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クリスタリウムなしクリアー2 プレイ日誌
【第2話 シンクロ召喚】
続いて、2章:「ビルジ遺跡AF005」の攻略に入る。この「ビルジ遺跡」は、後に嫌と言うほど走り回らせられるマップであるが、この時点ではまだ初出扱いである。うむ。
まず、入ってすぐにボス:「パラドクス・アルファ」戦(アトラスの腕)が始まる。こいつ、チェーン耐性が90もあるうえに全属性を半減しブレイク値も200.0%と遠いため、ブレイクにはかなり骨が折れてしまう。・・・と思っていたら、ある程度バトルが進んだ後のシネマティックアクションで、自動的に相手をブレイクできてしまった。うーむ、こんなことなら普通に攻撃しとけば良かった・・・。
――そんなこんなで、敵から受けるダメージも特に怖くなかったため、普通に戦って普通に撃破に成功した。まあ、コイツは前作で言えば3章くらいの存在だろ。まだまだバトルの練習だわ。
その後、イベントが進み、いよいよ今回の重要システムである「召喚レイド」がオープンされる。これは、モンスターを仲間にして戦わせることのできるシステムであり、今作では「ノエル」「セラ」「モンスター」という3人でパーティが固定されるため、モンスターの選択がバトルでは際立って重要となる。特に、今作のクリスタリウム封印プレイでは、前作における「改造」や「召喚獣」などの「クリスタリウム以外で大きく強くなれるシステム」が無いため、モンスターを取り替えながらパーティの戦力を増強していくことが必須となるのだ。何と言っても、人間キャラの初期ロールはATKとBLAとDEFだけだからな。ENHやJAMはモンスター枠を使うしか。
その「モンスター」のバトルでの具体的な立ち回りは、まずモンスター枠は3人目のキャラクターとして登場し、パーティ全体のパラダイム(オプティマ)と同時に切り替えながら戦っていく。登録できるモンスターは3体までである。そしてモンスターは、それぞれのロールとアビリティに合わせて行動をしていくのだ。なお、モンスターの能力値の「HP」という欄は冷静に考えてみると意味不明であるが、これはどうやら「比率」として各モンスター間でHPが共有されるらしい。・・・ふーむ、なんか悪巧みができそうな気がしないでもないが、まあそれは今後必要になってから考えていくことにしよう。
――その他にも、「シンクロゲージ」という値を溜めて□ボタンを押すことにより、「シンクロドライブ」という技を発動させることができる。これは、簡単なコマンド入力を含んだモンスター固有の特殊技であり、単純にダメージを与えるだけのものから、HPを回復したり、ステータス効果を掛けたりするようなものまであるようだ。その攻撃力や効果の詳細など、発売から2週間の段階ではまだまだ不明な点が多いが、だからこそ今回プレイでは「シンクロドライブ」をガンガン使っていきたい。うん、「使い方がよく分からなかったから封印しました」というのは、ちょっと何かが違うよな。
さて、そんな「召喚レイド」が現時点から使えるようになったということで、まずはBLA/「ツヴェルク探査型」とHLR/「ケット・シー」が仲間になってくれる。そして以降は、各地でモンスターを倒した際に、一定確率で相手が仲間になってくれるようになるのだ。ちなみに、仲間になりたそうな目でこちらを見つめてくるなどという恒例のアレは無いため、作中でこのシステムがどのような設定になっているかは不明である。
・・・ということで、通常プレイならばワクワクしながらビルジ遺跡を進めていくところだろうが、とりあえず今回はやり込みプレイということで、早速ネオ・ボーダムへと戻り、ボーダム付近のモンスターを仲間にすることにする。まあ、特にめぼしいENHやJAMなどは居なかったが、普通に戦っているだけで「ポーション」と「フェニックスの尾」がザクザクと手に入ってくれたため、いきなりリッチな冒険家となることができた。後は、BLA:「タバスコガマ」のシンクロ技:「リセットソング」なんかは、「デスペガ」と同じ効果であるため、きっと有用な場面が出てくることであろう。うむ、モンスターだくさんは幸せの象徴だ。
――ただし、仲間にできなかったモンスターも居て、それはレアモンスター?のHLR/「アンテサンサン」である。ただの白色のナメクジなのだが、ネオ・ボーダムの海辺の一部にしか出現しない上に、出現率が20回に1回くらいと凄まじく低く、しかも倒しても倒しても全く仲間になってくれない。実際、2時間ほど掛けて5体くらいは倒しただろうが、ただの一度も仲間になってくれることは無かった。うーむ、気になるところではあるが、まあロールはHLRだし、それに後から「ポーション」&「フェニックスの尾」稼ぎのためにまたボーダムに戻ってくるだろうから、その時に取れれば良いということにしよう。うん。
・・・しっかしまあ、今後もこのレベルの仲間になりづらいモンスターが居て、しかもそいつが実はクリスタリウム封印でキーとなるモンスターだったりしたら・・・うーむ、今作のやり込みも一筋縄ではいきそうにないな。
そんなこんなで、やっとストーリーを進めるということにして、「ビルジ遺跡」の内部に入っていく。今回、色々と試しながらプレイを進めていきたいため、基本的には出現する全モンスターを仲間にすることを目標としていく。ただし、出現率や仲間化確率の関係で厳しいということもあるだろうし、中盤以降は倒せない雑魚敵というのも出てくるだろう。というわけで、「全部仲間」はあくまでも"目標"である。
・・・それでも、最初のダンジョンくらいはガッツリやりたいよねということで、ガッツリと仲間モンスターを集めていく。ここで重要なのは、まずは何と言ってもJAM/「デンドロビウム」である。こいつ、初期アビリティが「バイオ」であり、今作の「バイオ」は前作から更に強化されて3分で相手のHPを0にできるようになっているため、全編を通して使える重要な攻撃手段となる可能性さえ存在する。まあ、その分だけ「成功確率が低下した」「効果時間が短縮された」「相手がHPやステータスを回復するようになった」などという調整はされているが、それでもまずは手に入れておきたいモンスターだと言えるであろう。
その他、DEF/「イェニチェリ」を使えば「DEF+DEF+DEF」のパラダイムを組むことができるし、ATK/「ホプリタイ」は攻撃力もシンクロ技のダメージも高く「実用的」である。また、BLA/「ネクトン」は、新登場した羽虫のような機械であり可愛げのかけらも無いが、なんとコイツ、「スロウネット」という名前を見ただけで注目しなければならないような超強力シンクロ技を使用することができる。俺のインターネットの悪口ではない。
――とまあ、そんな感じで。この「召喚レイド」システム、意外と面白そうではないか。もちろん、最終的には一部の強力モンスターだけが活躍するということになるのかもしれないが、その状況まで自分で詰めていくということが実に面白い。うむ、やはりやり込みプレイというのは自分が楽しいのが一番だ!
