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FF12 低レベル+マラソン禁止クリアー【入門編】
いよいよシナリオがドラクロア研究所を脱出した後になりました。この時期になると、お店に並ぶ装備品の性能が高くなったり、雑魚敵のHPが10000を超すようになったりと、システム面で大きな数字が目立つようになり「いよいよ終盤に入るんだなぁ」と個人的に感じます。
――ヴァン一行はドラクロア研究所で出会った空賊レダスの手引きにより、海賊たちがひしめく港町バーフォンハイムへやってきました。どうやらレダスは、この街を仕切る頭領のようです。そもそもなぜレダスがドラクロア研究所に潜入していたのかというと、実はオンドール侯爵から破魔石を奪い取ってほしいという依頼があったのです。レダスが侯爵の依頼を引き受けた理由は不明ですが、アルケイディア帝国の切り札と思われる破魔石を奪取し、帝国の戦力を削ぐという侯爵の目論見のもと、レダスはドラクロア研究所に潜入していたのでした。
ドクター・シドから破魔石を奪う事に失敗した一行は、ドクター・シドを追いかけるべく、彼が向かうと言っていたギルヴェガンを目指すことを決意します。どうやらレダスはその場所について何かを知っているようで、一行にゴルモア大森林の南にある幻妖の森の更に奥に存在するのではないかと教えました。それを聞いたヴァン一行は早速向かう事にしました。
シナリオの目的は古代都市ギルヴェガンへ向かう事ですが、まずは港町バーフォンハイムで新しい装備品や魔法・わざを購入します。具体的に何を購入するかについてですが、それはもうお店に並んでいるもののほとんどすべてです。なぜならばこの後の戦いで何が役に立つかわからないからです。魔法やわざはお店でしか買えないのはもちろん、このプレイではトレジャーや交易品による装備品の入手が禁止されているため、基本的に店に売ってあるものが最強装備になります。また軽装備や重装備、魔装備といったキャラクターの役割を決める装備についても、組みたい戦法が組めるように少なくともバトルメンバー3人分はそろえる必要があります。そんな訳で装備や魔法・わざを買っていったので、当然のごとく金がなくなってしまい、何回かゼリー狩りを繰り返す羽目になりました/(^o^)\
そんなこんなで、魔法や装備をそろえていよいよ古代都市ギルヴェガンへと向かいます……とその前に、新しく挑むことが出来るサブイベントや今まで途中までしか進められなかったサブイベントをこなしていきます。といっても、実際にやったことはキャビンチーフ七姉妹とコッカトリス大脱走だけです。これらのイベントをこなして、ディフェンダーや守りの指輪を入手しました。特にディフェンダーは、このタイミングだと最強の攻撃力(91)を持つ上に武器回避率も35と高性能だったりするので、どこかで活躍の機会もあるでしょう。
なお、この時期に行えるサブイベントとしては、ネブラ河の釣りや景品が微妙なハントループ、よくわからない虚無感が漂うバーフォンハイム徒競走などのサブイベントが出来るようになるのですが、実際にやったサブイベント以外は、どれもこれもマラソン禁止クリアーの禁止事項に引っかかったり(非売品のアイテム入手など)、やるメリットがほとんどなかったりするのでスルーしました。バーフォンハイム徒競走をやりこんだ人って何人いるんでしょうか……
そんなこんなで、改めて古代都市ギルヴェガンへと向かいます……とその前に、装備や魔法を一新したので、今まで放置していたモブやこのタイミングで新しく追加されたモブなどを倒していきます。まずは、シナリオを進めるまでに倒したモブなどについて列挙していきます。シナリオを進めるまでに、以下の敵を倒しました。今回や次回以降の日誌では、まずはこれらの敵との戦闘について述べていきたいと思います。
