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FF12 低レベル+マラソン禁止クリアー【入門編】

 

無題

このタイミングで初めて訪れました

 

 一行はオキューリアに言われた『天陽の繭』を探すことに決めたのですが、それが一体どこにあるのか一行には全く見当がつきませんでした。その時ヴァンが「他の線をあたってみる」と言っていたレダスに聞いてみたらどうかと提案し、一行は港町バーフォンハイムのレダスのもとへ行くことにしました。

 

 さて、古代都市ギルヴェガンを攻略し、シナリオが「契約の剣を入手した後」になりました。前回の日誌でも言及した通り、このタイミングで世界各地のショップ強力な装備が販売されるようになります。今更ですが、今回のマラソン禁止クリアーではトレジャーによる入手も交易品による入手も禁止されているため、ショップの品揃えの更新はそのまま戦力の強化につながります。というわけで、世界各地を回って入手したアイテムを紹介していきたいと思います。もちろん、これらのアイテムを必要数そろえるためにゼリーを焼きまくってお金を稼いだことは言うまでもありません

 

マラソン禁止クリアー 入手した主なアイテム
・グングニル(両手槍/攻撃力84/火属性)

 火属性のついた両手槍です。攻撃力は低めですが、オイル状態にすればダメージを3倍に上昇することができます。

 以前に述べた通り、ボスやモブはオイル状態に耐性を持っている敵が多いのですが、オイルが有効な敵には強力な武器となるでしょう。

 西ダルマスカ砂漠の商人から購入しました。

・ゴールドアックス(片手斧/攻撃力110)

 今回のプレイで入手できる片手武器の中で最高の攻撃力を持ちます。

 連撃値の低さや片手斧のダメージ計算式の都合上、「たたかう」で攻撃する用途にはあまり向かない武器ですが、攻撃力の高さがダメージに影響する「わざ」である「暗黒」や「遠隔武器」を使用する際は活躍が見込まれます。「片手武器」であることから「盾を装備できる」という利点があるため、これらの「わざ」を使用する際は、最も扱いやすい武器となってくれることでしょう。

 ところで、この武器を販売しているのは東ダルマスカ砂漠にいる商人なのですが、その商人は「売上金をみんなチョコボに隠されてしまった」と言っています。彼がこの武器を販売するのは契約の剣を入手した後なのですが、売上金を隠されてお金がない状態で一体どうやってこの商品を仕入れたのでしょうか……?

・デモンズシールド(盾/回避40/闇吸収)

 今回のプレイで入手できる最高性能の盾の一つです(もう1つはイージスの盾)。オプションの効果と合わせれば「回避無視」を持っていない敵の攻撃をこの盾1枚で半分以上ガードしてくれます。また、闇吸収の能力も併せ持っています。

 これ以上の回避性能を持つ盾となると、「最強の盾」や「血塗られた盾」といった非売品の盾しかなく、これらの入手方法は不確定トレジャーしかありません。という訳で今後の敵の物理攻撃への対処は、この盾を使用することになります。

 このアイテムは死都ナブディスにいるバクナムス商人から3人分購入しました。ちなみに、このタイミングで初めて死都ナブディスを訪れました。

・ミラージュベスト(体防具/防御45/最大HP+800/活力+10/スピード+10)

 最大HPが最も上昇する体軽装備です。この時期から、ラバナスタ・ダウンタウンの路上に座っている商人というかなり地味なところで販売されるようになります。

 耐久力が要求される盾役にふさわしい装備です。このマラソン禁止クリアーでは最強の頭軽装備であるデュエルマスクが入手できず、装備による最大HPの上昇量が少なくなりがちなので、重要度がさらに上がっています。

 おまけの効果である活力+10は、有効ステータスの持続時間が伸びるという利点がある一方で、「デコイ」や「リバース」の命中率が下がってしまうという欠点もあります。そのあたりは、「デコイ」「リバース」を唱えるキャラクターの魔力を上げてカバーする等の対策を考えましょう。

・魔力のシシャーク(頭防具/魔法防御39/ちから+11/魔力+5)

