.                                                                                                                                                                                                                .
【祝】PS3、発売15周年おめでとう!!! / やり込みinFF

トップページ > 管理人の日記 > 2021年11月11日の記事

管理人の日記
今から10年経ってもまだ棚に置かれてそう

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→


2021年11月11日(木)
【祝】PS3、発売15周年おめでとう!!!


 
私にとって、PS3はFF13のためのゲーム機!(現在進行系)


 本日2021年11月11日は、PS3の15歳の誕生日である。あの2006年から、15年もの時が経ってしまったわけだ。
 …さて、PS3は、2006年の当時としては、
桁違いの性能を誇ったハードであった。しかしながら、良い面ばかりではなく、功罪の両方で、業界に多大な影響を与えた。この時代の反省を活かして生まれたのがPS4と言えるし、PS4時代になってやっとPS3での投資が実を結んだという見方もできる。
 ――そして、私とPS3の関わりとしては、やはり、伝説のタイトルである
「ファイナルファンタジー13」と出会えたハードという点である。そのプレイ時間は、シリーズ内続編の「FF13-2」「ライトニングリターンズ」や、関連日誌の執筆時間も含めると、もう何千時間か分からない。そして、これらの「FF13シリーズ」作品は、未だに上位のPSハードには移植が為されていないため、私にとって、今でもPS3は現役ハードである。

 とまあ、こんな感じの内容は、実は2年半前に書いた
「PS3の思い出」という記事【日記:2019/3/18】で全て記しているので、本日はそことは違う観点から、PS3の思い出を振り返ってみたい。
 …まず、私がPS3を購入したのは、高校生の頃である。当時、すぐに大学生活での一人暮らしが始まるという時期であったため、合格記念の意も込めて、非常に高価であった初期型PS3の60GB版を購入した。PS3も、
「物売るっていうレベルじゃねえぞ!」の名言で知られるように、発売直後は争奪戦となったものの、年明けの3月にはもう普通に店頭で買えたということを記憶している日記:2007/3/11】
 ――そして、初期型PS3のメリットとして、
PS2ソフトも動作するという点があった(PS1ソフトは、以降のPS3でも動作する)。その互換性は、今でこそPS2ソフトをHDMI経由で録画・配信できる唯一無二の魅力として知られているものの、発売当初はPS2ソフトの再現度が低く、問題だらけであった。そのため、PS2本体も一緒に持っていったことを覚えている。当時、連載していたプレイ日誌は、【FF8:ジャンクションなしクリアー.(2006-2007)】【FF9:低レベルクリアー.(2007-2008)】に、FF12の【低レベルクリアーINT(2007)】【低レベル+入店禁止クリアー(2008-2010】という感じで、しばらくは旧世代のFFを遊んでいた。本格的にやり込みプレイがPS3ソフトへと移行したのは、もちろんFF13からである。

 さて。PS3世代の作品に話を持っていこう。2008年の
「メタルギアソリッド4」は、PS3本体の発売前から超大作と長らく話題になっていた作品であり、私も絶大な期待を寄せていた。しかしながら、子でプレイするというPS3の性能を全く活かしきれない使用法をしており、内容としても、残念ながらあまり楽しめるものではなかった【日記:2008/6/30】
 …しかし、その後、2009年12月のFF13からは、無事に
HDMI端子で出力するようになり、内容としても骨の髄までやり込み尽くすような感じとなった。その後、シリーズ内続編である「FF13-2」「ライトニングリターンズ」も繰り返しプレイをして、今に至っている。なお、FF13は、来月17日で発売12年と、特にキリの良い感じではないが、FF13-2が来月15日で10周年のアニバーサリーとなる。あの絶望の展開から10年か…。
 ――また、私はFF13からゲームプレイにHDMIを使うようになったものの、当初はその録画環境を持っておらず、「ビデオテープ&三色端子
【参考画像】という最低最悪の環境でキャプチャを行っていた。しかし、その後、FF13をやり込んでいくにつれて、高画質での録画環境が必須であると分かり、「HDDレコーダー&S端子【参考画像】「HDMI録画@【参考画像】「HDMI録画A【参考画像】「HDMI録画B【参考画像】と、着実に環境を進歩させてきた。これらの環境を用意するためには、専用機器はもちろん、場合によってはパソコン自体を買い換える必要があるなど、決して少なくない出費が必要となる。それでも行おうと思ったのは、やはり、FF13をそれだけ価値のある作品だと捉えていたからである。というわけで、次に根本的に環境を一新する時があるとすれば、それはFF13並みにパンチのある新作FFが出る時であろう。さすがにそろそろ4Kにしようかな…。