◆マラソン禁止クリアー この段階で倒した敵達 |
・ダークスティール ・ブラッディ ・死の天使ザルエラ ・キャロット ・憤怒の霊帝アドラメレク ・アントリオン ・ヴィラール ・リンドヴルム ・オーバーロード |
今回の日誌では、これらの敵のうち、ダークスティール、ブラッディ、死の天使ザルエラの3体について取り上げます。といっても、この中で詳細に説明を行う必要があると判断した敵は死の天使ザルエラのみです。ダークスティールとブラッディは軽く説明する程度の強さしかないと判断しました。その為、以降ではダークスティールとブラッディをサクッと説明した後に、今回のメインであるザルエラについて説明するという流れになります。
猛毒とくらやみにしたら後は適当に銃を撃ちつつ計算尺で遊んでいました |
まず紹介する相手は、ソーヘン地下宮殿に出没するダークスティールです。この敵はHPが111331と高いのですが、何と猛毒状態を無効化できないため、「ポイズン」で猛毒状態にしてやれば一定時間おきに6958という大ダメージを与えることが出来ます。この時点でなにやら微妙感の漂うモブになっていますが、更に追い打ちとしてくらやみを無効化できません。というわけで、猛毒+くらやみ状態にしたらあとは適当に戦っても戦線を維持することが出来てしまいます。一応、敵は終盤に「魔法CT0」を得て「ダーラ」を連発してくるので、それへの対策として盾役となる(後述)バルフレアには闇属性を半減するボーンメイルを装備させました。
実際の戦い方は、バルフレアが攻撃を引き付けつつ、バッシュが狂戦士状態になって銃を乱射し、アーシェが「ブライン」と「ポイズン」を唱えます。以上です。ちなみにバルフレアは自分を計算尺で殴りつつ敵対心変動の大きいわざ「チャージ(運が良ければMPをチャージするわざ)」を使って敵を引き付けるという一見滅茶苦茶な行動をとっていました。余裕を持って勝ててしまうので、どうせなら変わったことをやろうと思った結果です。
あと、さりげなくバッシュが銃を使っています。「後半は銃の使用を控える」とか言いつつ割と銃を使用していて申し訳ありません。とはいえ、この時点で使用できる銃はフォーン海岸(日誌の第10話)で入手したアルデバランなので、そのダメージは無強化状態で1000程度にしかならない事から、そこまでぶっ壊れでもないでしょう(;^o^)。
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コイツ自身よりも周りのアンデッド集団の方が数段厄介でした |
さて、言い逃れをしたところで次の相手であるブラッディについて説明します。この敵は飛行タイプの敵であり、遠隔武器か魔法でないと攻撃が届きません。また、くらやみ状態が有効ではありますが、くらやみや回避率を無視する「吸血」を使用してくることがある敵です。要は飛行タイプが追加された強化版スティール族といったところでしょう。
ところが、このブラッディ戦で一番厄介なものは、ブラッディ本体ではなく周囲に湧くデッドリーボーンやスペクターの集団です。彼らはブラッディと戦っているときにもお構いなしに出現し、各種ラ系魔法や状態異常攻撃、回避無視の通常攻撃(これはデッドリーボーンのみ)などといった多彩な攻撃と、アンデッド特有の数の多さで仲間を増やさんと言わんばかりにこちらを地獄へ引きずり込んでくれます。しかもこいつらはブラッディがいようがいまいが雑魚モンスター扱いなので経験値を持っており、まとめて倒すこともできません。ならばとファイアフライを装備すると、アクセサリ枠が埋まってしまい、基本的に店売り装備しか許されていないこのプレイでは敵の攻撃に対処するのがきわめて困難になってしまいます。一度周囲に湧くアンデッドを無視してブラッディと戦ってみましたが、アイテムの消費量がすさまじいことになり、ブラッディを倒すまでにハイポーション93個、エクスポーション数個、フェニックスの尾数十個という酷い消費量になってしまいました。
