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管理人の日記
今日のF通は会議に1時間半遅れたのにヘラヘラ笑いながら入ってきました。日本人の民度高い!!

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ちなみに私は力で解決するタイプ |
今日は、先日プリンターを修理に出した京セラから、電話が掛かってきて、「とりあえず無理やり外してみてください」という脳筋な解決法を説明されたところから話がスタートする。
…さて、京セラとは、たぶん京都セラミックの略だと思うのだが、そんなことはどうでもよく、弊社が採用したプリンターの製造会社である。特徴として、異様にアクロバティックで複雑な構造を好む傾向がある。だが、機械の達人が集うわけではない弊社には、もちろんそれほどの高機能は不要である。結果として、故障しやすく直しづらい、たいへん厄介な時限爆弾と化している。
――具体的に、前回日記では、給紙トレーに備え付けられた無駄な高機能について紹介した(【日記:2026/3/11】)。“「PUSH」と書かれたボタンを押してスライドさせると、海外仕様の用紙をセットできるようになる”というものだが、弊社ではA4しか使わないので関係ない。トレーの前面手前では、くるくるくるとスライドさせて、中に何の用紙が入っているか表示できるが、1トレーしか入らないプリンターなので不要である。また、底面が、「用紙を投入するときには水平に」、「トレーを押し込むとバネで跳ね上がって斜めに」という機能が搭載されているが、またしても「PUSH」としか書かれておらず、意味が分からない人が続出している。とまあこんな感じの、無用な機能をゴリゴリと搭載しており、THE★日本企業という感じである。
そして。昨日は、蓋が閉まらないプリンターの連絡が掛かってきた。レーザープリンターでは、「トナー」と呼ばれる、インクに相当する部品が存在し、そのケースだけを取り替えて、塗料を補充することが可能だ。しかし、今回の異常プリンターでは、トナーを固定するレバーが回り切らず、そこが突出してしまって、蓋が閉まらない。トナーを外そうと頑張ってみたが、即座の解決は無理そうな雰囲気だったため、いつものように、プリンターごと取り替えて、まずは現場での問題を解決した。そして、戻って試行錯誤をしてみたのだが、それでも外れず、もはやプリンター本体を壊してしまう勢いであったため、諦めて、メーカー修理に出すことにしたのである。
…とまあ、そんな感じだったのだが、本日、物品管理課を経由して、私の元に電話が掛かってきた。内容は、「本体ではなくトナーが変形しているので、とりあえず無理やり外してみてください」というものだった。まさかのメーカー公認の脳筋である。私は、当然「もし壊れたら修理お願いします」という確約を取ったあと、ぶっ壊れたら仕方ないという勢いで力を掛けた。すると、本体が壊れる前に、トナーを取り外すことができた。やはり、力こそパワーだったのである。
――その後、検証のために、“正しく印刷できる同型プリンター”から、トナーだけを取り外して、故障していたプリンターにセットしたところ、正常な印刷ができ、さらにトナー付け外しもスムーズに行えた。やはり、異常だったのは、トナーケースだったのである。かくして、無事に該当プリンターも予備となり、本日の問題は解決したのであった。めでたし、めでたし。ぱーおわ!(マリオワールドでステージをクリアするときの音)
で、話は終わるわけがなく…。疑問に思った私は、「正常なトナーケース」と「不良のトナーケース」の2つを並べて、何が駄目なのか検証をしてみたのだ。まず、異常のトナーケースは、プリンタ本体に固定をするための青レバーが最後まで回りきらないというのは、すぐに分かった。それにより、でっぱりが発生して、蓋が閉まらなくなっていたのだ。
…そして、なぜ回りきらないのかと、ケースの側面に注目してみた。すると、“レバーを回転させる歯車のような部位”が有り、ギザギザ歯のような形で、ケースとレバーが噛み合っている。だがそれが、正常なトナーは黒・青・黒・青の順で歯が並んでいたが、異常トナーは青・黒・青・黒の順番であった。つまり、正常は▲▼▲▼、異常は▼▲▼▲である。トナーはそもそも消耗品であり、もう壊れたらそれで仕方がないということで、異常ケースに多少の力を込めて、正常の順番に噛み合うようにしてみた。すると、レバーがちゃんと奥まで倒れた。そして、プリンター本体にセットでき、蓋も閉まって、正常に印刷ができた。つまり、原因は100%、トナーケースの歯車が、間違って噛み合ってしまったことである。Oh…。
――ちなみに、この問題が発生した理由だが、そもそも最初から不良のトナーであったか、または、該当プリンターは、トナー装着時にも、“真下でも斜めでもない変な方向に力を掛ける”という雑技団を要求されるため、その際に変形をしてしまったのだろう。なお、このトラブルは初回ではなく、以前にレバーが折れて帰ってきたプリンターも、全く同じ状況であった。利用者に問題があったのではなく、無駄にアクロバティックなデザインにしたせいで、現場で上手く運用できず、破損をしてしまったということである。う〜ん、これは技術の日本企業!!!
というわけで。これは、先日のトレーとまったく同じで、またしても、日本企業の無駄なこだわりによって、現場でトラブルが発生してしまった。
…ちなみに、前回と今回の間に、別案件として、「手差しトレー」という“斜めにパタンと倒れてくるタイプの給紙口”が外れて付けられないという案件も発生したのだが、そちらも、複雑怪奇な構造により、現場で再セットができなくなったという事案であった。これは私が1人で直せたのだが、ただレール上を滑ってパタンと倒れれば良いのを、何故か山型の傾斜が付いており、しかも内側に、“回転中心を変えるためのS字型の軸”(名前が分からない)が左右に付いていて、それをまず内側からセットしなければ絶対に正しく動かないという鬼構造であった。
――やれ、私の印象としては、京セラのプリンターは、知恵の輪である。何故なら私自身は、業務でプリンターをほとんど使わず、専ら直すばかりであり、むしろ次はどこが壊れるのかと楽しんでいるくらいだからだ。ただまあ、多分だけど、プリンターを作るよりも、知恵の輪メーカーになったほうが、世の中の人には喜ばれると思うよ。洩矢の鉄の輪ならぬ、京都の智惠の輪である。
(2026年3月25日)

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