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管理人の日記
信用取引(つなぎ売り用)はもう少し勉強してからにします。新用語が増えすぎて、意味が分からん!
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悲しいニュースである。PS5が、この9月2日から、税込79980円になるという。2020年10月の発売日からすると、54798円→60478円→66980円→79980円と、順々に値段が上がってきているが(全て通常版。一応、66980円の時から、小型化&SSDが1.0TBに増量)、今回の値上げ幅は、税込みで約1.3万円上昇という、これまでと比べても、倍以上の大きさとなった。また、今回の値上げでは、地味に周辺機器の価格も上昇しており、例えば、人によっては消耗品とすることの多い公式コントローラーは、11480円と、ついに1万円を超えた。落として壊してしまったりしたら、それだけで一大事だ。
…さて、確かに、私も愛用させてもらっているように、PS5は、使いやすく高性能なゲーム機だ。しかしながら、発売から既に4年弱が経ったということで、価格に対する性能面でのアドバンテージも、以前ほどのものではなくなっている。その状況で、「お値段据え置きで機能上昇」だとか「値下げ」とかではなく、値上げをしてくる、しかも1万円以上・20%近い大幅値上げというのは、なかなか衝撃的なものがある。
――やれ、これまで高価なPSハードというと、初期型PS3の60GB版(2006年)があったが、あれですら、実売価格60000円×消費税5%で、63000円というところであった。18年で物価も変わると言いたいところだが、ご存じの通り、給料は大して変わっていないため、認識を改めるのは無理がある。しかも、PS3は、PS2互換が無くなるなどの悲劇はあったものの、発売から時が経つにつれ、価格が下がり、小型化も進んでいった。PS4も、基本的には同じである。PS5だけが、発売からどんどん値段が上がっていくのだ。
しかしまあ、世間を見渡してみると、もう世の中は完全に値上げが許される空気となってしまい、あれもこれも全てが値上げである。
…実際、ゲーム機という分野に限ってみても、例えばニンテンドースイッチは、一度も値下げされていないどころか、有機ELモデルによって事実上の5000円値上げが為されている。今後発売される次世代機も不穏であり、4万円台は余裕で越え、何なら5万円にすら到達する可能性がある。しかも、引き続き、据え置き機と携帯機の両方の機能を持たせるのならば、1人に1台みたいな空気に成りかねず、家庭事情によっては極めて危険だ。任天堂機は25000円なんて、そんな神話は、もう完全に過去の話になったのだ。
――また、恐らくは、この秋くらいに登場するであろう「PS5pro(仮)」についてもヤバい。PS4proは、PSハードで初めての高性能版として、つれぇわ15に合わせて2016年秋に登場したが、その時のノーマルPS4の価格が32378円、PS4proの値段が48578円であった。なお、当時の消費税は8%であったため、税抜価格は、ノーマルが29980円、Proが44980円である。当時の日本は全国半額セールでもやってたのか?
それはそうと、『ノーマルPS5』と『PS5pro(仮)』の価格差が、同じく1.5倍だとすると、PS5proの値段は12万円という、頭のネジが吹き飛んだ値段になってしまう。いやはや…さすがに、PS5proは税込99980円とかにして、ノーマルPS5との比較で、+2万円で高性能なら安い…とか、そういうふうに思わせてくれる…よね??
さて。余談なのだが、PS5については、アメリカの発売価格は、2020年の発売日からずっと「499ドル」で同じである。よって、約8万円という日本での価格は、1ドル160円という換算になる。
…しかし、周知の事実として、7月11日の最高値から、ドル円は1割も下落し、今はちょうど、1ドル144円というところをさまよっている。そんな中で、身近なゲーム機が、値下げどころか値上げというのは、なかなか心に来るものがある。でもまあ、世の中なんてこんなものだ。円高で物価が安くなるなんてのは幻想で、ただ単に株価が下がって、日本から金が消え、企業と投資家が損をするだけである。短期的な円高円安で、中長期的な経営が左右されるわけがない…と言いたいところですが、どうです、電力会社の最高益達成で、電気代は安くなりましたか?
日本政府の税収最大で、減税は為されそうですかね…?
――ということで。賃上げなんて雑魚はもちろん、株価の上昇ですら、値上げの波に飲み込まれていく。どうしろと…。いや、私自身は、「株式投資で少しでもお金を増やす」「貧しくても楽しめる生き方をしていく」と、既に答えを出している。だが、私のお金を勝手に回収していく方々は、そうは思ってくれていないようで…。
(2024年8月27日)
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