逃げるんだよオォォォーーーッ!! |
隠しボスでもなんでもないモブごときにこれだけのアイテムを消費するのが許せなかったので、アンデッドたちをまいてブラッディとだけ戦う事にしました。やり方は単純で、ゼバイア連結橋側からブラッディの出現ゾーン(西部新坑道区)に到達したら、隣のゾーン(第7ターミナル接続路)のゾーン切り替えラインまでひたすら走り抜けます。当然、途中でアンデッドの集団が追いかけてくるほか、途中から今回のモブであるブラッディも追いかけてきますが、気にせずに目的の場所まで逃げていきます。ゾーンの端まで逃げてもアンデッドが1〜2撃ほどこちらに攻撃を仕掛けてくることもありますが、それを終えるとすぐに退散していくはずです。
こうして、アンデッドたちを撒いたら、道中で食らったダメージを回復しつつ、ブラッディ単体との戦闘に臨みます。ブラッディ自体の攻撃能力は大したことなく、通常攻撃はくらやみで無力化できるほか(クリスタルの盾+盾回避率UPオプション×3+ガントレット+くらやみ状態で回避率が100%になります)、回避率無視の「吸血」も、軽装備に身を固めつつHPの回復をしっかり行っていれば耐えることが出来ます。なお、ブラッディは攻撃対象を一瞬でも見失ってしまうと、自分の出現地点まで戻ってしまうので、フラン辺りが魔法命中率マイナス必中の効果を利用してブラッディをドンムブ状態にしておきます。なお、敵は飛行タイプであり近接武器が使用できなかったので、今回もアタッカーが銃を使用しています。「後半は銃の使用を控える」とか言った割に(ry
/ドヤァ…\ |
さて、今回のプレイ日誌のメインである死の天使ザルエラ戦です。この召喚獣戦の特徴は、ガイコツ姿の天使と人間の巫女が抱き合っている事……ではなく、戦闘に5分の制限時間があること、戦闘の状況に応じて使う攻撃に偏りがあること、「キル」「デス」といった即死系魔法を使用してくること、「レベル3ドンアク」といったレベル系状態異常魔法を使用してくること、大技として「レベル素数デス」を使用してくること、といったところでしょう。まずはこれらの特徴についてざっくりと説明していきたいと思います。
まず、「戦闘に5分の制限時間があること」ですが、このザルエラ戦には特別に制限時間が設けられており、その時間内に倒せなければやり直しになってしまいます。敵の通常攻撃のダメージは200程度とこの時点ではさほど脅威ではない上に連撃が発生しない事、多数の状態異常魔法を使用してくることから、デモンズウォールと同じように「多数の妨害技で時間切れを狙う」敵と言ってもよいかもしれません。
次に、「戦闘の状況に応じて使う攻撃に偏りがあること」ですが、実はザルエラはHPの減り具合やこちらが起こした行動などによって「モードチェンジ」を行っています。例えば戦闘開始時になっている、防御力が非常に高い「防御モード」や、レベル系魔法と「レベル素数デス」を使用する「レベルモード」、「キル」を多用する「キルモード」といったモードがあります。
そして、「「キル」「デス」といった即死系魔法を使用してくること」ですが、これは「死の天使」らしい特徴と言ってもよいでしょう。これによってキャラクターが頻繁に殺されてしまうため、前述の制限時間がある事も併せると時間のロスを狙う攻撃といってよいでしょう。もちろん即死効果自体も厄介ではあるのですが、前述のとおり敵のパワー自体はそれほど高くはない為、どちらかと言うとタイムロスを狙った攻撃と言えるでしょう。
「「レベル3ドンアク」といったレベル系状態異常魔法を使用してくること」についてですが、敵は「レベル2睡眠」「レベル3ドンアク」「レベル4ブレイク」「レベル5逆転」といったFFではお馴染みのレベル系状態異常魔法を使用してきます。このうち、低レベルクリア―では「レベル4ブレイク」「レベル5逆転」は対象となるキャラクターがいないので問題外ですが、「レベル2睡眠」「レベル3ドンアク」は複数メンバーが掛かってしまうと厄介です。