 今回のプレイでは最もちからの上昇量が大きい装備品です。「たたかう」を主体として敵と戦うときは、「たたかう」で攻撃する役にぜひとも装備させたい一品です。

 魔力+5のおまけも、例えば攻撃役が自身に「バヒール」を唱えて超瀕死状態にする際にその成功率を高めるといった事に役立てられる可能性があります。

 このアイテムは死都ナブディスにいるバクナムス商人から3人分購入しました。

・マクシミリアン(体防具/防御58/魔法防御1/ちから+9/スピード+6)

 今回のプレイでは最もちからの上昇量が大きい体防具です。魔力のシシャークと同じく、「たたかう」を主体として敵と戦うときは、「たたかう」で攻撃する役に装備させたいです。おまけとしてスピードの上昇量も大きく、スピードに依存する武器を使用する際にも大きな効果が期待できます。

 また、今回プレイでは入手できないグランドアーマーの代用品としても活用することができるでしょう。

 このアイテムも魔力のシシャークと同様に死都ナブディスにいるバクナムス商人から3人分購入しました。なお、何度もナブディスを往復するのが面倒だったので、実際は一回の買い物でバクナムス商人から購入できる各種装備品を3人分購入しています。

・黄金のスカラー(頭防具/魔法防御58/魔力+10/スピード+3)

 最も魔力の上昇量が大きい頭防具です。魔法の登場機会はとても多く、特に低レベルクリアーでは状態異常魔法を多用します。状態異常魔法は基本的に魔力が高いほど成功しやすいため、敵を確実に状態異常にしたいときは必須ともいえる装備品でしょう。

 また、味方への補助魔法の中にも「デコイ」「リバース」のように状態異常魔法扱いのものがあるため、そのような魔法を扱う際にも重宝するでしょう。

 このアイテムは後述する光のスティフォスと一緒にバルハイム地下道にいるパンイチ商人ブロッホから購入しました。

・光のスティフォス(体防具/防御39/魔力+12/活力+10)

 今回プレイで最も魔力の上昇量が大きい体防具です。黄金のスカラーと同様に、多種多様な状態異常の信頼性を上げるために状態異常役には必須ともいえる装備品でしょう。

 なお、この装備もミラージュベストと同様に活力が上昇します。ただ、これを装備する役は、戦法にもよりますが基本的に「デコイ」などの命中率の悪い補助魔法をかけられる側のメンバーではないので、活力+10の効果は純粋に有効ステータスの持続時間を延ばすものととらえることができるでしょう。

 このアイテムも黄金のスカラーと一緒にブロッホから購入しました。

・賢者の指輪(アクセサリ/消費MP半減/聖吸収)

 ご存知消費MPを半減させてくれるアクセサリです。現段階ではミストカートリッジ習得を解禁していないので、各キャラクターのMPは非常に少ないものになっています。この装備品を装備することによって、MPが少ない中でも強力な魔法を唱えやすくなります。

 また、聖属性吸収のおまけも、敵の使用する「ホーリー」などの強力な攻撃に対抗する際に役立ってくれます。

 このアイテムはアルケイディス旧市街の帰れない商人から購入しました。

・インディゴ藍(アクセサリ/活力無視)

 魔法の命中率を基本的に100%にしてくれるアクセサリです。このアクセサリは契約の剣を入手した後に空中都市ビュエルバ港町バーフォンハイム間を行き来する飛空艇定期便で購入できます。

 一般的な低レベルクリアーではバルハイム地下道のライジングビストなどから取得できるのですが、今回プレイでは上記の方法でしか入手できません。購入場所が独特なため、地味に通常プレイでは取りこぼす装備品かもしれません。

 今まで魔法の必中化には魔法命中率マイナス必中を使用していましたが、このアクセサリを使用することで活力が微妙なラインの相手(60~70程度)でも安定して魔法を命中させる事ができます。

・守りの指輪(アクセサリ/防御6/魔法防御5/リジェネの永久効果)

