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「東方」シリーズの思い出 / やり込みinFF

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管理人の日記
最近、また「星蓮船」とか「神霊廟」とか「魔理沙」とかが一発変換できるようになってきました。

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 俺は最近、ふとしたきっかけで、再び「東方シリーズ」をプレイするようになった。というわけで今日は、そんな東方シリーズの思い出を語ってみることにしよう。
 ・・・まず、「東方」とは、同人サークル:「上海アリス幻楽団」から発売されているシューティングゲームのシリーズである。その特徴は、何と言っても登場キャラクターが全員女の子ということであり、そのことからネット上では「謎のゲーム」「エロゲー」などと呼ばれることもあるが・・・あくまでゲーム本編は、敵の弾を避けながら全6面のクリアを目指していくごく一般的なシューティングである。
 ――まったく、「東方」シリーズでは、ゲーム本編以上に女の子を使った二次創作が有名であり、その中には正視に耐えないような酷い物まで存在する。しかし、実は俺が「東方」を知ったのも、この「二次創作」からなのである。よって、そのような「二次創作」は、正しく用いれば、「東方」の楽しみを更に広げてくれるものだと言えるだろう。ネット時代の産物として、そういう“なれそめ”があっても良いというものだ。

 さて、ここからは、ゲームとしての「東方」シリーズについて語ってみよう。「東方」でよく聞かれるのが、「難易度が非常に高い」という話である。特に、最高難易度の「LUNATIC」は、一般の人がクリアすることは不可能などという噂まで囁かれているそうだ。が、俺に言わせれば、別に「東方はそこまで難易度が高いわけではなく」、しかも「自然に上達でき」「高難易度でもちゃんとゲーム性が成り立っている」のである!
 ・・・まず、大前提として述べておきたいことが、俺は「東方」のLUNATIC難易度をクリアできる人間であるが、元々シューティングが得意というわけではなく、同系統のゲームは「パロディウス」くらいしかプレイしたことが無かった。そのため、最初は(;^o^)「Easyですら難しい...」と弱音を吐き、当時の友人に失笑されていたものだったが、そこから着々と練習を重ねていき、なんと1ヶ月半後には初プレイであった「東方風神録(“ふうじんろく”)」のLUNATICクリアーに成功したのである! そして、そのことをきっかけとして、俺は「東方」へどっぶりとハマりこんで行ったのだ。なお、その詳しい過程に関しては、【2009年5月26日の日記】からその後1年くらいを読んでいただければよく分かるであろう。うーむ、こういう時にタグ機能がほしいものだ。やはり、過去の日記も全てデーター化するべきか・・・?
 ――ところで、「東方」には決して「高難易度のモードしか無い」ということは無く、EASY/NORMAL/HARD/LUNATICという4つの難易度が存在する。最低難易度のEASYは、ある程度ゲームに慣れている人ならば軽くクリアできる難易度であり、逆にLUNATICは、数十時間レベルの練習が必要となる難しいモードである。また、上達を助けるシステムとして、6面のうち1つを取り上げて最大残機で遊べる「プラクティスモード」の存在も嬉しく、楽しみながらパターンを作っていくことができる。・・・とまあ「東方」は、「やりがいあるゲーム性」と「遊びやすいシステム」に「高難易度モードなどのやり込み要素」を兼ね備えた、実に面白いゲームとなっているのだ。なんか褒めすぎのようだが、良いゲームを褒めるのは当たり前のことだ。「東方」は、決して女の子や音楽や難易度で釣るだけの一発ネタでは無いのである。

 ところで、俺と「東方」の関係を語る時に、切っては切れない作品が、シリーズ第6作の「東方星蓮船(“せいれんせん”)である。俺はシリーズ作品で、この「星蓮船」のプレイ時間が最も長く、かつての熱中したプレイから3年が経った今となっても、「星蓮船」のことが最も色濃く印象に残っている。その意味で、俺にとっては「星蓮船」がシリーズ最高傑作なのである。
 ・・・では、「星蓮船」の何がそんなに印象的だったかと言うと、やはりそれはシリーズぶっちぎりの超々高難易度である。俺は、「風神録」をクリアしたあと、何も考えずに2作目として当時最新作であった「星蓮船」に手を出すことにした。が、それがLUNATICどころかHARDですらクリア困難という超難度を誇っており、風神録のクリアで乗っていた俺は大きく面喰らうことになったのである。が、そんな言葉を失うような超難易度にも、俺は諦めずに挑戦していき、まずはHARDをクリア、そしてついにはLUNATICもクリアすることにも成功した。この過程は本当に苦しいものだったが、そのぶんクリアできた時の達成感は凄まじいものだったのである。
 ――特に、最弱機体とされる「魔理沙B(まりさ: 帽子を被った魔法使いの女の子)でのLUNATIC攻略は凄まじいまでの苦行となったため、それをクリアできたことに関して、俺は今でも心の底で少し誇りに思っていたりするのだ。そんなわけで、俺は「魔理沙B」に対してある種の畏怖を覚えているため、もし俺をビビらせようと思う人が居たとしたら、不気味にほくそ笑みながら「魔理沙B(ボソッ)とかつぶやいてみると良いだろう。

 さて、その後のことである。「星蓮船」クリア後、俺は他のシリーズ作品もプレイしてみたのだが、「星蓮船」で鍛えられた俺にとっては、それはそれはヌルいもので、特に苦労することもなくサクッと全シリーズのクリアに成功してしまった。そして、2011年9月に、現在の最新作である第7作:「神霊廟(“しんれいびょう”)が発売されたのであるが、何となくハマり込むことができず、少しプレイしただけで放置してしまっていたのだ。
 ・・・が、今回ふとしたきっかけでシリーズ全体を振り返ることになり、そして「神霊廟」だけはLUNATICをクリアしていないことを思い出したため、俺は再びそれを目指してプレイしてみようと思ったのである。やれ、本格的なプレイは1年半ぶりであるが、俺はそこまでモーロクしたつもりは無く、また「神霊廟」という作品自体も特に難しいとはされていないため、楽しみながらプレイしていけることであろう。
 ――ちなみに、「東方」は毎年秋に発売されるのが恒例であるが、とりあえず今年はシリーズの正統続編は発売されないようである。となると、来年以降に更なる「東方」シリーズが発売されるか、はたまた「南方」「西方」「北方」などのまったく新しいゲームが登場してくるか。でも、「北方」のシューティングゲームはリアルすぎて嫌だから、やっぱ「東方」がいいな。

(2012年9月5日) 63 PV

登録タグ/ 東方シリーズ
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