そして「大技として「レベル素数デス」を使用してくること」ですが、これは低レベルクリア―条件下ではLv1のヴァン以外が即死する攻撃といってもよいでしょう。というのもヴァン以外のキャラクターはレベルが2か3であり、もれなく素数であるからです。バトルメンバーにヴァンを加えていない場合は、この攻撃を食らえば即全滅してしまいます。
まずは防御モードを解除するところから始まります |
――以上のような特徴をもつザルエラに対してどのように攻略していったかというところですが、基本的には以降に述べるような戦術で攻略しました。まず、敵の大技である「レベル素数デス」を乗り越えるために、Lv1のヴァンを投入します。また、「キル」の命中率はシェル状態で半減できるため、彼にシェルシールド(ワイバーンロードの討伐報酬)を装備し、敵の攻撃に隙を作ります。そして、ザルエラのHPを減らすメインアタッカーとして、コッカトリスからもらったディフェンダーを装備したLv2のバルフレアが重装備に身を固めて敵に攻撃します。残る一人についてですが、このキャラクターは後述の理由で「ケアルガ」を詠唱する必要があるので、MPの高いLv3のパンネロを投入します。このパーティだと、レベルが1/2/3とばらけるため、レベル系魔法の被害を受けにくくする事も出来ます。
さて、ここからは上記の戦術を詳細に掘り下げていくのですが、まずはこの戦闘の装備とガンビットについて表で示したいと思います。以下のような装備、ガンビット構成でザルエラ戦を攻略しました。
◆ザルエラ戦 バトルメンバーと装備 |
ヴァン バスタードソード/シェルシールド/シーフの帽子/キャラビニエール/ルビーの指輪 バルフレア ディフェンダー/巨人の兜/プラチナメイル/ルビーの指輪 パンネロ 裁きの杖/魔術師の帽子/大地の衣(※)/ほろろの根付 ※戦闘開始直前に着用する |
◆ザルエラ戦 ガンビット | ||
ヴァン | バルフレア | パンネロ |
1.パンネロ ->
フェニックスの尾 2.HP=100%の敵 -> デスペル 3.味方一人 -> 万能薬 4.自分自身 -> ハイポーション 5.HP≧30%の敵 -> たたかう 6.最もHPmaxが高い敵 -> たたかう ※5,6の間にはもともと「バルフレア -> ブレイブ」があったのですが、試行するうちにこのスロットがなくなったので5,6はこんなスロットになっています |
1.ヴァン ->
フェニックスの尾 2.味方一人 -> 万能薬 3.HP=100%の敵 -> アスピル 4.最もHPmaxが高い敵 -> ブライン 5.最もHPmaxが高い敵 -> たたかう |
1.ヴァン ->
フェニックスの尾 2.味方一人 -> フェニックスの尾 3.味方一人 -> 気付け薬 4.味方一人 -> ケアルガ 5.味方一人 -> 目覚まし時計 6.目の前の敵 -> たたかう |
まずはバトルメンバーの装備について説明します。Lv1のヴァンは、敵の攻撃に耐えられるように頭に軽装備、体に重装備を着けています。この装備だと、ヴァンのHPは540程度になってしまうのですが、敵の一撃は200程度であり連撃も発生しないため、この程度でも十分回復が追いつきます。また、少しでも敵のHPを早く減らすために、ヴァンにはバスタードソードを装備させて手が空いた時にアタッカーのバルフレアとともに攻撃します(実はこの時点で一つ上の武器であるダイヤソードも購入できるのですが買い忘れました)。
