順番でコマンドを使用してほしかったので、ライトニングの装備は魔法特化としていった(物理特化だと、その後にBLAに変えた際に、ブロウ系が入り込んできてしまう)。
その他、注意していったのは、以下の1点である。
◆ライトニングのBLAは、手動コマンドで「サンダー
→ ファイア → サンダー」の順に入力する。これはサンダーが即座に届くことと、「直前と違う行動を入力した場合のボーナス」を得るためという理由である。
そんなわけで。バトル自体に工夫できる要素が少なめので、あとはひたすら回数を重ねるしかない。そういうわけで、最も良かったタイムは29秒というものであった。それから、かなり頑張ってはみたのだが、残念ながら28秒の数値を出すことはできなかった。
――実際、以下の動画を見てみても、最初の「たたかう→ルイン」も成功し、1回も打ち上げられず、ひるまされたのは全て行動の合間とあって、かなり上手くいった、というか完璧に近いパターンである。うーん、これより縮めることは、果たして可能なのかなあ…。
◆動画◆
戦闘メンバー | オプティマ | ||
◇ライトニング HP865 / 物理111
/ 魔法171 ブレイズエッジLv.1 / マジシャンサインLv.★ / シルバーバングルLv.★ 「物理ダメージ5軽減」 |
1 | ATK+BLA | |
2 | BLA+BLA | ||
3 | BLA+BLA | ||
◇ホープ HP910 / 物理78 / 魔法92 ニヌルタLv.1 / シルバーバングルLv.★ / シルバーバングルLv.★ 「物理ダメージ10軽減」 |
4 | - | |
5 | - | ||
6 | - |
こんなの一周回って笑うでしょ |
そんなこんなで、オーディン戦が終了し、オーディンを召喚しますのチュートリアルを挟んだのちに、4章後半でのライトニング&ホープ側は終わりである。なお、サッズ&ヴァニラ側では、アイテムを回収しながら進んでいくというくらいで、これと言ってやるべきことは存在しない。
――そして、次は5章である。ライトニング&ホープでガプラ樹林を進んでいき、最後にボスの試作騎ユイジンシャンと戦うことになる。そのHPは10万を超えており、改造装備やオーディンの火力を試すのにうってつけの相手となるだろう。次回こそ、衝撃的なタイムを出したい…!
(2020年2月26日)
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