さて、進めていくと遺跡の中程でアトラスが出現するが、もちろんこの時点では勝てない(最初の一撃で死亡、後ろに下がる戦法も無理)ため、普通にストーリーに沿って弱体化させる道を選ぶ。途中、シ骸討伐で「ファイラ」を受けて死にかけたりもしながら、遺跡の奥に進み、存在意義の全く分からないミニゲームをクリアする。するとアトラスが弱体化されるため、その後にいよいよ2章のボス:「アトラス」に挑んでいく。
・・・まあ、コイツは最初のダンジョンのボスということで、特に強くないため、対策が必要ということもない。普通にATKとBLAでブレイクを狙っていき、相手の攻撃が心配ならば「DEF+DEF+DEF」で耐える。減ったHPはHLRで回復する。そんな感じの基本的なルーチンで勝ててしまうのである。まあ、最初の大きなボスだし、どのシリーズ作品でもこんなもんっしょ。うん。いや別に、無理な擁護じゃないよ。
ただ、そうやって普通に勝っては面白くないので、今回はネクトンのシンクロ技:「スロウネット」を活かしてみることにした。というのも、この技、その名の通り「スロウ」とおまけの「デシェル」「フォーグ」の追加効果を持つ攻撃である。特に、今作ではJAMの魔法としての「スロウ」が存在しないため、それを付加できる効果は際立って重要となるのだ。
ところで、今回はJAM周りのバランス変更が為されており、主に「@効果発生が確率ではなく耐久度性になった」「A効果時間がチェーンボーナスの影響を受けなくなった」という変更が為されている。@は、恐らく「チェーンボーナス
× 各弱体化魔法の攻撃値」の値を「相手のステータス耐久度」から引いていき、それが0を下回るとステータス魔法が有効になるという感じであろう。またAは、「スロウネット」の場合はどれだけチェーンボーナスを伸ばしていても約1分で「スロウ」の効果が切れてしまう。うーむ、確かに前作のJAMは強力だったが、さすがにここまでJAM自身を弱体化してしまうことは無いであろう・・・。
・・・それでも、JAMが重要であり強力ということには何も変わりもないため、今作でも引き続きENHやJAMのステータス魔法は重要となってくるであろう。むしろ、モンスター枠の自由度が増えた分だけ、どのステータス魔法を使いたいかという点でENHやJAMのモンスターを選んでいくということもあるかもしれない。うむ、これこそが俺が13-2に期待していたことだな。うん!
では、具体的に「アトラス」戦でどうネクトンの「スロウネット」を使っていくかというと、まず「スロウネット」による「スロウ」「デシェル」「フォーグ」の命中率は100%ではなく、基本的には相手をブレイクさせるくらいまでチェーンボーナスを上げていかなければ命中しない。ということで、最初は普通に戦っていき、相手をブレイクさせることができたら、「スロウネット」を使用して相手にステータス異常を掛けるのだ。なお、この「シンクロゲージ」は、バトル中にモンスターと共に戦うことによって増加するが、あらかじめ溜めておいてからバトルに入ることも可能である。おおっ、FF10の「召喚ボンバー」のような、「シンクロボンバー」が来てしまうのか!!?
・・・さて、実際にブレイク後のアトラスに「スロウネット」を放ってみると、「スロウ」「フォーグ」は効かずに「デシェル」のみが掛かってくれた。まあどちらにせよ、アトラスはブレイク中に転倒して行動不能になるファルシ=ダハーカであるため、同じである。その後、相手は炎と氷が弱点であるため、「デシェル」で下がった魔法防御を「ファイア」「ブリザド」で突いていく。
――そんなこんなで、クリスタリウム封印の火力不足を全く感じさせることなく、アトラスの撃破に成功した。今作13-2は、FF13よりも敵のHPは下がっているが、それでもクリスタリウム封印だと著しく火力が不足することが推測されるため、今回のようにステータス魔法で絡め取っていく手段は今後とも重要となっていくであろう。やはり、今作は自分でバランスを調整していくゲームなのか・・・。
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そんなこんなで、(;^o^)「D『ATK+BLA+BLA』は全員ブラスターのほうが良くね?」などと思ったりもしながら、無事に序盤である2章の突破に成功したぜっ!
・・・しかし、遊びはここまでである。というのも、このゲームでは3章から敵がかなり強くなるため、こちらとしても相応の対策を練っていかなければならなくなる。まあ、通常プレイであれば、3章後半あたりからこちらの戦力が敵を遙かに上回るスピードで伸びていくため全く問題が無いのだが・・・果たして、クリスタリウム封印プレイではどうなるのだろうか!?
(2012年1月1日)
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