続いて、Lv2のバルフレアの装備についてですが、バルフレアにはこの時点で店売り最強のキャラビニエールの1ランク下のプラチナメイルを装備しています。これには2つの理由があります。1つは、バルフレアのガンビットである「4.最もHPmaxが高い敵 -> ブライン」で魔法命中率マイナス必中を成功させるためです。実はキャラビニエールは魔力+2の補正がついており、装備するとバルフレアの魔力が上がってしまい、ザルエラに有効なブラインを命中させることが出来なくなります。その為魔力補正の付いていないプラチナメイルを装備するのが1つの理由です。もう一つの理由は、ザルエラの攻撃を食らったバルフレアが丁度瀕死状態になるように調整して「瀕死攻撃力UP」の発動を狙うためです。HP+150の補正がある巨人の兜を装備したバルフレアのHPは253になります。プラチナメイルを装備した状態でザルエラの通常攻撃を食らうと188〜286のダメージを受けることになり、バルフレアのHPが満タンであれば約49.5%の確率で瀕死状態になれます。(ちなみに、キャラビニエールだと約45.4%になります)。バルフレアが「瀕死攻撃力UP」を得ることが出来れば、火力を爆発的に上昇させることができ、ザルエラ撃破までの時間短縮が期待できます。
なお、ヴァンとバルフレアはアクセサリとしてルビーの指輪を装備していますが、これはパンネロの「4.味方一人 -> ケアルガ」をザルエラに向かって跳ね返すのが目的です。このケアルガ反射を行う理由についてですが、簡単に言うと最初のザルエラの防御を解くのが目的です。というのも、最初はザルエラは「防御モード」というモードを取っており、防御と魔法防御がかなり高く、ダメージをまともに与えることが出来ません。おまけにこの状態のザルエラに接近すると、経験値を持ったデッドリーボーンが4体も湧き出てしまい、基本的にはこれらの敵を倒すまでザルエラの防御モードを解除する事が出来なくなります。しかし、実はこの「防御モード」は遠くからザルエラにケアル系の魔法をかけてやる事でデッドリーボーンを出現させずに解除することが出来ます(厳密には、「防御モード」->「ケアル系の攻撃を受ける」 -> 「アグレッサー」 -> 「キル」を多用する「キルモード」に移行するという手順を踏みます)。これだけなら「敵一体 -> ケアルガ」でもよさそうですが、ケアルガというかHPを回復させるガンビットには後述するHPが満タンの相手には使用しないという特徴があるのでそのままでは最初にHPが満タンである相手に向けてケアルガを発動できません。なので、味方にかけてデルタアタックを狙う事で、HP満タンのザルエラにケアルガを当てます。
さて、残るLv3のパンネロの装備ですが、基本的には魔装備で固めています。ただし、大地の衣を装備する際に一つ注意点があります。それは、一度HP+100の補正がある大地の衣を外し、再度大地の衣を装備させHPを最大HPより低い状態にして戦闘に臨むという事です。どういう事かというと、戦闘開始時にザルエラの防御を解くために先述の「4.味方一人 -> ケアルガ」を発動させるためです。FF12をやりこんでいる方にとっては常識ですが、ガンビットには無駄遣い防止機能が備わっています。その機能の一つとして、先に述べた「HPを回復するアクションはHP満タンのキャラクターには使用しない」というものがあります。その為、戦闘開始時にバトルメンバー全員のHPが満タンだと、ケアルガを使用してほしいのに無駄遣い防止機能によって「ケアルガ」を使用してくれないという事態が発生します。その為、大地の衣の補正を利用してパンネロのHPを減らした状態で戦闘に突入し、ケアルガを実行してもらうようにします。また、頭の装備に魔術師の帽子を着けているのは、ミストナックライセンスを習得していない素のMPでは「ケアルガ」を唱えられないためです。最大MP+20の補正がある魔術師の帽子を装備してケアルガ(消費MP47)を唱えられるようにしています。
