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【遊戯王】再録パック「DUELIST EDITION」が来たぞ!! / やり込みinFF

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管理人の日記
だからあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああん

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 本日12日(土)、遊戯王カードの再録パック:「DUELIST EDITION Volume.1」「Volume.2」が発売された。これは、絶版となった過去のブースターを再編集してまとめたパックであり、今回は「第5期」として2006〜2008年に発売された8ブースターを2つのパックにまとめている。「第5期」と言えば、アニメはGXの中盤〜終盤で、シンクロ召喚は登場しておらず、「ガジェット」や「帝」などが猛威を奮っていた時代である。
 ・・・該当するパックは、「Volume.1」「POWER OF THE DUELIST」「CYBERDARK IMPACT」「STRIKE OF NEOS」「FORCE OF THE BREAKER」「Volume.2」「TACTICAL EVOLUTION」「GLADIATOR'S ASSAULT」「PHANTOM DARKNESS」「LIGHT OF THE DESTRUCTION」である。どれも、環境に影響を与えうる強力カードが含まれており、特に、最後2つのブースターは「ダークモンスター」「ライトロード」など、当時としては絶句級の能力を誇るモンスターが多数収録されていて、今でも印象に残っているという人が多いはずだ。

 さて。俺は、資金や保管スペースの問題で、現在ではもう遊戯王カードを購入してはいないのであるが、毎週月曜のアニメは楽しんでいるし、毎年秋に発売される「タッグフォース」はその1年の楽しみとも言えるほど重要なタイトルとなっている。そして、かつて遊戯王カードを買い集めていた俺が、初めてパックを買い始めたのが、ちょうど今回の「Volume.2」に収録されている「PHANTOM DARKNESS」くらいの時期だったのだ。あの時は、確か大学1年から2年に上がるところだったか。少し前に始めたバイトも軌道に乗ってきて、なかなか楽しい時期だったなあ・・・。
 ・・・と、そんな話は置いておいて、とにかくこの遊戯王カードの「第5期」というものは、個人的にとても思い入れのある時期となっているのである。実質、俺が遊戯王カードを始めたのは、この「第5期」からと言っても良い。だからこそ、そのカードが「再録」されるということには、特別な思いがあるものなのだ。もう、そんなに時間が経ってしまったのか・・・。

 ところで、この「再録パック」では、収録数が160枚となっており、元々のブースター4種の合計よりも少ないため、必然的にリストラされるカードが出てきてしまうのだ。また、カード毎にレアリティの変更も為されており、ゲームで使いやすいカードは高レアリティにされやすい傾向があり、その逆もまた然りという感じである。
 ・・・もちろん俺としても、当時から(;^o^)「こんなカードがここまで高レアリティである必要あるの?」などということは常々思っていたため、新しい再録パックによって、「レアリティ」という形で公式に「強さ」をどう評価されるかということには、とても興味を引かれてしまう。かつて自分が好んで使っていたカードが、「高レア」という形で公式に評価されるということは、やはり嬉しいものなのだ。
 ――というわけで、今日は、そんな「DUELIST EDITION Volume.1」「Volume.2」を、当時を知っていたユーザーの目線からレビューしてみることにしよう。ただし、全体を見るとなると数が多すぎて分かりづらいため、「レアリティが上がったカード」というものを取り上げて紹介していくことにしよう。「降格」は、別に普通のことなのだ。では、さっそく行ってみよう!!


(◆以下、遊戯王カードのかなり専門的な話ですので、知らない方は軽く飛ばしてください◆)

「DUELIST EDITION Volume.1」

POWER OF THE DUELIST (2006年5月18日発売)

「E・HERO ネオス」
Normal → Super
アニメでも活躍した「ネオス」がスーパーレアへと格上げされた。
もっとも、このカードは当時の「週刊少年ジャンプ」に付録として収録されており、そのうえでNormalにされていたということもあるだろう。
しかし、現在ではエクシーズ召喚により2500を超える攻撃力が容易に出せるため、情勢はやや厳しいという感じである・・・。

「D-HERO ドクマガイ」 Super → Ultra
ライフを半減させる強烈な効果を持ち、一時期は1キルデッキなどでも使われた。
しかし、同じくD-HEROの「D-HERO Bloo-D」と違って、こちらは「D-HERO」をリリースしなければ召喚することができない。
わざわざ5枠しかないウルトラレアを潰して再録する必要はあったのだろうか・・・?

