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【花粉症】SgiSgi / やり込みinFF

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管理人の日記
「春風のどこがサワヤカなものか!」

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 さあ今年も花粉症の季節がやってまいりました!GYAAAAAAAAAAAAAAAAQWSEDRFTGYHUJIKOLP;!!!!!!
 まったく、去年の日記にも書いた通り【2011/3/9】、俺はこの年になって花粉症にかかるようになってしまった。その症状はそれはそれは苦しいもので、いくらティッシュでかんでも無限に鼻水が湧いてくる。しかも、発生する時間にもバラツキがあって、どうやら寝起きには事態が重くなりやすいようだ。といわけで、酷い時には起きたと同時にクシャミ&目ショボショボ攻撃が飛んできて、いきなりやる気と体力が無くなってしまう。二度寝をしようにも、「前日から鼻が詰まっている」→「寝る時に口で息をしなければならない」→「喉がガラガラ」というコンボ攻撃を受けているため、どうにも上手く寝れない。結局、ショボショボの目をこすって更にショボショボにした上でひたすら鼻をかみ続け、症状が軽くなるまで耐えるしかないのである。一応、パブロン鼻炎カプセル(※管理人愛用の鼻炎薬)も使っているのだが、最近では効果が微妙になってきてしまった・・・。
 ――そんなこんなで、快晴の日の朝なんかは、外のさわやかさに反して、心はとても邪悪な気分になってしまうのだ。これでは快晴ではなく不快晴である。逆に、雨が降っていると花粉の飛散量は少なくなって非常に過ごしやすくなるため、俺はテンションが上がるのである。その他、最近は地震さんが荒らぶっていて、東日本の各地でやや規模の大きい地震が発生しているが、もちろん地震が起こると花粉が飛ぶため、その日が気象予報士的に良い天気だとこれまた邪悪な気分となってしまう。なぜ、地球さんはそこまで我々に試練を与えるのか・・・。

 ところで、この花粉症の原因は、ご存じの通りスギ・ヒノキなどの「花粉」である。そもそもスギの木は木材として非常に有用であり、その用途で日本全国どこにでも植えられているので、残念ながらこの花粉症から逃げることはできない。【林野庁のデーター】によると、驚くべきことに大半の都道府県では森林に占めるスギ・ヒノキの割合が30〜50%にまで達している。北海道さんが頑張って全体の割合を押し下げてくれているが、結局それでは他の地方はどうにもならない。花粉症持ちにとっては、森は腐海なのだ。焼き払え!!!!
 ・・・ちなみに、そこまでスギが日本中に広まっている理由は、上で書いたように木材として便利なこともあるし、森を伐採した後に植林用として植えられたということもある。というのも、開発などで山の木を切り倒してそのままにしておくと、様々な環境の悪化に繋がるため、とりあえずはスギの木を植えて森の体裁を整えておくということなのである。あの、綺麗な二等辺三角形が大量に並んでいる山は、まさに「自然」でも何でも無い、人工の森なのである。しかし、そんな高度成長期に大量に植えられた杉が、まさか何十年か後に人々を苦しめる結果になるとは、当時は思いもよらなかったであろう。これも、経済発展だけを是としてきた人間たちの「罪」なのかもしれない。・・・と悟ってみたところで状況は何も変わらないので、何らかの手を打ってほしいものである。環境を守るために汚染物質を撒き散らしては意味が無い。竹にしてください!竹に!!
 ・・・やれ、近年では「花粉が少なくなるスギの木」の研究も進んでいるようだが、残念ながら杉は1世代で30年くらいは掛かるため、結果が出るのには遙か時間が掛かる。遅い、遅すぎる・・・。部屋に引きこもっていればというところであるが、残念ながら家から出なくても余裕で花粉症にかかる。いい加減に働けということなのであろうか・・・。

 そんなこんなで、去年から花粉症を起こすようになった俺には、春は呪いの季節と化してしまった。「杉並区」とか、もう名前を聞くだけで苦しくなってくる。幸いにも昨日今日は雨であったため、窓を開けて部屋の空気をしっかりと入れ替えておいた。これからもその天気が続いて欲しいところであるが、明日は晴れということで起きた瞬間に行動不能が確定するであろう。
 ――さて、この花粉は4月ほどまで続くとされており、それまではこの苦しい時間が続いていく。そしてそれが終われば5月ということでもう暑い。それが終わって秋になっても、過ごしやすいのは1ヶ月程度で、その後は苦しいほどの寒さが続く。以降繰り返しである。まったく、最近は口を開くと猛暑に寒波にてんてこまいだ。今までの日本人は甘やかされてきたのであろうか・・・?

(2012年3月18日)

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