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管理人の日記
また生きる予定が増えました
月が綺麗ですね |
朗報である。あのPS4:「ファイナルファンタジー15」の体験版が登場することが決まったのだ。来年3月に発売するPS4「ファイナルファンタジー零式HD」に同梱され、「エピソード:ダスカ」としてシナリオ序盤の一部が楽しめるんだとか。
…さて、このニュースで最も嬉しいのは、FFシリーズ最新作がいち早く遊べること…ではなく、やっと「FF15」発売の目処が立ったということである。皆さまご存じの通り、FF15は元々「ヴェルサス」という“FF13シリーズ”の一員であり、2006年にPS3タイトルとして初公開されたが、それから発売が伸びに伸び、1年前に対応ハードがPS4になることが発表されてからも音沙汰が無く(【2013/6/23】)、気が付いたらはや8年が経過してしまっていた。が、ついに今回は「体験版」という、実際にユーザーが手に取って遊べる物が出てくるのである。これは、開発が進んでいなければ決してできないことで、実際の発売まであと1年か2年と言ったところだろうか。だからこそ、「ヴェルサス」の時代から待ち続けてきた俺にとっては、(;^o^)「やっとFF15が遊べる…」という安堵感で一杯なのだ。
――そしてこれは、ゲーム業界全体にとっても明るいニュースとなることだろう。やれ、先日のSCEカンファレンス(【2014/9/1】)で様々なジャンルの作品が発表され、がぜん魅力を増してきたPS4であるが、未だに“決定的なタイトル”とまで言われると微妙に足りないという感を持っていた人も少なくないだろう。が、今回のFF15は、その「決定的なタイトル」そのものである。今回の件で、ついにPS4の購入を決めたという人も多いのではないだろうか? もちろんもその1人だ。
さて、そんな「ファイナルファンタジー15」であるが、今回は東京ゲームショーの舞台ということで、新しいトレイラームービーも公開されている(【Youtube】)。
…さて、その内容はと言うと、主人公たちの一行が車で道路を移動し、草原や洞窟を冒険していく…というものである。このPV自体の印象は、残念ながら微妙と言わざるを得ない。その理由はと言うと、音楽やキャラクターは凄くFFっぽいのに、肝心のグラフィックが何の変哲も無い草原であるからだ。FFシリーズと言えば、その作風は多岐にわたるが、どれもファンタジー世界をベースとしており、そのグラフィック表現が大きな魅力の一つであったはずだ。“綺麗なだけの風景”なら、海外メーカーに任せておけばよろしい。俺はあくまで、FFに漫画やアニメのような世界観を求めているのである。
――とはいえ、今回のムービーにも街のような場所は映っているし、FF15は「現代都市」をベースとしたファンタジーとされており、あくまで今回のトレイラーが“ワールドマップ”的な部分をクローズアップしただけなのかもしれない。どちらにせよ、「新宿をモチーフにした王国」や「桁外れのグラフィック」「美しいBGM」など、これまでに公開された情報は十分に“FFシリーズの正当続編”を名乗るレベルに達している。だからこそ、このまま走り抜け、PS4のFFとして、また低迷が続く日本ゲームの救世主として、見事な作品を作り上げていってほしいものなのだ。
と、言うわけで。たくさんの紆余曲折があって、ハードルが上がっても下がってもいる「ファイナルファンタジー15」であるが、体験版の登場によってやっと本当の意味で「発売が楽しみなタイトル」になってくれたと言える。まさか、体験版まで出して開発中止に終わるはずが無い。雲を掴むかのようだった「FF15」も、やっと現実世界のゲームになってくれたのである。ここまで来たら、もう発売は目の前だ。
――さて、忘れている人も多いかもしれないが、当サイトのタイトルは「やり込み
in FF」であり、FFシリーズのマニアックなプレイを専門とするはずのサイトである。俺は、前までのように、また様々なプレイで皆を驚かせてみたい。FF15が、そういった「原点」を思い起こさせてくれる作品になるといいな。
(2014年9月18日)
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