「オーバーロード・フュージョン」 Rare → Super
墓地コストだけで、強力な闇属性・機械族モンスターを融合召喚することができる。
現在では制限指定も解除されており、「サイバードラゴン」も3枚積めるところから、その潜在能力は大きいものがある。
・・・が、主要な召喚先である「キメラテック・オーバードラゴン」には弱点が非常に多く、現環境で活躍するのは難しそうである・・・。

「未来融合−フューチャー・フュージョン」 Rare → Ultra
デッキのモンスターを融合素材として融合召喚ができる、超々強力カードである。
融合を使うデッキの必須カードとして君臨しており、ウルトラレアに恥じない強力さを持っている。
公式に強さを認められたカードとして、今後も幅広く活躍していくであろう。

「死皇帝の陵墓」 Normal → Super
1000ライフを払うことにより、リリースするモンスターを1体減らせるフィールド魔法。
フィールド魔法の中では非常に使いやすいカードであり、【地縛神】デッキなど、様々なテーマデッキに投入することができる。
が、現環境では「サイクロン」が3枚積めるため、2000ライフを払った瞬間に破壊されるという悲惨な事態が続出しそうである・・・。

CYBERDARK IMPACT (2006年8月10日発売)

「スナイプストーカー」 Normal → Super
手札を1枚捨ててサイコロを振り、2・3・4・5が出ればフィールド上のカードを1枚破壊できる。
攻撃力が1500で、「キラートマト」から特殊召喚でき、さらに何度でも効果を発動できるため、万能除去として活躍が可能である。
といっても、単なる破壊と考えると使いづらさが目立つため、「手札を捨てる」ことに意義を見い出せるデッキに投入すべきであろう。

「簡易融合」 Normal → Super
1000ライフを払うことにより、エクストラデッキからレベル5以下の融合モンスターを素材なしで特殊召喚できる。
制約により融合モンスターで攻撃することはできないものの、シンクロ召喚・エクシーズ召喚の素材として、大いに活用することができる。
近年ではエクストラデッキの制約が非常に厳しいが、その制限を考慮したとしても、投入してみる価値は十分にあるだろう。

「連鎖爆撃」 Normal → Super
チェーンを積み、その数*400ポイントのダメージを相手に与えられるカード。
適当なカードを発動してそれにチェーンするだけで800ダメージを与えられ、専用デッキを組めば更にダメージは跳ね上がる。
とはいえ、流行でもない一部のバーンデッキでしか使えないカードをスーパーレアにするのは、どこか微妙な感がある・・・。

STRIKE OF NEOS (2006年11月16日発売)

「N・グラン・モール」 Rare → Super
戦闘を行った時、ダメージ計算を無視して相手と自分を手札に戻す凶悪カード。当然の昇格である。
何度でも効果が使えるうえに、シンクロモンスター・エクシーズモンスターは手札ではなくエクストラデッキに戻るため、極めて強力な除去となる。
特殊召喚の手段を用意し、積極的に効果を活用できれば、相手にとって極めて嫌らしい働きができるだろう。

「エレクトリック・ワーム」「パペット・プラント」「傀儡虫」 Normal → Rare
それぞれ、自ターンに手札から捨てて、相手の「機械族・ドラゴン族」「戦士族・魔法使い族」「悪魔族・アンデット族」モンスターのコントロールを得る。
効果自体はノーコストの「洗脳 - ブレインコントロール」と極めて強力であり、ガチ勢にも種族統一のデッキは多い。
シンクロ召喚・エクシーズ召喚によって、奪ったモンスターを処理しやすくなったことも、今回の昇格に影響しているのだろう。

「D.D.クロウ」 Rare → Ultra
手札から捨て、相手墓地のカードを1枚除外する。相手の効果にチェーンして発動できるため、「死者蘇生」なども無効化することができる。
確かに、様々な利用法ができるカードであり、手札発動という奇襲性も高く、実戦的なカードであると言えよう。
しかし、現在では「エフェクト・ヴェーラー」という強力なライバルも登場し、ウルトラレアというほどに強いかというと、どうにも微妙となってしまう・・・。