 防御能力が上昇し永久効果でリジェネが付与されるアクセサリです。このアクセサリは死都ナブディスのバクナムス商人から購入できます。

 ドラクロア研究所クリア後にキャビンチーフ七姉妹のサブイベントを終えていたので、すでに1個所持していたのですが、ここで人数分揃えました。

 今回プレイではグランドアーマーが入手できずマクシミリアンで代用するため、その防御効果は通常の低レベルクリアーより弱くなってしまうかもしれませんが、それでも防御64という防御能力は多くの攻撃に対抗するうえで役に立ってくれることでしょう。

・「「〇」に弱い敵」「「〇」を吸収しない敵」(ガンビット)

 どちらも敵の属性耐性によってターゲットを絞るガンビットスロットです。契約の剣を入手した後、王都ラバナスタなどで購入することができるようになります。

 この欄にガンビットのターゲットが入っているという事を意外に思われる方もいるかもしれませんが、このターゲットによって敵ごとに攻撃方法や使用する状態異常をコントロールすることが容易になります。

 トレジャーの入手を禁止していなければ、道中でいくつかの属性のターゲットを拾うことができるのですが、このマラソン禁止クリアーではこのタイミングになってようやく入手することができます。

 ちなみに、これらのターゲットは応用の幅が広いためか、「〇」に弱い敵が500ギル、「〇」を吸収しない敵が250ギルとガンビットの中ではかなり高額になっています。

・「遠隔攻撃」(わざ/敵一体に射程の長い攻撃)

 おなじみのわざです。あまり説明することがないのですが、敵に攻撃する際に順番待ちの影響を受けない数少ない攻撃手段です。

 命中率がレベル依存であり、低レベルクリアーでは斧やハンマー以上にダメージ効率が安定しないものとなっていますが、一方で防御無視で攻撃出来たり、遠くから攻撃できるので飛行タイプの敵にも命中したりするといった特性もあります(むしろ本来の用途はこっちです)。

 おなじみ死都ナブディスのバクナムス商人から購入しました。

・最強の矛(両手槍/攻撃力150)

 おなじみ全武器中最高の攻撃力を持つ両手槍です。これを入手できるのはおなじみリンクトレジャーであり、特定のトレジャーを取得しなければ確実に出現し、ダイヤの腕輪を装備しなければ確実に入手できるので今回のマラソン禁止条件下でも入手することができます。セコイですね。【第12話】の時点では取得を見送りましたが、物語も終盤になってきたという事でこのタイミングで入手を解禁しました。

 「攻撃力が高いだけ」と言ってしまえばそれまでですが、それゆえに純粋に与えられるダメージ量が大きく、汎用性の高い武器として活躍してくれるでしょう。

 FF12も乱数解析などが進み、今となっては最強の矛を乱数調整で手軽に量産できるようになったので、このリンクトレジャーの価値も相対的に下がってきていますが、今回のマラソン禁止プレイではむしろ乱数調整を禁止しているようなものなのでここでありがたく頂戴いたします。

 

 ――さて、軽い気持ちでアイテムを列挙していったらめちゃめちゃ多くなってしまいました。今まで「強力なアイテム」というものをほとんど手に入れてこなかったので、それだけここのアイテム収集が非常に大きな戦力強化になったという事なのでしょう。また、ここで列挙したアイテム群の説明を見てみると、「今回のプレイで最も○○が上昇する〜」といった文言が多く存在しているのがわかるかと思います。その文言が示す通り、ここで入手したアイテムはゲームの最後まで最強装備として使用したものも多く含まれています。そういう意味でも、このタイミングで行ったアイテム収集は非常に重要な意味を持つものだったと思います。

 

 上記のアイテムは、基本的には世界各地のショップで購入したものなのですが、その中にしれっとトレジャーから入手した最強の矛が入っています。上記のアイテム欄でも説明した通り、このタイミングで最強の矛を入手することにしました。今回のプレイの制限内容の中に「出現率が100%かつ中身が固定」ではないトレジャーの取得禁止という回りくどい文言が書かれていたのは、この最強の矛を手に入れる事を許可するためだったのです。まぁここに改めて書くまでもなくバレていたとは思いますが……。

 

