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「水筒を使っていたけど、環境保護で水筒を使っていなかった」 / やり込みinFF

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管理人の日記
炎妃龍の青き炎を封じ込めた脚用装備。その内には炎妃龍の青き炎が封じられている。

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2021年11月8日(月)
「水筒を使っていたけど、環境保護で水筒を使っていなかった」


 
国会アイドル OBRG46


 前環境大臣の小泉進次郎氏は、珍妙な言葉遣いで話題となった。その中の一つに、「野球部員だった私は水筒を使っていたけど、環境配慮の観点で水筒を使っていなかった」というものがある。
 ――さて。これだけ聞くと、
使っていたのか使っていなかったのか分からないのだが、まあ話の流れ的に、「水筒を使っていたのだが、その際に『環境に配慮する』という観点を持っていたわけではなかった」ということであろう。ちなみに、この発言は、【元ソースが有料記事】なので確認できないのだが、どうも小中学生からの質問に答えたものらしい。急な質問に口がもつれて変な表現になったのではなく、あらかじめ用意していてこれなのだから、やっぱりちょっと狙っているのかもしれない。まあ、個人的には、こういう面白路線は評価したい。環境大臣なんて、誰がやっているのかすら知らなかったし…。

 では、話を私個人に持ってきてみよう。私は水筒を使っているが、環境保護の観点で水筒を使っていない。私は環境保護の観点で水筒を使っていないが、金銭的コスト削減の観点で水筒を使っているのだ。
駄目だ、やっぱり本物の文章には勝てねぇ…。
 何が言いたいかというと、私は、炭酸水のペットボトルに水道水を繰り替えし入れて“水筒”として使っているが、
それは環境保護という観点ではなく、お金を節約するためだということである。順番に説明していこう。「炭酸水のペットボトル」を使う理由は、炭酸飲料の容器は固めに作られており、荷物に圧迫されたところで、簡単には潰れないという利点がある。その昔、い○はすというミネラルウォーターが大ブームとなったことがある。その容器はペラペラで潰しやすい…というか、“クルリとひねりながら上下に潰す”という斬新な方法が推奨されており、素材の使用量的にも、ゴミの運搬的にも、環境に優しいという触れ込みであった。しかし、私は、カバンの中で破損させてしまったことがあり、それはもう悲惨な事態となってしまった。当たり前であるが、薄く作ると、強度は落ちるのである。
 ――いっぽう、炭酸水のペットボトルだと、前述の通り、
炭酸を維持するためか、厚めに作られているため、そう簡単に潰れることはない。そして、炭酸のペットボトルを使っている理由は、コーラなど炭酸ジュースの容器を使うと、中身を水に入れ替えていることが遠目でも明らかとなってしまうため、それを防ぐためである。まあ、みみっちい感情ではあるが、私も人間であるため、一応の見栄を張ってしまうのだ。

 そして、
「環境保護ではなく、お金を節約するため」というほうについても説明してみよう。ペットボトルは使い捨てであるが、容器はそんな簡単には破損せず、1ヶ月以上は余裕で使える。そして、中身に入れる500mlぶんの水道水の料金は、水道代が一定ではないものの、概ね0.1〜0.2円という程度である。そのため、例えば「1日1本のペットボトル水を」「1ヶ月に20日」使うとして、常に自動販売機でいろ○すを買っていれば100円×20日で2000円だが、1回だけ100円で容器を買って1ヶ月使い回せば、100円+0.1〜0.2円×20日で、102円〜104円ということになる。たかだが1900円というところであるが、これは20代の手取り月給の1%くらいであり、意外と侮れないということが分かる。
 …さて、「水道水は味が好きでない」という人も居るであろう。しかし、
私は出先では味にこだわらないので、とりあえず水分補給ができれば良いという観点で、水道水を飲んでいる。まあ、かつて、ほんの一瞬だけとは言え、飲み水が無くて困りきり、ハンカチを頭の上に置いて、それで夜露を集めて飲んでいたようなこともあったので…。すごく繊維っぽい感じの味がしました。
 ――ちなみに、水の味を決める要素として、
温度が重要であることが知られている。そのため、ペットボトルに水道水を入れて冷やしておくという手もあるのだが、ペットボトルが汗をかいてベショベショになるのと、「あらかじめ冷やしておく」という下準備が必要になるため、私はやっていない。

