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管理人の日記
「雨」の定義は単位面積あたりの降水量が四捨五入して1時間で1mm以上になることらしいですよ!
この8月は全国的に雨が降らなかった。特に関東は悲惨なもので、例年の1/6程度と全く雨の降らない状況が続いているという。確かに、俺の記憶を振り返ってみても、7月は何度か激しい雨が降ったが、8月はまともに雨があったという覚えが無い。いくら中旬は帰省でまるごと席を外していたとはいえ、突然の雷や大雨が風物詩になっている夏において、ここまで降らないというのはまったく珍しいものである。
・・・実際、数値データーを見てみても今年は相当降っていないらしい。その理由は、どうやら日本列島に居直り強盗のように高気圧が鎮座し、それによって台風などを含む低気圧が追い出されてしまっているからなのだという。代わりにもたらされているのが、この連日の気の狂いそうな暑さだ。まあ、これでも7月末のガチ発狂クラスに比べれば、かなり良心的になっているのだが・・・。
そして、この降水不足によって、各地では馬鹿にならない被害が発生し始めているのだという。東北では高温&水不足によって農作物が育たなくなり、その他にも各地でダムの水量が減少たりしているそうだ。もし、この異常なまでの降水不足がもう少し続けば、取水制限などの致命的な被害が発生する可能性も十分に存在するのだという。
・・・まったく。もし、この暑さの中で断水などが起こったとしたら、それはもう文明の危機と言わざるを得ない。この暑さで水が使えないとなれば、お風呂に入ったり皿を洗ったりすることもできず、衛生環境が著しく悪化してしまう。最悪の場合、飲み水が無くなって命にも関わる場合もあるだろう。また、農業・工業・医療などの様々な産業にも、深刻な影響をもたらしてしまうことは間違い無い。
――そこまで行かないとしても、この暑さの中で「水を自由に使えない」という可能性が出てきた時点で、人々の間に更なるストレス要員が増えてしまうことになる。もし、今年春のように、群馬県民が有毒物質で下流の千葉県民を攻撃する(【2012/5/19】)といったテロ行為をやらかしてしまえば、もう最悪である。それは戦争だよ。歴史上、水資源を争って戦いが起こった事例は数限りない。
そんなこんなで、この夏は主に東日本を中心に、全国で水資源が不足している。そして、このまま降水不足が続けば、日本に更なる災い(“わざわい”)が起こることになるであろう。
・・・だからこそ、是非とも9月には低気圧でも台風でも何でも良いから、じゃんじゃん雨が降ってほしいというものだ。特に、「経済被害を起こさない程度の台風」が来れば、学生は学校が休みになって嬉しいし、農家や水道局の人は水不足が解消して嬉しいし、俺は家から出ないから関係無い。さすがにランニングの時は家から出なければならないが、むしろその場合は雨が降ってくれると燃えるといった感じである。
――それに、急な暴風・豪雨だと、一般の人々は対策を練ることができないため、そのあられもない姿を狙って、プロたちは腕を存分に活かせるというものであろう。実際、雨の日にはただの変態に混じってプロの方々が熱心な取材を行っており、それにより我々は7時や9時のニュースを楽しむこともできるのだ。よし、俺も次の雨の日には、ノー○○・透けチ○○で外出してみようかな・・・!!(*^o^)
(2012年8月28日)
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