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管理人の日記
どうやら韓国がPK戦でイギリスを倒したっぽいですね。3位決定戦韓国以外の結果がいいな…。
快挙である。数日前から開催されているロンドンオリンピックで、なんとサッカーが男女ともにベスト4入りという偉業を成し遂げたのだ。
・・・まったく、最初から去年のW杯の再来が期待されてきた女子サッカーはともかく、男子サッカーのほうはあまり注目されてきたとは言えない状況であった。それもそのはず、オリンピックの男子サッカーは「U-23=23歳以下」という年齢制限があり、大会としての位置付けはかなり微妙な感じとなっているのである。一応、「OA(オーバーエイジ)枠」として、3人まで年齢制限無しで選手が参加ができるようになっているのだが、やはり国民的人気を集めているフル代表のメンバーと比べるとマイナーであり、関心は低いと言わざるを得ない。かくいう俺自身も、(;^o^)「ふーん、やってるなあ」くらいの認識だったのだ。
――それが、予選リーグであのスペインをしばき倒すという大番狂わせを起こし(まあ、“あの”スペインであれば、倒せて当然だったのだが・・・)、その後も順調に勝ち進んで決勝トーナメント進出を決め、本日の試合ではエジプトを下してベスト4進出を決めてしまった。やれ、これまで注目を集めていなかったチームが、大きな結果をあげてファンを増やし続けて来たという過程は、去年の女子W杯で、女子サッカー日本代表が国民的な関心を集めながら優勝を果たした過程と似通っている。もう、ここまで来たら優勝してほしいし、優勝するしかないというものであろう。
さて、そんな男子サッカー・U-23日本代表の戦法は、それはもう凄すぎるもので、俺としてはこんなに完璧なチームは初めてというほどに凄いと思ってしまったのである。
・・・というのも、その戦法を述べると、それはそれはシンプルで、「全員でしっかりと守備を行い、隙を見て前線にボールを送ってカウンター攻撃で得点を決める」という、それだけである。やれ、それ自体は、実力で劣るチームが強豪国を相手にする時の基本戦略なのであるが・・・注目すべきは、「その戦略の実現度」である。実際に試合を見た人にはよく分かっていると思うが、カウンター攻撃の際には前線の選手が俊足を活かして相手ゴールを脅かし、逆に守備の場合には前線からプレッシャーを掛けてボール回しを遅らせ、ゴール前に来てもチャンスを作らせずにボールをはじき返してしまう。もう、こんな戦法が完璧に実行できれば勝てるに決まっているのであるが、それを実際やっているのが今のU-23日本代表なのである。俺は、そんなチームを、今まで見てきたことが無かったのだ。
――というわけで、もうここまで来たら優勝するしかないのである。日本の残りの相手は、準決勝で当たるメキシコと、決勝で当たる可能性があるイギリス・韓国・ブラジルであるが、今の日本ならば絶対に勝てるため、ここは是非とも女子サッカーも合わせて二冠を達成してほしいというものだ。「女子W杯制覇」「オリンピック制覇」「大陸大会制覇」と来れば、いよいよ世界大会であるワールドカップ制覇も現実的となってくる。俺は、自分が生きている間に日本のワールドカップ優勝が見られれば良いと思っていたのだが、その時は意外に早く来るのかも知れないな・・・。
と、言うわけで。中盤を過ぎて、いよいよ花形と言える陸上競技もスタートし、ロンドンオリンピックは盛り上がりを見せてきた。
・・・そんなこんなで、ふだん「テレビは糞」などと言っている方も、こういう機会くらいは斜に構えずに、テレビを点けて様々な日本選手を応援してみてはいかがだろうか。ロンドンとの時差は8時間(サマータイム込み)であり、向こうの昼はこちらの夜、向こうの良い時間はこちらの深夜となるのであるが、俺のような超絶ニートリア充にとってはもってこいという話である。
――さあ皆さま、サッカーはもちろんのこととして、他の様々な競技においても、異国の地で戦っている日本人選手たちを応援しよう。そして、やはり目指すは優勝というものである。銅は「金と同じ」ではなく、2位じゃ駄目というわけでもないが・・・やはり、一番綺麗な色である「金」が欲しいというものではないか。さあ、優勝だ!優勝だ!優勝優勝優勝だ!!
(2012年8月4日)
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