 ちなみに。衛生面の話となると、
ペットボトルを水筒として使うことは、あまり推奨されないようだ。一応、私は「用事が終わったら毎回カラにして乾かす」「塩素入りの通常水道水しか使わない(浄水器を通すと、塩素が除去されてしまい、雑菌が繁殖しやすくなる)」「飲む時に口を付けない」という対策をしており、これまでのところ、ペットボトルの水道水で体を壊したことは無い…と思われる。まあ、こういう個人の経験は信頼しないほうが良いだろう。
 …やれ、私は、ノンカロリー飲料で大量消費をしている1.5リットルのペットボトルも、1回で使い捨てるのではなく、何度も使ったほうが良いと思う。しかしながら、この衛生面の問題をクリアするのが難しく、実際には行われていないということのようだ。
 ――ということで。衛生面にもこだわりたいなら、ペットボトルではない水筒を使うと良いと思われる。ただ、あれも
ちゃんと衛生的に使えていない人が多い(水で流すだけ、中身を毎日入れ替えない、ちゃんと乾かさない、など)ので、個人的には、ペットボトル水筒でも大差は無いかなー…と思ったりもする。

例え美少女であろうと口を付けるのは絶対許さないマン


 そんな感じで。まとめると、「私は水筒を使っているが、環境保護の観点で水筒を使っていない」ということである。私が、ペットボトルの水筒を使っている理由は、お金を節約するためなのだ。
 …まあ、それでも、個人的には、
そもそも買わないことは環境保護に最重要だと思うのだ。さっきからいろ○すのネガキャンみたいになってしまって心苦しいのだが、い○はすでは通常のペットボトルと比べ、容器の軽量化とゴミの容量削減などにより、ライフサイクルで49%の二酸化炭素を削減できるという。それ自体は、非常に優れた行為である。しかし、買わなければ100%の削減なのだ。
 ――やれ、私は、世間で流行りの「もう豊かさはいらない! 二酸化炭素削減!」などと言っている人を見ても、
「そう…(無関心)」としか思わない。しかし、だからと言って、積極的に環境を壊したいほどでもないうえ、お金を節約することには非常に興味がある。私にとって、「ペットボトルの水を自動販売機で買う」とは、100円の価値が得られるとは思えない行為である。そのような消費を減らすと、私自身のお金が溜まっていき、ついでに二酸化炭素も減らすことができるのだ。一石二鳥じゃないか。

 ということで。環境を守るには、「環境に優しい物を選ぶ」も良いが、更に重要なのが
「そもそも無駄な物を買わない」ということだと思うのだ。
 …やれ、これは、多くのことに当てはまる。例えば、健康食品や高額な機器を買って、痩せようと頑張ってみても、それでバクバク食べまくっては、結局のところ痩せないし、健康も良くならず、お金が消えていくだけである。こういう人には、私は常日頃から「食う量を減らせ」と思っている。
 ――まあ、「お金を湯水のように使う消費生活」が楽しいという気持ちも、分からないでもない。私も、かつては、100円の缶コーヒーを休憩のたびに購入し、1日で5本も6本も飲み、夜は酒まで買って、その缶もポイポイ捨てていたことがあった。まあでも、
1日4時間の残業の対価がそんなことって、割に合わないよね。お金を使うにしても、もっと良い用途があると思うのだ。私が、ペットボトルに水道水を入れて飲む理由? まずはお金を貯めたくなったからさ。第2に、貯金で引きこもる生き方が気にかかる…。地球環境のことはその次かな。

(2021年11月8日)

登録タグ/ 社会一般
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