 なお余談ですが、実はこのマラソン禁止プレイを始める前は、最強の矛取得を許可するかどうかという事を悩んでいました。ですが、今回は私が初めて挑戦する低レベルクリアーという事もあり【入門編】ということであまり厳しくしすぎないようにしようと決め、最強の矛取得を許可することにしました。仮に最強の矛の入手を許可しないと、このプレイで入手できる次に攻撃力の高い武器が(ダメージのバラつきが大きく扱いにくいゴールドアックスを除くと)ラグナロク(攻撃力109)になり、攻撃力がおよそ7割にまで下がるというのはちょっと厳しいかなと思ったので……(ちなみに、攻撃力140のトウルヌソルは交易品なので入手不可、攻撃力130のトロの剣も一応交易品なので入手不可、攻撃力128のエクスカリバーは出現率20%の不確定トレジャーなのでこれまた入手不可、攻撃力118のアルテマブレイドは交易品か不確定トレジャーでしか入手できません)

 


 

後にこの部屋はお金を荒稼ぎする狩場になりましたとさ。めでたしめでたし

 

 装備を整えたところで、肩慣らしという訳ではありませんが、このタイミングで2体ほどの敵に挑んでいきたいと思います。その相手は「断罪の暴君ゼロムス」と「ゴリアテ」です……が、実を言うとどちらもそれほど込み入った戦法を取り入れていないので、サクッと表で説明していきたいと思います。今回表に頼りすぎでは……

 

低レベル+マラソン禁止クリアー この段階で倒した敵たち

断罪の暴君ゼロムス

基本的には管理人様の考案した「グランドアーマー+守りの指輪」を利用した作戦で戦います。このプレイでは「たたかう」を禁止していないので、攻撃役は普通に「たたかう」で攻撃します。攻撃役としてバルフレアバッシュ、攻撃を受ける盾役にパンネロを起用しました。

攻撃役の武器は、バッシュが最強の矛、バルフレアは店売りの片手剣ルーンブレイド(+デモンズシールド)を装備します。

取り巻きのダークロードの攻撃対策には、おなじみの「グランドアーマー+守りの指輪」をダウングレードさせた「マクシミリアン+守りの指輪」で対抗します。マクシミリアンでもダークロードの攻撃力に対抗でき、半分くらいの攻撃のダメージを0にすることができます。

盾役のパンネロは、マインゴーシュデモンズシールドを装備し、敵の攻撃をひきつけるために敵対心変動の大きい範囲技「算術」を使用しました。

ゴリアテ

いろいろと魔法を使用してきますが、敵は「リフレク貫通」を持っておらず、遠くにいると魔法のみを使用してくるため、遠くから遠隔武器や「遠隔攻撃」を使用して戦いました。

なにやら「バマジク」でこちらの魔法攻撃を無効化してきますが問題ありません。

ちなみに、周辺をうろついているバクナムス族は、戦闘前に控えのメンバーがインディゴ藍+デジョンの魔片で一掃しました。魔片はCT0なので大変便利です。

 

 ――上記の表だけで終わらせてしまうと何となく締まりが悪いので、ここで表の中に記述されていないこぼれ話などについて話していきたいと思います。

 

 まず「断罪の暴君ゼロムス」ですが、この敵については、わざ「算術」を使用したところを含め、先駆者様の方々の戦法を参考にして作成した戦法で倒しました。自分で考えた部分がほとんどなかったため、ここでは概要をかいつまんで説明することにしました。唯一工夫したところと言えば、盾役のパンネロドラゴンヘルム(契約の剣を入手した後に港町バーフォンハイムで購入)を装備させたところでしょうか。表内の「マクシミリアン+守りの指輪」では、当然「グランドアーマー+守りの指輪」よりも防御能力が下がるため、ダークロードから受ける通常攻撃のダメージが少々高くなってしまいます。そのダメージ量は、最大で60弱であり、素のHPが100程度の今回プレイでは無視できないダメージを受けてしまいます。そのため敵の攻撃をひきつけるパンネロは、最大HPが少し上がるドラゴンヘルム(最大HP+70)を装備してダークロードから高いダメージを受けたとしてもある程度耐えられるようにしました。敵は攻撃魔法を使用してこないので(=この戦闘では魔法防御が必要ないので)、別にドラゴンヘルムでなくとも弱い軽装備を装備してもよかったのですが、まあそこは気分的にドラゴンヘルムを装備しました。