「高等儀式術」 Normal → Ultra
デッキの通常モンスターを素材とし、手札の儀式モンスターを特殊召喚できる。なんと、堂々の3階級特進である。
・・・が、現在では儀式召喚は強力なテーマとは言えず、そのうえ専用デッキまで組まなければならないこのカードが活躍できるとは言い難い。
かつては1キルデッキに導入されるほどの鬼畜カードだったのであるが、現環境での復権は難しいだろう。

FORCE OF THE BREAKER (2007年2月15日発売)

「ヴォルカニック・バレット」 Rare → Super
墓地に存在するとき、500ライフを払うことで、デッキから同名カードを1枚手札に加えることができる。
元々は、【ヴォルカニック・バーン】というデッキの専用カードとして作られたのであるが、現在では手札コストとしての運用が中心である。
まあ確かに強力カードではあるのだが、しかしわざわざスーパーにまで昇格させるほどのものだろうか・・・?

「宝玉の氾濫」 Normal → Rare
ごめん宝玉獣は使ったこと無いから分からんです。

 

 

「DUELIST EDITION Volume.2」

TACTICAL EVOLUTION (2007年5月12日発売)

「ネクロ・ガードナー」
Rare → Super
墓地から除外することにより、相手の攻撃宣言を1度だけ無効化することができる。
当時と比べ、現在ではこのカードの準制限指定や「死のデッキ破壊ウイルス」の禁止化などが影響し、やや立場は苦しくなっている。
反面、除外した後に再利用する方法も増加しており、プレイング次第でまだまだ活躍ができるだろう。

GLADIATOR'S ASSAULT (2007年7月21日発売)

「剣闘獣ベストロウリィ」
Normal → Rare
魔法・罠カードを1枚破壊し、強力な「剣闘獣ガイザレス」に変身できる、【剣闘獣】デッキのキーカード。
このカードは制限カードで指定されてしまったが、【剣闘獣】は今なお強力なテーマデッキであり、これからも活躍していくであろう。
むしろ、「ただのレア」ではなく、もう少しレアリティを上げても良かったくらいだ。

「E-HERO ダーク・ガイア」 Super → Ultra
岩石族と悪魔族を融合素材とし、その攻撃力の合計を自身の攻撃力とする。さらに、攻撃時に守備モンスターを攻撃表示にし、リバース効果も封じる。
・・・と、強力な効果を持っており、当時から様々な専用デッキが構築され、切り札に相応しいカードとして活躍してきた。
しかし、現環境で評価が急上昇しているということもなく、レアリティがそのままでも良かったのではないか?という気もしてしまう・・・。

「閃光を吸い込むマジックミラー」「暗闇を吸い込むマジックミラー」 Normal → Rare
それぞれ、フィールドと墓地で発動する光属性・闇属性モンスターの効果を無効にしてしまう。
光・闇をテーマとしたデッキは非常に多く、その効果を一方的に無効化できれば、非常に有利に戦うことができる。
しかし、自分の効果も無効化してしまううえに、現環境で3枚積める「サイクロン」などで破壊されてしまうと目も当てられない・・・。

PHANTOM DARKNESS (2007年11月23日発売)

「ユベル」
Normal → Rare
ユベル!ユベル!ユベル!ユベルぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ユベルユベルユベルぅううぁわぁああああ!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!!スーハースーハー!!!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ユベル-ダス・アプシェリッヒ・リッターたんの黒色ブロンドの首をクンカクンカしたいお!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!忌まわしきモフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!!
GX155話のユベルたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
アニメ4期も決まって良かったねユベルたん!あぁあああああ!ユベルたん!かわいい!あっああぁああ!
タッグフォース3も発売されて嬉し…いやぁああああああ!!!にゃああああああん!!ぎゃああああ!!
ぐあああああああああああ!!!GXなんて現実じゃない!!!!!あ…アニメもゲームもよく考えたら…
ユ ベ ル ち ゃ ん は ホ ロ レ ア じ ゃ な い ?にゃああああああああん!!うぁあああああああああ!!
そんなぁああああああ!!いやぁぁぁあああああああああ!!はぁああああああん!!超融合ぉおおお!
ちきしょー!やめてやる!【ユベル】なんかやめて…え?見…てる?カードのユベルちゃんが僕を見てる?
PTDNパッケージのユベルちゃんが僕を見てるぞ!レリーフのユベルちゃんが僕を見てるぞ!!見てるぞ!
アニメのユベルちゃんが僕に話しかけてるぞ!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
いやっほぉおおお!!僕にはユベルちゃんがいる!!やったよマテリアルドラゴン!!ひとりでできるもん!
あ、最終形態のユベルちゃああああああああああああああん!!いやぁあああああああああああああああ!
あっあんああっああんあトマト様ぁあ!!デ、デブリ!サンブレぇえええええ!!!リミリバぁぁぁあああああ!
ううっうぅうう!!俺の想いよユベルへ届け!!専用デッキのユベルへ届けええええぇぇぇぇぇぇぇえええ!!!