また、パンネロにはアクセサリとしてほろろの根付を装備させています。これは、フェニックスの尾の回復量を2倍(=HP全快で復活)にするのが目的です。フェニックスの尾の性能を上げることが出来れば、ヴァンのHP回復の手間が省けたり、バルフレアがHP満タンで蘇生する事で「HP満タン攻撃力UP」を発動させ、バルフレアの攻撃力を底上げすることが出来たりします。
ヴァンをだいじに |
――装備についてはこれまで説明した内容のようになります。ここからは、バトルメンバーのガンビットについて説明していきます。まず、各キャラクターのガンビットの1行目についてですが、蘇生する対象がキャラクターごとに指定されているのが分かるかと思います。これは、攻撃と蘇生の効率を考えた結果です。まずはバルフレアのガンビットとほろろの根付を装備したパンネロのガンビットについてです。バルフレアの蘇生ガンビットは「1.ヴァン -> フェニックスの尾」、パンネロの蘇生ガンビットの順番は「1.ヴァン -> フェニックスの尾」「2.味方一人 -> フェニックスの尾」というものになっています。これは「レベル素数デス」で全滅する事を避ける事を目的としています。前述のとおり、「レベル素数デス」の攻撃に耐えられるのがヴァン一人なので、ヴァンが戦闘不能状態になっている時に「レベル素数デス」を使用されてしまうと、その時点で全滅が確定してしまいます。なので、バルフレアとパンネロはヴァンを蘇生することを優先します。また、バルフレアにパンネロを蘇生するスロットがないのは、今回のバトルでは制限時間が設けられているので、メインアタッカーであるバルフレアの攻撃の手をなるべく止めないようにする為です。続いて、ヴァンの蘇生ガンビットについてですが、ヴァンは「1.パンネロ -> フェニックスの尾」とパンネロだけを蘇生するようになっています。これはほろろの根付を装備したパンネロにバルフレアを蘇生させるためです。前述のとおり、パンネロがバルフレアを蘇生させることでバルフレアの「HP満タン攻撃力UP」を発動することが出来ます。
続いて、ヴァンの「2.HP=100%の敵 -> デスペル」とバルフレアの「3.HP=100%の敵 -> アスピル」、パンネロの「4.味方一人 -> ケアルガ」というガンビットについて説明します。これらのガンビットは、どれも戦闘開始直後の「防御モード」になっているザルエラに対するものです。パンネロが先述の方法で「ケアルガ」をザルエラにかけて(=ザルエラのHPを100%から減らして)「防御モード」を解除するまでの間、ヴァンやバルフレアが射程の長い魔法を敵に向かって使用する事で、ザルエラに接近してデッドリーボーンを出現させてしまうのを防ぎます。また、ヴァンの「2.HP=100%の敵 -> デスペル」はバルフレアの「4.最もHPmaxが高い敵 -> ブライン」を魔法命中率マイナス必中で成功させるためにザルエラのシェル状態をはがす目的もあります。
ザルエラの「防御モード」が解除されたら、バルフレアが「4.最もHPmaxが高い敵 -> ブライン」を使用してザルエラをくらやみ状態にします。ザルエラは「回避無視」こそ得ますが、くらやみ状態を無効化できないので、攻撃の命中率が50%にまで下がってくれます。ザルエラの通常攻撃には4%の確率で混乱の追加効果もあるので、その発生率を下げられるのも大きいです。
ザルエラをくらやみ状態にしたら、後は適宜蘇生や状態異常の回復をしつつ、ザルエラのHPをガンガン減らしていきます。この戦法だと、敵は「キル」を多用する「キルモード」に移行する為、バタバタと死者が出てしまうのですが、所詮は敵の行動1回につき1人死人が出るだけなので負けじと蘇生を繰り返していきます。そのうち敵は「瀕死防御力UP」の効果で「たたかう」のダメージが1/3になり、「レベル素数デス」を筆頭に数多くの状態異常魔法を使用してきますが、敵の打撃能力は変わらないので、「キル」で死人が出た時の蘇生と同じ要領で状態異常の回復を行っていけば問題ありません。
