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管理人の日記
あの組織力に軍事力、誰かが後押ししてるとしか思えないのですが、はて誰がそそのかしたのやら…
「撃つ時以外は人に銃口を向けるな」って学校で習わなかったんですかねこの人たち |
いま、「イスラム国」なる組織が世間を脅かしているという。これが、久々にマジでやばい感じとなっているのだ。
…まず、この「イスラム国」とは、イラク・シリアにまたがる地域に存在する国家(自称)で、その実態はイスラム過激派の残党が作り上げた巨大なテロ組織である。戦闘員の数は数万を超え、兵士に高額な賃金を払い、教育・政治・経済のシステムを整備するなど、これまでのどのテロ組織よりも洗練された活動を見せている。そもそも「イスラム国」なる国家が宣言されたこと自体、今年の6月29日だというから驚きだ。たった数ヶ月で、ここまで勢力を拡大させたのである。一体どういうことなのだろうか。
――ちなみに、その「イスラム国」の正式名称は、「イラクとシリアのイスラム国」となっている。なんか「えりかとさとるの夢冒険」みたいなユルい名前だが、間違いなくこれが世界を恐怖に陥れてるテロ組織の名前なのである。しっかしまあ、こんな悪党が姿を隠すこともなく闊歩するとは、まったく国際社会もナメられたものだ。今度こそ、これ以上勢力が拡大する前に、徹底的にやらなければならないというものではないだろうか?
ところで、「イスラム国」と聞いてまず印象に残るのが、「イスラム国」というその強烈な名称である。一見、イスラムの教えに基づいた政策を行う国家のように思えるが、言うまでも無く「イスラム」と名前を付ければテロ・虐殺が正当化されるわけではない。こんなものが「イスラム教の理想」のわけが無いのである。むしろ、真っ当にイスラム教を信仰している人々にとっては、自分たちの宗教名がキ○ガイ団体に使われてしまい、迷惑極まりないというものだろう。俺たちで言えば、東アジアで略奪・虐殺・誘拐を繰り返し、和服で星条旗を焼き払いながらAK-47を乱射する組織が「大日本アジア解放戦線」とか名乗ってるみたいな、そんな感じだ。
…また、「イスラム国」では、所属する兵士に現地の平均月収の約3倍という高額な賃金を与え、その家族の生活までをも保証しているという。だがもちろん、これをもってイスラム国を「救世主」などと称えるのは誤りである。今さら言うまでも無いと思うが、その資金は身代金や強盗・膨大な税金など非合法な手段で得たものであり、兵士以外の人間は単なる搾取の対象でしかない。まさに、メタルギアシリーズなどによく出てくる「軍人のための国家」といった感じだ。正気か??
――と、いうわけで。この「イスラム国」は近年の世界情勢では稀に見る悪党であり、もはや全世界共通の敵となりつつある。案の上、サウジアラビア・エジプトなどの近隣イスラム国からは(;w∀w)「テロ組織が『イスラム』って言葉使わないでください迷惑です」と嫌悪されており、そもそも「イスラム国」を正式な国家として認めている組織はゼロである。つまり、「イスラム国」は、「イスラム」でもなく「国」でもない。「 」なのだ。呼び名など、“あれ”とかで十分だろう。
そんなこんなで。
…例によって「イスラム国」は、「イスラム」の名を悪用した横暴の限りを尽くしており、その圧政は支配下の一般市民にも向かっている。例を挙げてみれば、「たばこ・コーヒーなどの嗜好品の禁止」「反体制派の処刑」「重税の取り立て」「女性に対する抑圧」など、数限りない。もはや、同情の余地などは有るはずがないというものだ。
――が、もしも、である。こんな「イスラム国」が国家として承認され、日本とも国交を持つようになったとしたら? そうすればもちろん、「イスラム国」の様々な“文化”が日本にも入ってくることだろう。では今日は、さっそくそんな前提で、「イスラム国」の文化を紹介してみることにする。さあ、日本の若者たちよ、刮目せよ!これが、新進気鋭の国家:「イスラム国」の文化である!!!
◆1 いまイスラム国で大人気のアイドルグループ
◆2 イスラム国の大ヒットアニメ
◆3 いまイスラム国の女子高生に大流行のファッション
◆4 進むべき道を誤ったイスラム国民
(2014年9月24日)
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