 

 さらにゼロムス戦の余談ですが、この戦闘フィールド(ミリアム遺跡/秘する神の御所)は、ゼロムス戦が終了しても盗めるアイテムや落とすアイテムが値段的な意味で良い割に耐久力が低いダークロードが多数出没します。ゼロムス戦を終えた後であれば魔法封印の異常空間もなくなるので、断罪の暴君ゼロムスを従えた後のこの場所は、ヴァン一行が油をばらまきファイガで骨を燃やしまくる世紀末な空間になりました。

 

 次に「ゴリアテ」に関するこぼれ話です。表にある通り、ゴリアテはこちらが遠くにいると反射可能な魔法攻撃しかしてこないので、もっと早い段階でも倒しに行けそうだったのですが、このタイミングで倒しに行ったのは、装備が充実しインディゴ藍+デジョンの魔片で周囲のバクナムス族を簡単に消し飛ばせることとレダスを仲間に入れてから倒しに行ってもレダスが足手まといになるだけなことが理由です。ご存知の通り、バクナムス族は「デス」や「サンダーストーム」などの厄介な行動を仕掛けてきます。しかし彼らは「セーフティ」を持っていないので「デジョン」等で排除することができます。ところがバクナムス族の活力は60前後あり、そのような状態異常攻撃がなかなか通用しません。ならばと魔法命中率マイナス必中を狙おうとすると今度は逆に敵の活力が微妙に低いので裏技を実行できません。それ以前にこれまでは一般的な店売り装備しか持てなかったので、バクナムス族の攻撃に太刀打ちする事自体が困難でした。ところがこのタイミングになり、日誌の最初に述べたような強力な装備を入手できるようになったこと、敵の活力を気にしなくてよくなるインディゴ藍を入手できるようになったことによりゴリアテの周囲にいるバクナムス族を簡単に処理できるようになったことから、このタイミングでの討伐に踏み切りました。レダスについては最初に述べたことがすべてなので省略します。


 

どうでもいいことですが、ナブレウス湿原には「はげましを受けた地」という名前のゾーンが存在します

 

 世界各地で戦力強化肩慣らしを終えた一行は、いよいよ港町バーフォンハイムのレダス邸に乗り込みます。するとレダス邸は何やらあわただしい様子でした。どうやらレダスリドルアナ大瀑布というところに調査に向かわせた船団が遭難してしまったようです。どうやらその地域一帯に突然強いミストの干渉が働き、船の動力機関が機能を停止してしまったようです。一行を目にしたレダスは、アーシェ達が古代都市ギルヴェガンにて見聞きしたことをレダスに話しました。オキューリアの話していた『絶海の塔』について何か知らないかとヴァンがレダスに尋ねると、レダスはドラクロア研究所にそれらしい記述があったことを話します。実はその情報をもとにレダスは船団に調査を向かわせていたのでした。

 

 これまでの話を踏まえると、どうやら『絶海の塔』とはドラクロア研究所の資料にあった「大灯台」のことを示しているようです。ところがその場所はミストの干渉が強いヤクトです。どうやって行くのかと問いかけるバルフレアに、レダスはあるものを渡しました。それは、ドラクロア研究所で入手したヤクト対応型の飛空石です。実はバルフレアの愛用するシュトラールは、アルケイディア帝国製のものであり、アルケイディア帝国内にあるドラクロア研究所で製作された飛空石に対応することができます。

 

 こうして大灯台までの道筋が見えた一行に、レダスが同行を申し出ます。プレイヤーの意向を無視して問題ないなとアーシェに言うレダスに、アーシェはなぜそこまで協力的なのかと問いかけます。その問いかけにレダスは死都ナブディスという言葉を一言口にして、言葉を濁します。

 

 ――こうして、パーティメンバーに問題児レダスが加入しました。そして、シュトラールの修理が終わり、自由に利用できるようになったこのタイミングで新しいモブ情報が解禁されます。シナリオの目的はリドルアナ大瀑布に向かうことですが、まずはいつも通り寄り道をしていきます。果たしてレダスは何度死ぬことになるのでしょうか……

 

(2019年11月1日)

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