「音楽CDをパソコン経由で携帯電話に取り込める機械」を、もはやPS3しか持っていない


 その他、PS3専用ソフト以外での、PS3の意外な利用法についても、語ってみることにしよう。


 PS1ソフトを遊ぶ・録画する
 私が最初に購入した初期型PS3は、残念ながら2015年に
ディスク版のFF13-2を飲み込んだまま急逝したため、現在使っているPS3は薄型である。そのため、非常に残念ながら、PS2ソフトを再生することはできない(ディスクは再生できないが、PS2アーカイブスに登録されているソフトは、ダウンロード購入してプレイ可能)
 しかしながら、
PS1ソフトは、ディスク・アーカイブスの両方とも、全てのPS3本体でプレイ可能である。と言っても、アーカイブス配信ソフトについては、Vitaでプレイするほうが、手軽かつ操作性や画質の問題も許容しやすくなる。というわけで、わざわざPS3を使う場合は、録画目当てということが多い。PS2ソフトが遊べないことは誠に残念であるものの、PS1ソフトをHDMI録画できるというだけでも、私にとって利用価値は大きい。例えば、2019年に連載した【FF6:ノーバク低レベルクリアー(GBA)】では、PS1版FF6のOP/EDムービー画像を制作素材として利用しているが、それがPS3経由でキャプチャーをしたものである。YouTubeの動画を保存しても良いんだけど、やはりこういう素材は、できる限り自分で用意したいのだ。

 
音楽CDの楽曲をパソコンに取り込む
 最近では、音楽CDを手に入れた場合、基本的には楽曲を携帯電話まで転送して楽しむことになる。しかし、私の所有しているパソコンには、
もう2代連続でCDドライブが付いていない。もうほとんどダウンロードの時代となったため、機器のコンパクト化のため、ディスクドライブが省略されているのだ。
 よって、私が音楽CDをパソコンへと取り込む場合、
まずはPS3に録音し、そこからUSBストレージを使って、MP3ファイルをPS3→PCと移動させる。次に、PCと携帯電話をケーブルで繋いで、PC→携帯電話へと音楽ファイルを取り込んでいくのだ。まあ、異様にローテクな転送方法であるが、そう頻繁に音楽CDの楽曲を携帯電話まで移動させるわけではないので、個人的には許容範囲、むしろ信頼のおける方法であると思っている。
 なお、PS4/5には、音楽CDを再生する機能が無い、というか
「DVD&ブルーレイディスク再生」以外のほぼ全てのマルチメディア機能が削除されている。まあ、その辺りの機能は、わざわざゲーム機でやるほどでもないと判断され、コストカットで削除されたのだろう。これも時代の流れか…。

 
「torne」でテレビ番組を録画する
 2010年に発売された「torne
(トルネ)は、PS3の約1万円の周辺機器であり、地上デジタル放送(テレビ番組)をPS3のハードディスクに録画できる。と、これだけ聞くと、「そんなことのために、わざわざ専用機を用意する必要あるの?」と思う人が大半であろう。しかし、現在主流の「テレビ本体にハードディスクをUSB接続すると、そこに録画ができる」という機能が搭載されたのは、ソニーのブラビアだと2011年モデルからであり、当時デジタル放送を録画するためには、単体でPS3より高価になるような専用機を買う必要があった。それが、PS3に周辺機器を付けるだけで可能となるため、当時のメリットはかなり大きかったのだ。
 そして。PS3でテレビ番組を再生できるということは、
つまるところPS3のゲームを録画するのと同じ方式で、PCへと取り込むことも可能となる。これにより、2011年頃の私の日記には、テレビ放送をそのまま取り込んだと思われるような画像も数多く存在する。デジタル放送の字幕もそのまま表示できるよ。まあ、こういう使い方は、著作権的にグレーかアウトかで言うとアウトなのであるが、こういった素材を、ネットから拾ってくるのでなく、自分で調達できるというのは、サイト制作のためとして、非常に大きいものがあった。
 なお、現在では「PS3向けのtorne販売」および「そのアップデート」は終了しており、「nasne」という後継機
(? よく知らない)に移行しているようであり、ちょうど1日前には、PS5向けnasneアプリケーションの「PS5版torne」(ややこしい…)が発表された。しかし、PS3向けtorneは今なお使用可能ということであり、機器を繋げば、現在でもテレビ放送の受信と録画が可能であるそうだ。



 というわけで。色々と機能を挙げてみると、
まだまだPS3は現役という感じである。むしろ、時間が経つにつれ、熱烈な愛好家のいる往年の名車がごとく、異様な雰囲気まで醸し出してきた。後継機のPS4/5は、多くのマルチメディア機能を捨て去ったため、今なおPS3だけの独自機能が多く存在する。
 …そしてもちろん、本業のゲームについても、ディスク・ダウンロードの両方で、多彩なソフトを楽しめる。出力はHDMIであるため、現行のディスプレイや録画機器に出力できないということは、まず無いであろう。また、もしそのPS3が初期型ならば、PS2ソフトがHDMI出力で楽しめるというプレミアが得られるため、ぜひ大切に使ってほしい。やっぱり、私も来年あたりにお金の余裕が出来たら、初期型PS3を確保しておこう…。

(2021年11月11日)

登録タグ/ ゲーム一般
この記事のURL 日記ログへ移動する / 編集

←前の日の記事へ 次の日の記事へ→

2021年11月11日の記事を表示しています。

日記のメインページへ
トップへ

とぉたる  今日:とぉでぃ 昨日:いぇすたぁでぃ

System: Trishula Ver.1.29