「ダーク・アームド・ドラゴン」
Rare → Ultra
自分の墓地の闇属性モンスターが3体の時だけ手札から特殊召喚でき、墓地の闇属性モンスター1体を除外してカードを1枚破壊できる。
1ターンの効果使用制限は無く、要するに相手のカードを一方的に3枚破壊して攻撃力2800で戦闘できるという超凶悪カードである。
現在では制限カード化されているが、それでも非常に強力な1枚であり、まさに「当然の昇格」と言うべきであろう。

「超融合」
Super → Ultra
相手モンスターも含めたフィールド上のモンスターを融合素材にできる融合カード。
当時はネタ以外の使い道がまるで無かったが、現在では簡単に融合できる属性HEROが登場し、非常に強力なカードとなっている。
強さ的には納得の昇格であり、これを機にHEROデッキを組んでみるのも良いかもしれない。

LIGHT OF DESTRUCTION (2008年2月23日発売)

「ライトロード・サモナー ルミナス」
Normal → Rare
手札を1枚捨て、墓地の★4までの「ライトロード」モンスターを1体特殊召喚する。
ライトロード展開の基本となるカードであり、そのシンプルかつ強力な能力は【ライトロード】デッキの大きな強みである。
専用デッキでの採用が基本であるが、強力なテーマのキーカードなので、納得の昇格であろう。

「ライトロード・ハンター ライコウ」 Normal → Super
リバース時にフィールド上のカードを1枚破壊し、さらにデッキの上からカードを3枚墓地に送ることのできるカード。
あらゆる種類のカードを破壊することができ、また「ジャンク・シンクロン」などとも相性が良く、除去の基本として幅広いデッキに投入することができる。
今回、ノーマルからスーパーへの2階級昇格となったが、むしろこれはウルトラレアでも全くおかしくないほどに強力なカードである。

「剣闘獣ガイザレス」 Normal → Super
「剣闘獣ベストロウリィ」を含む2体の剣闘獣を素材とし、「融合」なしでエクストラデッキから特殊召喚できる。
特殊召喚時にカードを2枚破壊する能力を持っており、このカードの破壊力を如何に活かすかが【剣闘獣】デッキの基本となっている。
【剣闘獣】は、かつて世界大会でも優勝したことがあり、今なお新しい使い方が研究され続けているデッキであるため、昇格は妥当というものであろう。

「ソーラー・エクスチェンジ」 Normal → Super
手札から「ライトロード」モンスターを墓地に捨て、デッキからカードを2枚ドローした後に上から2枚を墓地に送る。
ライトロードに必要な手札交換と墓地肥やしを同時に行うことのできるカードであり、専用デッキには3積み必須のカードである。
しかし、特別に目立つわけでもないこのカードが一気に2階級も上がるとは、やや微妙な気分である・・・。


 ・・・と、こんな感じで。
 なんか、一部微妙な感じのラインナップも漂っているが、まあその辺りは個人の好みによるものであり、全般としては昇格勢に不満は無いように思えた。逆に、「Volume.1」では83枚、「Volume.2」では163枚という大量のカードが再録されずに絶版となってしまったが、まあこれは元から存在意義が微妙なカードばかりであったため、むしろ良いカードが当てやすくなって歓迎というものだろう。
 ――そんなわけで、環境は「甲虫装機」とか「聖刻」とかいうわけの分からないチートが暴れ回っており、しかも「サイクロン」*3「リビングデッドの呼び声」*3がOKという意味不明な噂は聞くものの、今も遊戯王は面白くなりつづけているため、現役で遊べているプレイヤーは幸せである。というわけで、今後の展開にも期待できる・・・と言いたいところであるが、まずタッグフォース7は発売されるのだろうか・・・?

(2012年5月12日) 171 PV

登録タグ/ 遊戯王カード
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