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管理人の日記
あと実家に帰省したら妹がデレマス信者になっていたという点も大きい
知ってたわーこれ小学2年生くらいの時から知ってたわー |
闇に飲まれよ…。先日、俺がPSVRを入手し、その専用ソフトである「アイドルマスター・シンデレラガールズ:ビューイングレボリューション」をプレイしたことは皆さまにお伝えしたが(【2016/12/29】)、今回そのシーズンパスをついに買ってしまったのである。そのお値段、なんと5800円。しかも今回はウサミン(安部菜々ちゃん)の応援グッズまで購入してしまったので、合計して6350円を課金してしまったことになるのだ。
…やれ。「シーズンパス」とは、その作品で配信される予定の有料DLCを割安価格で全て楽しめるようになる先行チケットであり、最近のゲームでは割と多く配信されていたりするのだが、先日某15で2700円を丸ごと謎空間に吸い込まれてしまったかのような屈辱を受けたため、この「シーズンパス」という文化自体に拒否反応が出てしまうように思われた。が、今回の例では一転、実価格で2倍以上もするシーズンパスを買ってしまったのだ。もちろん、俺にとっては2回目の「シーズンパス」というものの購入になるため、その危険性や失敗例も完全に掌握をしたうえで、である。Welcome
to Underground....
――ちなみに。某15であるが、最近ではあれはあれで深いシナリオなのではないかと評価をしていたりもするのだ。確かに俺は、プレイ前から「あまり面白くない…」という意見を聞いていたが、それに対して俺は(
^o^)「アンチ乙! FFシリーズは毎回プレイし続ければ楽しさが見えてくるというのに!!」などと、聞く耳を持たなかった。だがクリア後は、俺自身もそういった不評を口にするようになってしまった。つまり、俺がプレイ前に「ネガキャン」として一蹴していたシ骸自体が、かつてのFFファンたちのなれの果てであり、プレイを終えた時に俺自身もシ骸となってしまっていたのである。なんというアウトワールド要素+ループもののシナリオだろうか。さすが、FriendlyFire(友軍射撃)、略してFF15の名は伊達じゃない。
というわけで。俺がこのようにアイマスシリーズという対人対戦車地雷原に足を取られたのには、同時期に戦線から脱落したFFシリーズの負の影響が大きいのであるが、それだけだとあまりにもあんまりであるため、今のところの俺の思うアイマスシリーズの魅力について、書いてみたいと思う。
…まずはとにかく特徴となっているのが、登場するアイドルのかわいさや楽曲の良さだろうが、これに関しては単純に「良い」と言ってみたところで、「個人の好み」と言われてしまえばそれ以上何も反論ができない。そのため、俺的な観点を述べてみると、これはどちらかというとゲーム・アニメ好きに向けられたアイドルなのだということである。まず、本作はバンダイナムコでもナムコ側のレーベルであり、そのゲーム制作手腕に関しては今さら何も言うことは無いであろう。また、現実のアイドルがどうかは知らないが、本作の作風は割と20代以降に刺さる感じになっており、いま現在の主要なゲームユーザー層に合致している。その他、楽曲・キャラに関しても、どちらかと言えばこれまでオタク文化に親しみ続けてきた人々向けに作り上げられた感が強い。これは、単なるアイドルではない、俺たちゲーマーのためのアイドルなのである。
――ちなみに。いわゆる俺の“押し”は、皆さまご存じの通りウサミン(安部菜々ちゃん)である。元々は、PSVRの「ビューイングレボリューション」のタイトル画面で右端に居るのを見て、(;^o^)「何なんだこの美少(?)女は!?」と興味を持ったのが始まりで、出身地はウサミン星(?)、年齢は永遠の17歳(?)である。しかしながら、とりあえずは実家は千葉県(?)であるらしく、地球における選挙権がある(?)そうだ。我が国の憲法は特に限定のない限り外国人に関しても準用されるという慣習があるが、宇宙人(?)の未成年者(?)に対しても適用されるとは驚きである。あとは、なんか柿の種とかビールとかを持ってダラけている二次創作イラストが多い気もするが、そんなことは何も気はしない。最後の昭和産まれ世代である俺にとっては、まさに対戦車レーザー誘導弾のごとくピンポイント攻撃を仕掛けてくるキャラクターなのだ。まあ、何はともあれ。幾つになっても自分が本当にやりたいことへと突撃をしていく姿は、我々も少しは見習って良いのではないだろうか?
そんなこんなで。俺が今回「アイドルマスター」シリーズの深淵へと飲み込まれたのには、確かに直前にプレイした某15の喪失によるところが大きいのであるが、そうでなくとも、この作品にはゲーマーとして惹かれるものがあったのである。俺は生身の女性が得意ではない(というかそもそも他人が苦手)だし、空間図形のような三次元的な形のある科目は嫌いである。だが、このようなゲーム×美少女というジャンルは大好きなのだ。
…まったく。俺は元々、この手の課金ゲーというものを毛嫌いしていたが、今回の件において、必ずしもそれは全否定をすべきものではないと感じた。というかそもそもアイマスVRは買い切り型であって課金形式ではないし、携帯電話版のアイマスに関してもPS4やVitaで専用ゲームとして作りこんでほしいという気持ちは変わらないのだが、少なくともこれに課金をしたくなる人々の気持ちというものは分かったのだ。まあ確かに、無駄だという指摘は分かる。だがもし、皆さまもこれまでゲームを愛していた力のやりどころがまるごと無くなってしまったら?
そうしたら、その力を、他の作品につぎ込むのもやむなしというものであろう。
――やれ。一般社会的には、「アイドル」というものは、世界情勢が不安な時にこそ流行するものなのだという。そして、「アイドル」という言葉は、元々は「偶像」――つまり、崇拝すべき対象を表す単語らしい。ならば、俺の願いも同じである。今だからこそ、このような“偶像”が必要なのだ。我々ゲーマーたちにとっても、信じていたゲーム作品に大きく裏切られるような、苦しい時代が続いている。そしてそもそも、現実世界の人間は、自分に対して興味を持ってはくれない。だったら、このような空想世界の美少女に好意をいだいたところで、それの何が悪いというのだろうか。神は、我らの一人の一人の心の中にこそ、在るのである。
(2017年1月13日)
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