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管理人の日記
最近朝は2時間くらいで目が覚めるけど昼寝がとても長くなる。これは密かに逆転してるのか…?
「まるで成長していない・・・」とは、元々は漫画「スラムダンク」で出たセリフであるが、現在では煽りや検索タグなどの定型句として用いられることが多い。
・・・どういうことかと言うと、例えば我々はかしこまった手紙を書く際には、必ず「仲秋の候 清秋の候 秋冷の候 紅葉の頃」という意味不明な厨二病を付け加えることにしている。それは、そういうものを書くことが人々の間で「マナー」で決まっているからである。それと同じであり、もし我々がまるで成長していない場面に遭遇した場合、とにもかくにも「まるで成長していない・・・」と言っておくと、お互いの理解が深まるのだ。
では、その「まるで成長していない・・・」という決まり文句は、果たしてどのような場面で用いるのか?
・・・まず、スタンダードとしては、「昔と全く同じ事をやっていて進歩が無い」という場合に、主に煽りとして用いるパターンである。人は飽きやすいものであるため、流行の最先端となるためには、伝統と革新を上手く融合させ、どんどん新しいものを作っていく必要がある。「現状維持でいいや」と思ってしまった瞬間にもう退化が始まっている・・・などという格言は、世の中で多く見られるであろう。
――が、逆に「昔と同じ物を出す」というのが、「ファンの声に確実に応えている」ということを表す場合もあるため、注意が必要である。例えば、シリーズ物のゲーム作品などで、続編が意味不明の進化を遂げた別ゲーになってしまうくらいであれば、むしろマンネリ気味ながらも今までと同じスタイルの作品を出してくれたほうが、よっぽど「ファンの期待」に応えたことになるであろう。その場合、「成長していない」という言葉は、「劣化しておらず、かつての良さを保ち続けている」という褒め言葉にも成り得るのだ。
というわけで、「まるで成長していない・・・」という言葉は、是の場合も非の場合もあるという、実に捉え所が難しいという感じになってしまった。
・・・その理由としては、「成長」という言葉に絶対的なものは無いということに起因すると言える。例えば、ある人は“A”が伸びれば「成長」と考えるが、ある人は“B”を伸ばしてほしいと思っていれば、その2人の間で意見が異なってくるのは当たり前である。そんな感じで、「成長」という単語の定義自体があいまいであるため、その言葉が様々な意味を持つことになったのだ。
――ということで、今日は、そんな「まるで成長していない・・・」という画像を幾つか並べてみることにしたのである。ただしもちろん、それに批判的な意味は無いため、どう捉えていただくかは読者の皆さま次第だ。なお、この記事自体が最初から結論ありきのまるで成長しない文章のようにも思えるが、それがまた今回の哲学的なポイントである(?)。というわけで、さっそく行ってみよう!!
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(2012年10月10日)
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