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PS5のリモプ専用機、「Project Q」正式発表! / やり込みinFF

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管理人の日記
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2023年5月25日(木)
PS5のリモプ専用機、「Project Q」正式発表!


 
「Q」というだけあって、正式名称も“Q”で始まるナニカになるんだろうけど、何だろう?


 本日朝5時の「PSショーケース」では、毎回空振りをしているFF13リマスターが
いつものように発表されなかったが、代わりに、噂のリモートプレイ専用機:「Project Q」が正式にお披露目されることとなった。
 …さて、リモートプレイは、PS4からのPSハードに実装された機能であり
(厳密には、PS3にも有ったが、ゲームソフトがプレイできないなど、ほぼ存在意義が無かった)、プレイステーション本体のゲーム映像を、専用機であるPS Vitaだけでなく、携帯電話・パソコン・タブレットなどといった汎用機に、ワイヤレスで飛ばして遊べるようにする機能である。身の回りの全ての機器をPS4/5の簡易ディスプレイとして使えること、携帯電話やVitaならば携帯型ゲーム機として使用可能なこと、そしてインターネット接続ならば家に居なくても操作可能なことから、利便性がとても高く、夢のような機能と言える。

 その一方で、実際に、
リモートプレイを日常的に活用しているという人は、意外と少ないのではないだろうか。
 …まず、現状のリモートプレイでは、
無視できない画質の劣化が発生する。ゲーム映像に、低速通信でYouTubeを見た時のようなノイズが、少なくない頻度で乗ってしまうのだ。プレイステーションのゲームは、画質の良さが大きな魅力であるため、それを失ってしまうのは、極めて痛い点である。また、リモートプレイでは、PS4/5本体との安定接続を確保するために、1分前後の時間が掛かってしまう。たかがその程度、されどその程度であり、「PSボタンを押せば、10秒程度でゲームを再開できる」という、PS4世代から新たに獲得した大きな魅力を、まるごと捨て去ってしまうことになる。さらに、タッチパネル端末だと、コントローラーを用意しなければ操作性が劣悪で使い物にならないが、コントローラーを用意するとなると、その準備に時間が掛かるうえに、“取り回しが良い”というタッチパネル端末の魅力が失われてしまう。最後に、いま最も普及しているスマートフォンでのリモートプレイは、「画面が小さくて文字が読めない」「電池がすぐ切れる」「既に日常機能が集中しすぎている携帯電話に、更に負荷を背負わせることになる」などと問題だらけであり、とてもではないが、“プレイステーションの携帯ゲーム機”と呼べるようなものではなかった。もちろん、スタンドアロンの携帯ゲーム機として機能する、ニンテンドースイッチ等とも、全く比べものにはならない。
 ――そういうわけで。これまで私が、実際にリモートプレイを使用したのは、低レベルクリア(笑)を行った7リメイク第1弾での稼ぎプレイや、既にオリジナル版をクリア済みであった「ペルソナ5:ザ・ロイヤル」の消化のためなど、かなり限定的であった。そして、去年の今頃にプレイしていた「遊戯王 マスターデュエル」は、当初、PS4版をPSvitaリモートプレイで遊べないか考えたが、
尋常ではない画質の悪化により、結局、ニンテンドースイッチライトを購入してまで、スイッチ版をプレイすることになった。そんな感じで、PSリモートプレイは、「携帯性が欲しい!」というただ1点のためだけに、PSハードの魅力を大幅に損なってしまうという、かなりの問題が存在するものだったのだ。

 しかしながら、「Project Q」は、
史上初の、PSリモートプレイの専用機であり、画質・起動速度・操作性といった諸問題が、大幅に解決されることが予想される。そうすれば、系譜が途絶えてしまった「プレイステーション携帯機」の復活と言っても良いくらいの、高い利便性を誇る一品となるだろう。
 …しかも、
これはただの周辺機器であるため、PS5本編のソフト開発を邪魔しないというのも良い。リモートプレイということで、あくまで処理をしているのはPS5本体であり、携帯機としての性能的制約を受けることは無い。よって、ソフト開発側が行うことは、せいぜい文字サイズを大きくするコンフィグ機能を追加するというくらいであろう。“最適化”という名の、無益な劣化作業を強いられることは無いのだ。

今回も、やっぱりボスは爆発してくれるのか!?


 そういうわけで。私は、
神ハードVitaの後継機が欲しいと常に思っており、この「Project Q」が、その枠に収まってくれるのではないかと、大いに期待しているものである。
 …やれ、価格は、200ドルという噂が流れており、現在の為替で考えると、
日本円で2〜3万円というところであろう。今の私の金銭感覚で考えると、決して安いものではないが、これでもし、本当に理想的な「プレイステーション携帯機」が手に入るのなら、安いものだ。そういうわけで、もちろん今後の情報次第だが、基本的には購入するというつもりでいる。これで、寝っ転がりながら、PS5のゲームを楽しめる…!!

 ちなみに、「Project Q」以外にも、今回のPSショーケースでは、様々な新作が発表された。その中で、私が注目したのは、これまた噂されていた、「メタルギアソリッド3」の完全リメイク版である
「メタルギアソリッドΔデルタ:スネーク・イーター」である。原作は、2004年に発売された、PS2における最高のゲームの1つだ。それが、PS5などの現行機で、完全リメイクが為されるということだ。FF7やバイオハザードなどに匹敵する“リメイク大作”として、否が応でも、期待が高まるというものである。
 …なお、『1』『2』などをすっ飛ばして、なぜ『3』から? と疑問に思う方も居るかもしれないが、『3』は、グラフィック&システム面で革命的な一作というほかにも、既にプレイ経験のある方々にはお分かりの通り、
“スネーク”の始まりと言える作品であるため、ここからリメイクを始めるというのは、ある意味で、納得である。
 ――そういうわけで。
「生きていると良いことがある」というのは、ゲーム業界でも同じであった。世の中に存在する稀代の天才たちが、素晴らしいハードやソフトを作ってくれて、私たちに生きがいを与えてくれるのだ。だから、まずは、いよいよ発売が1ヶ月後となった「ファイナルファンタジー16」を楽しみとし、その後の神作たちも期待していくことにしよう。まだまだ、人生を諦めるには、早すぎますよ…?

(2023年5月25日)

登録タグ/ ゲーム一般
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