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◇トップページ > 管理人の日記 > 2016年9月18日の記事
管理人の日記
日本の秋。ゲームの秋。
あのPS2時代の盛り上がりが戻ってきましたね |
いろいろあって、2週間振りの更新となってしまいました!
皆さま、お元気でしたでしょうか?
…さて、この9月頭には、8日(日本時間)の「PSミーティング」、13日の「PSカンファレンス」、そして16日〜18日の「東京ゲームショー」という、3つの大きなゲーム系イベントがありました。そこでは、特にPSハードを中心として、大きな発表が幾つも為されました。そのあまりの凄さたるや、あくまで個人的な感想ではあるものの、私は「あの伝説のPS2時代が戻ってきた」とすら感じるものだったのです。
――というわけで。本日は、それらのイベントに関する感想を書いてみたいと思います。いやあ皆さま、この時代にゲーマーとして生きていられるのは、幸せというものですよ。
◆1 PS4の新型本体:「PS4 Slim」&「PS4
Pro」が発売決定! そしてPSVRも…!!
【このマジキチさ】こそがプレイステーションのCMだわ |
まず、9月8日の「PSミーティング」にて、前々から噂されていた「新型PS4(スリム):29980円/9月15日発売」と、高性能版の「プレイステーション4 Pro:44980円/11月10日発売」が発表された。
…やれ。過去を振り返ると、2009年のPS3時代には、薄型本体の登場&値下げに加えて「ファイナルファンタジー13」の年末発売というトリプルコンボから、PS3の本格的普及が始まったものであった。そして、あれから7年が経った今、薄型PS4&5000円の値下げによって、再びその歴史が繰り返されようしているのである。しかも今回は、安価で使いやすい「小型本体」に、4K対応の高価格版「Pro」という二段構えとなっているのだ。
――まったく。俺は、以前からも述べているように、このPS4をプレイステーションシリーズの最高傑作と位置付けており、その普及が多くの人に進むというのは、「ゲームの面白さを多くの人に伝える」という当サイトの理念からして、嬉しい限りというものである。また、来月10月13日には、新デバイスである「プレイステーションVR」が発売され、「エースコンバット7」(発売日未定)など、数多くのタイトルを360度の立体空間で楽しめるようになる。これらをもって、「ゲーム」という文化は新たな次元に入ったと断言して良いだろう。あの懐かしい、ゲームが娯楽の王様だった時代が戻ってきてくれたのだ。ゲームが好きで、本当に良かった。
◆2 新規に発表されたソフトウェアについて
完全新規発表された人気シリーズ作品と言えばこれくらい? |
今回の3つのイベントでは、プレイステーションシリーズのハードウェア(機械本体)だけではなく、ソフトウェア(対応ゲーム作品)のほうも数多く発表された。その中で、未発表の完全新作と言えば、やはり「地球防衛軍5」であろうか。
…やれ、「地球防衛軍」と言えば、ご存じ巨大化した蟻や蜘蛛などを相手に戦っていくアクションシューティングであり、そのシンプルかつ奥深い面白さから、今なお多くのユーザーに愛されているシリーズである。やれ、前作『4』の移植である『4.1』がPS4で発売されたことから、ファンの間では『5』のPS4での発売もほぼ確実視されていたものなのだが、それが今回やっと明らかになったということである。なお、PVを見る限り、グラフィック的には『4.1』と同等というところであるが、本作は元々が「SIMPLE2000シリーズ」の出身ということもあり、そのチープさが作風として認められる数少ない作品でもある。前作『4』を、シリーズ最難ミッションである「震える魔窟」までやり込んだ身としては、その新作の登場は実に楽しみというものだ。
――その他。今回のイベントでは、PSVR向けのタイトルも数多く発表され、その中でも謎のタイトルであった「サマーレッスン」は、PSVRの発売日と同じ10月13日に配信が開始されると発表された(ダウンロード版限定)。これは、元々は「女性キャラクターとのVR空間でのコミュニケーション」を題材としたPSVRの技術デモであったが、そのあまりの反響の大きさにより、正式に発売が決定されたタイトルでもある。その具体的な内容は、PSVRの可能性を模索しながらアップデートで進化をしていくものとなるようであり、第一弾では日本の女子高生に対する「7日間の家庭教師」をテーマとした作品になるらしい。やれ、JKなら個人的には女子高生より女子公務員のほうが好みだなあ(どうでもいい)。えっ!
家庭教師ってことは勉強を教えて東大合格とかもさせることができるのか!!(どうでもいい)
サマーなレッスンも良いけどネット世界の女子たちを舞台にした「ネットレッスン」とかどうよ!?!?(どうでもいい)
◆3 でも残念ながら…
だんだん薄幸の美少女的存在になってきたVita |
ということで、嬉しい情報が多かった今回のイベント群なのでであるが、残念ながら、俺が真に期待していたPSvitaの新型本体については、カラーリング以外に何の発表も無かったのである。
…まあ、PSvitaについては、既に発売から4年半が経過しており、もうテコ入れをしても…という状況にあることは確かである。それよりも、今いるユーザーの維持に努め、新たな施策としては新色の発表だけに留めておくというのは、恐らくハード戦略としては正しいのであろう。しかしながら、住宅事情から携帯ハード中心で遊んでいる俺としては、やはりPSvitaもプレイステーションシリーズの大事な仲間として、PS4と同じくらいに力を入れてほしいと思っているのである。とりわけ、現行主力である2000番台の本体は、各種の取り回しが進化しながらも、発色の美麗さという初期型Vitaの大きな特色が劣化してしまっており、どうしても「不完全版」という感が否めないことも拍車を掛けている。
――やれ。俺は、Vitaを「お世話になったPSPの後継ハードだから」という消極的な理由のみで購入した。だが、そこから何年も経った今となっては、PSPと同等か、それ以上にお世話になった携帯ハードとして認識するに至っているのである。かつて言われた、高性能携帯電話が未来の娯楽の全てを覆いつくすかのような世界観は、やはり間違いであったのだ。ゲームをするには、やはりゲーム専用機が無くてはならない。だからこそ俺は、この一時代を作ったPSvitaに、決定版となる“3000番台”を出し、そして次へと繋げてもらいたいのだ。技術の進化は、あくまで平和的文明のために用いられなければならない。「ゲーム」は、その最たるものなのである。
(2016年9月18日)
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