ところで、パンネロのスロットに「6.目の前の敵 -> たたかう」がありますが、これは敵を殴って「加ダメージチャージ」でケアルガを唱えるためのMPを確保するのが目的です。現時点でのマラソン禁止プレイ条件下では、エーテルが使用できず、また「亀のチョーカー」の使用も禁止している(「戦闘中のギル消費」に該当)ため、ケアルガを連続して唱えることが出来ません。しかし、ザルエラ相手にはケアルガが効果的なので、出来ればMPをチャージしてケアルガを使用したいところです。MPをチャージするなら、アタッカーでMPを持て余しているバルフレア辺りから「アスピル」を使用すればいいように思えます。かくいう私も、最初はそれでMPを確保しようとしていました。しかし、「アスピル」は実行時間が長く、「アスピル」の使用中にほかのキャラクターが「キル」や「デス」によって倒され、続いて「アスピル」の硬直中のパンネロもザルエラの通常攻撃や割り込み不可能の「レベル素数デス」で倒されるという事態が発生しました。なので、スキの大きいアスピルではなく、モーションの短い「たたかう」を使用してMPを回復しつつ、何か起こればすぐに対処できるようにしました。ザルエラ戦の戦場(第7ターミナルステーション)はミストが濃く、1ダメージでも与えれば「加ダメージチャージ」の効果によってMPを3回復することが出来ます。そんな感じで、パンネロにも地道に殴ってもらいつつMPが溜まれば「4.味方一人 -> ケアルガ」でザルエラにデルタアタックを仕掛けてもらいました。
ムチャクチャだろ!主人公がこんな事するのかよ! |
――そんな感じで、最初がかなりごちゃごちゃした感じではありましたが、最初の「防御モード」さえ乗り切れば、あとは状態異常の回復と蘇生を繰り返していくだけで何とか乗り切る事が出来ました。ザルエラは、ほかのボスやモブほど瀕死時に劇的に能力が強化されるという訳でもないので、瀕死時に特記することは「レベル素数デス」を使用する事くらいしかありません。申し訳ありません(´・ω・`)
ちなみに撃破時の制限時間タイマーから換算すると、戦闘時間はおよそ3分といったところでした。この結果を踏まえると、あまり攻撃面で神経質にならずに、蘇生の条件を緩くするなどの安定性を追求しても良かったかもしれません。
今回も戦闘について中々イメージしにくいと思われるので、このザルエラ戦の動画をアップロードしました。この動画を見ていただければ、戦闘前にパンネロに大地の衣を装備させてHPを調整したり、身を守っているザルエラがケアルガを食らってブチぎれたかのようにアグレッサーを唱えたり、ザルエラの打撃の追加効果で混乱したヴァンがバルフレアに斬りかかり、そのおかげでバルフレアの「瀕死攻撃力UP」が発動して結果オーライになったり、パンネロがちまちま殴ってMPを稼ぎ、ここぞとばかりにケアルガを反射させているのが分かったりするかと思います。ちなみに戦闘前に、ヴァンにプロテス状態、パンネロにプロテス状態とフェイス状態を発生させています。
バッシュ「\(^o^)/」 |
このプレイでもついに隠し召喚獣と戦うまでにゲームが進みました。次回の予定としては、冒頭に挙げた敵のリストのうち、「キャロット」「憤怒の霊帝アドラメレク」「アントリオン」について記述していきたいと思います。先に戦闘の難易度を言ってしまいますと、記載した順番通りのキャロット<アドラメレク<アントリオンと言ったところでしょうか。実際にそれぞれの敵がどれくらいの分量になるかは不明なので、次回は必ずしもこのラインナップ通りにならないかもしれませんが、今後ともよろしくお願いいたします。
(2019年9月9日)
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